goo blog サービス終了のお知らせ 

ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

秋の朝のお散歩。京都鴨川の上流の高野川沿い。大きな亀の飛び石で遊ぶミモロ

2023-10-07 | 京都

「ふ~いい気持ち~川の風も涼しく感じる~」というミモロ。

この日、久しぶりに朝のお散歩に出かけました。

鴨川が、賀茂川と高野川から合流する出町柳から、この日は、上流へ向かいます。
大原方向に流れる高野川沿いに、トコトコ歩くミモロです。


このところ、急に涼しくなって、川沿いに続く桜並木も、日増しに、色づき始めています。

「もうすぐ、山も紅葉に彩られるね~」と、遥かに望む北山の景色の変化を感じているよう…。

「あそこに行ってみよう~」とミモロが向かうのは、高野川にある亀の飛び石。


京都の町を流れる鴨川。その二条大橋から上流に6カ所の飛び石が置かれ、橋を渡らず、その飛び石を渡り、対岸に行けるようになっています。

二条大橋のそばには「船」と「千鳥」。荒神橋には「亀」。そして出町柳の賀茂川と高野川が合流するデルタの先には、「亀」と「千鳥」。賀茂川の上流に向かって「三角おむすび」と「円柱ブロック」。高野川の高野橋そばには「亀」の飛び石があり、観光客の撮影スポットとして人気です。

そもそもこの飛び石は、河床の安定を図り、流れを整えるために設けられた横断構造物(帯工)の上にコンクリートブロックを配置したもので、人が渡るのは、二次的な役割なのです。20年ほど前に、河川環境整備の一環として設置されたものが、今は人気のスポットに…。

「着いた~」

ミモロが、渡ろうとしているのは、そのひとつ高野川の「亀」の飛び石です。

ピョンピョン…さすがネコ、飛び石を次々にジャンプしながら渡ります。

「だって、ここ渡るの馴れてるもの…」と。

落ちないようにね~見ている方がハラハラします。

「大丈夫だよ~」と平気な顔のミモロ。立っているのは、亀の頭の上…

風が吹いたら、川に落ちそう…流されたら、キャッチするのがむずかしそう…どこかに引っ掛かることを期待することに。

「あ、鳥が水浴びしてる~」

鴨や鷺が、のんびりと過ごしています。「こういう景色がすぐお家の近くで見られるっていいね~」
そう、自然豊かなところも京都の町の魅力です。鳥たちを眺めていると…

「いい気持ち~」とミモロの声。

亀の頭を枕に、ひと休み…

晴れているときは、渡れる飛び石も、雨がたくさん降ると、川の中に沈んで見えなくなります。
「台風や大雨で、川の流れが激しくなると、本来の役割を発揮して、流れを分散させたりするんだって~」
そう、飛び石の上を渡るのは、川が穏やかな時だけ…
「よく台風の時は、亀さん、激しい流れの中で頑張ってるよね~」と。そういうときは、川に近づいちゃダメでしょ!

この日は、10分ほど、亀で遊んだミモロ。お腹空いた~」ということで、川沿いを下流へと戻ることに…

途中…「赤いお花だ~彼岸花だね~」


川沿いの河川敷には、いろいろな植物が…その中で、今は彼岸花が、川沿いを走るランナーやお散歩する人の目を楽しませています。

他にも、いろいろな草花が…

「川沿いを歩くだけで、植物観察いろいろできるね~」

四季折々、いろいろな植物が見られるのは、お散歩の楽しみのひとつなのです。



<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年に開園100周年を迎える「京都府立植物園」。ロゴマークデザイン投票9月10日まで

