波乱万丈 乳がん転移ライフ!

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息子が激戦の「バスケのトライアウト」合格~日本とは全く異なる「カナダの部活事情」

2019-11-29 22:46:13 | 息子の成長
随分と寒さも増して、今年も残すところ1ヶ月・・・もう12月かと思うとソワソワして落ち着かなくなります。

息子から、12月より始まるバスケの部活のトライアウトに合格したとの報告がありました。
カナダでの目標の筆頭に「バスケを存分にやること」を挙げていたので、目標が一つクリア出来そうです。

本人のやりたい部活に入るのに「目標をクリア」ってそんな大袈裟な・・・と思うのが日本人の感覚ですが、
カナダやアメリカの高校では人気スポーツの部活に入るのは大変で、これが日本の部活との大きな違い・・・

「トライアウト」・・・と言うと、日本ではプロ野球のシーズンオフの情景を思い浮かべますね。
各球団から戦力外通告を受けて退団した選手を12球団合同で行う入団テスト・・・
年末年始には、そのトライアウトで明暗を分ける選手の家族を交えたドキュメンタリーがよく放送されます。

トライアウト後にいずれかの球団から合格の連絡が入る選手と、連絡のない選手が対比して描かれ、
華やかな舞台裏で、野球に人生を賭けてきた選手と家族それぞれの運命が分かれる瞬間の残酷さを見て、
実力の世界で活躍し続けることの厳しい現実を思い知らされます。

日本の部活は、原則的に誰でも希望する部に入ることができ、ずっと一つの部で活動することが多いですね。
先輩後輩の上下関係も厳しいし、部によっては練習も相当ハードで、休日がつぶれることもざらです。

カナダの部活は秋・冬・春のシーズン制で、運動部はシーズンによってやっているスポーツも異なり、
生徒はシーズン毎に自分の好きな部活を選んで入部希望を出します。

先輩後輩の上下関係もなく部員の関係はフラットで、練習も自主的でゆるく、休日がつぶれることもほぼない・・・
試合は平日に組まれるので、試合の日は授業を抜け出して「行って来ます」「頑張って・・・」となるようです。

そして、希望者の多い部で選抜のために行われるのが「トライアウト」・・・いわゆる入部テストですね。
人気スポーツやそのシーズンしかやっていない部は希望者も多く、トライアウトで選別されることになります。

秋シーズンはバスケの部活がなく、息子は友人からラケットを貰ったことからテニス部に入っていましたが、
12月からの冬シーズンは、大好きなバスケに入ることを心待ちにしていました。

息子から「明日30名程の希望者でトライアウトが行われる」との連絡・・・何人選ばれるのと訊いたら「さあ?」
バスケはカナダでも人気スポーツなのでこの位の希望者は当たり前のよう・・・
しかも、息子より背が高く体格のいい生徒がぞろぞろいるだろうことは容易に想像がつきます。

翌日に、「取り敢えず合格した」との報告があり、「おお凄い!でも取り敢えずってどういうこと?」と返したら、
「14人の中に入ったけど、明日2回目のトライアウトがあるのでまだ分からない」とのこと・・・「えっ、まだあるの?」

また翌日に「今度は10人の中に入った」との連絡が・・・「よっしゃ!」と思ったのもつかの間・・・
続けて「明日に最後のトライアウトがあり、あと数名落とされる」・・・何と高校の部活の入部テストに3日間も・・・

そしてその翌日、ついに「最後の7人に残れた」との報が・・・「やった!それにしても、よく残ったね!」
頑張った本人が一番大変だっただろうけど、一緒に報告に付き合ったこちらも3日間気が休まらず・・・

今回、日本とは大きく違う部活のあり方や考え方がなかなか興味深く、色々と考えさせられました。
それにしても、身長や体格で劣る息子がなぜ選ばれたのかが一番知りたいところ・・・

技術? 敏捷性? 留学生に対する温情?・・・それとも「俺を選んでアピール」?
事実は分かりませんが、息子の性格からして多分「俺を選んでアピール」・・・だろうと思っています。

