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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

リバティープリントの小物やオリジナルの和装雑貨がいろいろ和小物の老舗「さんび堂」

2016-09-13 | ファッション

四条烏丸からちょっと西に進んだ 綾小路と室町通の角にある大きなビルの1階に、のれんのかかるお店があります。
「ちょっと入ってみよう~」
その前を通るたびに、気になっていたお店。「でも、りっぱなお店だから。高級品ばっかりかも…」と、ちょっと躊躇していました。

でも、中を覗くと、カラフルな生地で作られたかわいらしいものが見えます。
 
「あの~ちょっと見てもいいですか~」とミモロ。「はい、どうぞ、ごゆっくりごらんください~」と笑顔で迎えてくださった店長さん。
「いろいろな小物がたくさんありますね~」と、ミモロはお店のあちこちを見て回ります。

ここは、明治19年創業の和装小物の「荒川益次郎商店」が、お店の改装と共に、幅広い商品展開をスタート。オリジナルの品々をいっそう充実させたショップです。

広々した店内は、とても見やすい造り。思わず手に取りたくなります。

「かわいい~」
ミモロが興味を示したのは、ちょっとふっくらした生地で作られたバッグやガマ口。
「モダンな感じだけど、和のパターンなんだ~」。和装小物ですが、あまり極端に和のテイストになっていないところが素敵。様相にもピッタリのパターンや色使いです。

「いろんなサイズのがま口がある~」 携帯用のお薬入れやアクセサリー入れをはじめ、その人なりのさまざまな用途に対応できるもので、しかも1000円からと、お値段も手ごろです。

「外国のお客様もすごく多いんですよ~」と店長さん。大通りに面しているわけでもないのに、本当に外国人観光客の情報収集力には驚きます。

気に入ったお店やレストラン、料理店などを、フェースブックやインスタグラムなど、さまさまな方法で気軽に拡散する現代。旅の仕方も、着実に変化しています。

お土産ものぽくないところが、最近の人気の品のポイント。
あまりベタに京都ポイ物より、ほどほど…の和を感じさせるものがいいようです。

さて、この和装小物の老舗で、オリジナルの生地以外に目を引くのが、「リバティプリント」の雑貨です。

「リバティプリント」は、英国ロンドンのリバティ社のオリジナル生地で、1870年代につくられ始めた歴史あるプリント生地です。薄手の上質なコットン生地に、花柄をはじめ、幾何学模様、ペーズリー柄などがその代表です。

日本での人気も高く、ワンピースやブラウスなどでもよく目にする生地です。

ここでは、そのリバティ社と契約し、生地を輸入し、それを使ったファッション雑貨を展開しています。

「え~風呂敷もあるんだ~」
 
「風呂敷の製造は、うちだけが許されているんですよ…」と。
「風呂敷だけじゃなくて、スカーフにも使えそう…」いろいろな用途に応用できる品です。
小さなもので864円、大きなもので2484円ほど。

「ねぇーいろいろあるよ~」
興味津々のミモロ…

「このプリントのバッグかわいい~」と肩に担いでみます。
「う~ちょっと大きい~」これだとミモロが入っちゃうかもよ…

リバティプリント好きには、見逃せない種類豊富さ。

「さすが老舗の和装小物のお店、造りもしっかりしてる~」

「ほかにもいろいろなものがある~」
 

広いお店には、心惹かれる品々が…

*「さんび堂」京都市下京区室町通綾小路角 075-341-2121 11:00から19:00 火曜休
嵐山駅前にも「嵐山店」があります。10:00~17:00 年中無休 インターネットでもお買い物できます。


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昨年5月にできたフランスリボンの専門店「ファミーユ」。おしゃれなリボンが1000点以上

2016-02-17 | ファッション

京都東山の三条神宮道の角に、ミモロの気になるお店があります。
 
ビルの1階にあるそのお店は、フランスリボンの専門店「ファミーユ」。

リボン大好きなミモロは、「今日こそ入りたい~」と、トコトコお店の中へ。
「わ~たくさんリボンがある~」と思わずその数の多さに立ち尽くします。

「あの~ちょっと見ていいですか?ミモロ、リボン大好きなんで~」と。
「はい、どうぞ、ごゆっくりご覧ください…」と、素敵な笑顔のオーナーご夫妻。


棚には、色とりどりのリボンがいっぱい…
 
「すごいね~たくさんあって迷っちゃう…」と、すでに買う気十分のミモロ。
あちこちの棚に飛び乗り、近くでリボンを見てゆきます。


このお店は、昨年5月に伏見から移転。京都、いえ全国でもこれだけフランスリボンの老舗「ジュリアン・フォール社」製のリボンがそろうお店はないそう。
 
「ジュリアン・フォール社」は、1864年にフランスの南東部サンテティエンヌ市に創業したジャガード織のリボン・生地のメーカー。創業以来発売された4万種類以上のコレクションが今も大切に保管されているそう。
「わ~東京オリンピックの100年前にできたメーカーなんだ~」とミモロ。その基準微妙にわかりにくいかも…。

ここ「ファミーユ」は、本場のリボンが揃うことから、全国で開催されるフランスフェアなどへの出店要請も多いそう。

 
「なんて素敵なリボンなんだろ…」フランスリボンの色の美しさ、また柄の多彩さには目を見張ります。

またさまざまなこの店ならではセレクトリボンも…。
 

そして、ここにはリボンを使ったオーナーの奥様手づくりの品々も…。

「30年ほどリボンに関係するお仕事してたんです。それで8年前に独立してこのお店を…」と奥様。
「あの~何してるんですか」
ミモロは、興味津々。
素敵な色のリボンを組み合わせ、ポーチやヘアアクセサリーを製作します。
今は、卒業シーズンを前に、ヘアアクセサリーの注文に大忙しだそう。
「どう?」
リボンを使ったヘアバンドもあります。


「リボンを使ったお洋服欲しい~」と、あまりに素敵なリボンを見て、春に向けて新しい洋服をねだります。

「リボンを使ったスカートなんかお似合いですよ。きっと…」
「この幅ならそのままスカートにできるかも…なんて素敵な色なんだろ・・・」

「10センチからお好きな長さでお求めいただけます...ミモロちゃんのスカートならどれくらい必要かな?ちょっと測ってみましょう」
「腰回りの2倍あればいいんじゃないでしょうか…」ミモロお腹ひっこめちゃダメ…。「だって…」メジャーを当てられるとなぜか毎回お腹を引っ込めるミモロ。まぁ女の子ですから…その気持ちわからないわけではありませんが…。もう手遅れ…。

1000点以上のリボンがあるという店内、とても短時間では見尽せません。
「あんまり多くて、何を選んだらいいのかわかんなくなっちゃった~」ということで、この日はひとまず家に戻り、改めて新しい洋服のアイディアを検討することに…。

「これも素敵…」

お店を出る間際でまた立ち止まり、壁の品を見つめます。

もう行きますよ…このままだとずっといそうなミモロを抱え、お店を出ます。
「やだ~もう少し…」バタバタ…ミモロのお気に入りのお店がまたひとつ増えました。

*「ファミーユ」京都市東山区三条通神宮道東入る夷町158 神宮道ビル1階 075-761-6273 11:00~18:00 月・火曜日休み
イベント参加の期間は、営業時間が変わることも…。





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ミモロのFBページもあります。
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「千両ヶ辻」の老舗「木村卯兵衛商店」が、新たに作った和雑貨のショップ「iroha(イロハ)」

2015-09-29 | ファッション

京都西陣、千両ヶ辻にある創業1738年の西陣の帯屋さん「木村卯兵衛商店」。
今年、古い町家をモダンに改装し、奥のお蔵の中に、新たに和雑貨のショップ「iroha(イロハ)」がオープンしました。
  

さて、「木村卯兵衛商店」の創業は、元文3年(1738)。なんと徳川吉宗の時代です。「え~暴れん坊将軍の時代から…あるんだ~すごい!」

平安時代から、京都では、絹織物や絹生地の生産が盛んになり、特に、綾、錦など高級織物を得意とするすぐれた職人たちが育ってゆきます。西陣では、多くの人が知る豪華な西陣織の帯だけでなく、綸子や縮緬などの白生地も生産されています。
そんな技術を今に、受け継ぐ京都の職人さんたち…現在も、日本を代表する優れた織物の代名詞として「西陣」はあるのです。

現在社長を務める木村正也さんは、10代目となる当主。
「あ、ミモロちゃんでしたね~こんにちは~」昨年、お目にかかったのを覚えていてくださいました。「わ~ミモロのこと覚えていてくれたんだ~」「はい、一度会ったら忘れられないお顔ですから…」「まぁね~」と鼻を膨らませドヤ顔に…。

「なんか今年、お店の感じ違いますね~。すごくモダンになってる…」と奥をのぞきながら…。

以前は、ほかにあった西陣織を使った雑貨のお店を、店の奥へと移転したのだそう。店先の暖簾をくぐると、細い路地が奥へと続いています。
「この奥にショップがあるの?」「そう、蔵を改装したんです。ゆっくり見て行ってくださいね」と。
「どんなお店なんだろ?」と期待に胸を膨らませながら、ミモロは、路地を歩きます。

木村正也さんが、「iroha(イロハ)」という和雑貨のお店を始めたのは、2007年。優れた技術で織りあげた西陣の生地を使い、今のライフスタイルにも合うものを作りたいという思いから…。和装の世界だけにとどまらず、現代のあらゆるライフシーンにマッチするような雑貨づくりを目指しています。「これからも西陣を活気ある場所にしなくては…」と。

