月曜日に1学期の終業式があり、息子は本当にあっけなく日本での高1生活を終えました。
終業式後には、学年全体で留学組11人の「追い出し会」と言う名の壮行会をやってもらいました。
学校のイベントではなく、有志の生徒が自主的にやってくれたもので、生徒の温かさに心から感謝です。
内容は軽音部4バンドの演奏と、ダンス部とバトン部の演技、留学する11人に関するクイズ大会、
旅立つ11人に向けた学年全員での合唱・・・と盛りだくさんの楽しい企画だったようです。
息子は、先週の軽音部の発表会同様に、2つのバンドでキーボードを1曲ずつ演奏したようですが、
いずれもレパートリーの中からキーボードが目立つ曲を選択してくれて、息子を立ててくれました。
そして、11人に向けて皆で合唱してくれたのが、今や卒業ソングの定番となった「旅立ちの日に」・・・
私の学生時代にはなかったこの曲が生まれたのは、今から28年前のこと・・・
荒れた学校を音楽の力で立て直そうと、埼玉県の某中学校の校長と音楽教師が奮闘し、
その学年を送り出す時に、校長が作詞、音楽教師が作曲し、教職員から生徒に向けて歌われたのが最初・・・
音楽教師から作詞のお願いをされた校長は「自分にはとてもそんなセンスはない」と断ったそうですが、
翌朝の音楽教師の机の上には校長が一晩で書き上げた歌詞が置かれていた。
それを読んだ教師が感動し、その感動の思いのまま15分足らずでメロディを付けて出来た曲のようです。
本来はその学年のためだけに作られた曲だったのですが、その学校の卒業式で毎年歌われるようになり、
素晴らしい楽曲が評判を呼び、どんどん広まって今や全国の学校で一番歌われる卒業ソングとなりました。
私もこの曲が大好きで、卒業シーズンに耳にしただけでいつも泣きそうになるのですが、
息子に「泣いた?」と訊いたら、「そんな雰囲気じゃないよ」と言われてしまいました。
「留学する仲間に対して皆がここまでしてくれているのに、せめて泣けよ!」と、冗談半分で言いましたが、
1年後には全員戻って来るので、しばらくのお別れと言う感じで、明るく楽しく送り出してくれたようでした。
こうやって温かく送り出して帰りを待っていてくれる仲間がいると言うのも、もう3年半となる関係があってこそ・・・
息子も泣きはしなかったものの、「やっぱり嬉しかった」と・・・
それにしても「旅立ちの日に」と言う曲は、荒れた学校を音楽の力で変えようと奮闘した結果として出来た曲で、
そこに生徒を温かく見守る「思い」を感じるので、自然と感動してしまいます。
白い光の中に 山並みは萌えて 遙かな空の果てまでも 君は飛び立つ
限りなく青い空に 心ふるわせ 自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風に乗り この広い大空に 夢をたくして・・・
これが1番の歌詞ですが、鳥が大空に羽ばたいていく美しいシーンを背景に次のような思いを感じます。
空には終着点がない。どこまでも行ける。自分の行きたいところまで飛んでおいで・・・
今日、最初の3週間の研修期間中に息子を引き受けてくれるホストファミリーの情報が届きました。
楽しみで仕方がない息子の思いは、もう既に大空の中にあります。
2019年7月26日
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学校のイベントではなく、有志の生徒が自主的にやってくれたもので、生徒の温かさに心から感謝です。
内容は軽音部4バンドの演奏と、ダンス部とバトン部の演技、留学する11人に関するクイズ大会、
旅立つ11人に向けた学年全員での合唱・・・と盛りだくさんの楽しい企画だったようです。
息子は、先週の軽音部の発表会同様に、2つのバンドでキーボードを1曲ずつ演奏したようですが、
いずれもレパートリーの中からキーボードが目立つ曲を選択してくれて、息子を立ててくれました。
そして、11人に向けて皆で合唱してくれたのが、今や卒業ソングの定番となった「旅立ちの日に」・・・
私の学生時代にはなかったこの曲が生まれたのは、今から28年前のこと・・・
荒れた学校を音楽の力で立て直そうと、埼玉県の某中学校の校長と音楽教師が奮闘し、
その学年を送り出す時に、校長が作詞、音楽教師が作曲し、教職員から生徒に向けて歌われたのが最初・・・
音楽教師から作詞のお願いをされた校長は「自分にはとてもそんなセンスはない」と断ったそうですが、
翌朝の音楽教師の机の上には校長が一晩で書き上げた歌詞が置かれていた。
それを読んだ教師が感動し、その感動の思いのまま15分足らずでメロディを付けて出来た曲のようです。
本来はその学年のためだけに作られた曲だったのですが、その学校の卒業式で毎年歌われるようになり、
素晴らしい楽曲が評判を呼び、どんどん広まって今や全国の学校で一番歌われる卒業ソングとなりました。
私もこの曲が大好きで、卒業シーズンに耳にしただけでいつも泣きそうになるのですが、
息子に「泣いた?」と訊いたら、「そんな雰囲気じゃないよ」と言われてしまいました。
「留学する仲間に対して皆がここまでしてくれているのに、せめて泣けよ!」と、冗談半分で言いましたが、
1年後には全員戻って来るので、しばらくのお別れと言う感じで、明るく楽しく送り出してくれたようでした。
こうやって温かく送り出して帰りを待っていてくれる仲間がいると言うのも、もう3年半となる関係があってこそ・・・
息子も泣きはしなかったものの、「やっぱり嬉しかった」と・・・
それにしても「旅立ちの日に」と言う曲は、荒れた学校を音楽の力で変えようと奮闘した結果として出来た曲で、
そこに生徒を温かく見守る「思い」を感じるので、自然と感動してしまいます。
白い光の中に 山並みは萌えて 遙かな空の果てまでも 君は飛び立つ
限りなく青い空に 心ふるわせ 自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風に乗り この広い大空に 夢をたくして・・・
これが1番の歌詞ですが、鳥が大空に羽ばたいていく美しいシーンを背景に次のような思いを感じます。
空には終着点がない。どこまでも行ける。自分の行きたいところまで飛んでおいで・・・
今日、最初の3週間の研修期間中に息子を引き受けてくれるホストファミリーの情報が届きました。
楽しみで仕方がない息子の思いは、もう既に大空の中にあります。
2019年7月26日
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