波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

クロノテラピー(時間医療)・・・実践あるのみ

2012-04-27 22:10:25 | 診察
昨日は3週間ぶりの通院日。点滴も,30分になったハーセプチンとゾメタのみ
なので楽になったわ。以前の、毎週1時間半ハーセプチン+抗がん剤のころが今は昔・・・か。

採血結果は貧血ありだがそれ以外は問題なし。腫瘍マーカーも低値安定。
体調的にもまずまず。爪・指トラブルと身体の皮膚の痒みは、軟膏などの対処療法でしのぐしかない。

診察では、最近の私の関心事、クロノテラピー(時間医療)のことを聞く。

クロノテラピーのことは数年前から知ってはいたが、先週のNHKのクローズアップ現代で
放映されたから、改めて関心が高まった。

クロノテラピーとは。

「正常細胞の分裂・増殖は、昼間に活発で、夜は低下する。一方、がん細胞は夕方から夜寝ているときに
盛んになる。この特性を利用したのがクロノテラピー。夜間に抗がん剤を投与した方が、がん細胞が抗がん剤
を取り込みやすい。正常細胞は休んでいるため、影響を受けにくく、副作用も少ないという。」

つまり、投与時間を夜にするだけで、「副作用が少なく、効果が高まる」夢のような話である。

早速診察時に聞いてみる。

私 「クロノテラピーに関心があって、タイケルブを飲む時間も寝る前に変えようかな、と
   考えています。」

主治医「うーん、臨床的にはそれほど効果がある感じはしていないんですよ。
    効果が高いことがハッキリしていれば、あちこちで実施されているはずでしょ?」

私 「それは、病院的にコストや人手の問題があってできないのでは?
   欧米では、クロノポンプなる機器で、家で抗がん剤の時間や量を調整できるようです。」

主治医「日本でも、夜間の治療は診療報酬の点数も高く、儲からない話ではないから
    必要があればやると思うよ。まだそれをやるほどエビデンスが出ていないという
    ことだね。だけど、アッピアさんは試してみてもいいんじゃない?
    夜飲んで悪いということはないし。アッピアさんの場合は、(抗がん剤歴長いし前例も
    すでにないから)いろいろ試してみて良いと思うことをやっていけばいいと思いますよ。」

常に道なき道をゆく、抗がん剤フロンティアのアッピアなのです。
    
というわけで、今服用しているタイケルブで試すことに。タイケルブは飲み始めて既に半年たつが、
いつも朝9時半ごろ飲んでいる。タイケルブは、服用前後1時間は食時禁止なのです。
それを、寝る前服用に変更しようというわけ。思い立ったが吉日で、実は昨日の診察日を待たずして、
一昨日から寝る前に服用、つまりクロノテラピーを開始していました。

まあ、すでにしこりもマーカーも落ち着いているし、何をもってクロノテラピーの効果とするかだけど、
手間もコストもかからないし、やってみるべし、ですね。

私 「GWはキャンプとか行くんですか?」

主治医「まだ予定立てていないんですよ。」

私 「直前の海外ツアーとか、ハワイなんかどうですか?3、4日あれば行けますよ。
   あ、でも私みたいなワーワー騒ぐ患者がいると、なかなか行けないですよね、ハハ。」

昨年の今頃は、石垣島行く行かないで大騒ぎしてたよなあ、手術の合間の主治医を呼び出して、
1時間もビービー泣きながら大騒ぎして。今思えばホント恥ずかしいわ。

来月は半年ぶりの、胸・腹部の造影CTがある。心穏やかに通り過ぎたい。


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チューリップの写真たくさん、見てみて!

