波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「我が家の夏休みの出来事『BEST3』」~回鍋肉チャーハン、浸水、オセロ

2018-08-31 22:25:14 | 最近の出来事
アッピア夫です。

「毎日のトップニュースが猛暑・台風・豪雨、それによる被害」と言う位、荒れに荒れた8月も今日が最後・・・
息子の長~い夏休みも今日で終わり、明日から2学期が始まります。

普段の生活に戻れる安堵感と、しばらくは一人分で済んだ弁当が来週から二人分になる憂鬱と・・・
色々な思いがまぜこぜな気分の週末です。

今回は、夏休み最終日と言うことで「我が家の夏休みの出来事『BEST3』」を考えてみました。
色々とありましたが強く印象に残ったものを3つ・・・

第3位・・・「回鍋肉チャーハン」

これは、息子が「夏休みだし、今日のお昼は俺が作るよ」と、作ってくれたオリジナル(?)料理です。
名前の通り「回鍋肉」と「チャーハン」のコラボですが、ご飯代わりのチャーハンに回鍋肉をかけた丼もの・・・

チャーハンと回鍋肉を別々に作る手間が大変じゃないかと思うのですが、本人は嬉々として作っていました。

そしてそのお味は・・・発想は悪くなかったのですが、チャーハンも回鍋肉も共に味が濃過ぎて、
塩味、醤油味、オイスターソース味、甘辛味噌味が混ざると味の濃さが倍増し、辛いこと辛いこと・・・

食べた後は、喉が渇き過ぎて水分を摂りまくりました。
息子は、「水分をたっぷり摂るから熱中症予防になる料理」なのだと解説していましたが・・・

第2位・・・「浸水」

大変な豪雨被害を受けた方からすると申し訳ないような出来事ですが、マンションでまさかの浸水に・・・
今週月曜日の夜に関東地方を突然襲ったゲリラ豪雨は、初めて経験する凄まじいものでした。

ひっきりなしの落雷と窓が割れるのではないかという位の威力で横なぐりに吹き付ける暴風雨・・・
あまりの轟音に驚いて、少し開けていた北側の窓を閉めに行くも時既に遅し・・・

あっという間に息子の寝室のタオルケットは半分ほど濡れてしまい、
激しい雨が容赦なく叩きつける玄関の音に驚きながらふと見ると、何と玄関の扉の下から浸水していて、
あっという間に玄関が水浸しに・・・

古いバスタオル類を引っ張り出して玄関の水を吸い上げながら、扉の下にタオルを何枚も置いて防御・・・
息子と連携しながらタオルを絞っては置き絞っては置き・・・

30分程悪戦苦闘した結果やっと治まりましたが、まさかマンションの上階でこんなことが起こるとは・・・
やはり水害を含め災害はいつでもどこでも起こり得ることを実感させられた出来事でした。

第1位・・・「オセロ」

夏休みになって、久し振りに息子と毎晩オセロをするようになったことは以前にも書きましたが、
しばらくは勝ったり負けたりしていたものの、今週になってからは息子が無敗状態に・・・

この1ヶ月の間に息子の腕は限りなくレベルアップし、余裕で抜き去られてしまいました。
これは自分の脳の老化・・・?それとも息子の脳の成長・・・? まあ後者でしょうが・・・

息子が上達したことは喜ばしいことなのですが、これを第1位にしたのは少なからず悔しいから・・・
これで息子に威厳を保てるものが確実にまた一つ減ってしまいました。

熱中症予防料理と、初めて経験する浸水と、遊びで感じた息子の成長と悔しさ・・・
そして、何と言っても「猛烈に暑い暑い」夏休み・・・でした。

2018年8月31日


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「丸山純奈の『ドラマ』」~ここ数ヶ月寝る前に必ず聴いている曲

2018-08-25 01:01:22 | 音楽とピアノ
☆アッピア夫です。

「卯年生まれ」さん、コメントを有難うございました。
『かがみの孤城』は、私も気になっていました。『風が強く吹いている』と共に是非読みたいと思います。

以前は、アッピアが読んで薦めてくれる本をよく読んでいたので、当たり外れがなかったのですが、
今は自分で読んでみるしかなく、お薦めの本を紹介して貰えるのは本当に貴重で有難く思っています。

