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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

京都「祇園祭」の「前祭」。山鉾巡りも汗びっしょり…人気の山鉾には長蛇の列

2024-07-16 | 京都
「わ~人がいっぱい!」。「祇園祭」の京都は、今、人々の熱気にあふれています。

7月17日の「前祭」の山鉾巡行のための、23基の山鉾が、四条通烏丸エリアを中心に、室町通り、新町通などにその雅な姿を誇らしげに表しています。

「今年もいろいろ見物しよう~」と毎年、訪れるミモロ。でも、京都のお友達には「え~また行くんだ~」と言われます。
京都三大祭の「祇園祭」は、「八坂神社」の祭事で、室町や新町といった京都の織物を支えた地域が中心に行うもので、他の地域の人たちは、実は関わりがないのです。もちろん観光客が落ち込む、猛暑の時期、観光業界にとって大きな収益を生む祭であり、他の「葵祭」「時代祭」とは比べようもない事業規模です。でも、それは観光業に係る人にとってのことで、多くの一般の人は、「若い頃は、行った~」とか「子供が小さいときに行った~」と毎年、行くものではないことがわかりました。

つまり、ニュースなどを見ると、すべての京都の人が「祇園祭」に関わっているように見えますが、実は、京都市街地の一部で、他は、静か…「関係ない…」って顔してる京都人の実に多いことか!

山鉾巡行見物も、テレビで見るという地元京都人…
「地元の人は、関係者が行列に参加していない限り、見に行かない…」との声も多数。なので、ミモロも「後祭」の24日の巡行へ、「やっぱり「大船鉾」が動く姿、大好きだもんね~」と、猛暑でも出かけるミモロです。

「さすが蟷螂山って大人気だね~」と。カマキリの山で知られる「蟷螂山(とうろうやま)」。

その厄除け粽の授与には長蛇の列。「もしかしてミモロちゃん・・・久しぶり~前に厄除け粽づくりのお手伝いに来てくれましたよね~」とご町内の方が覚えていてくださいました。「はい、この頃お声が掛からなくて…お手伝いしたいのに…」とミモロ。「う~実は、前より粽の数が少なくなって、作るのに人手がそれほど必要ないんです」と。「え~そうなんだ~でも、いつでも呼んでね~」とご奉仕がしたいミモロ。「う~15日中には、全部なくなってしまうかも…」とご町内の方。それほど多くの数がないということです。

「カマキリのおみくじにもみんな並んでる~」

カラクリ人形のカマキリ…あまり頻繁に動かせないという事情もあり、おみくじを受けるには、かなり時間が掛かります。
「昔は、すぐに引けたのにね」とミモロ。そう、ここ10年で、いろいろ事情も変化しています。

近年、言われるのが、厄除け粽の将来…。笹の生産量、および粽の作り手の減少が、厄除け粽の将来に影響が及ぶと懸念されています。「蘇民将来の子孫也って、いうお札、粽の将来も守ってくれないと!」と思うミモロです。

「蟷螂山」をはじめ、ミモロは、足の向くまま気の向くまま、山鉾を巡ります。
「あ、クマちゃんも浴衣着てるんだ~」と「霰天神山」で記念撮影。
 
「あの~ネコなの…」「あ、ごめん!ホントネコちゃんだね~」と優しい浴衣のお友達。
「岩戸山」「鶏鉾」「綾傘鉾」など、人の流れに沿うように進みます。

「ここは外せない…」というのは、「前祭」の〆の鉾「船鉾」です。


「前祭」も「後祭」も山鉾巡行の〆は、船の形をした鉾。鉾先には、金色の鷁(ゲキ)という神様の鶏が…

両方とも、神功皇后がご祭神。「妊娠中でも戦いに向かい、きっちり仕事をして、出産もしたという、今や、女性の憧れの姿だよね~」とミモロ。

人の流れが途絶えたところで、ゆっくり鉾を見学…。
 
すべて縄だけで、組み立てる山鉾…その結び目も芸術的です。
「縄で締めるって、振動の吸収効果高いよね~」とミモロ。移動中の振動や揺らぎを、縄が吸収…釘なら、壊れる可能性もあるもの…また、縄は、最後を切って、その藁は、畑などに…SDG’zです。さらに鉾や山にも傷が付きません。~長期間使い続けようとする昔の知恵ってスゴイです!

