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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

明治34年創業の袱紗・風呂敷専門店「宮井本店」。京の雅な染めの風呂敷

2018-12-26 | 老舗

京都の室町通りは、呉服商などが集まるエリア。その一角にある「宮井本店」は、明治34年創業の袱紗・風呂敷専門店です。
 
袱紗の専門店として創業。現在は、六代目店主が営んでいます。

「わ~キレイな風呂敷~」と店内に入ったミモロ。
 
四季折々の花々や御所車や扇など、京都らしい雅な意匠を施した絹の風呂敷が、棚に並びます。
友禅の着物の染めの技術を使った艶やかな風呂敷は、贈答品を持参するときには、欠かせないもの。
「デパートの神袋のままお渡しするのは、失礼なんだよね~本当は~」とどこからか聞いて来たミモロ。

お中元、お歳暮をはじめ、お礼の品などを持参するときは、玄関先、またはお座敷で風呂敷から出してお渡ししたもの。
「今は、袋のままの人多いよね~」

風呂敷に包まれた贈答品は、特別感もいっそう。

以前は、美しい絹の風呂敷は、お嫁入り道具にひとつ。風呂敷に名前を染め抜いてもらったり、一生ものの品の一つでした。

紙袋などのデザインが進み、そのままでも・・・という風潮が広まり、風呂敷の需要は現在は、かなり減少しています。
「でも、あったら好きてだよね~」と思うミモロです。

現在、「宮井株式会社」では、風呂敷の普及などに務め、さまざまな啓もう活動なども展開しています。


さて、袱紗と聞くと、思い浮かべるのは、茶道で使う袱紗や冠婚葬祭で、金封を包む袱紗では?でも、京都では、婚礼の結納の品などにかぶせる婚礼袱紗などが浮かびます。
 

「京都では、今でも老舗の婚礼などで、昔ながらの結納の儀式が行われています」とお店の方。
もちろん、その数は減ったものの、立派な結納品などを仲人の媒酌で納める儀式は、家同士の結びつきを強めます。
今は、ホテルなどで食事会で済ませることが多い結納。
「宮井本店」では、婚礼袱紗だけでなく、結納飾りなども販売しています。

「わ~こんな結納の品、素敵~」とミモロ。お座敷の床の間に並ぶ品々は、結婚への思いをいっそう強めるもの。


結納の品々だけでなく、今も袱紗を見るのが、表彰式や式典。
大切なものの上に、送り主の家紋などを染めた袱紗が掛けられました。



「東京オリンピックのメダルの贈呈の時に、袱紗かけて表彰式に登場したら、素敵なのに~」と思うミモロです。

婚礼の形態が、時代と共に変わり、簡素化が進みます。家の結びつきから、本人同士の結びつきを重視する現代。
「袱紗の需要も、激減しました」とお店の方。

「すてきなのにね~こういうの~」と思うミモロです。

袱紗・風呂敷のあり方が変貌する時代の中で、「宮井株式会社」では、その普及に尽力しています。

その一つが、隣接する「唐草屋」という現代のライフスタイルにマッチした風呂敷の使い方を提案するショップです。


そこには、モダンなデザインの風呂敷が種類豊富に揃っています。


「荷物運ぶのに、やっぱり風呂敷っていいかも~」とミモロ。
そういう持ち方じゃなくて、バッグみたいにできるのよ~。

ともあれ。京都に来たら、ぜひ覗いてみてはいかがでしょ。美しい風呂敷、袱紗は、まさに日本の伝統の技。
風呂敷の価値に、改めて気づくお店です。

*「宮井本店」の詳しい情報はホームページからどうぞ



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「京都国際写真祭」で見学した、室町通にある帯の老舗「誉田屋源兵衛」。

2018-06-11 | 老舗

「あ、レポートするの忘れてた~」と今更ですが、ミモロがお伝えするのは4月14日~5月13日に京都各所で国際的に活躍する写真家の作品が公開されました。ミモロは、室町通を歩いていて、その中の1軒を見学しました。それが「誉田屋源兵衛」です。
 
室町通は、京都の呉服商が集まる通り。今も立派な構えの商家が並んでいます。
そのなかで、ひときわ堂々とした風格を漂わすのが、創業280年を数える帯の製造販売を手掛ける「誉田屋源兵衛」(こんだやげんべえ)です。

