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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

6月末に閉館する「京都平安ホテル」。その前に…小川治兵衛の日本庭園の見学

2022-05-28 | 宿・ホテル

「6月末で閉館になっちゃうんだって~」と、ニュースで知ったミモロは、その前に…と出かけました。


「京都御苑」の西、烏丸通沿いにあり、京都観光に出かける好立地のホテルとして多くのゲストを迎えました。

昭和55年に地方職員共済組合京都府支部が設立した全88室のホテルで、宴会場などでは、法事や各種パーティーなども行われたところです。コロナ禍で宿泊客は減少、令和4月から1年間は、宿泊療養施設として使用されてました。でも…建物の老朽化などで今後の経営の見通しがつかず、惜しまれながら閉館することに…。

閉館前に、「ランチしようよ~」とお友達と一緒に来たミモロ。「あれ?レストランやってない…」
フロントのスタッフの方に伺うと、カフェなど料理を提供するところは、5月9日に営業を終了したそう。
「宿泊は、6月29日まで可能ですが、料理などは、一切お出しできません」と。

「え~そんなんだ~」とがっかり…。

「でも、どうぞお庭は、ご覧いただけますから、どうぞ~」と。

「もうだれもいないのかな?」ロビーには、宿泊者だけでなくスタッフの姿もありません。


「日本庭園は、きっとこの奥だね~」とミモロは、一緒に行ったお友達とテラスへ


「わ~日本庭園がある~こんなに立派なお庭だって知らなかった…」


なんとも気持ちいいテラスです。「ここでランチできたらよかったのにね~遅かった~」

さて、この日本庭園は、なんと500坪もあり、かつて公家屋敷の庭として江戸時代に造園された池泉回遊式庭園です。後にあの有名な作庭家、小川治兵衛により改造。京都産の鞍馬石、加茂川石、白川石などを随所に配置。四季折々の景色の移ろいが楽しめる名園の一つなのです。


ここに宿泊する人が楽しみにした庭園なのです。


「わ~大きな鯉がいる~閉館したら、餌、もらえるのかな?」と心配するミモロ。


今回、ランチができなかったので、他のレストランに行くため、ゆっくり見学する時間がなかったのですが…
「ここは、閉館まで見られるんだって~今度、ゆっくり細部まで見学しよう~」というミモロです。


「ここにお弁当持ってきて、食べてもいいのかな?」


テラス席で、庭を見ながらの時間に憧れるミモロです。
今後、この場所がどのようになるのか、発表はまだありません。「お庭、潰されないように…」そう願うミモロです。

お庭前のスペースでひと休みもいいかも…。


「閉館前に、もう一度、ゆっくり行きたい~」というミモロ。ぜひ、6月中が見学できるラストチャンスです。


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大津「三井寺」の塔頭「圓満院」の宿坊。サイクリストや家族旅行にもおすすめ、広い和室と景色が見える風呂など

2022-04-11 | 宿・ホテル

桜の美しい大津「三井寺」の塔頭「圓満院門跡」。格式ある寺院には、併設した宿坊があり、そこでは精進料理などが味わえます。


この宿坊は、さまざまなSDGsの取り組みを実践。さらに滋賀県がその魅力を国内外のツーリストに知ってほしいという取り組みからスタートしたサイクリングで琵琶湖一周する観光事業。そこに参加する人たちをサポートする「ビワイチ 滋賀県サイクリストにやさしい宿」に、この宿坊も認定されました。
 

日本を訪れる外国人観光客に人気なのが、サイクリング。アフターコロナで、再び海外からの観光客にとって、日本を体験できる旅は魅力的なはず…。琵琶湖周囲は、まさにサイクリングにピッタリなのです。
「でも、1周200キロもあるんだよ~1日で琵琶湖自転車で回るの無理かも…」とミモロ。はい、健脚の持ち主なら1日でも可能かもしれませんが、琵琶湖の周囲にあるいろいろな町の魅力を楽しみながらの1泊2日以上の旅がおすすめです。

現在、「ビワイチ 滋賀県サイクリストにやさしい宿」認定を記念し、お得な宿泊プランもあるそう。

「あの~サイクリングしない普通の人でも宿泊したり、利用できるんですか?」とミモロ。
「はい、もちろん、グループやご家族のご利用に人気があるんですよ」と、「圓満院門跡」の宿坊事業部の清水さんに館内を案内していただくことになりました。