2023-09-07 | 京都

2024年開園100周年を迎える「京都府立植物園」。それを記念してロゴマークを投票で決定することに。


3つのデザイン候補から、投票します。

ロゴマークの候補は、元嵯峨美術大学教授のデザイナー池田泰子さんの手によるもの。
9月10日17時までに、専用ウェーブフォームか、植物園の投票用紙で投票します。


結果は9月23日に植物園で発表され、選定されたロゴマークに投票した人の中から10名に記念品が贈呈されます。
*「京都府立植物園」の詳しい情報はホームページで

ミモロもさっそく投票します。
「う~どれにしようかな?」としばらく考えて…

「これにしよう!」投票箱へ


さて、この日、ミモロが植物園を訪れたのは、京都市内に久しぶりにまとまった雨が降った日。

その雨が上がったのは、すでに15時を過ぎていました。
植物園に入園できる時間は、16時まで、なんとかギリギリ滑り込み…。

「誰もいないね~」と、広い園内には、ほとんど人の姿がありません。

いつもは、子供たちの声が聞こえる場所も、この日は、ミモロが独り占め。

好きな遊具に待たずに、何度も遊べます…初めは、楽しそうに遊んでいたミモロも…
「誰もいないの、つまんない~」と、急に寂しくなったよう。
人の姿は、オブジェしかありません。


「他の場所行ってみよう~」と、植物園の芝生広場へ向かうことに…


「わ~芝生が雨でイキイキしてる!」

本当に久しぶりのまとまった雨で、今まで強い日差しと猛烈な暑さで弱っていた植物は、すごくうれしそうに、そのパワーを蘇らせています。

ミモロは、雨を含んだ芝生の上を走り回ります。

「なんかお尻がムズムズする…もしかして芝生育ってるのかな?」と、芝生に座ったミモロ。
今まで、頭を垂れていた草たちも、いっせいに空に向かって頭を上げてよう…それがミモロのお尻をチクチクと…

この雨で、本当に植物が蘇ります。
「あのザクロも、もうすぐ食べごろかな?」


水を含んだ植物園…そして誰もいない植物園・・・

ミモロどこ?
「ここだよ~」と、切り株を次々に飛び回ります。


「ホントに、雨降ってよかったね~」と、今まで、あまりの暑さで来れなかった植物園です。

「みんな元気になりますように…」と、

「もう閉園の時間だ~」と急いで出口へ


誰もいない植物園を堪能したミモロです。


賀茂川には、上流からの流木も…
「また、明日は暑くなるんだって…でも、京都市内には、もう少し、雨が降るといいのに…それも一度にいっぱいじゃなくて、ほどほどに…」


川辺には、赤とんぼがたくさん飛んで、秋が来ていることを教えてくれました。

<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大船鉾のお守り、どうですか~」と、祇園祭の宵山でお手伝いするミモロ。

2023-07-24 | 京都

「今日は、ここでご奉仕してるの~」と、7月23日の「祇園祭」の後祭りの宵山。


毎年、「NPO法人京都の観光文化を考える会 都草」のメンバーとして「大船鉾」でご奉仕しているミモロ。


今年は、2日間、ご奉仕しました。先日は、四条町の会所でのご案内役。そしてこの日は、鉾が建つ、一番北側のテントで授与品であるお守りを担当。
「大船鉾のお守り、どうですか~」と京都弁のアクセントで訪れる人に呼びかけます。


大船鉾のお守りは、ご祭神の神功皇后のパワーを頂くもの。
凱旋の勝利の船である「大船鉾」に由来する「勝守」や女性のパワーアップに注目されるお守り、そして木札守りがあります。


次々に訪れる観光客の波が途絶えると、ミモロの座っている位置からは、「南観音山」と「北観音山」の姿が、新町通の先に見えます。


「この景色いいね~」通りには、時々風が渡り、暑さをしばし忘れる瞬間も…

「あ、ミモロちゃん…ここにいたのね~暑いから気を付けてね~」と、毎年、来てくれるお友達。
 
「うん、ありがとう~暑くて大変だけど、やっぱりお祭りに少しでも関われるって嬉しい!」というミモロです。

2時間半ほど、ミモロは、お守りの授与を…
「はい、ミモロちゃん~ご奉仕お疲れさまでした」と、このボランティア活動を行う「都草」の役員の方。

4日間に渡り、朝から夜まで、ずっとメンバーさんのお世話をしてくださいます。
もう汗びっしょり…「ありがとうございました~どうぞ気を付けてがんばってくださいね~」と挨拶して「大船鉾」を離れるミモロです。