小さい頃は前に出ることが苦手でドッヂボールの後ろの方で逃げ回っていた息子でしたが、
異国の地で随分と逞しいアピール力を身につけたものです。

2019年11月29日


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一人で迎える「アッピア6度目の命日」~思い出すのはイルミネーションと「スターライトパレード」

2019-11-22 21:07:48 | アッピアの命日・法要
今週月曜日、アッピアの6度目の命日を迎えました。決して止まることなく時は流れる・・・

今回は初めて一人で迎えることとなり、平日でもあって特にこれと言ったイベントはありませんでしたが、
頭の中を巡っていたのが、クリスマスイルミネーションの思い出とセカオワの「スターライトパレード」・・・

週明けは命日だなと思いながら帰宅中の金曜日の夜、最寄りの駅前のクリスマスイルミネーションが始まりました。
ちょうどアッピアとこの地に住むことになった20年前頃から毎年行われているイベントです。

始まった頃に比べると随分と装飾も増え、毎年テーマを変えながら今ではすっかり華やいだ装いとなりました。
青と白の2色を中心に飾られているので、派手すぎず品の良い華やかな雰囲気を醸しています。

6年前の今頃は、とてもイルミネーションを楽しんでいる余裕はなかったのですが、
「イルミネーションが見たい」と言う息子と、クリスマスに横浜みなとみらいに行ったことを思い出します。

イルミネーション好きのアッピアには色々な場所に付き合わされましたが、多分一番付き合ったのは息子・・・
「クリスマスはイルミネーション」・・・と言うのは、アッピアから刷り込まれていたのでしょうね。

私は派手なイルミネーションよりも、一番好きなのは「横浜山手イタリア山庭園の『キャンドルガーデン』」・・・

アッピアもよく写真を載せていた山手西洋館の「世界のクリスマス」開催中のたった一日だけのイベントで、
西洋館巡りで色々な国のクリスマスの飾りつけを楽しんだ後に、この幻想的な演出を見るのが大好きでした。

一日とは言え、日没から2時間程度の本当に限定されたひとときのイベントなのですが、
たくさんの黄色に揺れるキャンドルの灯り一色だけで飾られた庭園の眺めは、シンプル・イズ・ベスト・・・です。

どんな煌びやかなイルミネーションも、人工的な光は見ていると飽きてきますが、
キャンドルの炎の風に揺れる自然なゆらゆら感は、ずっと飽きずに見ていられて穏やかな気持ちになれます。

静的な山手西洋館の「世界のクリスマス」は元々私が大好きなイベントだったのですが、
賑やかなクリスマス好きのアッピアを引き込んでいく内に、我が家の毎年恒例のクリスマスイベントになりました。

また、ちょうど命日の月曜日、そろそろ帰り支度をと思っていた時にオフィスのラジオから流れて来たのが、
セカオワの「スターライトパレード」・・・

私がセカオワファンとなったきっかけの曲ですが、この曲もちょうどアッピアの最期の頃と時期が重なります。
今も変わらずセカオワファンですが、「スターライトパレード」と「眠り姫」を聴くとどうしてもアッピアを想います。

  時間が止まったようなあの夜も
  笑ってた君はもうここにはいないんだね
  聖なる夜にworld requiemを謳うと星に願うんだ

命日の夜に、「スターライトパレード」をかけて思い出に浸っていたら、急に星を見たくなりカーテンを開けたところ、
どんよりした分厚い雲が空を覆っていました。

そうそうタイミング良く事は運ばないんだよな・・・と思いながら、
どんな煌びやかなイルミネーションも、自然の「満天の星」の輝きには勝てないことだけは確かです。

残念ながら、我が街ではいくら天気が良くても「満天の星」を見ることは出来ませんが・・・

2019年11月22日


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初めての「プチ留学トラブル」~親としては何も出来ずただただモヤモヤ・・・