2012-04-25 16:32:22 | 旅行
昨日は気持ちの良いポカポカ陽気。
毎年家族で行っている昭和記念公園に、チューリップを見に一人で(また?)フラっと行ってきました。
チューリップは、終わりかけでギリギリセーフでした。
この公園は、小川と傾斜のある場所にチューリップと、青いムスカリが本当にきれいに植えられて
いて、オランダの公園を参考にしたのだろうな、と思います。(オランダ行ったことないけど)

では、たくさん写真撮ってきたので、ご覧ください!芝桜もあります。



 
 
     
               




春爛漫の雰囲気、お伝えできましたでしょうか。もうがん転移のことなんか忘れちゃいます。
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転移後のリアルライフ【5】・・・手術の後もいろいろ

2012-04-23 18:08:43 | 転移後のリアルライフシリーズ
2006年9月下旬に卵巣・子宮摘手術が決まったが、入院前の転移箇所探しの検査オンパレード
の日々、さぞかし不安と恐怖の毎日を送っていたのだろう、と思いきや、ふと当時のアルバム
を眺めてみると・・・・。なんかあちこち遊びに行っているし、アルバムな中の私は結構楽しそうな
表情をしていた。検査は検査としてちゃんと日常を楽しんでいたようだ。

6月下旬には、両親と弟家族と箱根旅行。
7月は、三浦海岸へ海水浴、地元のお祭り。
8月は、大阪帰省に併せて高野山日帰り旅行、おかあさんといっしょファミリーコンサート。

しかし8月には息子最大の危機が・・・。近所の公園のジャングルジムの一番上から、
足を滑らせて転落したのだ。落ちたところはコンクリート、息子は大泣き。すぐ救急車を呼ぶ。
レントゲンは異常なし。でも打ったところの頭はいくらか凹んでいる?夜は1,2回吐いた。
これは頭部異常ではなく、よくあることらしい。結局事なきを得たが、それから数年間、
私はジャングルジムには近寄ることができなかった。

さて、9月下旬の入院に向けて、パジャマを買い足したり、図書館で本を大量に借りたり、
お茶・コーヒーセットを作ったりと、準備に余念がない。なんか合宿前のテンションハイ状態。
婦人科入院なので先生たちも馴染はないが、執刀医の先生も信頼できそうだし、手術に関しては
特段不安はない。

果たして手術も無事終わり、回復を待つだけとなった。さすがに乳腺の手術とは違い、
内臓の手術はキツイ。術後しばらくは、寝返りも起き上がるのも一苦労で、咳や大笑いは地獄の
痛みが待っている。それでも日ごとに痛みは和らぎ、術後10日程で退院した。
今回は2人部屋だったが、入院期間の半分は私一人だったので、個室気分を味わえて快適。
余計な人間関係の苦労も皆無。めでたし。

術後の病理の結果が出た。やはり乳がんからの転移。大きさは(聞いたのだろうが)忘れた。
少量の腹水があり、そこにも癌細胞があったが、全部取り切れた。腹膜転移は無し。
まあ想定内。腹膜転移がなくてよかった。腹水はドキッとしたが、あとはナベルビンに任せよう。

入院中は、今回も大阪の義母が手伝いにきてくれた。いつも頭が下がる。
退院10日後に保育園の運動会があり、私も見に行って楽しんだ。息子にとって初めてのかけっこは、
わけがわかっていなかったが、お父さんとの競技は本当に嬉しそうに参加していた。
義母も目を細めて喜んでくれた。

11月1日には幼稚園の入園手続きがあり、希望の幼稚園(家の隣)に入れるよう、ダンナと二人で
いくつかの幼稚園をかけずり回り、抽選の結果を伝えあい、ドタバタ劇だった。
幼稚園ごときでなんで?疲れたわ。

術後の治療は、退院直前に早くも抗がん剤を再開した。
ナベルビン2投1休、ハーセプチン毎週、ゾメタ4週に1回。つまりは毎週の通院だ。
今のところ吐き気などはないが、血管痛と口内炎と白血球減少が主な副作用だ。
しかしだんだんペースもつかめてきた感じだ。

術後1カ月がたち、体力もだいぶ戻ってきたので、家族で初めてのディズニーランドに行った。
私は10年以上振りでかなり興奮。息子も大喜び、と思いきやちょっと元気がない。
夕方になるころ疲れたのか、気持ちが悪い、と言いだす。仕方なく楽しみにしていた(私が!)
エレクトロニカルパレードは諦め、駐車場に向かった。あれ、なんかかなり悪そう。
しゃがみ込んで吐いた。風邪か?胃腸炎か?これは急いで帰らねば。

