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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

ミモロの京都桜巡り2023。平和を願い世界各地に植えられた「陽光桜」を守る「熊野若王子神社」の「桜花苑」

2023-03-27 | 京都桜の名所

「うわ~キレイ!」と思わずミモロから感激の声がこぼれます。

ここは、京都東山の「熊野若王子神社」の「桜花苑」

この日、ミモロは、琵琶湖疎水沿いに進み、桜の名所である「インクライン」へ。

「わ~観光客いっぱい~」と上から眺めて、「南禅寺」方向へ移動しました。

「南禅寺」にも観光客は大勢…「ここも桜キレイだけど、前にも何度か見てるから…」とチラリを境内を見てから、野村美術館の東側の別荘エリアへ向かいます。

「わ~やっぱり咲いてる~」ここは、ミモロが好きな景色があるところ。
しだれ桜が、閑静な別荘の生垣から、こぼれるように花を垂らす景色が、なんとも素敵なのです。


「南禅寺」まで来たら、ぜひその北側へ歩いてください。このエリアは、明治以降、大阪などの富豪や財閥が別荘を構えた地域。その所有者は時代と共に変わるものの、今も、有名企業が所有し、迎賓館のように使われている建物が多く、一般には公開されていない特別感漂う高級別荘地なのです。

そこから、住宅地の細い道を抜けて、哲学の道へと進みます。
「う~哲学の道って、結構山の中腹くらいにあるから、そこまで上る大変なんだよね~自転車で…」と、この日、ミモロは、自転車で桜をめぐっているのです。

フウフウ息を切らせて到着したのは、「熊野若王子神社」です。

自転車を止めて、まずは、本殿に参拝


「熊野若王子神社」は、熊野詣が大好きだった後白河上皇が、永暦元年(1160)に、紀州の熊野権現を勧請とも、また、平安時代に永観堂を創建したとき、その鎮守社として創建したとも言われます。クニトコタチノミコト、イザナギノミコト、イザナミノミコト、アマテラスオオミカミをお祀りしています。

足利将軍たちに崇敬された神社で、応仁の乱で焼失、豊臣秀吉によって再興されました。

「今年こそ、桜見物するんだ~」と、参拝後、ミモロは、神社の裏山へと向かいます。


裏山には、桜花苑があるのです。看板に従って、山へ続く石段を上ることに…「思ったより、距離ある感じ…フウフウ」と、ここでも息を弾ませて、必死に登るミモロです。

「うわ~こういう場所だったんだ~」

ミモロの目の前に、ピンク色の世界が突然現れました。ここに咲くのは、早咲きの陽光桜という品種。約60本の桜が、すでに満開を迎え、一部が地面に花びらを散らし、一面がピンク色に染まっているのです。

その景色を呆然と眺めるミモロ。

予想以上の見事な景色に、言葉を失って、ただただ見つめています。

さて、この「桜花苑」に植わる「陽光桜」は、世界平和を願う高岡正明さんが、戦後30年をかけて作り出した品種。戦争中、教員として多くの教え子を戦地に送り出した高岡さん。命を落とした教え子たちの鎮魂と戦争のない平和な世界を願い、多くの人が命を落とした戦地でも育つように、さまざま気候に順応する品種の桜をとの思いから作ったのが「陽光桜」です。1981年には、農林水産省に品種登録されました。

高岡さんは、92歳で亡くなるまで、「陽光桜」を世界各国に寄贈し続け、その遺品には、ローマ法王のヨハネ・パウロ2世、アメリカのカーター大統領、韓国の全斗煥大統領などからの感謝状があったそう。

「色の濃い、目立つ桜を見れば、多くの人が世界平和を願うに違いない…」桜を通じ、平和を呼びかける高岡さん。その活動は、全国の有志に引き継がれ、1998年に、ここ「熊野若王子神社」の山に「陽光桜」が植樹されたのでした。


「そんなお話があったんだ~」と、ミモロは、胸がいっぱいに…


「今こそ、世界中にこの桜植えたい!戦争で破壊された町の復興支援を、日本政府はするんでしょ!その時に、この桜も寄贈したらいいのに~」と思うミモロです。

世界に平和の光を…そんな思いから名付けられた桜なのでした。


ぜひ、今年は、この桜に足を延ばしてください!