2019-11-15 21:34:12 | 最近の出来事
息子が留学して早くも4ヶ月目となりました。
これまでは平穏だったのですが、休学中である日本の高校の学年主任の先生から仕事中に突然電話が・・・

T「お仕事中にすみません。留学中の〇○君のことで、ご連絡しました。」
☆「はい、今は大丈夫です。どうぞ・・・」 
  (学年主任の先生は中1の時の担任で、私がクラス委員だったこともありずっと親しくさせていただいています)

T「同じ学校に日本人の留学生が数人いるようで、実はその内のお一人から学校に電話がありました。」
☆「は、はい・・・。そちらに電話が・・・?」 (えっ・・・もしかして息子が何かしでかした?)

T「同じ日本人同士のため学校で何かと交流しているようですが、〇○君がいつも日本語で話しかけてくるので、
『留学中だから英語で話そう』と言ったらそれをSNSで非難され、現在疎遠状態とのことのようです。」
☆「そのことをわざわざそちらに・・・ですか?」

T「電話を受けたのが事務局の者で私も直接当人と話しておらず、こちらに連絡があった理由も不明なのですが、
 良い機会でもあるので〇○君に近況確認を兼ねてメールをしました。」

T「〇○君からはすぐに返信があり、楽しくやっていること、友達が連絡してきた内容については逆のようで、
 〇○君が英語で話しかけているのに相手が日本語で返してくるので、『英語で返せよ』と言ったようです。
 SNSにも特にそれに関して何も上げていないとのことでした。」

☆「お互いの言っていることが食い違っていると言うことですね?」
  (息子の性格からすると、「留学中なんだがら英語で話せよ」と言いそうな気はしますが、事実は不明・・・)

T「今回ご連絡したのは、この件を留学機関に報告することのご了解をいただきたいと思いまして・・・」
☆「もちろん構いません。私としては、事実がどうであれ無関係の日本の学校に連絡することが疑問ですが・・・」

留学先で何かトラブルや問題が起きた時は、留学生本人からの相談ルールが決められています。
まずはホストファミリーやホストスクールに、次に現地のコーディネーターに、最後に留学機関の日本オフィス・・・

問題の大きさや深刻さによっては、上記のように展開することになるのですが、
余程の大きな問題でもない限り、親や休学中の日本の学校が留学先での問題に関わることはありません。

ルールを逸脱してまで、無関係である相手の休学中の学校に連絡するのは何が目的・・・?
トラブルの内容も単なる友人間のいざこざで、わざわざ日本の学校に連絡するようなことだとも思えないし・・・

その後、学校から留学機関に報告され、留学機関がそれとなく様子を探ってくれるようになったようです。
大きな問題でもない限りこれ以上の展開はなく、留学機関から親である私にも恐らく連絡はないと思われます。

現在、息子はホストファミリーの保護下にありますので、何かあった時にはホストファミリーが判断し対応します。
原則的に、親である私が留学先での出来事に関わることは出来ませんし、当然息子に確認もしないつもりです。

それでも、その連絡を受けてから私の中では、ずっとモヤモヤが続いています。
何が事実で、何が問題なのか・・・息子に何か非があったのか・・・・それとも相手の悪意なのか・・・

親だからこそそれを知りたいと思うのは当然のことですが、自分の子供を別の家庭に預けると言うのは、
親としては当然のことを我慢して耐えることでもあるんですね。

親としてのあり方を試されるのも留学の一つの側面・・・そんなことを考えさせられた出来事でした。

2019年11月15日


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新幹線で出会った「不思議な人々」~もう会うことはないからこそ残る強い印象

2019-11-08 22:03:35 | 面白い出来事
先々週はアッピアと父の法要のため新幹線で大阪に帰省しましたが、一人だと必ずその場限りの隣人がいます。
新幹線で乗り合わせる隣人は、当然のことながらたまたまの巡り合わせ・・・

そして、人は皆それぞれながら、良くも悪くもその不思議さゆえにずっと記憶に残る人がいます。
今回もそういう方と隣になったことで、これまで新幹線で出会った「不思議な人々」を思い出すことになりました。