車で1時間半、車中で10回ほど吐いた。帰ってからも夜中まで吐いていて、私はつきっきりで寝られず、
疲れ切った。翌日の休暇を挟んでその翌日、病院で点滴を打ってもらい、なんとか回復に向かった。
しかし今度はダンナが吐き始めた。私は疲れ切った身体に鞭打ってダンナを病院に連れていく。
やはり点滴。処置が早かったので回復に向かう。やれやれ。数日後の、すごく楽しみにしている
ビリー・ジョエルのコンサートには絶対行きたいのでそれまでの辛抱。

だが今回私は大丈夫なのかな、と思っていた矢先、やはり来た。気持ちわるっ。トイレにこもって吐く。
あーあ、もういやだ。抗がん剤でも吐いたことなかったのに。つ、辛い。
ということで、ビリー・ジョエルも消え去り、とんだ一週間だった。ウイルス検査はしていないが、
ノロウイルスあたりか。そしてディズニーランドはちょっとしたトラウマになり、
数年後にディズニーシーに行くも、未だに2回目のランドは実現できていないまま。
ついでに、数年後にテレビで放映したその時のビリーのコンサートは、往年の名曲オンパレードで、
素晴らしかった。テレビを見てしばらくは、悔しすぎて眠れなかった。

12月に入り、通院前の散歩と称して新宿御苑の紅葉を楽しんだり、街中のイルミネーションを見に行く
余裕も出てきた。早くも告知後3度目のクリスマスを迎える。が、なんとクリスマスを前に息子がまた
吐き始めた。こ、今度は何だ?イブの24日は休日診療所に駆け込んだ。最後の最後までこんなか。
でも今回は軽く済んでよかった。息子は胃腸が弱く吐きやすいのだ。
こうして、手術したことが遠い昔のように感じられるぐらい、息子のことでバタバタと忙しく疲れたが、
手帳を良く見ると、ママ友とランチしたりしっかり息抜きもしている。なるほど。

さて、ナベルビンの効果の方は・・・腫瘍マーカーCAEが基準値に入った。思った通りだ。
きっと腹水にあった癌細胞がもし残っていたとしても、既に叩きのめしてくれているだろう。
そして、ナベルビンは・・・結論から言うと劇的に効果を発揮し、約3年間の寛解をもたらしてくれた。
この幸せな安定した3年間は、そのまま充実した幼稚園ママ時代を私に与えてくれたのだ。

えー、そうなの?ならこの転移後シリーズも3年分ワープするのか?

つづく・・・。




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転移後のリアルライフ【4】・・・意外な転移箇所判明

2012-04-17 17:03:45 | 転移後のリアルライフシリーズ
再発後の治療タキソール(パクリタキセル)を始めて12クール(1年ちょっと)
が終了した、2006年4月、腫瘍マーカーのCEAが上がっきた。まずは様子見。何か症状が出ているわけでもないし、
体調は良いので、春到来ということもあり、家族であちこち出かけていた。

こんなこともあった。ある平日、以前勤めていた会社の後輩たちと数年ぶりに都内でランチを約束していた時、
子供を連れていく途中、地下鉄の駅で子供がむずがった。運悪く雨の日で傘や荷物を持っており、
約束の時間に遅れそうで焦った私は、息子の腕を無理やり引っ張って歩こうとした。すると息子が
私の手から腕を滑らせ、尻持ちをついた拍子に背中や頭もぶつけたようで、即大泣き。必死になだめ
あやしたが収まらず、私も心配になり救急車を呼んで病院に運んでもらった。
病院につくころには泣きやみ、結局レントゲンも必要なしということで事なきを得たが、後輩との
ランチはおじゃんに。そして、再度のランチの機会がないまま今に至る。
あーあ、あの日雨でなければ。息子が大人しくついてきてくれていたら・・・。これも運、ではなく運命なのね。

上がり始めたCEAの数値に多少の不安感を覚えつつも、GWには、伊勢・志摩4日間の家族旅行を決行した。
場所選びから宿・列車・レンタカーの手配、旅のスケジュールまで私は何でもこなす。
行き先選定のポイントは、風光明媚な場所。特に海沿いや多島の景観が好きなので、今回はここに決定。
テーマパークのパルケエスパーニャ(志摩スペイン村)があるのもポイントになった。
まあここはTDLのマネで、遠くTDLに及ばないけれど。