いつもは、中に入ることができない立派な建物。でもこの「京都国際写真祭」の間は、一般公開されていました。
 

ミモロが興味があるのは、失礼ながら写真より建物。作品の鑑賞を早々に、建物の中を見学します。
  
現在10代目の当主、山口源兵衛さんが代々守り続けた優れた技術とその美意識を表現した建物・・・「なんか美術館みたいだね~」とただただ感心するミモロです。

磨き抜かれた建物の内部・・・よく手入れされた中庭など、当主の美意識の高さが伺えるものばかり。

玄関には、昔使われていた人力車が…
 「お家の中から乗ったのかな?」

「これ時代劇で見たことある~」火事に備える水場も残っています。
「奥の方に行ってみよう~」

建物のいたるところに、「誉」の文字が…。
 

なんでも屋号の「誉田」は、応神天皇陵の「誉田八幡宮」と同じ呼び方で「こんだ」と読むとホームページに。
現当主の山口源兵衛さんは、帯の作家であり、さまざまな日本の芸術に精通した方。その活躍の場は、幅広く、その美意識の高さは、国際的に賞賛されると共に、多方面の業種とのコラボなども実現。現代におけるアートを牽引なさっています。
「だから京都国際写真祭にも協力なさっているんだね~」とミモロ。

歴史的な建造物である家屋を広く公開して行われた写真展。

敷地の奥には、黒い建物が…「なんだろ?」とミモロは、興味津々で進みました。
中には螺旋階段が…

「あれ?中にもお蔵がある~」とビックリ。黒い建物は、なんと古い蔵をすっぽり包むように建てられていたのです。


「なんか建物全体がアートだね~」とミモロ。

「誉田屋源兵衛」は、祇園祭でも屏風飾りなどをなさっています。
「また、祇園祭になったら来よう~」とミモロ。
 もう2週間あまりで始まる祇園祭。

ぜひそのときは、訪れていかがでしょ。

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天保5年創業の薫香の「香老舗 林龍昇堂」。二条城の梅の実を入れた香なども

2018-06-06 | 老舗

堀川通から三条通を東に入ったところに、古い趣のお店があります。その前を通るたびに、ミモロは中を覗いていました。
「歴史感じる~」

木枠のガラス戸を開けて中に入ると、そこは昔ながらの京都のお店の雰囲気がそのまま・・・。
「こんにちは~、あの~ちょっと見せてください~」とお店の方に声を…。
「はい、どうぞごゆっくり~」

ミモロは、お店の品をひとつひとつ見てゆきます。

お店にいらしたのは、ご店主の林慶治郎さん。ここのお店は、なんと天保5年(1834)の創業で、林さんは六代目になられます。
「うちは、家族でやっていて、ほとんどが手づくりなんですよ~」と。

店には、香の材料となる香木が、細かく刻まれた状態で置かれていました。
 
「これからお香になるの?」とミモロ。京都には、お香の専門店がたくさんありますが、白檀、沈香、桂皮などのさまざまな香料を組み合わせて、そのお店独自の香りを作っています。


このお店の品は、天然香料をふんだんに使用したものを中心にしたものがメイン。
「これ可愛い~」とミモロが最初に目を付けたのは、「二条城 梅だより」(972円)です。

「これは、近くの二条城の梅園の梅の実をすりつぶして、天然白檀を中心にした原料に混ぜたんです」と。
手づくりらしい味わいが漂う梅の形のお香。これを作るには、いろいろご苦労があったそう。

また、京都の紅葉を練り込んだ「京を彩るもみじ香」(1468円)も、このお店ならではの品。


「へぇ~京都らしいお香がいろいろあるんだね~」とミモロ。
今や、お香は、京都の人気みやげのひとつ。昔からおもてなしにお香を焚いて、いい香りでお客様をお迎えする京都。お座敷香と呼ばれるこれらのお香は、ルームフレグランスのような使い方をしています。

さらに、すみれ、藤、桜などの京都の四季をイメージした「京の花」(1080円)は、香油を用いて香りづけをしたもの。
「いろいろなお花の香りが楽しめるんだ~。このパッケージも素敵~」とミモロ。

そう、このお店の品々のパッケージやラベルは、どこかレトロな雰囲気。
「それは、戦前に新聞広告で、デザインを公募したんです。そのときのものですよ~」とご店主。

「デザイン公募するって、すごく斬新・・・」とビックリするミモロでした。

お店を飾るものには、ここの歴史や京都の暮らしが感じられます。
 

「どんな香りがお好きですか?試し焚きもしますから、遠慮なく言ってくださいね~」と。
たくさんの種類の中から、好みの香りを選びには、実際にその香りをきいてみたいもの・・・。
ミモロは、次々に香りを試します。
「これもいいなぁ~」クンクン・・・ミモロの体にも香りが移り、なんかいい香りに・・・。

京都のおみやげにもおすすめの香りです。

*「香老舗 林龍昇堂」京都市中京区三条通堀川東入る 橋東詰町15  075‐221‐2874 営業時間 9:00~19:00 日曜休み(祝日・年末年始、お盆 不定休)インターネットでも購入可能です。