・・・と言うことで、今回はこれまで新幹線で出会った「不思議な人々」ベスト3を挙げてみました。

【第3位】 今回の大阪に向かう新幹線の中で・・・「新幹線は走るオフィス」

3人掛けの席で私が窓側、通路側にもう一人の男性、そして今回の主役のその方は真ん中の席・・・
建築デザイナーのようで、私が新横浜から乗り込んだ時にはもうすっかり「仕事モード」オーラ満載・・・

リフォームのデザインを手がけていたようですが、締め切りが近く焦っているのか、
PC、タブレット、スマホの3つを一席だけの狭い空間にぐるりと配置し、そこだけ完全にオフィスと化していました。

一心不乱にPCとタブレットを交互にカチャカチャ操作し、ダブレットでPCの画面をカシャカシャ写真に撮り、
私たち両隣には一切お構いなくスマホで電話しまくり、あれがどうしただの、これから写真を送るだの・・・

お陰でゆっくり本を読むことも出来ず、諦めて久し振りに外を流れる変化に富んだ景色をずっと眺めていました。

台風19号で多くの川が氾濫し、テレビでは日本列島に血管のように張り巡らす川の全体像を知って驚きましたが、
やはり海沿いでは数秒置きに大小の河川に遭遇し、改めて日本の川の多さを実感・・・

その方は、新大阪に着いて私が席を立とうとする瞬間まで「一秒も無駄にしないぞ」オーラで仕事をし続け、
私が席を立った瞬間に、数秒の神業で一連のデジタル機器を鞄にドサーっと放り込みサーっと降りていきました。

【第2位】 アッピアが健在で息子がまだ幼かった頃・・・「厚かましいにも程がある家族」

アッピアと幼い息子と3人で新幹線に乗り込み、当時はまだ二人がけで間に合った予約席に向かったところ、
そこには椅子を回転させて小学生二人の男の子連れの家族4人が向かい合って、ボードゲームの真っ最中・・・

お菓子やジュースも広げて、完全に「ここは私たちの専用席」的にくつろいでゲームに夢中になっているため、
こちらが席を間違えたかと改めてチケットを確認したものの、やはり間違いではなさそう・・・

冷静且つ嫌みたっぷりに、「お取り込み中申し訳ありませんが、この席は私たちの予約席なんですが・・・」と言うと、
「ほら、やっぱりここじゃないよ!」と母親が父親を責めるように言い放ちながら、バタバタと慌ただしく片づけ、
「ええ~何で・・・?」と言う息子たちの手を引っ張って、席を戻しもせず逃げるように去って行きました。

呆れてアッピアと顔を見合わせて、思わず「Oh My God!」ポーズをしながら片付くのを待ちましたが、
回転させた席を元に戻しながら「厚かましいにも程がある・・・」ときつく呟いたことを思い出します。

【第1位】 まだ独身で若造だった頃・・・「人生経験豊富なお姉さんからの貴重な話」

当時、自分がまだ20代半ばの若造だった頃、幼い子供を抱いた30歳代位の女性の隣に乗り合わせました。
ずっと抱っこしながら座っているのも大変だろうと、二人がけの間に「ここに座らせてもらっていいですよ」と、
話しかけたことをきっかけに話が弾みました。

当時、遠距離恋愛中だった私に、女性視点からのアドバイスが・・・
「遠距離を成功させる秘訣は、いかにまめに連絡を取るかなのよ。」
「連絡の間が空いてしまうことが遠距離の続かない一番の原因・・・つまり、すれ違いね。」

そして、結婚して子育てをしている女性の立場から、まるで日々の悩みを吐露するようなアドバイスが・・・
「育った環境の異なる人間同士が一緒に生活すると言うのは、思ったよりも大変なことなの。」
「子供が生まれてからの方がお互いの価値観の違いが浮き彫りになるのよね。」
「特に子育ての考え方の違いは、育った家庭環境の違いや価値観の違いがもろに反映するものよ。」