今年は、山鉾は、ずっとビニールの雨除けが被されています。

「突然、雨降ってくるんだもんね~」と。ミモロの持参は傘は欠かせません。

16日の宵山…夜遅くまで多くの人で賑わう京都の町…

それぞれの記念品も残り少なくなっています。

「夜は、若い人と外国人観光客でいっぱいなんだって…」と、ミモロ。飲食店は、コロナ以来の本格的な賑わい。
くれぐれも熱中症にご用心!


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「祇園祭」の前祭の山鉾曳き初め。人で賑わう四条河原町でランチ

2024-07-14 | 京都
「よいしょ!」ミモロは、力を込めて綱を曳きます。

7月12日、「祇園祭」の山鉾が建ち並ぶ四条通では、今年初めて、山鉾が動きました。

京都三大祭のひとつ「祇園祭」で、最も多くの観光客が見守るのは、7月17日に行われる前祭の山鉾の巡行。
それに先立ち、12日は、建てられた山鉾の試運転である「曳き初め」の日。

ミモロが、四条通に到着したとき、すでに鶏鉾や月鉾などが曳き初めを終えていました。

本番の17日の山鉾巡行は、男の人が綱を曳き、女の人は触れることができません。でも、「曳き初め」は、老若男女問わず綱を曳くことができるのです。すでに何度か、いろいろな山鉾で曳き初めをしたことがあるミモロです。

「もう終わっちゃったんだ~」と今年は、間に合わなかった思い、せめてそばで見ようと、室町通に会所をもつ「菊水鉾」が四条通を渡るところへ。


ミモロが、室町通の角から、人の波に押され、北へ入った時に、ちょうど「菊水鉾」がミモロのすぐそばに…

次第に近づく「菊水鉾」…ミモロは、その綱を曳く人の間に…


「あれ?綱が目の前にある…」

そこで、その綱を曳くことに…鉾の先頭で綱を曳くタイミングを指示する「音頭取り」の声に合わせ、ミモロも綱を曳くことに…「よいしょ!」


通常、人気の山鉾の曳き初めに加わるのは、大変なのですが、人の流れに乗ったミモロは、小さいこともあり、途中から曳き初めに加わることになりました。

「あ、前掛けは、布袋様かな?」

動く美術品と言われる山鉾…その胴には、緻密に織り上げられた段通などが飾られます。

無事に会所に戻った「菊水鉾」。

町内に昔からある名水「菊水井」にちなみ、会所には、お茶席が設けられ、抹茶とお菓子を頂けます。

「なんかお腹空いちゃった~喉も乾いたし…熱中症になると大変だから、どこかでランチしようよ~」とミモロ。
遅いランチを頂いたのは、四条河原町の交差点のそばにあるサラダの店「サンチュ」
「まだランチ間に合う…」
ランチタイムは、15時まで、「こういう遅い時間までランチしてるの助かる~よかった~今日は入れる…」と、人気店でいつも満席…時間をずらしたので、この日は入れました。

「あ、ミモロちゃん、久しぶり~もう祇園祭の時期になったんですね~」といつも優しい笑顔のお店のシェフのみなさん。

カウンターでお話しながら、ランチを頂くミモロでした。

四条河原町の交差点にある「高島屋」。その1階には、「祇園祭」の特設コーナーも。


そこにいる「高島屋」のマスコットキャラクターのローズちゃん。「京都だから舞妓姿なんだ~可愛い!」と一緒に記念撮影をしたミモロです。


17日の夜、「八坂神社」から神輿が、「高島屋」の並びの「御旅所」に入ります。24日の夜に、再び神社に戻るまで…
「この1週間、神輿がすごく近くで見えるんだよね~」と。町の中心地で過ごす神輿も、なんとなく楽しそうに見える気がします。