本当に多くの人が関わっているお祭り、山鉾町の人だけでなく、ボランティアの人たちの存在も大きな役割は果たしています。

「お腹空いたかも…」とミモロは、山鉾巡りへお友達を出かけました。
 
このエリアの料理屋さんでは、粽の姿のお寿司なども…「鯖と鮎の押しずしだって…」と興味津々。

蛸薬師通にあるのは、「橋弁慶山」。
 
後祭りの山鉾巡行の一番最初を進む山です。

そして室町通にある「鯉山」へ。

「あ、ミモロちゃん~」と、またお友達に出会います。

小さいにも関わらず、よく見つけてもらえるミモロです。
「暑いから、気を付けてね~」と励まされるミモロ。今年は、本当に天候に恵まれて、雨で山鉾が濡れることもありませんでした。でも、毎日、観測以来の最高気温を記録する毎日。36度以上の日が続ています。

町には、連日、何度も救急車のサイレンが響き、熱中症で倒れる人が多いのがわかります。

お友達と別れて、ミモロは、さらにいろいろな場所へ。
「これ、可愛い~ミモロサイズの提灯だよね~」とか

鉾が描かれた団扇などにも興味津々。


「明日は、こういう姿で巡行するんだよね~」と「鯉山」の晴れ姿のポスターを見つめます。


さて、24日は、朝9時半から、御池通に並んだ後祭りの11基の山鉾の巡行が始まります。
ミモロは…というと、なんとテレビの前に…


毎年、後祭りの巡行を見物に行くのですが、さすがに今年の暑さは、毛皮のミモロには、厳しいよう…
「やっぱりお家で、解説聞きながら見るようにする~」と。

36度を超える暑さ…巡行で進むアスフェルトの通りの厳しい照り返しは、体感気温は、さらに…
本当に祭りに従事なさる皆さんのご苦労は、図り知れません。

京都人の根性!とも言われる「祇園祭」。夜は、神輿渡御が行われます。

家で見ているミモロでした。

<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023ミモロの祇園祭。後祭りの山鉾巡り。屏風祭などで、珍しい品々を拝見。

2023-07-23 | 京都


7月24日に山鉾巡行を行う「祇園祭」の後祭りの山鉾11基が、通りに建ち並びました。

ミモロは、「大船鉾」でご奉仕してから、山鉾巡りに出かけることに。
まずは、新町通に建つ「南観音山」へ。後祭りの山鉾で、大きな山車4つのうちの一つです。


赤い水引が美しい山で、先端に聳える松には、鳩が止まっています。

「あそこ、巡行の時、景色よく見えそう…ベストポだよね~だよね~少し揺れるけど…」とミモロ。

祇園祭の山鉾には、周囲を囲む織物や絨毯に、さまざまな動物が登場します。
獅子や龍、鳳凰、雉、鳩、馬、ラクダ、麒麟、鶴、鯉などなど、実在および架空の生き物が…
「ねぇ、ネコっていないの?」とミモロ。う!気付かなかった…来年は、ぜひ動物めぐりやりましょうね。
きっと、どこかにネコいるのでは?

「南観音山」の町会所の向かい側では、屛風祭りが…「覗いてみよう~」と窓から中を…

大きな商家のお座敷に飾られた屏風などが公開されています。


窓に張り付いていたミモロに…「おや、ミモロちゃん、今年も会えましたね~」と顔見知りの方が声を…
山鉾巡りをしていると、日頃会えない方に偶然出会えることも…「元気でしたか?」など、しばし立ち話…
「じゃ、またね~」と手を振ってお別れします。


小さいながら、結構、声を掛けられるミモロでした。

同じ新町通の「北観音山」

金色の水引が豪華です。
「この綱の結び方、芸術的だよね~」と山の下を覗き込むミモロ。

綱の結び方も、それぞれ特徴があり、ただ機能的に結ぶだけではないところに、日本人の美意識が…

さらに六角通を越えて、「八幡山」へ


ここでは、町の子供たちがお手伝い。「厄除け粽どうですか~」と声を…

「子供ってお手伝いするの好きだよね~」とミモロ。
幼いころから、大人に混じって、役割を担う経験は、とても大切。夏の貴重な体験は、生涯忘れられない思い出になるのです。コロナ禍で、さまざまな経験ができなかった子供たち…今年は、いろいろな人とコミュニケーションが持てるようになりました。よかったね~