日々リアルに感じている悩みや思いを、弟相手にでも話すような少し大人の女性の生活観たっぷりのアドバイス。
その時にはまだ将来の波瀾万丈さを知る由もない私にとっては、新鮮な人生勉強・・・でした。

彼女は、今頃どこでどんな生活を送っているのだろう?
その場限りの偶然の出会いは、もう二度と会うことがないからこその強い印象を残す思い出となります。

2019年11月8日


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アッピアの「七回忌法要」~6年経ってアッピアは「モンシロチョウ」になった・・・?

2019-11-01 21:25:03 | アッピアの命日・法要
先週末は、アッピアの「七回忌法要」と父の「十三回忌法要」を兼ねて、大阪に帰省しました。

私の父は膵臓癌のため75歳で他界しました。
私は、父が他界する数日前から大阪の病院に泊まり込んでいましたが、あまり長く仕事を休むことも出来ず、
一旦こちらに戻った翌日の早朝に訃報を受け、アッピアと息子を連れてトンボ帰りすることになりました。

訃報を受けた時は家に戻ったことを後悔しましたが、翌日に予定されていた幼稚園のお遊戯会に
出られなくなって号泣する息子をなだめ、父との思い出話などをして息子の気持ちを落ち着かせていました。
その過程が自分の父親に対する思いを整理するために必要なことだったと、後で思い直すことが出来ました。

実家には、父親手製のバスケットゴールがあります。
手先が器用で日曜大工的に何でも手作りすることが好きだった父が、孫である息子が生まれてから作ったものです。

孫が成長したらバスケ部だった私とバスケごっこが出来るようにと言う思いで作ってくれたのか、
特にその理由を訊いたことはありませんが、帰省中にまだ幼い息子を抱きかかえてバスケ遊びをする父親の姿と、
キャッキャッと大喜びする息子の姿は今でも目に焼き付いています。

その後息子がバスケ大好き少年になったのも、あのバスケットゴールのお陰かも知れませんね。

父とアッピアの眠るお墓は和歌山にあり、実家で法要を済ませた後、お坊さんの車で移動しお墓参りをしました。
いつも法事の時には、車で家族をお墓まで連れて行ってくれるお坊さんには本当に感謝です。

アッピアの一周忌には、息子がお墓の前で横になる程具合が悪くなったことは以前にも書きましたが、
なぜかいつも不思議なことが起きるのが法要の時のお墓参り・・・

今回は、お墓の前でお坊さんがお経を唱え始めると、どこからともなく一匹のモンシロチョウが飛んできて、
お墓に供えている花に止まり、お坊さんがお経を終えるとまたスーッとどこかに消えていきました。

モンシロチョウがフワフワと飛ぶ様子は、何とも穏やかで平和な日々の象徴のように思えます。
ただの偶然かも知れませんが、もしかしてあのモンシロチョウは花が大好きだったアッピアの化身・・・?

とすると、アッピアはあれから6年経って「チョウのように穏やかで無垢な存在になった」・・・?
真実はともかくそう思えたらいいやと、見えなくなるまでチョウの飛ぶ姿を目で追っていました。

また、今秋に父とアッピアの法要をすることは息子に伝えていたものの、時期はまだ決まっていなかったため、
金曜日の夜に実家に着いてから、今日帰省したことと明日法要があることを息子にLINEで伝えると、
これがまた偶然にも、息子もホストマザーの実家に車で移動中・・・

カナダは先週末が3連休で、それを利用して初めて実家に泊まりがけで連れて行ってもらったようです。
全く同じタイミングで二泊三日でそれぞれの実家に行くと言う偶然さに、私と息子はお互いに驚きましたが、
これもアッピアが仕組んだちょっとしたサプライズ・・・?

今度息子に連絡する時には、
ホストマザーの実家で「モンシロチョウ」に会わなかったか、訊いてみるつもりです。

2019年11月1日


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