宿坊といっても、しっかりとした鉄筋コンクリートの建物。ホテルのような豪華さはありませんが、機能的な雰囲気です。
 

「ここでチェックインするんだね」

キャンペーン期間中は、素泊まりプラン6600円がなんと税込み4500円に。

さっそくお部屋を拝見します。
2、3階にある客室…「え、ここ?広~い…」

現在利用できるのは、10室ほどで全室和室で、なんと18畳のゆとりのサイズ8室と30畳2室だそう。

部屋にはテーブルなど、普通の旅館のような設備がありますが、テレビはありません。でも、パソコンは使えるそう。
そして、各部屋には、トイレ、洗面所、そして外が見える風呂も完備。
「なんか露天風呂の雰囲気~」


「このお部屋にひとりでも泊まっていいんですか?」とミモロ。「はい、どうぞ~でも、おひとりの場合はプラス1100円になります」と清水さん。
「でも、どこにお布団敷いたらいいんだろ?広すぎて、寂しいかも…」二人でもかなりスペースがあまります。
18畳の客室には、最大9人宿泊可能だとか。団体で15名以上の場合は、大浴場も利用できるそう。


圧巻なのが、大広間。

その広さ180畳。ここでは、「かるた大会」や「ヨガの研修」なども開催。企業の研修をはじめ、吹奏楽のクラブやオーケストラなどの宿泊にも利用され、この広間で練習なども行われるそう。「ここなら、お部屋広いから、楽器も安心して運べるね~」
ミモロが走り回っても、捕まえられないほどの広さです。

「なんか宿坊って言ってもスケールが違う…」とミモロ。

「圓満院」の宿坊に泊まると、お庭を無料で拝見でき、また朝のお勤めにも参加できます。

さらに予約すると、薬膳精進御膳も3850円(税込み)で味わえます。

お料理は、「大津絵ツアー」でも紹介した出張料理人の三田清美さんが担当。

「地元滋賀県の滋味豊かな食材を楽しんでいただけますよ」と。

この日は、特別にいただくことに…

「おいしく頂戴いたしました~」とミモロ。

「ビワイチの宿は応援しなくちゃ~」と、比叡平からやってきた位牌作家の三田一之さん。(清美さんのハズバンド)

ご自身、サイクリストとして活躍なさったそう。この日も車に積んできた自転車で、比叡山の山頂近くのご自宅にもどるそう。
「ビワイチに認定された宿は、サイクリストにはうれしい設備やサポートがそろっているんです。大事な自転車も館内の安全な場所で保管できたり、整備用具も準備されていたり…」と。

「ミモロのママチャリじゃ、琵琶湖一周大変だけど、レンタサイクルも利用できるんだって~。今度、お友達とやってみたい~」と意欲を見せるミモロ…あの~誰が自転車こぐのかな???

大津駅からも歩ける距離にある「圓満院」。ご家族やグループ旅行におすすめしたい宿坊です。

*「圓満院」の詳しい情報はホームページで 宿坊やビワイチの情報もそこからどうぞ


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舞鶴のさかな満喫クーポンを利用して、ジャグジーバスのホテルへ。憧れのカニ料理は…

2022-01-22 | 宿・ホテル

「寒い日は、お風呂で温まらないと~」とミモロ。

特急列車「まいづる5号」に乗って、京都二条駅から約2時間でやって来たのは、東舞鶴。昔から日本の海を守る拠点となった軍港です。今も海上自衛隊の艦艇が停泊する港町です。

その舞鶴港に面した場所にある「ホテルベルマーレ」にミモロはお友達に誘われて1泊で訪れました。
 
駅から、徒歩10分ほどのホテルは、広いロビーがあるゆったりとした造り。
さっそくチェックインへ・・・「いらっしゃいませ~」とフロントのスタッフの笑顔に迎えられます。


この日、ホテルが用意した宿泊パックは、2名1室で42000円(朝食込み)。「ちょっと高い・・・」と思われるかもしれませんが、実は、そこに「舞鶴のさかな満喫クーポン」が40000円分付きます。