会所に披露される品々は、いずれも大切に守らてきたものばかり。


そしてここでも、近所で屏風祭が行われていました。

中に飾られているのは、素晴らしい金屏風。

そばの解説によると…天明2年(1782)に円山応挙が、ある人の依頼で写した「光琳百花図屏風」です。
久しぶりの公開という貴重なもの。

「まるで町中美術館だね~」と感激するミモロでした。

そこから三条通へ。昨年復活した「鷹山」が聳えます。
 
山のそばで声を揃えて厄除け粽の授与を行っていた子供たち…「あれ?変な子がいるよ~」と一斉にミモロに視線が・・

「あ、こんにちは~」とちょっと慌てるミモロです。

「鷹山」でも食べられる粽がありました。


続いて室町通の「役行者山」へ。

修験道に深い関わりのある役行者。

「不思議なパワーもってるんでしょ!」と、興味津々。
町会所の脇には、役行者の腰掛石が。

なんでも、この石に手をかざすと、体にパワーが蘇るとか…
ミモロもそっと手をかざしてみました。

「あ、お腹空いてるの思い出した!」と、え?胃のパワーがアップしたのかな?
山鉾巡りは、ひとまず、ここで中断し、なにか食べることに…


夜は、提灯に灯がともり、独特の祭りの夜の雰囲気が…
体力が残っていたら、また来ましょうね~暑い夜…くれぐれも体の調子に気を付けて…



<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「祇園祭」の後祭り。「大船鉾」でのミモロのご奉仕…今年もがんばりま~す。

2023-07-22 | 京都


いよいよ「祇園祭」も後半に…。後祭りの山鉾が、京都の町に姿を現しました。

ミモロは、毎年、「大船鉾」という山鉾巡行の一番最後、〆を担う船の形の鉾です。

祇園祭の山鉾巡行では、前祭りでは「船鉾」が、そして後祭りでは「大船鉾」と、船の形の鉾が巡行を締めくくるのです。

つまり「大船鉾」は、山鉾巡行の一番最後に現れるもの。船の形の先端には、今年は「大金幣」が飾られています。
昨年は、金色の「龍頭」で、1年ごとに交代で、その重責を担います。

「NPO法人 京都の文化観光を考える会 都草」のメンバーであるミモロは、毎年、メンバーさんといっしょに「大船鉾」でご奉仕をします。

ご奉仕の内容は、訪れた観光客の案内やお守りや厄除け粽の授与などいろいろ。

今年ミモロが担当したのは、町会所の1階で、ご神体の住吉明神、鹿島明神、安曇磯良神がいらっしゃる場所での案内係です。

「この神様たちは、2階にいらっしゃる神功皇后をお守りする皆さんで、船の鉾らしく海と深い関わりのある神様たちで~す…」など、「大船鉾」について案内します。

観光客が途絶えた時間を見つけたミモロは、「この間に2階で今年の様子見てこよう~」と、2階へ。


そこには、鉾の側面を飾る「下水引」

荒海の航海を表す波濤が、金糸で刺繍されています。

また、鉾の前後に掛けられる「前掛」と「後掛」など、いずれも龍が描かれたつづれ織りです。

「どちらも、見事な作品だよね~動く文化財って山鉾が言われるのがわかるよね~」と、何度拝見しても、その職人技に感動します。

「あ、龍頭くん…今年は、お留守番だね~」と、昨年は、鉾の先端を担った金色の龍。

今年はお留守番なので、訪れた方は、すぐ近くでいっしょに撮影できます。

鉾の中に乗り込んだミモロ。

先端の大金幣がよく見えます。
 

1864年に蛤御門の変で焼失し、2014年に150年ぶりに巡行復活を果たした大船鉾。
鉾ができる前から、ご奉仕をしているミモロは、毎年、その姿を見ると、復活した感激に蘇ります。


その後も毎年、少しずついろいろな部分が修復されています。

「さぁ、持ち場に戻らなくちゃ~」とミモロは、下へ。
そして夕方、この日のご奉仕は終了。

「お先に失礼しま~す。また、23日に来ま~す。バイバイ~」と、他のメンバーさんに挨拶。

「さぁ、他の山鉾見に行こう~」と、「後祭り」の山鉾巡りに出かけました。



<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする