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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

涼を求め、今度は、嵐山へお出かけ。舟遊びをする人々が涼しそう

2011-08-12 | 旅行
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5日連続の猛暑日を記録する京都。
「半端じゃない暑さだね・・・。京都ってこんなに暑いって思わなかった・・・フー」
京都に暮らしてから、初めての夏を体験するミモロです。

また涼しいところに行きたいと、今回は、嵐山へと向かいます。


嵐山は、春は桜、夏は、川遊び、そして秋は紅葉で人気の観光スポット。
暑いこの日も、大勢の人たちが訪れています。
でも、例年よりは少な目だそうですが・・・。


嵐山で人気の観光スポットのひとつが、「京都嵐山 美空ひばり座」。

出演した数多くの映画は、京都で撮影され、美空ひばりさんにとって、京都はゆかりの深い
第2のふるさとなのだそう。
ここでは、ひばりさんの人生の軌跡を映像や愛用の品々などから、知ることができます。

「ひーとり酒場でー、飲ーむさーけはー・・・・」
あれ、ミモロが何やら口ずさんでいます。
「この歌、心に沁みるねぇー」。えーミモロ、わかるの?

ひばりファンなら、一度は訪れたい、まさに聖地です。



さて、ミモロは、渡月橋から保津川沿いに上流へと歩きます。
貴船の川は、京都の町の中央部を流れる鴨川に、そしてこの保津川は、西側を流れる桂川になります。

「この川は、貴船の川と違って、幅広いね」
川には、周囲の景色を楽しむための船が浮かび、またボート遊びをする人たちの姿が。


「見ているだけで、涼しい感じ・・・」

山の楓や桜の木々が、緑の葉を川面に映し、本当に涼やかな景色。
川を渡る風も、なんとなく涼しく感じます。

川辺のお茶屋さんの縁台で、ビールを飲みつつ景色を楽しむ観光客も。

ニューヨークからやって来たそう。
日本の暑さに驚いていました。

「あれ、川に境界線があるの?」ミモロは、川のそばに、ひとつの表示を見つけました。

川の管理が、この地点で分けられているんですね。
その表示の向かい側の川は、
こんな感じ・・「どこで区切りがわかるのかな?」
川を眺めながら、ミモロは首をかしげます。

さて、そろそろお昼の時間・・・。
ミモロは、川沿いのお店を見つけ、
「なんかいい感じのお店、ここにする?」

そういうとトコトコと向かいます。あ、ちょっと待って!!
今日は、ここのお店じゃなくて、別のお店の予定なの・・・。
ミモロが向かおうとしたのは、

高級料亭で知られる有名な「嵐山 吉兆」です。

「あ、ここじゃないんだー」
そういうとミモロは、またトコトコと川沿いの道を歩き始めました。

フーよかった・・・すぐ諦めてくれて・・・。

さぁ美味しいお豆腐の料理を食べに行きましょ。







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暑い毎日、ミモロは、早朝のお散歩でリフレッシュ。

2011-08-11 | 旅行
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連日の熱帯夜、寝苦しい毎日が続きます。

「金魚さんは、涼しそうでいいなぁー」と水の中を涼しげに泳ぐ金魚を羨ましそうに見つめます。


「ミモロもあんな風に泳げたらいいのに・・・」


ミモロならずとも、ふと思ってしまう暑さです。


そんな毎日、ミモロのリフレッシュ方法は、早朝のお散歩です。



「6時ごろだと、まだ空気が冷たくて気持ちいいよ」
そういうと、毎朝(起きれない日もありますが)、トコトコお散歩に。

ときどき座って、冷たい空気を感じます。


この日のお散歩の楽しみは、歩きながら眺める家の屋根の飾り。

「あ、お花がのってるー」
確かに、よく見ると、屋根には、いろいろな飾りがあるのに気づきます。

蓮の葉、桃など、火除けや家の富貴を願う飾りです。

お散歩にも、何か発見があるもの。
ミモロは、楽しみを見つけるのが、上手。
「また何か見つけちゃお!」
毎日のお散歩を楽しみにするミモロです。


「わー気持ちいい!」

岡崎公園の噴水も、涼を誘うよう。

暑い毎日ですが、
早朝のお散歩は、本当におすすめ。
気持ちが、リフレッシュできますよ。


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パワースポットの貴船神社奥宮に参拝。清らかな気に包まれて

2011-08-10 | 旅行
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連日、猛暑が続く京都。でも山間にある貴船には、涼しい風と清らかな川の流れが。
ミモロは、今回は、貴船神社の本宮から500mほど離れた奥宮へ参拝します。


