波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

いつの間にかこんなにも増えていた「男性看護師」

2018-05-18 09:19:30 | 最近考えること(多様性)
アッピア夫です。

今年は季節の移り変わりが異常に早く、リハビリで歩くにもきつい毎日が続いていますね。
爽やかなはずの5月なのに、もう蒸し蒸ししてこのまま早くも梅雨に突入していくのでしょうか・・・

今回、3週間ほど入院しましたが、不思議なことに一度も「早く帰りたい」とは思いませんでした。
初めて知ることがあまりにも多くキョロキョロしていたこともありますが、入院生活そのものがとにかく快適でした。

医師や看護師はもちろんのこと、ソーシャルワーカーの方や、リハビリでお世話になった方々・・・
皆さんの対応が素晴らしく、入院中の食事もすごく美味しく、自分の身体の不自由さ以外は言うことなし。

また、アッピアの入院に付き添った頃と比べて「病院も随分変わったなあ」と思わされました。
アッピアが入院中の食事は正直美味しくなかったのですが、病院にもよるのかそれとも進化したのか・・・
桜を眺めながらの「桜の特別メニュー」などは、涙が出そうな程美味しかったです。

まず、看護師の人数そのものが以前よりも随分と増えました。
「看護師1人が7人の入院患者を担当」と言う基準を採用する病院が増えたためなのでしょうか。

入院時期がちょうど年度の変わり目で、退院間際には新人看護師もたくさん配属されて来ました。
病院全体で毎年100人前後採用されるようなので、もう大企業並みですね。

中でも一番驚いたのが、「男性看護師」がたくさんいたこと・・・
私のお世話になった整形外科病棟では、看護師全体の1/4程もいたように思います。

幾度とあるアッピアの入院でも、「男性看護師」にお目にかかったことは一度もなかったですね。
乳がん病棟なので当然と言えば当然ですが・・・

「男女雇用機会均等法」が施行されてもう30年・・・その時に「看護婦」から「看護師」に名称が変わり、
男性も積極的に受け入れるようになりましたが、時を経てまさかこんなに増えているとは思いませんでした。

調べてみると、「男性看護師」はこの10年で2倍以上に増えたものの、全体的にはまだ6.8%のよう・・・
病院や診療科によってもかなり違うのでしょうね。

今はもう女医も珍しくない時代になりましたが、「男性看護師」もそれ程珍しくはないんですね。
「白衣の天使」は文句なく有難いですが、同性同士でざっくばらんに話が出来ることも嬉しかったです。

因みに、アッピアは「均等法第一世代」で、女性総合職の第一号として仕事をしていたこともあり、
性別で区別されることが大嫌いでした。

仕事を始めた当時、男社会の中でどれだけ苦労したのかを散々聞かされましたが、それも今はもう昔・・・
ただ、最近のセクハラ事件を見ていると、一部の男性はすっかり時代に取り残されているとも感じますが・・・

また、「男性看護師」が増えて来たのは素晴らしいことですが、患者もそれに慣れる必要がありそうですね。
私は、泌尿器科でいきなり男性医師に導尿の予行演習をやらされた後に、初めて一人で挑戦することになりました。

「初めてなので、問題ないかどうか確認していいですか?」と若い女性看護師に見守られて導尿をした時は、
まるで自分が中学生にでもなったような言いようのない気持ちになりました。

さすがに、男性看護師が女性患者の導尿の指導をするとは思いませんが、
あちらはプロで何とも思っていないのに、こちらが勝手に意識して恥ずかしがっているんですよね。

いずれにしても入院患者にとって「看護師は看護師」・・・
女性も男性もそれぞれの良さを活かして親身にサポートして貰えたら、それでOK。

そして、アッピアにとっての「助さん・格さん」ではないですが、真っ先に思うことは・・・
「看護師は本当に頼もしい」

2018年5月18日


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