*「熊野若王子神社」京都市左京区若王子町2 哲学の道の入口です。蹴上駅から徒歩20分。


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ミモロの京都桜巡り2023。京都東山エリアの桜散歩。「知恩院のライトアップ」「円山公園のお花見」

2023-03-26 | 京都桜の名所

「今年もキレイに咲いてる~」と京都東山岡崎エリアの桜を楽しむミモロ。

琵琶湖疎水沿いには、ソメイヨシノが、ピンクのラインを作ります。身を乗り出して眺めるミモロ。落ちないで~「大丈夫!」としっかり足を踏みしめています。


昨年より開花が早い京都の桜。なんとか3月いっぱいは楽しめそう…

京都でも桜が多い東山岡崎エリア…ここの魅力は、美術館やレストラン、神社仏閣と京都の文化・観光のポイントが徒歩圏内に集まっていること。「京都の中では、都会的な桜見物ができる場所だよね~」とミモロ。
短時間で、京都の桜の魅力をいろいろな感じで楽しめたいという人には、おすすめ!!!

祇園エリアに流れる白川沿いにも桜が彩ります。


夕暮れが迫る時刻に…ミモロは、「平安神宮」から「円山公園」方向に続く神宮道を進みます。


「あ、ライト着いたよ~」
3月24日~4月2日まで「知恩院」では、ライトアップおよび夜間特別拝観が行われます。

国宝の三門楼上も公開。「上から桜見えるかな?」と、春には9年ぶりの公開になります。

ミモロは、桜が美しいお庭の「友禅苑」へ。


三門の南側にある「友禅苑」は、友禅染の祖と言われる宮崎友禅斎の生誕300年を記念して造営された昭和の名庭園。

池泉式回遊庭園と枯山水の両方が楽しめるお庭で、そこには大きなしだれ桜があるのです。

「わ~なんか別世界にいるみたい~」ミモロの周りには、風が吹くと、ハラハラとピンクの花びらが降ってきます。


庭園内の至るところで、ライトアップされ、その姿を夜の闇を背景に浮かびあげる桜のなんと妖艶なことでしょう…


眺めるミモロの顔も、ピンク色に染まり、桜の色に酔っているように見えます。


「あれ?鯉が泳いでる…」ミモロの足元には、プロジェクションマッピングの映像が…

池のない場所も、この夜は、池に変身。

夜の祇園を楽しむ前に、ぜひまずは夜桜見物を…この時期だけの特別なひとときを見逃す手はありません。

*「知恩院」の詳しい情報はホームページで

ここまで来たら、もちろん向かうのは、円山公園。
京都を代表するしだれ桜です。

「あれ~キレイ~今年いいんじゃないの?」と毎年眺めているミモロ。
実は、花が咲く前に訪れた時、幹の状態から、どれほどボリューム感のあるしだれ桜が見られるか、ちょっと心配していたのです。
というのは、以前の台風などや鳥の被害などで、かなり大きな枝が損傷を受けました。

「祇園の夜桜」と言われ、多くの人に愛されているシンボル的な桜は、現在2代目。桜守の15代佐野藤右衛門さんが育てた銘木。
でも…よく見ると、ボリューム感のある姿は、1本の桜からなっているのではなく、周囲に数本の桜があり、中央部のしだれ桜をバックアップしていることがわかります。

「まぁ、これって、観光客はあんまり知らないから…」というミモロ。こぼれるような花を前に盛んに写真を撮影する観光客。
今や、1本の桜では、この姿は難しいと言えるかも…。まさに、この桜の景色を守ろうとする方々の努力が伺える姿なのです。

円山公園は、京都でも数少ない夜、お酒を飲みながらお花見ができる場所。以前は、公園一帯に、ブルーシートやゴザを抱え、夜のお花見に向けて場所取り合戦が繰り広げられました。でも、コロナ以降、お花見は中止。そして昨年に続き、今年も、個人的にシートを敷いて、酒盛りは禁止されました。ブルーシートの貸し出しも今年はありません。

