日本人も大活躍し、また数々の物議を醸した冬季オリンピックも終盤となり、明日ついに閉会式を迎えます。
そして、明日はオリンピック初優勝がかかるカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」の決勝戦・・・
前回の平昌オリンピックで初めてカーリングの面白さにハマり、今回はもう一緒に戦略を考えて闘っていました。
「氷上のチェス」とも言われるカーリングはハマると抜け出せないので、勝手に「氷上の落とし穴」と呼んでいます。
見始めたら決着がつくまで途中で止められず、気づいたら平気で2時間、3時間経っている。しかも疲れもせず・・・
長い試合時間ながらも、始終ヒヤヒヤ、ワクワク、ドキドキして飽きずに楽しめるので「氷上のドラマ」とも言えます。
カーリングはハウス(円)に向けてストーンを投げ合い、最後にハウス中心に最も近いストーンを置いたチームが、
相手チームのストーンの内側にある自分たちのストーンの全ての数を得点に加算していくゲーム・・・
簡単に言うとそうなるのですが、これが将棋と同様に奥が深く、何手も先の展開まで読みながら戦略的に進める。
しかも、ストーンの数や位置関係などで状況がコロコロ変わるため、柔軟に戦略を立て直す必要があります。
失敗かなと思うショットが次の相手のショットで好転したり、完璧と思ったショットが次でどんでん返しされたり・・・
緻密な戦略と計算で進めていきながらも、最後を決するのは一発勝負の1ショットということもまた醍醐味・・・
最近その戦略が随分分かって来たつもりの私は「次はこうだろう。いや待てよ・・・」とひたすら考えています。
試合そのものが人生に思えてきて、浮かれていたら足元をすくわれ、コツコツやっていたらいつかチャンスが・・・
相手のストーンに狙い通りピッタリくっつけた時の達成感や、相手のストーンを蹴散らした時の爽快感もあり、
そこに、彼女たちの明るく楽しく逞しく闘う様子が見ているこちらを元気づけてくれる。
昨日は、予選最後の試合に負けて予選敗退が濃厚となり、泣きながらのインタビューの最中に決勝進出が決定。
泣いているのか笑っているのか複雑な彼女たちのけれんみのない表情を見ながら、これは試合展開と同じ・・・
彼女たちの明るさにスポットが当たりがちなのですが、優勝を争える高い技術力と戦略性をしっかり持っている。
全員のショットの正確性はもちろんながら、他国から「クレイジースイーパーズ」と称えられるスイープ技術・・・
スイープはブラシで氷面を擦ってショットしたストーンのスピードや方向を細かくコントロールするものですが、
日本はこの技術力も高く、特に「鈴木夕湖(ゆうみ)」選手の高速スイープは日本の大きな武器となっています。
鈴木夕湖、藤澤五月、吉田知那美・夕梨花姉妹の4選手は、いずれも北海道北見市出身でいわば幼馴染。
それぞれの事情から地元に戻り大好きなカーリングを続けていく中で結成され成長してきた「ロコ・ソラーレ」
ドーピング問題、疑惑判定問題、開催国・仲間のR国の露骨なプロパガンダ満載に嫌気を感じる今回の祭典が、
せめて純粋なアスリートである彼女たちの明るく爽やかな嬉し泣きで閉幕となってくれることを願うばかりです。
最後に、藤澤五月選手の好きな言葉を噛みしめつつ、明日の決勝戦を楽しもうと思います。
「チャレンジしている間の失敗はない。諦めた時が失敗である。」
2022年2月19日
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そして、明日はオリンピック初優勝がかかるカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」の決勝戦・・・
前回の平昌オリンピックで初めてカーリングの面白さにハマり、今回はもう一緒に戦略を考えて闘っていました。
「氷上のチェス」とも言われるカーリングはハマると抜け出せないので、勝手に「氷上の落とし穴」と呼んでいます。
見始めたら決着がつくまで途中で止められず、気づいたら平気で2時間、3時間経っている。しかも疲れもせず・・・
長い試合時間ながらも、始終ヒヤヒヤ、ワクワク、ドキドキして飽きずに楽しめるので「氷上のドラマ」とも言えます。
カーリングはハウス(円)に向けてストーンを投げ合い、最後にハウス中心に最も近いストーンを置いたチームが、
相手チームのストーンの内側にある自分たちのストーンの全ての数を得点に加算していくゲーム・・・
簡単に言うとそうなるのですが、これが将棋と同様に奥が深く、何手も先の展開まで読みながら戦略的に進める。
しかも、ストーンの数や位置関係などで状況がコロコロ変わるため、柔軟に戦略を立て直す必要があります。
失敗かなと思うショットが次の相手のショットで好転したり、完璧と思ったショットが次でどんでん返しされたり・・・
緻密な戦略と計算で進めていきながらも、最後を決するのは一発勝負の1ショットということもまた醍醐味・・・
最近その戦略が随分分かって来たつもりの私は「次はこうだろう。いや待てよ・・・」とひたすら考えています。
試合そのものが人生に思えてきて、浮かれていたら足元をすくわれ、コツコツやっていたらいつかチャンスが・・・
相手のストーンに狙い通りピッタリくっつけた時の達成感や、相手のストーンを蹴散らした時の爽快感もあり、
そこに、彼女たちの明るく楽しく逞しく闘う様子が見ているこちらを元気づけてくれる。
昨日は、予選最後の試合に負けて予選敗退が濃厚となり、泣きながらのインタビューの最中に決勝進出が決定。
泣いているのか笑っているのか複雑な彼女たちのけれんみのない表情を見ながら、これは試合展開と同じ・・・
彼女たちの明るさにスポットが当たりがちなのですが、優勝を争える高い技術力と戦略性をしっかり持っている。
全員のショットの正確性はもちろんながら、他国から「クレイジースイーパーズ」と称えられるスイープ技術・・・
スイープはブラシで氷面を擦ってショットしたストーンのスピードや方向を細かくコントロールするものですが、
日本はこの技術力も高く、特に「鈴木夕湖(ゆうみ)」選手の高速スイープは日本の大きな武器となっています。
鈴木夕湖、藤澤五月、吉田知那美・夕梨花姉妹の4選手は、いずれも北海道北見市出身でいわば幼馴染。
それぞれの事情から地元に戻り大好きなカーリングを続けていく中で結成され成長してきた「ロコ・ソラーレ」
ドーピング問題、疑惑判定問題、開催国・仲間のR国の露骨なプロパガンダ満載に嫌気を感じる今回の祭典が、
せめて純粋なアスリートである彼女たちの明るく爽やかな嬉し泣きで閉幕となってくれることを願うばかりです。
最後に、藤澤五月選手の好きな言葉を噛みしめつつ、明日の決勝戦を楽しもうと思います。
「チャレンジしている間の失敗はない。諦めた時が失敗である。」
2022年2月19日
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