このクーポンは、舞鶴市水産協会によるもので、舞鶴の魚関連業者への支援の一環で、舞鶴市内の魚関連の店や飲食店で利用できます。
つまり、ホテルに宿泊し、ひとり21000円支払いしますが、滞在中の夕食やお土産など20000円分が使えることになります。
「要するに~ホテルに宿泊して、お魚料理をたくさんどこかで食べて、お土産も買えて20000円ってこと?!」と計算するミモロ。
それがどれほど価値があるかは、使い方次第です。

さて、ホテルのお部屋は、お友達といっしょのツインタイプ。
 
セミダブルベッドがあり、ふたりでは十分の広さ・・・。
6階のフロアだったお部屋からは、舞鶴港が一望できます。

そして何よりこのホテルの魅力は、舞鶴港を眺めながら入るジャグジーバス。

「きゃ~露天風呂みたい~後で入るの楽しみ~」とミモロ。
「なんか雪が降りそう・・・」


でもせっかく来たのですから、夕食までの時間は、舞鶴の町の散策へ。
平日ということもあり、ほとんどの観光スポットはクローズ状態。「もう赤レンガ博物館も、引揚げ記念館も行っちゃったし~」
駅前からのメインストリートやアーケードにも人の姿がありません。


舞鶴の通りには、艦艇の名前が付いています。これもこの町らしさ・・・


それにしても「誰もいない~」と、コロナ禍で密にもなりようがない状況です。


やがて17時を回り、港の光がきらめきだしたころ・・・ホテルの近くの魚料理のお店へ


「カニ食べるんだ~」と楽しみにするミモロです。「わ~カニがいるよ~これ食べるの?」と。

でも・・・そのカニは、一杯2万2000円と3万8000円との標示があります。
いくら「舞鶴のさかな満喫クーポン」20000円分使っても、料理になったらそれを超えてしまいます。
「今年は、カニがすごく高いって聞いてたけど・・・食べられないね~とても1匹に20000円出せない…」とがっかり。

そこでお店のお品書きからカニ料理を選びます。
「カニサラダ」は、カニをほぐした身がのったもの。

「カニの餡掛け白身魚」もやはりカニのほぐした身だけです。


近海の魚のお造りの盛り合わせは、なかなか食べ応えがありました。


「でもカニがいない~」とポツリ。
「あ、カニとエビの茶碗蒸しだって~」と、大好きな茶碗蒸しにカニを見つけたミモロはさっそく注文。

「やっとカニの足が形になってる~」はい、どうぞ~

カニらしい姿の料理は、今回これだけ・・・
〆に釜めしを頂き、夕食はお仕舞に。

ひとり6千円ほどの夕食でした。「う~もっと高くてもいいから、カニ食べたかった~」と、現実の厳しさに直面したミモロなのでした。

本当に高い今年のカニ・・・。「去年は、たくさん食べたのに・・・」と、とても庶民のミモロが食べられる価格ではありません。

ホテルに戻ってミモロは、「ジャグジーバス入ろう~」とカニでくじけた気持ちをアップさせるために、リラックスタイムを…。


「わ~ジョワジョワって泡がでてる~」と、冷えた体をのんびり湯舟に…


さて、次の朝は、朝食券で、港を眺めながらの朝食を頂きました。

ミモロは、和定食、お友達は洋食です。
 

ホテルのショップには、舞鶴のお土産が並んでいます。

「まだクーポン券残ってるから、干物なんか買って、使い切らなくちゃ!」とミモロ。
そう、このクーポン券は、舞鶴市の水産協会のリストに載ったお店でしか利用できません。

さぁ、お買い物に出かけましょう。

*「ホテル ベルマーレ」の詳しい情報はホームページで


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「海の京都~舞鶴」へ。ミモロの夏の小旅行。④舞鶴湾のそばにある「ホテルアマービレ舞鶴」に宿泊

2021-09-05 | 宿・ホテル

海の京都 舞鶴を訪れたミモロ。今回は、1泊の小旅行です。宿泊したのは、舞鶴湾のそばにある「ホテルアマービレ舞鶴」。

「舞鶴を観光するのに、便利な場所にあるんですよ~」とお友達に勧められたホテルです。
「赤レンガ博物館」などがあるエリアにも歩いて行ける距離。最寄り駅は、JR山陰本線「東舞鶴駅」で、徒歩12分。