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京都駅近く、油小路通にある天保年間創業の油専門店「西川油店」

2018-04-07 | 老舗

京都駅から徒歩6分ほど、油小路通と塩小路通が交差する西側にある天保6年(1835)創業の油の専門店「西川油店」。

古い店構えは、歴史を漂わし、店先には、油かすの桶が置かれています。

「中にはいってみよう~」とミモロ。店に一歩入ると、そこはさらに歴史を感じさせる品々がいっぱい。


「いらっしゃいませ~」と笑顔で迎えてくださったのは、このお店の7代目の奥様の西川富久子さん。
「あの~ここ油屋さんなんですよね~」とミモロ。「そうですよ~。うちは天保年間からお商売してます。創業当時は、製造から卸、小売りまでやってましたけど、大正8年からは、卸と小売りだけやってます~」と。

店の中央部には、なたね油やゴマ油などの瓶詰が並びます。「このラベル、レトロな感じで素敵~」
 
スーパーに並ぶ油とは趣が違います。

「あれ~灯明油だって~」ミモロが興味を抱いたのは、スーパーのサラダ油などの棚では見たことがない灯明油です。


「昔は、油は主に行灯やランプなどの照明に使われていたんですよ」と。「あ、そうだよね~昔電気なかったんだもの~」とミモロ。そう、一般家庭に電気が普及する前の戦前、照明用の油を買いに、人々が訪れたのです。

また京都は、大きなお寺も多く、そこでも灯明油のニーズが高く、この「西川油店」も本願寺をはじめ、いろいろなお寺に油を納め、今も、お寺からのニーズは続いているそうです。

時代の流れで、昔は、たくさんあった油専門店も、今や京都市内には、ここを含め2軒しかないそう。
「油小路という名前だから、きっとこの通りには、昔、油屋さんが並んでたのかも~」と思うミモロです。


「なんかいろんなものが並んでる~」と店の中を見回すミモロ。
 
店内には、このお店が油を製造をしていたときに使われていた油を搾る道具や、小売りなどに使った品々が展示され、まるで民具博物館のよう。
 

昔の道具は、今や残っているのが珍しい貴重な歴史的資料に。「これなんだろ?」
 
ミモロは、古い道具が珍しく、興味津々。昔の商いの記録なども残っています。

「その箱はね~。中に油を入れて、ひしゃくですくって、量り売りをしてたんですよ」
「こうやって量るの?」
「そうそう、じょうごを使って、瓶にいれて~」「こぼさないように~」ミモロも道具の使い方を教わります。

美術工芸品など高価なものは、代々受け継がれてゆきますが、こういう道具は、使われなくなると廃棄されてしまいます。それを残し展示しているのは、ご店主の思いから…。
 

「灯明油使っていた時代の方が、電気を使うようになった時代よりずっと長いんだよね~」とミモロ。そう、考えると今のように明るい照明の時代は、戦後になってから…。100年もたっていないのです。

今や大型機械で大量に生産されるようになった油。昔の人の油への思いとは、ずいぶん違ったものになっています。

お中元やお歳暮でよく油の詰め合わせなどがありました。ここ『西川油店」のレトロなラベルが貼られた瓶詰は、なかなか素敵。贈り物にしたくなります。


「いろいろ見せてくださってありがとうございました~」とミモロ。「また、いらしてくださいね~」と店先まで見送ってくださった西川さんに手をふってお別れを…。


京都駅のすぐ近く、ぜひ1度立ち寄ってはいかがでしょ。香ばしいゴマ油などが揃っています。

*「西川油店」京都市下京区油小路七条下がる油小路町294  075‐343‐0733  9:00~18:00 無休

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「北野天満宮」の名物「長五郎餅」。梅の期間は、毎週末に出店

2018-03-05 | 老舗

梅が見ごろを迎えている「北野天満宮」。
「あ、お店やってる~」
 
境内の東側に看板を見つけました。何度も「北野天満宮」を訪れているミモロですが、いつも開いていず、今まで行ったことがなかったのです。


大きな木造の歴史を感じさせる店構え。この日は、店先に品がずらりと並んでいます。

 
ここで売られているのは「長五郎餅」という小さめな大福のようなお餅です。薄皮の餅の中にこしあんが入っています。

この「長五郎餅」の歴史は、なんと豊臣秀吉にさかのぼります。
餅の歴史を語る看板によると・・・・
なんでも今から400年以上前の天正年間に、北野天満宮の天神市の日になると、出店している店に餅を数個売って帰る老人がいて、その餅は次第に評判になったそう。