旅行直前に3歳の誕生日を迎えた息子は、さすがに抱っこ星人は卒業して一緒に旅行を楽しんでくれそうだ。
もちろんまだまだ手はかかるけれど。

旅行は楽しかった。海もキレイだったし、遊覧船に乗ったり、伊勢神宮にお参りに行ったり、
パルケで思い切り遊んだり。鳥羽水族館やミキモト真珠島にも行き、志摩半島ドライブで見に行った
夕陽の英慮湾も絶景だった。

楽しいGWも終わり、すぐ通院日、即現実に戻る。この頃から、私の都合で診察予約日を変えた関係で
主治医が中堅男性医師に変わる。中堅女医先生は若干苦手だったので丁度いいや。
それにこの先生は結構話せる印象。(今の主治医です。もう6年のお付き合いなのですね。)

やはりマーカーが上がっているので、検査のオーダーが入る。骨シンチ、肝臓MRI、PET/CT。
肝臓は転移巣見られず。骨も変化なし。しかしPET/CTで、下腹部に集積アリの結果が。
でも癌の集積かどうかはわからず、ネットで調べたところ、排卵時期もPETで黒く映るとか。
確かに排卵時期とぶつかってはいる。やはりグレーだ。念のため大腸内視鏡も受けた。結果はシロ。
主治医も首をかしげつつ念のために骨盤MRIの検査を受けた。排卵ではなく卵巣を疑っての事か。
結果は、卵巣転移の疑い濃厚と出た。ただし原発の可能性も否定できないので、摘出手術をして
組織検査しないと確定はできない、とのこと。

ついに再々発の告知をされたわけだ。しかも卵巣転移なんて周りであまり聞かない。珍しいのか?
普通より良くないのか?主治医は否定するが、私の不安は大きい。
後で婦人科医に聞くと、良いホルモン剤がない昔は、治療のために卵巣を摘出することが多く、
組織検査に回すと癌細胞が見つかることも珍しくなかった、とのこと。

いずれにしても再々発は間違いなさそうなので、抗がん剤を変えることに。
タキサンの後はゼローダ。これが当時の主流だしこの病院もその方針であった。
「ゼローダがいいでしょう。」と主治医に言われた。しかし、4月から3ヶ月の転移巣探しの検査中に
自分なりに調べて、私は日本で認可されたばかりのナベルビンに注目していた。特にハーセプチンとの
相性が良さそうとの印象を持っていた。

私「ゼローダの前にナベルビンを先に使いたいです。」 
主治医「ゼローダもナベルビンも効果は同じだと思いますよ。ゼローダの方が実績や安全性が高いし・・・。」

あーなるほど、病院側としては使い慣れたゼローダでいきたいというわけだ。ナベルビンは
血管痛も考慮しないといけないし、現場での手間もかかるわけだし。
でも今回も、前回のタキソール延長の時と同じで、自分の中でナベルビンと決めていたので、
ナベルビンを押し切る。もういつものことだ。主治医が変わろうと関係ない。
それに今の主治医は「・・・どうなっても知らないよ。」的な脅しもなく、私の意思を尊重してくれる
雰囲気がある。
「どうしてもナベルビンで行きたいです。」こうして決定。使い慣れていなくても構わない。
頑張って慣れてくれ、看護師さん。

ナベルビン1回目投与は8月初旬。看護師は何となくビビリながら扱っていたが難なく終了。
しかし、その週末から下腹部が痛くなった。原因は不明。ナベルビンの副作用とも思えない。
久し振りにプールに行ったからお腹が冷えたのか。ロキソニンを飲んでも治らず、
翌日も痛みが続いたので、病院へ。

外来のベッドで痛み止めの点滴を打ってもらう。だが治まらない。3、4種類の痛み止めを次々に
点滴で落としてもらったが、どれも効く気配がない。医師も困り果てる。
婦人科にも回されたが原因はわからず。もしや転移の疑いのある場所が悪さしているのだろうか。
婦人科でもサジを投げられ、再度主治医のところに回された。
私はもうやぶれかぶれに、
「精神的なものかもしれないので、手持ちの抗鬱剤パキシルでも飲んでみます。」
と言って、診察室を出てきた。
主治医もそれで様子を見てみて、と。今思えばかなりアバウトな対応だ。