さて、今回は音楽の話となりますが、私はある曲を好きになると何ヶ月も毎日ずっと聴くことがあります。
夜寝る間際に聴くのですが、「聴く」と言うよりも「聴かずには寝られない」と言う方が正しいかも知れません。

私が、この数ヶ月夜寝る前に必ず聴いている曲が、「丸山純奈の『ドラマ』」と言う曲です。

もうレギュラー番組ではなくなってしまいましたが、「今夜、誕生!音楽チャンプ」と言うテレビ番組で、
昨年末に当時14歳と言う若さで初優勝した彼女の実質的なデビュー曲となります。

カラオケ大賞的な番組はほとんど見ないのですが、この番組は本格的な歌手の登竜門的な番組で、
彼女の切ない歌声とひたむきな歌い方に心を打たれたことをきっかけに、見ていました。

その番組で初優勝した彼女が、今年の春に、杉山勝彦さんの作詞・作曲のこの曲で配信デビューしました。
杉山勝彦さんは、自分で創ることにこだわっていた「家入レオ」が初めて他人の創った曲として受け入れた
「ずっと、ふたりで」と言う曲の作者で、昨年のレコード大賞「作曲賞」も受賞しました。

それ以外にも蒼々たる歌手に曲を提供していて、本当に素晴らしい曲を創る方です。
そう言う人にデビュー曲を提供して貰えると言うのも、実力と共に強い幸運の持ち主なのだなと思います。

彼女の夢を応援し続けてくれる母親への率直な思いが伝わる曲で、
彼女の切なくひたむきな歌声と共に親としても感じるところがあり、大好きな曲となりました。

まだ素朴であどけない徳島県の中学3年生で、地元のバンドのボーカルとしても活動している彼女が、
これからどんな曲をどんな風に歌って成長していくのかが楽しみです。

また、彼女を応援したくなる理由は、息子と同い年と言うこともあります。
10代も半ばとなると、こうやって色々な世界で活躍し始める人が出て来ます。

いつの間にか七段となっていたプロ棋士の「藤井聡太」は、一つ上の16歳・・・
今年の初めに全日本卓球選手権で史上最年少優勝した「張本智和」は、息子と同じ15歳・・・

いずれも実力と共にひたむきにより高いところを目指す姿勢に惹かれます。
それでは、今日も「ドラマ」を聴いてから眠りに就きます。

2018年8月24日


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「恩田陸の『夜のピクニック』」にハマる~今更ながら青春を感じて・・・

2018-08-17 23:37:11 | 感動の出来事(読書)
☆アッピア夫です。

お盆も終わり、「少しは秋めいて来るのかな~」「秋めいて欲しいな~」と言う季節になって来ました。
夏休みが終わるとすぐに息子の学校の学園祭があり、イベントの秋となります。

息子が小学生までは夏休みにイベント満載だったのですが、成長と共に秋のイベントが多くなりました。

また、この1週間は、「歩行祭」と言う24時間ひたすら歩き続ける高校生の秋のイベントを描いた、
恩田陸さんの小説「夜のピクニック」にドップリと浸かっていたので、余計に秋を待ち遠しく感じています。

去年の暮れに「国際音楽コンクール」と言う独特の世界を描いた「蜜蜂と遠雷」を読んで、
これまで全く縁のなかった世界をリアルに感じさせてくれる恩田陸さんの小説の世界に魅了されました。

「夜のピクニック」は、もう13年も前に本屋大賞を受賞した作品で、去年の「蜜蜂と遠雷」を含めて
2度も本屋大賞を受賞した作家は多分初めてだと思います。

この小説は、ただひたすら話しながら歩き続けるだけなのに、そこに色々なものが盛り込まれていて、
次の展開がどうなるかワクワクして仕方がなかったです。

彼女の小説は、描写が自然で全く違和感がないので、自分も一緒に歩いているような感覚になり、
いつの間にかその世界に入り込んでいました。

「夜のピクニック」は、本屋大賞を受賞した時にアッピアから「これ、いいよ」と勧められた小説でしたが、
結局そのまま本棚に眠っていました。

今年になってそれを見つけてからも、他に読みたい本があって後回しになっていたのですが、
やっと読み始めたらもう止まらなくなりました。

「何でもっと早く読まなかったんだろう」とも思いましたが、それがタイミングなんですよね。

恩田さんは多作でジャンルも様々なので、他のジャンルの小説も是非読みたいと思っているのですが、
たまたま読んだのがいずれも青春小説で、しばらくは「青春小説」にハマる予感がしています。