杉の大木の並木が続く参道。そこには、もう何か特別な空気が漂います。


奥宮は、もともと昔はここが本宮。貴船神社のはじまりの場所です。
参拝の前に、まずはお清めを。



山から水は、清らかで、冷ややか。ミモロも神妙な面持ちでお清めを。

そもそも貴船神社の奥宮は、創建年度は不詳の古い神社。
伝えによると今から1600年前とも・・・。
その昔、浪速の津(大阪湾)に黄色い船に乗った女神、玉依姫が、「この船の留まるところに
社殿を立てよ。さすれば国がうるおい、人民に福徳が与えられん」とのお告げ。
その黄色い船がとどまったところが、キブネ。今の貴船の名の由来とも言われます。

境内には、玉依姫が乗った船を人目に触れぬよう石を積んだという
船の形の「船形石」(ふながたいわ)が鎮座しています。

「上から見ると船の形なんだって・・・・この中に黄色い船があるの?」

また、神門のすぐ脇には、「連理の杉」というご神木が聳えます。

「杉と楓が根元で合体してる珍しい木なんだって・・・。
仲良しの木だから、夫婦や男女の仲のよさを願う木なんだって・・・」

そしてなんと
本殿の下には、龍穴という大きな穴が開いているそう。

(写真の奥の建物・・)

「ここは、水の神様なんだって・・・だから穢れを清めてくれるんだね・・・」

境内のベンチに座って、しばらくその空気に浸るミモロです。


谷間にある貴船の夕暮れは早く、周囲の木々からの蝉しぐれも、
気が付くと、ヒグラシのカナカナと甲高く鳴く声が、山に響いています。

「ヒグラシの声って涼しい感じだよね・・・。あーなんて気持ちがいいんだろ・・・。
このまま夏の間、ここにいたいなぁー」とミモロ。

さぁ、そろそろおうちに戻りましょ・・・。
「きっとまだ暑いよう・・・でも、ここでパワーをいただいたら大丈夫!
次は縁結びをお願いしよう・・・」

パワーチャージをしたミモロは、元気に町へと向かいます。


旅のポイント
貴船神社は、縁結びのパワースポットとして知られます。
本宮の近くにある「結社」(ゆいのやしろ)は、和泉式部もお参りし、
心変わりした夫の心を取り戻したそう。
貴船神社の詳しいことはホームページで。


コメント (2)
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連日35度を越す猛暑。涼をもとめて、貴船の清流へお出かけ

2011-08-09 | 旅行

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このところ京都は、連日35度以上の猛暑が続いています。
きっと昼間は、40度くらいあるのではと思われる暑さです。

「どこか涼しいところに行きたいよー。なんかアセモができちゃったみたい・・・」とミモロ。

そこで、京都の人たちが、昔から涼をもとめて訪れる貴船へと向かいます。


京都の市街地から車で30分ほどの北部にある貴船。
鴨川の水源地にあたり、杉の木々が茂る深い谷間を清らかな川が流れます。

「やっぱり町中より、風が涼しい・・・。」とミモロもホッとした様子。

山から流れる川の畔に、さっそく降りてみます。


「わーきれいな水・・・」

貴船は、昔から水の神様として崇敬を集めている場所。
水の清らかさも格別ですよ。



さっそくミモロも水にさわってみることに。
「わー冷たくて気持ちいい・・・。生き返るね・・・ホント」



「足もつけちゃお・・・」
ミモロは、浅瀬でパシャパシャと水遊び。

清らかな水に手を浸すだけでも、その冷たさが心地よいばかりでなく、
なにかスーッと清められていくようです。
そして、深い山に抱かれた場所に流れる気にも、何か畏敬の念を感じます。


夏の時期、貴船の川沿いの料理屋さんでは、床を設置。
川の上で、アユなどの夏の料理を味わいながら、涼しさに浸れるもてなしが人気です。



「お尻の下に、川が流れるの?きっとすごく涼しいかも・・・」

連日の猛暑に、京都市街地からは、多くの人が訪れ、賑わいを見せています。
ミモロが、訪れたのは、夕方近くだったので、すでに人影はまばら。
お料理を楽しむなら、昼時に。


さぁ、そろそろ貴船神社にお参りに行きましょ。
「えーもう行っちゃうの?もっと遊んでいたいのにー」と、ちょっと名残惜しげな表情です。


貴船は、縁結び、厄払いなどで知られる有名なパワースポットのひとつ。
京都御所から北東、つまり鬼門に当たる貴船は、古くから都の守護の場所として
崇拝されているのです。