その夜からパキシルを飲み始めて翌日気がつくと、痛みの質が変化してきていた。
早くも治っていく気配が感じられる。そうして霧が少しずつ晴れていくように、痛みも消えていった。
やはり心因性の痛みだったのだ。ここ数カ月、自分では大丈夫なつもりでも、グレー結果のまま
検査に次ぐ検査で相当ストレスが溜まっていたようだ。

婦人科の診察を経て、卵巣・子宮摘出手術が決定した。

ナベルビン1クールが終わり、主治医から嬉しい知らせが。早くもマーカーが下がり始めたのだ。
やった!手術を前に心強い。なぜなら、万一手術の結果が悪くて癌が取り切れないようなことがあ
っても、ナベルビンが叩いてくれるに違いない、そう思えたからだ。

手術のための入院が9月下旬に決まった。

つづく・・・。





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「第6回 素敵にアロマテラピー」に参加

2012-04-15 22:43:20 | 日記
昨日は冷たい雨模様の天気でしたが、心はワクワクしながら、Ruban Rose主催の
「第6回 素敵にアロマテラピー」の講座に出かけてきました。初めての参加です。

アロマといえば、雑貨店などで適当に好きな香りのアロマオイルを買ってきて、
枕に香りをつけてみるとか、アロマポットでお部屋で焚いてみるとか、それぐらいしか
やったことがなく、他にどう活用したらよいのかわからなかったのです。
最近では、フットネスクラブでのアロマストレッチのクラスで、癒される香りに包まれた
心地よさを味わい、やはり一度勉強してみたいなあ、と思っていたところでした。

今回のテーマは、バスボム作りとアロマトリートメントなので、初めての
私でも大丈夫かなあ、と思い参加した次第です。

内容は→コチラ


講習の教室に案内されて席につくと、暖かい「女王様のハーブティー」を出して頂きました。
ほんのり甘く香る味に、ホッとしました。あ~~いきなりリラックスムード。

 
まずはお勉強。テキストが見やすくキレイで、初心者の私にはとてもありがたかったです。
アロマとは何ぞや、からしっかり学びました。


バスボム作りは、ホント理科の実験気分で、ワイワイ言いながら香りを選んで、楽しく作りました。
消毒済みの容器に材料がセットされており、私たちは混ぜ合わせたり、アロマオイル
を垂らしたらり、美味しいところばかりの作業でした。
左のピンクのものは、サプライズのプレゼント。右が私が作ったもの。
早速昨夜お風呂に入れて、香りを楽しみました。アロマに興味ないダンナも、いいねえ、と
アロマの良さを認識した様子。私は、ふあああ~と、しばし楽園へ。


作ったばかりのアロマオイルを使って、2人1組で肘から下をマッサージし合うのです。
これが気持ちいいのなんのって。
まず、人の手の温もりが感じられ、すぐに腕がポカポカになるのですよ。
そして香りが満ちてきて、これまたふあああ~と楽園気分。


これは、もうひとつのサプライズプレゼントのカモミールの苗です。スタッフの方の手作り。
この黄色い咲きかけた花の先からすごく良い匂いがします。大事に育てて活用しますぞ。


2時間で講座は終了。その後希望者は別室でヘルシーお弁当のランチ。
お弁当とハーブティーを頂きながら、その日初めてお会いした方々と談笑。
食べ終わる頃に一人ずつ簡単に自己紹介。再発の方がいるかどうかわからなかったけれど、
私は、ここの皆は仲間だし、と思い「全身転移しています・・・。」と自己紹介していまいました。

すると、「実は私も転移していて・・・。」とお仲間が。しかもブログが縁でお知り合いになった方と判明!
わあ、初対面。終了後、お茶しておしゃべりの楽しいひと時を過ごしました。
なんと、実りの多い一日だったことでしょう。

 
今日のお気に入りの「女王様のハーブティー」を購入。
早速帰って頂きました。今もこの記事を書きながら頂いています。
私にとっては、このステビア入りのほんのりとした甘さが、夜のお共に良いのですよ。


アロマライフのスタートが切れたかな。
それにしても、講習会全体を通しての温かい雰囲気と行き届いた配慮には、スタッフ一同様の
「愛!」が感じられました。次回も待ち遠しいです!