でも…「あれ?なんかお花見してるよ~」とミモロ。

公園の西側には、花見茶屋が開設され、その前には、緋毛氈の縁台が置かれ、花見茶屋で購入した食べ物や飲み物を味わうことができるのです。

「昼間から夜まで、お花見できるね~」とミモロ。

「わ~外国人観光客ばっかり!」と、日本語より他の言語が飛び交う花見にビックリ。

以前は、いろいろな食べ物の屋台が夜も並んでいたのですが、今年は、夜の営業はできないよう。
「つまり持ち込みで宴会できないってことね!」とミモロ。そう、しかも、ライトアップされている時間だけなので、22時まで。
「その時間が来ると、一斉にライト消されちゃうんだよね」なので、その前に営業は終了。おそらく21時頃には、花見茶屋は終了かと。

「夜中まで、騒いじゃダメなんだよ~」と、夜の早い京都です。

「明日も、桜めぐりするんだ~」と、張り切るミモロです。


日曜日、京都には、冷たい雨が降っています。

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2023ミモロの京都さくら案内。出町柳駅から徒歩圏内の桜をめぐります。見ごろは来週

2023-03-18 | 京都桜の名所

「今年も、艶やかに咲いてる~」とミモロが毎年愛でる桜のひとつが、京阪電車「出町柳駅」の南にある浄土宗の「長徳寺」の「おかめ桜」です。

「なんか今年は、遅いみたい…」というミモロ。2月下旬に咲くことがあり、梅の時期と重なることが多かったのでした。

「おかめ桜」は、カンヒガンサクラとマメサクラの交配種。イギリスの桜研究家のイングラム(1880~1981)が作り出したもの。

まだ蕾も多く、枝が丸い花に囲まれるには、もう少しかかりそう。
「ゆっくり見られて嬉しいね~」と、川端通を通るたびに、車やバスからチラリと見ては、その花の状態を楽しみにしているミモロです。

鴨川沿いのソメイヨシノは、まだ先…「また、急に冷え込んじゃったから…やっぱり3月下旬にならないとね~」と予想するミモロ。

「う~ここはどうかな?」と向かったのは、出町柳駅から徒歩10分ほど、寺町通にある日蓮宗の本山「本満寺」です。

ここのしだれ桜は、満開になると、まるで大きな桜色の傘を広げたようになり、多くの人がその姿をカメラに納めようと訪れる場所。
こちらも、満開は、来週になってから…という感じです。

「京都御苑の桜咲いてますよ~」と、立派なカメラを手にしたおじさんが教えてくれました。「え?そうなの~ありがとうございます」と、ミモロは、自転車で今出川通から京都御苑に入ります。

「思ったより、人が少ないね~」と…

「京都御苑」の桜の名所といえば、今出川通近く、敷地内では北に位置する「旧近衞邸跡」エリアです。
「あ、ホントだ~しだれ桜咲いてる~」

まだ満開ではありませんが、十分見ごたえがある景色。

「まだ来週までは、楽しめそう…」枝先には蕾が…


ミモロが、初めてここのしだれ桜を見た時の感激を今も忘れられません。
御所を背景に、まるでこぼれるように、たくさんの花を垂らしていた桜です…でも…

近年の台風などで、その長い枝は折れ、木全体のボリュームが減ってしまったのです。
「また、いつかあの景色みたいに、たわわな花が見たいなぁ~桜さん、がんばって~」と、密かに願うミモロです。

このエリアには、素敵なお休み処があります。京菓子の「笹屋伊織」の味が楽しめる場所。この時期、桜を眺めながら味わえる京の味は、この上ないものが…。「ここの抹茶ソフト大好きなんだ~」というミモロです。