そんな折、天正15年(1587)に豊臣秀吉が「北野天満宮」で大茶会を催すことになり、身分の上下の区別なく、多くの人に参加を呼びかける高札が市中に立てられました。その老人も仲間に誘われ、茶屋を出すことに。
この北野大茶会は、大層盛大なもので、参加者も多く、茶屋だけでも1500軒以上が、天満宮一帯に並んだそう。
秀吉は、それらの茶屋を見て回ったときに、偶然、この老人の茶屋に足を止め、その餅を食べたところ、とても気に入ってその小さな餅に、老人の名である「長五郎餅」と名乗るように命名されたのだそう。

以後、この「長五郎餅」は、人々の注目するところとなり、天満宮の名物になりました。

もちろん長五郎の店は繁盛し、現在は、天満宮から5分ほどの場所に大きな店舗を構える「長五郎餅本舗」になっています。

「北野天満宮」には、毎月25日の天神市の縁日の時だけ、この場所で店と茶店が開かれます。
でも、梅の時期は、毎週末もオープンします。

「お餅どんな味だろ?」とミモロ。「今なら茶屋に席が空いてますから、そちらでどうぞ~」とお店の方。

「ホント、お餅2個と煎茶か抹茶が味わえるんだ~」


入口でお茶券を購入して奥に進みます。ミモロは煎茶を注文しました。
「わ~なんか暗いけど、雰囲気ある茶店・・・。きっと昔からこんな感じだったんだろうなぁ~」

吹き抜けの天井から差し込む光が、店内を照らしています。毛氈が敷かれた床几の上には、古い火鉢が置かれ、まだ肌寒く感じるお客の手を温めてくれます。

「え~と、煎茶とお餅2個セットは、380円でしょ。6個入りの箱だと907円ってことは、1個150円くらいのお餅なんだ~」とミモロ。あのね~変な計算しないの…ちなみに抹茶の場合は、540円です。
「お茶のお替わりあるかな~」と。う~たぶんないと思うけど…。


そうこうしているうちに、ミモロの前にお茶とお餅が運ばれました。「わ~い」と嬉しそうなミモロ。

「これ、秀吉さまも食べたお餅でしょ…」と、目を細めながら味わいます。

きっと北野大茶会には、もっと華やかなお菓子も多数登場したはず…。でも秀吉が気に入ったのは、意外に素朴なお餅でした。「きっと昔を思って懐かしかったんじゃないの~」と勝手に想像するミモロ。

茶会には、秀吉自慢の名物茶道具がズラリ披露され、あの黄金の茶室も飾られたそう。拝殿のまわりには、4軒の茶席が設けられ、秀吉をはじめ、千利休、津田宗及、今井宗休が、参加者に茶を点てたと伝えられます。
「わ~豪華な顔ぶれ~。茶道ファンなら、絶対行きたい茶席だね~」とミモロ。

あまりの賑わいに、当日、倒れる人まで出るほどだったとか。まさに一大イベントです。

秀吉は、京都で人気が高い人物。醍醐の花見なども開催し、京都の庶民にその華やかな力を誇るイベントで人気を不動のものに。「う~家康さんとか徳川家って、あんまり庶民向けのイベントやってないもんね~」とミモロ。
京都と関わりの深い秀吉に比べ、江戸に拠点を置く徳川家は、どうしても庶民にとっては馴染み薄の存在だったのかもしれません。もちろん徳川家も、京都各所の神社仏閣の修復や造営などに尽力したものの、将軍が京都の町を訪れたのは、家康、家光と家茂、慶喜ぐらいで、すべて上洛には、なんらかの政治的意図が色濃く漂います。

「自分の用事がないと、徳川家の将軍様は、京都に来なかったんだよね~。もっと来ればよかったのに~お金出すだけじゃだめだよね~」とミモロ。
う~新幹線で簡単に来れない時代ですし、将軍が動くというのは、大変なことだから…仕方なかったんじゃないの…

でも、確かに、3代将軍家光が上洛し、後水尾天皇に娘和子が入内した寛永年間から、14代将軍家茂が上洛するまで230年以上も、どの将軍も京都に来ていません。もっと来ていたら、幕末の歴史も変わっていたかも…。
「やっぱりお手紙やメールだけじゃ、人の関係深まらないよね~直接会わないと…」とミモロ。
う~それは現代にも通じることかもしれません。

さて、話を「長五郎餅」に戻しましょ。

「う~ほんのり甘くて美味しかった~」とミモロは、2個ともペロリ。
帰りには、再び売店を覗きます。


「長五郎餅」は、本店で通常いつでも販売されています。毎月25日に「北野天満宮」に来れない方は、「長五郎餅本舗本店」へ。そこでもお茶とお餅がいただけます。


「さあ、また梅見物しよう~」
 

境内に漂う梅の香りに包まれながら、気持ちよい春の日を楽しむミモロでした。


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