「え~路地の奥にお蔵…ここがショップなんだ~」
「なんか別空間…」 
蔵を改装したショップは、太い梁や柱など、蔵の趣をそのままとどめたもの。

そこには、西陣織の生地を使ったポーチやバッグなどが、種類豊富に並んでいます。
   
西陣織は、織物ですから、生地表面の模様は、織りこまれたもの。機械織といえども、その精巧な作りは、職人の腕によるもの。

並ぶ品の中で、ミモロが気になったのは…「これ~」
 
よく見ると…小さなネコの足型です。
「かわいい…大人カワイイ感じの品々だよね~」と。そう、大人向けのユーモアあふれる作品です。


「これ、いいかも~」とやはり興味惹かれたのは、電卓。西陣織を使った布地の電卓で、薄いので、持ち運びに便利。
もちろん機能面でも優れもの。
「あの~ネコの足型の電卓ありませんか?」とミモロ。「残念ながら作ってないんですよ~」とお店の方。
「招きネコの足型ってことで、商売繁盛の電卓になるのに~」と残念そう。

モダンで、シックな色彩を基調にした品々の中で、カラフルなのが、イラストレーターのミクロナオコさんとのコラボ作品。
  

風呂敷やハガキなどのほかに、オリジナルデザインの「パンダ」と「とかげ」の帯が…。

昔から、和服の模様は、今見ても、なかなか前衛的。髑髏、おばけをはじめ、あらゆるものが模様になっています。

「昔の人って、遊び心が今よりあるのかも…」と思わせるものも…。

和服を着ない人でも、楽しめる小物がいろいろ…。

「これ、ください~」と外国人観光客が紙入れを買っていました。


和の趣を留めながらも、モダンなファッションにもマッチするデザインです。

「また、お友達と来るね~バイバイ…」ミモロ、だれに挨拶してるの?
「あそこ~」と指差す先には、福々しい布袋様?大黒様?の土人形が並びます。


蔵の中にできたショップ。ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょ?


*「京都西陣 iroha」京都市上京区大宮通元誓願寺下ル北之御門町570 075-414-0229 11:00~16:00 水曜・日曜休み

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今年で創業100年。テントの専門店「日の出テント」が作る丈夫なトートバッグ

2015-09-15 | ファッション

東山、仁王門通と東大路通の交差点近くに、「日の出テント」というテントの設計・施工などをするお店があります。
以前は、現在の場所より、少し南に店舗があり、その創業は、今年で100年という老舗です。
 
現在の場所に移ったのは、昨年10月。そこで、テントの布を使ったトートバックの製作・販売も始めました。

  
以前から、「なんか気になるお店…」と外から覗いていたミモロです。

「あの~ちょっと見せてくださ~い」と、ある日、お店の中に…
入口には、トラックの幌の生地を使って作られたおしゃれなバッグが、種類豊富に並んでいます。

「どうぞ、ごゆっくり~」と、お店の方が奥から出てきました。このお店の奥様です。


入口に並ぶのは、「ONODE]というブランドのバッグです。店舗設計などのデザインをなさるONOさんが、図面をいれるバッグが欲しくて、ここ「日の出テント」さんとコラボで、自らデザインしたのが始まりだそう。

トラックの幌という軽量で、丈夫な素材は、パソコンや書類を入れるバッグにピッタリ。


「あの~帽子も売ってるんですか?」と、壁に掛けられたキャップに目をやるミモロです。
「あ、それもONO
さんのデザインで作られたもので、うちの製品ではありませんが…。頭のサイズの大きな人向けで、なかなか好評なんですよ」と。

バッグのそばに、テントが売られています。
設置用のロープもあります。
「ホント、テント屋さんなんだ~」

今年で、創業100年の「日の出テント」。組み立て式パイプテントをはじめ、日除け用テント、トラック用幌シート、建築用シート、レジャー用テントなど、仮設のテントや短期間ものを保護するシートの専門店です。
店の棚には、レトロな品々も並び、店の歴史を物語るよう。
 

トートバッグなどを作り始め、昨年、仁王門通そばに、このお店をオープンしました。

丈夫な帆布を使ったトートバッグは、2000円~6000円くらいまで。
  カラフルで、持ちやすいバッグです。

「好きな色でオーダーもできます。値段は、既成のものと同じです」と。
約80色の色見本の中から、自分の好みの色を選び、好きなデザインのトートバッグを作ってもらえます。
「ポケットなどをつけたり、複数の色を組み合わせることもできますよ」と。


「あの~あの赤いバッグのリュックサックタイプありませんか?」とミモロ。
大好きな赤のトートバッグ。「あれが背負えたらいいのに~」と。「リュックサックのご要望、結構あるんですが、うちでは、リュックサックは作っていないんです。でも、トートバッグに、背負うためのベルトをつけることは可能です」と、お店の方。