「また来週も来よう~」と、自転車で来られる距離に住むミモロ。桜の開花と共にお散歩の楽しみもいっそう。


夏の猛暑や台風など、ミモロが京都に暮らし始めた10年前に比べ、京都各所の桜は、その姿を変えているように思われます。
多くの桜が、枝を折ってしまったり、また害虫などの被害もあるのかも…。鴨川沿いのソメイヨシノは、高齢化したのか、枯れてしまったところも…。

「今年は、お花見できるのか?」と。
京都は、実は、夜桜の下で宴会をする場所が、少なく、東京のような宴会の賑わいはありません。
残念ながら、今年祇園の「円山公園」では、3月24日から4月9日まで、大きなしだれ桜のライトアップは18時から22時まで行われますが、宴会用のゴザの貸し出しは中止、また持参のシートを敷いてのお花見も規制されています。

また、ミモロがかつてお友達とお花見の宴会を楽しんだ「平野神社」は、コロナ禍になってから、花見茶屋や屋台が廃止され、夜の宴会花見ができなくなりました。「う~楽しかったのにね~」と残念がるミモロです。

なお、境内の桜のライトアップは、3月24日~4月16日 日没から21時頃行われる予定です。
「でも、ここの桜、すごく素敵なんだ~」と昨年訪れて、その景色がすっかり気に入ったよう。

「まぁ、お花見は、来週からだね~。また来よう…」と下見を終えたミモロでした。


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梅が香り、桜が咲き始めた「京都府立植物園」。華やかな春と可憐な春…いろいろな春がそこに

2023-03-17 | 京都桜の名所

「今、満開だって~いい香り~クンクン」と鼻を鳴らすミモロ。

「京都府立植物園」にも、春が訪れています。

今、見頃を迎えているのは、梅の花。


植物園の北側に位置する梅林に近づくと、風に乗って、甘い梅の香りが漂ってきます。


2月にも訪れたミモロ…「ずいぶんたくさん咲いてるね~本当にいい香り…」春の訪れをいち早く告げる梅を愛おしそうに見つめます。

紅梅、白梅が、それぞれ誇らしげに、丸い花を広げて…見る人に微笑みをプレゼント。


梅林の西側には、桜林が続きます。

「あ、もう咲いてるのもある…早いね~」早咲きの河津桜などが、すでに開花。

「早く咲くと、みんなに注目されていいかも…」まだ本格的な開花までには、数日かかりそう…。でも、早めに咲いた桜には、人々が集まって、盛んにスマホで撮影を…


毎年、ミモロが楽しみにしている「桜ライトアップ」は、今年は3月25日~4月9日 日没から21時まで(入園は20時まで)行われます。
京都市内の桜のライトアップの中でも、なかなか見ごたえのあるものです。

梅や桜に人が注目する春で、黄色の花もぜひ注目したいところ…。

「見て~たくさん小さなお花が咲いてる…」とミモロが指さすのは、シナレンギョウ。


「こっちの木は大きいね~」と見上げるのは…

ギンヨウアカシアです。「なんか花粉たくさん飛びそう…」

見ているだけで、鼻がクスクスしてくるよう…。
でも、本当に鮮やかな黄色が、春のパワーを感じさせます。

ミモロ、あんまり近づくと、花粉がついて黄色になっちゃう…気を付けて…。
花粉がつくと、なかなか取れないもの。ご注意を…

広い植物園を歩き回るミモロ。

さすが年間パスポートを持っているだけあって、毎月のように訪れ、どこになんの花があるか、結構知っているのです。

時々立ち止まり、花を観察…。
 

いろいろな花を見たミモロ…「あ、これすごく春らしい…」と足を止めたのは、コンクリートの歩道のそばに咲くタンポポ。

そのそばには、小さなスミレも咲いています。

「こんなところに咲いてると、みんなに踏まれちゃう…大丈夫かな?」と心配そう。

小さなミモロは視線が低く、こういう小さな植物をよく見つけます。
「ホントに、春になったんだ~冬の間、よく頑張ったね~」と声を掛けるミモロです。

華やかな春…そして可憐な春…いろいろな春が始まった京都です。


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河津桜が満開の京都、淀水路へ。3月11・12日は、[淀さくらまつり」が開催。見ごろは、来週はじめまで??