「青春小説」と言えば、佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」が有名ですが、
私もこの小説を読んだ時には何とも言えない爽やかな感覚になり、思いっきり青春を感じました。

今回も、あの時の感覚が蘇って来た感じで、今はその余韻を楽しんでいます。

「青春」は誰でも持っているものですが、普段は自分の中に大事にしまわれている・・・
それが何かのきっかけで蘇ってくると、色々な感覚が動き始めるような気がします。

息子が今ちょうど青春真っ只中・・・
その息子と接したり話したりしていると、そのきっかけがたくさんあるんですよね。

息子が青春期である間に、自分も刺激をたくさん貰って感覚を呼び覚ましておこうと思います。

「青春のようなキラキラしている大切なもの」
何歳になっても、それが生きる原動力であることに変わりはないかと・・・

2018年8月17日


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平日の夏の夜は「オセロ」と「将棋」~息子の夏休みで復活したもの

2018-08-10 21:57:52 | 懐かしい思い出
アッピア夫です。

豪雨と猛暑の次は、台風の嵐・・・
「台風の嵐」と言うのもめちゃくちゃな表現ですが、それ位台風が次々に襲ってきている感じがします。

天候的には何かと落ち着かない今年の夏ですが、息子の長い夏休みも早くも半分が過ぎようとしています。
つい2ヶ月前まで「サッカー少年」だった息子は、この夏はすっかり「バスケ少年」に・・・

猛暑を物ともせず、バスケ部の自主練に参加したり、友達とバスケットコートのある公園に行ったり、
一人で練習したり・・・

気まぐれな中学生に置いてけぼりを食ったサッカーボールとシューズは、家の中に寂しそうに転がり、
ユニフォームはいつの間にか普段着に・・・

お仕着せが嫌いな息子にとっては、自分の思うように・・・好きなように・・・好きなだけ・・・
思春期の心変わりの見事さには本当に感心させられます。

そして、時間のある平日の夜に復活したのが「オセロ」と「将棋」・・・
息子と熱心にやっていたのが、小学校中学年くらいまでなので、5~6年振りのこととなります。

久し振りにやってみて思うことは、「オセロ」も「将棋」も何度やっても飽きないこと・・・
二人いればすぐに出来るし、絶対に同じ展開にはならない面白さ・・・

息子が小学生の頃は、囲碁、五目並べ、チェス、バックギャモン、ソリティア、チェッカーなどなど、
色々なボードゲームをやりましたが、結局ずっと飽きなかったのは「オセロ」と「将棋」だけ・・・

しかも「オセロ」と「将棋」は、息子もかなり上達したとは言え、まだまだ父親としての威厳を保てるし、
中学生の息子が喜んで父親と一緒に遊んでくれることが単純に嬉しい・・・

そして「オセロ」と言えば・・・アッピアもかなりのめり込んでいました。

息子が生まれる前、そして病気になる前には、よく二人で「オセロ」をやりましたが、
負けん気が強い二人は、お互いに負けると「もう1回!」を繰り返し、勝負は延々と続きました。

あまりにも「自分の方が強い」と言う思いが強く、結局どちらが早く10勝するか賭けをすることになりました。

私が負けたら「高級レストランに連れて行く」でしたが、絶対に負けない自信があったアッピアは、
「新しい車を買ってあげる」でした。

当時、愛着があって20年くらい乗り続けていた車だったのですが、
車検の度に多額のお金を食う代物に、しびれを切らしていたアッピアは「車」を賭けてきました。

もちろん「自分が負けるはずがない」という思いからだったのですが、
毎日一戦ずつのその勝負は大いに盛り上がり、何と9勝対9勝のタイのまま最後の一戦を迎えることに・・・