心地よい設えのシティホテルで、舞鶴湾が見える客室もあります。


「ここって、大浴場があるんだって…」と、さっそく旅の疲れを癒しに…。

温泉ではありませんが、たっぷりとした湯は、手足も存分に伸ばせ、リラックスできます。

さて、この夜の夕食は、別館の「松栄館」で…。明治37年に開業した旅館で、旧海軍ご用達の格式ある旅館です。
その宴会場が、今は、レストランになっていて、宿泊しなくても、だれでも利用できるのです。


このレストランは、ランチとディナーの利用が可能で、そこでは、「海軍割烹術参考書」という明治期、まだあまり馴染みのなかった洋食や菓子、およそ200種類の調理法が紹介された本をベースに再現した料理が味わえるのです。


「海軍カレイライス」「ロールキャベツ」「シチュードビーフ」「シチューハンバーグ」など、今や馴染みの洋食がいろいろ。

「わ~みんな1000円とか1200円とか、リーズナブルな価格だ~」とサンプルを見て、今にも涎がでそうなミモロです。

そんなミモロを見て、「ランチもぜひ召し上がってくださいね~」と、料理長さん。

「でも、今日は、特別メニューのディナーをご用意しています~」と。

「え~そうなんだ~」と目を輝かすミモロ。
「お席にご案内します」とスタッフの方。「歴史ある場所でのディナーだから、ちゃんと着物持って来たんだ~」というミモロ。


フルコースのディナー…
 
次々に旬の食材を使った料理がミモロの前に運ばれました。「う~どれも美味しい~」と目を細めて味わうミモロ。
「ステーキもあるんだ~キャ~」


あれ?いつの間に浴衣に着替えているミモロ。「だって、たくさん食べるのに帯きついんだもの…」と。

真鯛のリゾットも、しっかり食べるミモロです。

一般のコース料理は、2500円から4500円までありますが、ミモロがいただいたのは、特別コースでした。あしからず…。

「う~どれも美味しかった~大満足…」とポッコリお腹を撫でながら、部屋へ。
部屋でシャワーを浴びると、「もう眠くなっちゃった~おやすみなさい~」とベッドへ。

すぐに、スースーと寝息が…。

そして翌朝…

「あ、船が見える~今日もいいお天気になるかな?さぁ、1階に行こう…」
向かったのは、ホテル1階の「レストラン椿」。ここではバイキングスタイルの朝食が味わえます。

「わ~いろんな種類のお料理がいっぱい~」と次々に…

「あ、海軍カレーもある~」と


トレイに並べた料理の数々。「海軍名物の肉じゃがも食べるんだ~」と、朝から食欲旺盛。

「朝ごはんも美味しかった~」と。

ホテル売店には、お土産用に、レトルトの「舞鶴海軍カレー」がありました。

「神奈川のお友達にもらった横須賀海軍カレーと食べ比べしようかな~」と。

ちなみに、ミモロは、通販サイトで「海軍カレー」を検索すると、「うわ~こんなにいろんな種類の海軍カレーがあるんだ~」とビックリ。どうも「海軍カレー」というのは、カレーのひとつのカテゴリーになっているようです。

「また、お泊りしたい~」というミモロです。

*「ホテルアマービレ舞鶴」の詳しい情報はホームページで お得な宿泊プランもあります。
尚、「松栄館」の食事に関しては、緊急事態宣言のため、営業時間などに変更があるので、ご確認を



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京都の山里、花背の隠れ宿「HANASE HIGHTLAND INN」。フレンチのオーナーシェフご夫妻が営む宿。

2021-08-30 | 宿・ホテル

京都の北、鞍馬から車で約30分山道を進んだ場所にある花背は、昔ながらの風情にあふれた山里です。
そこに5年前からオープンしたのが、「HANASE HIGHTLAND INN」(花背ハイランドイン)というゲストハウスです。


「こんにちは~」とある日、ミモロは、車に乗って、下鴨のお家から約1時間かけて、訪れました。
「わ~ミモロちゃん、ようこそ~」と、迎えてくださったのは、ケールガード サイモンさんと奥様の慶子さんご夫妻、それと愛犬のオーストラリア生まれの柴犬のボスです。