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転移後のリアルライフ【3】・・・タキソール続行と再々発の兆し

2012-04-13 23:54:13 | 転移後のリアルライフシリーズ
【転移後シリーズ】ずいぶん間が空いてしまい、すいません。
前回は、転移発覚後のタキソール投与と家族旅行(独房ホテルよね)のことなどを書きました。

2005年7月、子供が保育園に通いだして、私も昼間にゆっくり買物や用事をこなしたりでき、
気持ち的にもゆとりが出てきた。こうして保育園側にいろいろ配慮してもらい、少しでも自分が楽に
なることができて、本当にありがたい気持ちだ。ちなみにその時の保育園の担当の先生(50代)は、
私の体調のことも常に気にかけてくれて、お母さん達の間でも絶大な信頼を得ていた。
ここにも、大きな支えがあったのだと、感謝せずにはいられない。(幼稚園の先生はその点クールだったが。)
幼稚園入園のため保育園を去るときには、私は慣れない手作りケーキを作って、先生にプレゼントした。

2005年8月は、ダンナも夏休みが取れて、那須高原に2泊3日の2回目家族旅行に出かけた。
那須にした理由は、高原・涼しい・子供向けレジャー施設が豊富・ホテルやお店がたくさんありそう、
などである。もちろん、宿にはこだわった。「普通」であることに!
那須ロープウェイ、りんどう湖ファミリー牧場、那須サファリパークなどお馴染のところで存分に
遊んだ。息子はまだ抱っこ星人でたいへんだったが、気持ちいい自然と美味しいものも食べて、
やはり旅行はリフレッシュする。小さい旅行でもいい、年に数回は絶対に行きたい、と思った。
(旅行のアルバム写真を見たら、息子がちっちゃくてカワイイし、私も若い、今よりはね!)

さて、タキソールが予定の6クールを終わり、主治医のベテラン女医の診察があった。
「肝臓の転移巣も小さくなったし、予定どおり6クールで一旦タキソールを終わりにしましょう。」
と言われた。私は少し前から、セカンドオピニオンに行ったりネットで調べて、タキソールは
副作用が重くなければ、効果が持続している間は継続投与が望ましい、という意見を得ていた。

私自身も、このままタキソールを続けたいという希望があったので、ベテラン女医にそう伝えた。
するとベテラン女医は
「抗がん剤をこのまま続けると、免疫力が落ちて日和見感染など重篤な副作用が出る可能性があるから
お勧めできない。」旨のことを言った。

私「ん???・・・・・・。」継続投与を心の中で決めていた私は、結局ベテラン女医と中堅女医2人を
相手に格闘?して、ついに継続投与を勝ち取った。最後は、「どうしてもというなら仕方ないけど」と。
これは病院の方針なのだろうか。このころから、私の中でこのままこの主治医でいいのかなあ、
と漠然と思い始めた。

そしてタキソール後半戦に入る。
2005年9月からタキソール治療をしながら、子育てに追われ、子供をいろいろなイベントに連れて行ったり、
ママ友と交流したり、たまに患者主催の乳がん講演会に行ったり、手帳は結構埋まっていた。

10月には、母親に息子を預け、夫婦2人で立山黒部アルペンルートに旅行に行かせてもらっている。
既に病気の印籠を掲げてワガママをやっていたのでだ。
立山の室堂平(標高2450m)の景色は圧巻だった。

11月には、半年ぶりに肝臓の画像検査を受けた。タキソール継続の評価が出る。
結果は、画像ではほとんど確認できないほどに転移巣縮小。やった!

クリスマスイベントを楽しんで12月も終わり、年末年始は予定どおりダンナの実家である大阪に帰省した。
2005年は、再発が発覚するも治療が軌道に乗り、副作用もそれほどでもなく、旅行や遊びも行けて
良い年だったのでは、と思った。

こうして年が明けて2006年。1月から3月も、毎週通院しながらもつつがなく過ぎた。
タキソールの後半6クールが終わったので、3月からはハーセプチンとアレディア(ゾメタの前身)
だけになる。抗がん剤はこれからどうするのだろう。さらにタキソールを継続した方がよいのだろうか。
また女医連合に進言する勇気が私にはあるのか?