パワースポットという言葉に、ミモロは、急いで川から上がります。




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京都『五条坂陶器まつり』で、素敵な器に出会いたいミモロです。

2011-08-08 | 旅行
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京都の夏の風物詩のひとつ「五条坂陶器まつり」が始まりました。
ミモロもさっそく出かけます。


初日の7日、日曜日は、京都の気温は36度。
「昼間は、無理。夕方から出かけよう・・・」とミモロもあまりの暑さに、昼間の外出は控えます。

6時過ぎ、五条坂に到着。まだ暑さは厳しいものの、すでに通りの両側には、仮設テントが並び、
人で賑わっています。



「なんか素敵な器が見つかるといいなぁー」ミモロは、テントをひとつずつ覗いて
好みのものを探します。これって楽しいひとときですね。

「五条坂陶器まつり」は、大正時代に始まった歴史ある陶器市として知られます。
規模も大きく、五条坂の両脇には、地元の京焼をはじめ、有田、美濃、信楽など陶器で知られる各地から、
約400軒の陶器の店が並びます。

各地の陶器専門業者の出店に加え、最近は、個人で窯をもつ陶芸作家の出店も多く、
個性豊かな作品を見て歩くのも楽しみです。


岐阜の土岐市から毎年、この陶器まつりに参加して40数年になるという「小木曽陶器」。
土岐、多治見などの中垣連次さんや田中徳男さんなどの陶芸作家ものなど、種類豊富な器がいっぱい。

「ゆっくり見てくださいね」とご主人。


「わーたくさんあって、迷っちゃう・・・」といつものミモロです。

*小木曽陶器 岐阜県土岐市泉大島町4-4 電話0572-54-1997
「陶器のKOGISO」で検索できるオンライショップも。


次々をお店を覗きながら、五条坂を進みます。

「あ、ここの器、いい感じ」とミモロが足を止めたのは、滋賀県の信楽に「堂本陶工房」をもつ
陶芸作家、堂本正樹さんのお店です。


温かい雰囲気が漂う粉引の鉢は、使いやすそう。「まるで大きなお花みたい・・・」


「急須も作るんだね。いい感じだね」とミモロ。


陶器の中でも、機能性も求められる急須は、なかなか作るのが難しいそう。
急須だけを制作する作家さんもいるほどです。

*堂本陶工房 滋賀県甲賀市信楽町神山1730 電話0748-82-2964


仮設テントのお店だけでなく、五条坂に店を構える陶器店では、この時期、お買い得な品々が多数並びます。

「いいものを、お値打ち価格で買えるチャンスだね!
でも、たくさんあって迷っちゃうー」



さて、またトコトコと歩いてゆくと、「あれ、この器、知ってる!」と突然立ち止まるミモロ。


白い薄手の器で、縁に独特の細い茶色のラインがある器です。

そう、以前、ミモロのブログでもご紹介した
「東山二条 七八」という日本料理屋さんで使っている器で、
ミモロがとても気に入っているもの。

「わーここで出会えるなんて、感激!」

やや青みを帯びた白磁の器は、まるでやさしい光をも帯びているよう。
フォルムもスッキリとして、なんとも美しい姿です。

「何を盛っても、美味しく見えそう・・・」
前から欲しかった品に、思いもよらず出会えて嬉しいミモロです。

この器を作っているのは、京都生まれの陶芸家、河合正光さん。
現在、近江舞子のアトリエ&ギャラリーの「光工房 ギャラリー」で、作陶をなさっています。


「すてきなギャラリーみたいだから、ぜひ、今度、行ってもいいですか?」とミモロ。
「どうぞ、どうぞ、でも、いらっしゃる前にお電話頂戴ね・・・不定休なので・・・」
「ハーイ!ぜひ、今度・・・・」と、嬉しそうに答えるミモロ。

*河合正光さんの「光工房 ギャラリー」 滋賀県大津市北小松1482の9
電話077-596-0604 (不定休) 訪れる前に連絡を



「わー、いいものに出会てうれしい!明日も行こうかな?」
すっかり陶器まつりが気に入ったミモロです。

旅のポイント
五条坂陶器まつり」8月7日~10日9:00~23:00
開催場所:京都市東山区 五条坂(五条大橋~東大路)
京阪「清水五条駅」すぐ。バス「五条坂」下車すぐ。 






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