オーストラリアのシドニー郊外、ブルーマウンテンで、フレンチ料理店とゲストハウスを長年営んでいらしたご夫妻。8年ほど前に、奥様のご高齢になるお母さまを思い、故郷である日本に移ることに…。大阪にいらっしゃるお母さまのところまで、1時間ほどで行ける場所を探し、京都の花背で素敵な古民家に出会うことに。

「シドニーでも、自然豊かな場所に暮らしていたので、日本でも、大阪のような都会には住めなくて…」とおっしゃる慶子さん。「花背は、車で日本海側にも行けて、新鮮な魚介類などと手に入るし、町まで1時間以内で行けますから、食材に不自由することはありません」と、フレンチのシェフでもあるサイモンさん。

背後に山をもつ敷地…建物の前には、様々な野菜が育つ自家菜園があり、その新鮮な食材が、サイモンさんにより、素晴らしい料理に…。「山里なのに、一流のフレンチが味わえるんだ~なんかオーベルジュみたい…」とミモロ。
 

畑を過ぎて、建物の中へ。

大きな屋根のりっぱな古民家…。そこには、骨董品などが飾られ、日本の古い趣を漂わせています。

台所には、古い竈…「あの~これでお料理するの?」とミモロ。

「う~残念ながら、今は使えないの…」フレンチ料理は、その後ろにあるガスで調理します。

ここに滞在できるのは、1日1組のゲストのみ。地元の食材をふんだんに使ったフレンチをベースにしたサイモンさんの料理が滞在中、味わえます。また、予約により、ランチやディナーも1組のお客様で対応してくださるそう。

「なんかここ落ち着くね~」と縁側に座り、庭の景色と周囲の山の景色を楽しむミモロ。


「ミモロちゃん、客室の方、ご案内しましょう~」と慶子さん。「は~い」

食事などをする母屋から、廊下を通り、奥にある離れへ。そこが宿泊棟です。

離れには、ゲストが寛ぐ和室…


そして2階には、寝室が…階段を上がって…


「わ~なんかいい感じ~」2階の和室がベッドルームになっています。


宿泊者が寛ぐ浴衣も用意されています。


そして奥には、ベッドが…

ここには、1泊一人から5名ほど宿泊が可能だそう。

母屋の脇には、陶器の湯舟のお風呂が…

「これ、入ってみたい~」とミモロ。

さて、花背という京都の郊外にある「HANASE HIGHTLAND INN」
予約は、ホームページで世界中からアクセスできます。
古き日本の風情にあふれた古民家の宿は、ヨーロッパ、アメリカ、そしてオーストラリアなど、海外からのゲストの間で評判に…。しかし、コロナ禍の今、外国人観光客は来日できず、ここへの予約も激減。でも、今、この宿の存在を知る日本の方が、ご家族連れで訪れるそう。
「ここなら、密に絶対にならないし、1日1組だから、親しい人だけ…安心だよね~」とミモロ。

テレビのない宿で、夜は、静寂が、日頃の疲れを癒します。

ヒグラシが山に響く花瀬…「お星さまもよく見えそう…」


「ここ涼しくていいね~。町に戻るのやんなっちゃう…」とミモロ。

夏は、町とは5度くらい違い、エアコンいらずの暮らしです。

日本昔話に出てきそうな囲炉裏などもある宿は、日本の原風景を楽しみたいという人を魅了します。


「あの~車がない人は、どうやってここに来れるの?」とミモロ。
「はい、出町柳駅から叡山電鉄に乗って、鞍馬駅にいらしてください。そこまで車で送迎します」と慶子さん。
叡山電鉄もまもなく、鞍馬駅まで全線復旧する見込みです。

「今度は、ランチ、お友達と食べに伺いたいです~。またね~」と手を振ってお別れするときを迎えます。


さぁ、早く山を下りましょう。花背は、鞍馬まで車で15キロ、京北まで20キロあります。
日が沈む前に、町に…。カーブのキツイ山道を下りながたら、「また、来ようね~」と車の中で、左右に揺れるミモロ。

ヒグラシの声が、山に響く花瀬です。

*「HANASE HIGHTLAND INN」の詳しい情報はホームページで 


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