そして、最終戦を見事に勝利した私は、「新しい車を買ってもらう約束」を手にすることとなりました。

その後、そうこうしている内に息子が生まれ、アッピアが発病し、その約束は封印されることとなります。
そして、息子が小学校に上がると同時に車を手放し、もう車を持つこと自体なくなりました。

先日、息子と「オセロ」をやりながら、ふとその約束のことが蘇ってきました。
「果たした約束」って覚えていないのに、「果たされなかった約束」って記憶に残っているもの・・・ですね。

2018年8月10日


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暑すぎる夏の夜の「『家入レオ』野外コンサート」~しかも両足が筋肉痛に・・・

2018-08-03 22:55:59 | 感動の出来事(ライブ)
アッピア夫です。

今年の夏の暑さは異常なのか、それともこれがもう当たり前の夏の始まりなのか・・・
世界的な高温状態を考えると、やはり地球全体が高温化していると考えざるを得ませんね。

昨夜は、いつにも増して蒸し暑い夜でしたが、恒例の「家入レオ」の野外コンサートに・・・

去年は、「涼しい風に吹かれながら・・・」などと書いたように思いますが、
今年は、「止まらない汗でグチョグチョのシャツを脱ぎ捨てたい気持ちになりながら・・・」となりました。

しかもずっと立ちっぱなし・・・
テレビ局の夏祭りイベントで、限られた空間に出来るだけ多くの人を入れるため、椅子は200脚ほど・・・

去年は受付開始と同時に予約したため椅子席を確保出来ましたが、今年は少しタイミングが遅かったため、
椅子席には入れず、立ち見席に・・・

2500人位は入っているようなので、立ち見の方が圧倒的に多く、椅子席は本当に早い者勝ち・・・
来年は、何が何でも「受付開始スタンバイ」で頑張るしかなさそうです。

しかも、平日のため会社から会場までの移動もずっと立ちっぱなし・・・
会場到着後、開演1時間前から風の全く通らない暑さのこもる場所で順番を待たされ立ちっぱなし・・・
1時間ちょっとの開演中も立ちっぱなしの上、帰りもずっと立ちっぱなし・・・

結局、会社を出てから家に帰るまでの4時間立ちっぱなしで、リハビリ中の身には過酷な夜となりました。
その結果、両足共にパンパンにむくんで重だるく、足も身体も疲れがマックス状態・・・

お陰で、今日は朝からずっと両足が筋肉痛の上、背中の手術痕もいつになく痛い。
「痺れて力が入らない足でも筋肉痛になるんだ」と、要らぬ感心をしながらデスクワークの快適さに感謝。

明日のリハビリでは、理学療法士に「またそんな無茶なことを・・・」と呆れられそうです。

それでも、止められないのが「野外コンサート」・・・

先月は、日比谷野外音楽堂で「藤原さくら」の野外コンサートがあったのですが、
その日は、陽が落ちると共に涼しい風が吹いて、本当に気持ちの良いコンサートになりました。

「日比谷野音」は広い公園の中にあるので開放的で、風も吹き抜けるし、周りは土と緑・・・
昨日の会場は、都会のビルの谷間の風も通りにくい閉鎖的な空間・・・

どう考えても、日中の暑さを存分に溜め込んでいるコンクリートの上に、ぎっしりと人がいるのですから、
それを考えるだけでも確実に温度と不快度が上がりそうです。

いずれにしろ、野外の場合は、雨の時もあるし荒天なら中止もあるので、
暑かろうが、足が痛かろうが、汗でグショグショだろうが・・・好きな音楽を楽しめればそれでOK!

また、「野外コンサート」の魅力の一つは、バンド編成がシンプルになるので、
同じ曲でもコンサート会場とは違うアコースティックなアレンジが、温かくて心地いい・・・

それにしても、子供の成長と共に夏の楽しみ方も随分と変わってきたものです。
小さい頃は、プールや花火、地元のお祭りに、カブトムシ獲りやキャンプ・・・

孫でも出来ない限りもうそう言う楽しみを味わえない寂しさもあり・・・
新しい楽しみ方が嬉しくもあり・・・もう少し成長したらもう一緒には、と言う切なさもあり・・・

結局、その時その時にしか味わえないからこそ、全てのことが貴重なんですよね。
時間は決して戻らない・・・

2018年8月3日


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