そうこうしているうちに、腫瘍マーカーCEAが少しずつ上がってきた。
またどこかにがんが増殖し始めたのだろうか・・・・・。

つづく・・・。 



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青山霊園&トマト第2弾&照れるプレゼント!

2012-04-11 10:54:04 | 日記
お久しぶりです。更新サボっていましたが、体調が悪かったなどではなく、新学年が始まり
バタバタしていたのと、夜は眠いかダンナにPC取られていたので、記事が書けませんでした。
ともっともらしい言い訳しまして・・・。

前回のスターウォーズの記事では、思いのほか読者さんにもスターウォーズ女子がいらして、
コメントいただけて嬉しかったです!
て、久し振りの更新でまだスターウォーズネタ引っ張るか・・・。

体調の方はまずまずです、というか元気です。爪は相変わらず半落ちならず半剥がれ状態で、
ひび割れや皮剥けもあり、これはタキソールの影響もありますが、タイケルブの副作用
のようです。
それと最近では、頭を低くした時の突然のめまいや、胃の上部がカアーッと
となる逆流性食道炎のような症状がありました。
めまいの方は、先々週の超低気圧の台風のような日の翌朝だったので、主治医に話すと、
低気圧の影響なのかめまいを訴える患者さんが多かった、とのことです。
どちらも一時的で今は症状はないので、よしとしましょう。

困った副作用としては、ここ数日顔のボツボツが目立つ・・・・。タイケルブで一番困りものの副作用。
明日明後日、ボランティアや授業参観やPTAの委員決めで学校に行く予定があるので、
すごく憂鬱。メークでどれだけカバーできるか・・・。

それと、今朝見つけちゃったからここで書いてしまうけど、胸の皮膚転移(以前よりは大人し
い感じ)のすぐそばに小さな湿疹発見。ん?しこりの方は? 触ってみると変化はないよう。
なんか嫌だな。もしや薬の効力が・・・・?まあ、しょうがないな、まだわからないし。

快晴の一昨日は、がん友さんと、青山霊園花見散歩→セレブ・デ・トマト表参道店ランチに
行ってきました!2月と3月に約束していたのが、インフルエンザやら何やらで延期になり、
3回目の正直でやっと実現。それでも1人が体調の関係で急遽通院になり3人で会いました。

病気のこと、子どものことなど話は尽きないし、同士という安心感もあるし、楽しいひと時
でした。このお店、場所はちょっとわかりにくいですが、女性ですぐ満席になっていました。
ランチビュッフェは、凝ったお料理はないものの、トマト好きにはオススメです。
フレッシュな美味しいトマトが食べ放題よ!

 
 
こちらは、青山霊園。ワンちゃんやベビーカーのセレブさんたちのお散歩がチラホラ。
黒塗りの企業のお偉いさんが仕事の途中に寄っていた光景も。
散歩には最高の気分でした。

 

ビュッフェは、他にミートソースのペンネやトマトクリームのリゾットなど温かくて美味しいものありました。
デザートのトマトのムースもまろやかで美味しかったし、トマトジャムがまたGOODでした。何回も取りにいき
ました。

デザートに差し掛かった頃、お一人が私に箱を?え?なになに?
何と他の3人から、サプライズのプレゼント!!!
包みを開けてみると、わあ!ルピシアの紅茶セット、レモンシロップとクッキーも入っている。
ブログで、ほっこりリラックスしたい時には紅茶飲んで・・・みたいな記事書いたから、
覚えてくれていたのかな。

良く見ると、左側の缶は Birthday, そして右の缶は、

いやあ、照れるなあ!すごく嬉しいなあ。


家に帰り早速、レモンシロップ入り紅茶、あ~~~、香りが良くて、美味しい、癒されますう、うーん
し・あ・わ・せ  な気持ちになりました。
しばらくは、ほっこりのティータイムがお楽しみの時間になりそうです!
本当にありがとうね!