2023-03-11 | 京都桜の名所

「わ~満開だね~」とミモロが、歓喜の声を上げるのは、京都淀にある淀水路沿いの河津桜です。


京阪電車「淀駅」に降り立ったミモロ。「淀に住むお友達が、満開だから見に来たら~って連絡があったんだ~」と。

駅でお友達と待ち合わせして、徒歩10分ほどの桜が咲く場所へ案内してもらいました。


現在、満開を迎えている京都淀水路沿いの約200本の河津桜。
住宅地の中を流れる水路に沿って、ピンク色の帯が続きます。

そもそも「河津桜」は、静岡県の伊豆半島にある河津町で、昭和30年に原木が見つかった新種の桜です。早咲きの大島桜と寒緋桜(カンヒサクラ)が自然交配して生まれたものと言われます。昭和49年に「河津桜」と命名され、山桜やソメイヨシノなどの桜より開花時期が早く、春を待ち焦がれる人々に愛されるように…。そして、その苗は、神奈川をはじめ、いろいろな場所に植樹されてゆきます。

ここ京都の淀水路の淀緑地に植えられたのは、2006年以降。伊豆から持ち込まれた2本の苗木から始まります。その後、「淀さくらを育てる会」などの皆さんに大切にお世話され、毎年、見事な花をつけるようになったのです。

約1キロ余りの水路沿いを彩る「河津桜」。ミモロは、懐かしそうに眺めます。

というのは、実は、ミモロのママの実家は、河津桜発祥の地、河津にあります。「ママのおじいちゃんが、河津川沿いに河津桜植えたんだって…」とミモロ。そう、子供の頃は、まだ細い桜がパラパラと川沿いにありました。それが歳月を経て、なんとも立派な桜並木に…伊豆の温暖な気候は、同時に菜の花の開花時期にも、河津川の土手には、黄色の菜の花とピンクの河津桜、そして青い空というなんとも「春!」という景色を作ります。テレビでその景色を見たママは、「河津に帰りたくなっちゃう…」とポツリ。それを聞いたミモロは、「どこかで河津桜見たい…」と思っていたのでした。

河津の名を一躍有名にした桜…京都でも、多くの人に愛されているよう…「よかったね~見られて…」と口には出しませんが、ママの心を感じているよう。

淀水路沿いは、遊歩道が続き、桜の木の下では、お弁当を広げたり、のんびり過ごす人の姿があちこちに…。


ここの桜は、枝の剪定の方法のためか、木の高さは低めで、枝が大きく横に伸びています。
そのため、桜との距離が近く、写真撮影にピッタリ。多くの人がスマホで盛んに撮影をしています。

しばらく桜の道を歩いた二人、
「ミモロちゃん、お茶にしましょう!」とお友達。バッグから取り出したのは、「いちご大福」。

「お口に合うかな?」とお友達。「合う合う…合わせちゃう…」と目を輝かすミモロです。

パクリ…大きく口を開けてかぶりつくミモロ。いちごの甘酸っぱい味と白餡のほどよい甘さ、モチモチの大福の皮が口の中で、春のハーモニーを奏でます。

「ごちそうさま~」と改めて桜を眺めます。

「なんか平和だね~」と…。こんな穏やかなひとときを過ごせることを感謝します。

「ここからは、もっと見えるよ~」と、ネコの本領を発揮して、枝に飛び乗るミモロ。

ミモロの体が、ピンク色に染まります。「お花傷つけないように注意しなくちゃ…」と枝を気遣うことも怠りません。
「あ、メジロが近くに来てる…でも、人が多いから、枝まで来れないみたい…」と、耳をピクピクさせてメジロの声を聴くミモロ。

満開を迎えている淀水路沿いの「河津桜」。3月11・12日は、近くの「下津町公会堂」では、地元の人たちが中心になって、さまざまなイベントが開催される「淀さくらまつり」が行われます。

「来週はじめごろまで河津桜楽しめるね…桜吹雪も凄いだろうなぁ~」とミモロ。

ぜひ、週末出かけては…??


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