波乱万丈 乳がん転移ライフ!

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整形外科病棟入院で思い知らされた「事故の恐ろしさ」

2018-05-10 10:37:31 | 驚いた出来事
アッピア夫です。

今回、病気ながら整形外科病棟に入院したことで、改めて「事故の恐ろしさ」を思い知ることになりました。
私はつくづく整形外科と縁があるようで、整形外科に手術でお世話になるのが今回で3度目となります。

1度目は、大学に入学したてのまだ十代の時に、交通事故で・・・

その日は、友人5人と早朝から遊びに行く途中で、都心の高速道路を車で走っていました。
運転していた友人は免許取り立てでまだ慣れておらず、スピードの出し過ぎで車を制御できずに側壁に激突・・・

車は横転したまま横滑りし、その勢いで中央分離帯を一回転で乗り越え、反対車線に横倒しとなりました。
さすがにその時は死を覚悟しましたが、早朝で車が少なかったことが幸いし何とか助かりました。

助手席に座っていた私はダッシュボードで顔面を強打し、左目の眼底と鼻骨を陥没骨折・・・
救急車で整形外科病院に運ばれ、その後鼻骨の日帰り手術を受けました。

2度目は30歳代後半の時に、スポーツによる怪我で・・・

当時夢中になっていたマウンテンバイクで膝を酷使した結果、左膝を痛め半月板を損傷。
現在リハビリで通っている整形外科病院で、剥がれた軟骨の切除手術を受け、1週間入院しました。

そして3度目の今回・・・
大学病院の整形外科病棟に入院したことで、「事故の恐ろしさ」をまざまざと思い知らされました。

同室の方々は下肢が不自由な方ばかりでしたが、病気が原因なのは私だけで、
私以外の方々は何らかの事故で大怪我を負っての入院でした。

特に交通事故と建設関係の落下事故・・・

交通事故のお一人は、事故後1ヶ月間も昏睡状態で生死の淵をさまよった末に生還されたようでした。
病室ではよく聖書を読んでいましたが、その気持ちも分かるような気がします。

また、建設関係の落下事故に遭われた方が二人おられたのですが、一人はタイル職人でもう一人は瓦職人・・・
お二方とも長年その仕事に就いている50歳代のベテランでした。

タイル職人の方は、マンションの外壁の作業中での落下事故・・・
最近はマンションの高層化に伴い、以前よりも事故の危険性が高くなっているのかも知れません。

瓦職人の方は、両手両足の内の3本の数カ所を複雑骨折され、完全看護状態・・・
私の入院中に2度手術を受け、その後もまだ何回かの手術が予定されているようでした。

大怪我にも関わらず淡々と手術や治療を受けていて、その精神力の強さにも感心させられましたが、
その方の言われたことで強く印象に残った言葉があります。

「40年間一度も事故を起こしたことがなかったのに、一生の不覚です。」

具体的な事故の状況は分かりませんが、「まさか・・・」と強く悔やむ気持ちが伝わって来ました。

山での怪我や遭難は、登山時よりも下山時に多いと言われます。
仕事でも何でもやり始めよりも終わりに近い方が、集中力が切れて注意散漫となりミスをしやすくなる訳です。

また、歳を重ねると、以前は出来たはずなのに出来なくなったと感じることが多くなりました。
思い描いているイメージに身体がついていかなくなるんですね。

これからは、自分自身も含めて相当な年齢まで仕事をする時代になったことから、
「ベテランほどミスや事故を起こしやすい」と言うことをしっかり認識しないといけないのだなと感じます。

ある意味「一生の不覚」と思えるのはまだいいのかも知れません。
もしも「一生の不覚」で命を落としていたら、そう思うことさえも出来ない訳ですので・・・

2018年5月10日


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