「以前、あの黄色いポストに背負い紐をつけてリュックにした方もいらっしゃいます」
「それ、グッドアイディア…」とミモロは、目を輝かせます。

縫製は、お店の奥の工房で…。「このミシンで縫うんだ~」とミモロもちょっと雰囲気をマネてみることに・・・

「こんな感じ~」と、なかなか真剣なまなざし。

ミモロサイズの小さなバッグは、残念ながらできないので、代わりに、あまり布を頂き、ミモロサイズの品を作ることに。

「できたら見せに、また伺いま~す」とミモロ。

今、口コミで、次第にその存在が広まっているという「日の出テント」のトートバッグ。
岡崎エリアを訪れた折、ぜひ覗いてみてはいかがでしょ?

セミオーダーのトートバッグは、注文して、10日~2週間で出来上がります。

*「日の出テント」京都市左京区東大路仁王門南  075-761-3105 8:30~18:00頃 不定休
東山三条のバス停から、徒歩3分。地下鉄東山駅から徒歩5分。三条京阪駅から、徒歩13分。





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寺町御池の大正8年創業の「加納洋服店」。京都の紳士ご用達のハンドメイドオーダー専門店。

2015-09-13 | ファッション

御池通を北に、寺町通に入ってすぐのところにレトロな建物のお店があります。「KANO」と書かれた表示、その上には、「HIGH CLASS CUSTOM TAILOR]の文字が。店のガラス部分にも同じ文字が見えます。
 

いつも前を通るたびに、ウィンドーについ足を止めるお店です。
古いミシン、そして洒落たスーツやコート姿の紳士たちのレトロな広告…

この日もウィンドーには、素敵な色のタータンチェックの生地が置かれていました。


その素敵に生地に吸い寄せられて、思い切ってお店の中へ。


そこは、時が止まったよう…昭和レトロを思わせる設え…大きな木のガラス戸棚には、顧客のスーツが大切に吊るされています。



ここは、「加納洋服店」という大正8年創業のテーラーです。白髪のご店主は、東京の銀座でも修業を積まれたという、いかにもテーラーのご主人という品格が漂います。今や、京都でも珍しくなった、あつらえの高級洋服店です。
建物は、昭和初期に建てられたもの。
 店の奥に続く赤絨毯…訪れる顧客のフィッティングなどを行う場所です。

大きな鏡…その木製の縁取りにも風格が漂います。その鏡に映る姿は、さぞや立派に見えることでしょう。


ここで扱う服地は、英国の高級品…。
先代が大切にしていたという生地のサンプル帳を見せていただきました。
 
毎年、英国から仕入れたという生地。サンプル帳には、取引先である「T.KANO」の文字が…すでも英国のこの服地メーカーは、どこかの傘下になったとか。厚手のしっかりとした織り、そして絶妙な織模様…このサンプルを見に、日本の大手毛織メーカーが訪れたそうです。

店には、大きな裁ち机。
そこに、使いこんだ仕立てようの道具が置かれています。

顧客の型紙を作るための定規。

服地に裁断の線をつけるチャコは、使いやすいように、きちんと削られています。

神経を研ぎ澄ませ、寸分の狂いもなく裁断するための、裁ちばさみ。

左利きのご主人は、使いやすくするために、持ち手のところに布を巻き使っているのだとか。

使い込んだ針箱…そして、アイロン…

戸棚の中には、いろいろな種類のアイロン台が…。


顧客の体形、好みなどを深く考慮し、その人が望むスタイルに見えるスーツを仕上げる…すぐれた技術が求められる高級注文服の世界。京都の数多くの紳士たちが、ここのスーツに憧れ、何年にもわたり、通い続けたというお店です。

流行と自由度が高い婦人服と違い、型が明確な紳士服。それだけに、スーツの仕立ての良しあしは、一目瞭然です。
ピシッと体にあった、また体の欠点をカバーできるようなスーツが、誂えの魅力なのです。

既成のスーツでは味わえない至福の感覚…それが誂えの醍醐味です。

はっきり言って、誂えをする客ほど、うるさい客はいないのです。ミリ単位での直しをはじめ、微妙なバランスの違いなど、細かく注文を出すものです。それの要求に見事にこたえられるテーラー、そんな人に出会うと、もう離れらなくなるのだとか。

オーダーシャツの生地が、テーブルに


残念ながら、ここでは、女性のシャツのオーダーは受けてもらえません。
ちなみに・・・タータンチェックの服地で、ヒダスカートを作ってもらうと、9万円ほどだそう。


「憧れちゃうね~」とミモロ。そう、ホント、憧れます。

*「加納洋服店」京都市中京区寺町御池上る 075-231-1934 10:00~19:00 不定休


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