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1年の折り返し。猛暑を乗り切る食を学び、「夏越大祓」で清める日々の穢れ。

2024-06-30 | 京都
6月30日…京都の各所の神社では「夏越の祓い(なごしのはらい)」の神事が行われます。

「大祓」とは、1年に2回、6月と12月の末日に、暮らしの中で、知らず知らずのうちに沁みついた心の穢れや罪を浄め、それ以降の暮らしを清々しく過ごすための先人の知恵。

身の汚れを移した人型に名前と年齢を記入し、神社に納め、穢れを浄めて頂きます。

車のお清めも…必要な人には…

神社には、「茅の輪」という茅や笹で大きな輪が作られて、参拝者は、その中をくぐり心身を浄める「茅の輪くぐり」を行います。


ミモロは、6月末のある日、「平野神社」を訪れた時、ちょうど茅の輪が完成したところに遭遇。
そばにいらした方に「あの~くぐってもいいですか?」と伺い、「はい、今できたところ…あなたが一番ですよ~」と。
さっそく茅の輪くぐりをすることに…


できたばかりの茅の輪からは、みずみずしい香りが漂います。

「まだ誰もくぐってないから、まっさらだよね~」と、茅の輪のまわりを八の字に3回まわり、その後、本殿に参拝。

6月30日は、いろいろな神社で、「大祓い」の神事が16時頃に行われるところが多いよう。

さて、毎年、夏は、全身毛皮のミモロにとって過酷な季節。

ちょっと動いても、汗が毛皮を濡らします。

しかも年々その暑さは厳しくなり、30度以上の日が連日続き、10月近くまで夏のよう…
「もうダメ~」というミモロは、時々、冷蔵庫で体を冷やします。

冷蔵庫が温まるから、開けっ放しはダメでしょ!「でも~」とつい冷たい飲み物を欲しがるミモロ。

夏は、本当に体調を崩しやすい季節…そこで、6月のある日、以前伺った漢方薬の老舗「亀田利三郎薬舗」の亀田彩子さんが主宰する「漢方養生講座」に伺いました。

漢方養生指導士、漢方上級スタイリスト、養生薬膳アドバイザーなど…漢方を暮らしの中で上手に活用する方法を教えてくださいます。

「ミモロちゃん、肌や舌の具合はいかがですか?」と亀田さん。大きな鏡を前に、舌を出したり、肌の具合をチェックします。

「大丈夫そうですね~汗はかきますか?」と。
「はい、もうぐっしょり…」汗をかくことは、熱が体内に籠りやすい夏には、大切なことだそう。

7月の土用が近づくと、梅雨の湿気が体に残り、肌に疲れが出たり、体力の低下がみられるそう。
「うん、ミモロの毛並みもなんか乱れがちなの…ママは、顔がたるんだり、むくみがひどいって言ってる…まぁ、歳のせいもあるけどね~」と余計なこともいうミモロです。

でも、事実、ムンムンとした湿気とまとわりつくような暑さは、歳を重ねるごとにシビアに…。
「まぁ、最近は、暑さが尋常ではありませんからね~」と亀田さん。

ともかく、この時期大切なのは、体を大切にする「食」に気を付けること。
「本当に『食』は、何よりも気を付けたいものなんです!」と。

消化器官が弱りやすく、貧血にもなりやすい時期なので、「う」のつく食材を意識するといいそう。
うなぎ、梅干し、うどんなどもおすすめだそう。

さらに貧血を予防するために、タンパク質も大切…大豆タンパクの品々のほか、ひじきやあさり、かれいなどもおすすめ。
「ミモロ、ひじき大好き!」そう、海藻好きのネコなのでした。