こうして支え励ましあえる友がいることはかけがえないです。がん友であってもなくても。
さあ、また記事書いていきますからね。・・・て口だけで終わらないよう!
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スターウォーズ これで最後にします。だから今日だけ。

2012-04-03 22:35:47 | 日記
A long time ago in a galaxy far,far away…   遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・

ジャーン、ジャジャジャーン、ジャ ジャジャジャジャジャジャ ジャジャジャジャジャジャ
ジャジャジャジャーーーー、

ジャ・ジャ・ジャ ジャーーーーーン、ジャジャー、ジャジャジャ ジャーーーン ジャジャー ・・・

これで、あのスターウォーズのメインテーマが頭の中で鳴り響いたら、もうアッピアの仲間です
(乳がんとは違う意味で)。

先週行ってきましたよ、エピソード1の3D。え?またその話題?興味ないからいいよ。
では興味ある方またはお付き合い下さる方だけ・・・今日だけ。

平日の午前。実はダンナが50歳なので、夫婦どちらかが50なら2人で2000円という特典が使えました。
3Dはプラス1人400円だったかな。ちなみに館内ガラガラに空いていました。

さすがに3Dでは、宇宙での戦闘の場面や、何といってもポッドレースの場面が迫力ありました。

ま、内容は今更なので、割愛しますが、一応チョットだけ。

そもそも「スターウォーズ」は、制作・総指揮・監督ジョージ・ルーカスが頭の中で描いた
ストーリーなのです。全部で6昨あって、

1. スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 1999年公開
2. スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃   2002年公開
3. スターウォーズ エピソード3/シスの復讐     2005年公開
4. スターウォーズ エピソード4/新たなる希望    1977年公開
5. スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲     1980年公開
6. スターウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還   1983年公開

エピソード4・5・6は、「旧3部作」といって、私の年代は大抵そうですが、この旧3部昨
こそが真のスターウォーズという、「旧3部作原理主義者」ともいうそうですが・・・。
ルークとレイアとハン・ソロの物語です。エピソード6作全体としては、ダースベイダー誕生から
死に至るまでの物語ともいえそうです。

シリーズを通して出てくる、ジェダイが扱うフォースとは・・・・・・目には見えない「エネルギーの流れ」
を感じ制御して操作することができる一種の超能力で、・・・・・

あ、このままいくと、超長文ブログで誰も読んで頂けなくなり、いやすでに読んで頂いている
人も少数派か・・・。この辺で切り上げます。

私がスターウォーズにハマったきっかけは、ハン・ソロ役のハリソン・フォードにトキメいて
しまったことです。はい、決して戦闘機や宇宙船が好きだったわけではありません。
それで劇場やテレビで、シリーズ全部で30回ぐらい観ているうちに、もうスターウォーズの世界観に
どっぷり浸かってしまった、という感じです。
内容もキャラクターも、映像も音楽もみんな大好きです。

音楽担当のジョン・ウゥリアムス(今はおじいちゃんですが、作曲・オケの指揮までこなします)は、
時代と国が違えば、大作曲家になったかもしれない、人らしいです。
ちなみに、私はジョン・ウィリアムス作曲の楽譜を入手して、スターウォーズとインディジョーンズの
メインテーマをピアノで練習しましたよ!どんだけ~、でしょ?

まあ、話はこれくらいにして、我が家にちょっとだけあるスターウォーズコレクションをご紹介します。

 
クリアファイル。基本ですね。

 
ジェダイの聖なる武器・ライトセーバー、ボーイスカウトのパパ友の手作りです。
赤いのは、もちろんダースモールのライトセーバー。

 
手元から懐中電灯当てると光るんです!まるでホンモノでしょ?

 
息子が書いたキャラたち。よく描けています。


極めつけはコレ。20数年前にゲットしたケンタのキャンペーン景品、というか、この中に
シェイクか何か入っていて太めのストローが差してあったような。
ちなみにこの4体セットで、どこかの店頭で数年前に1万円以上の値段がついていました!
て、アッピアは、これを嫁入り道具の中に入れていたのか、と自分で突っ込んでおります。


ダンナが作ったスターウォーズ英語ノート。


ほら、英語の勉強になるでしょ?


ドレミの歌の替え歌・スターウォーズバージョン。

やっぱりどんだけ~、のスターウォーズファミリーです。

というわけで、エピソード6の3Dを観終わるまで死ねないですわ。




スターウォーズネタは今回で終わりの予定です!あ、でもダースベイダーの等身大フィギュアはないですから
ご安心を。でもあったら楽しいなあ。次回からは心を入れ替えて!乳がんブログに戻りマース。
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コメント (18)
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