毎日、ごはんにひじきを掛けて食べるのが、ミモロのお気に入り…変なネコ…

講座の最後には、亀田さんの料理を頂きます。
 
豚ヘレ、クミン、ミント、枝豆、シソ、柚子など、いろいろな食材が美味しく頂けるお料理。

「こんなにいろいろな食材を使うお料理、ママできない…」と私をチラリを見るミモロ。

旬の食材は、とても有効。

トマトも積極的に食べたい食材…「最近、価格下がってるよね~」とミモロ。京都では、いろいろな場所に畑があって、そこでももぎたてのトマトなどが購入できたり…。

「ミモロちゃん、冷たい飲み物をたくさんとらないようにね~」と亀田さん。
暑さをまずしのぐために、家に戻ったら、口の中を水ですすぐと暑さを感じることがやわらぐそう。
冷たいものを一機に飲むのではなく、口の中を冷やすこと…胃腸への負担を軽減できるのだとか。

「はい、食べ物気を付けます~」とミモロ。

「ふ~涼しい~」あ、また、冷蔵庫に行ってる~

中に落ちたら冷凍ミモロに…目が離せません。

どうぞ、今年の猛暑も、ご無事で過ごされますように…

京都の夏は、正直言って過酷です!(東京出身のミモロのママ)

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2年以上の及ぶ改修工事を終了した「京都競馬場」。花火イベントの前に場内を見学…

2024-06-28 | 京都

6月26日の夕方、ミモロは、淀にある「京都競馬場」を訪れました。


「ここに来るの久しぶり~」と馬好きのミモロは、何度かかつて訪れたことがあります。

2025年に100周年を迎える「京都競馬場」。その記念事業の一環で、施設の整備工事が行われ、2020年11月の「菊花賞」の後、2023年3月まで、競馬開催はお休みになっていました。
「新しい競馬場行ってみたい~」と思っていたミモロ。この日は、「京都芸術花火2024」が開催されるので、その前に、見学しようと…

京阪電車「淀駅」から、直結している「京都競馬場」。
「花火の入場チケット持ってないと、入れないんだって~」

通常、競馬が開催されるときはないチェックポイントです。

改修工事が行われたのは、競馬を観戦するスタンドをはじめ、出走する馬が見られるパドック、また馬が過ごす厩舎など、より効率的に作業が行え、また快適に過ごせるスペースへと整備されたのです。


「競馬場って、広々してて気持ちいいね~」と、美しく整えられた芝生エリアへ。


「あ、お馬の像~」凛々しい姿の競走馬の像が訪れる人を迎えます。


改修工事でより出走馬の様子がよく見えるようになったパドック。以前の円形から楕円形に変更。その距離も1周140mと以前より長くなっています。

周囲から、よく見えるようにもなりました。
「でも…馬がいない~つまんないの~」とミモロ。そう、この日は、花火イベントのため、競馬関係のスペースは、閉鎖され、もちろん、馬の姿は、どこにもありません。
「馬がいるときに、また絶対来る!」というミモロでした。

「レストランもやってない…」。そう、競馬場に常設の飲食店も休業、かろうじて、コンビニだけが営業していました。

時間を持て余したミモロは、「ここにお詣りしよう~」と、競馬場の敷地内にある神社へ。

「馬を守ってくれる神社だよね~」
そばにある大きな石は、「馬頭観世音菩薩」で、馬たちの御霊を祀ります。

競馬ファンは、ここに参拝し、競馬に臨む人も…。

また、今回の改修工事で、さらに整備された日本庭園。

外国人観光客が盛んに撮影を…。「競馬場に日本庭園があるのって、京都らしいかも…」

「あ、関守石だ~ミモロ、この作り方知ってるもん!ここから先は行っちゃいけないんだよ~外国人観光客わかんないよね~」と。茶室などに置かれる石ですが、さすが意味を知る人は、外国人観光客には、いないよう…


さて、以前にも訪れたのが、「ライスシャワー碑」。
この日も花が手向けられています。


菊花賞、天皇賞、G1に優勝した名馬「ライスシャワー」。種牡馬としての引退を前に、6歳の時のラストランとなった京都競馬場で開催された「宝塚記念」で、悲劇が…。多くのファンが見守る中、レース中に骨折し、予後不良と判断され、苦しみを避けるため安楽死が選択されることに。

「疲労骨折しちゃったのかな?細い馬体だったっていうし…」と、この碑の前に来るたび、その悲劇を思うミモロです。
ライスシャワーも苦しかったでしょうが、彼とそれまで関わって来た人たちの悲しみは、本当に深いもの…。
「だから、この慰霊碑があるんだよね~」とミモロ。
今も、多くの人の心に残る名馬です。

スタンドに行き、レースを想像します。


「前にここに来たのは、もう数年前になるんだね~「キタサンブラック」の引退式で、武豊さんと北島三郎さんも見ちゃった~」。実は、ミモロは、今回で4回目。「でも、レースないから、馬が走るとこ見られない…」
あのね~今日は、花火を見に来たんでしょ!

場内の大型ビジョンには、いろいろな花火の映像が音楽と共に映し出されます。


パドックのそばのスペースでは、花火のイベントを盛り上げる和太鼓の演奏も…。


さぁ、気持ちを花火に切り替えて…
「うん!もうすぐかな???」

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近代の剣道の発展に尽力なさった剣聖内藤高治先生。その命日に行われた「顕彰する会」の法要と交流の集い

2024-04-14 | 京都
満開の桜が山を彩る「金戒光明寺」。

4月9日…ちょっと肌寒い天候ながら、ミモロは、勢いよく石段を上ります。

目指すは、山頂にある内藤高治先生のお墓です。
 

毎年、命日に行われる法要…それを主催するのは、「剣聖内藤高治先生を顕彰する会」の方々です。
内藤高治先生は、以前もお話したことがありますが、新政府の明治時代になり、剣術が衰退する時代へと大きな時代の変化を迎えます。

しかし、剣術は、身心を鍛える大切な日本の文化であると、多くの人がその存続を模索します。
そこで、剣道の存続に、内藤高治などが、その一役を担います。

東京に居た内藤高治は、「京都に来て欲しい!」との要望に応え、剣道のために、京都でその生涯を終えるまで過ごします。

多くの弟子を育てた内藤高治先生…その墓所を作るために、多くの弟子たちが、墓石を山の上まで運びました。


この写真を見るたびに「内藤先生って、本当に多くの人に尊敬されていたんだね~」と思うミモロです。

毎年、命日にお墓の前で行われる法要。

「剣聖内藤高治先生を顕彰する会」の方々がお墓の前に集います。


今も、内藤高治先生の偉業を敬う方々です。


法要の後に、菩提寺である「金戒光明寺」の塔頭の「栄摂院」へ移動し、そこでも位牌に参拝しました。
 

続いて内藤高治先生のお話で交流を深めるためのお食事会へ。
今回、会場をなったのは、「旧武徳殿」のそばにある「京都ハンディクラフトセンター」のレストラン「匠 正阿弥」です。

6階に用意された会場からは、「旧武徳殿」を望むことができます。


「法要の後のお食事も楽しみだったんだ~」というミモロ。
献杯の後に、季節の食材が味わえるお食事を…
 

「みんな剣道や居合道の修行を積まれた方々ばかり…すごいね~」と、なぜここにミモロが参加しているのか不思議なくらいのメンバーさんたち。
内藤高治先生の書にご縁があり、お手元にある掛け軸を見せて頂きました。

なんでも還暦の時の書だそうで、「まだまだこれからも修行をしていこう!」という意味の言葉だそう。

「いつまでも、修行をしなくちゃね~」と、ミモロ…一体なにをするつもり???

「旧武徳殿」の西側には、内藤高治先生を顕彰する石碑があり、剣道をなさる国内外の方が訪れます。
 

毎年、御命日に行われる法要…現在の剣道の礎を築かれた内藤高治先生を思う1日でした。

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