波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

家入レオ「10th Anniversary Live」~2年半ぶりの10周年記念生ライブで考えたこと

2022-02-26 00:00:01 | 感動の出来事(ライブ)
受験本番直前の息子を置き去りにし、先週日曜日は2年半ぶりに家入レオの生ライブを満喫してきました。
今回は「デビュー10周年記念ライブ」のため、コロナ下で無事に開催できたこと、無事に参加できたことに感謝・・・

17歳の高校生シンガーとして鮮烈なデビューから10年・・・俗っぽくならず彼女らしく成長したなという思いです。
直球で投げてくる歌声が力強くてカッコイイと言うのが最初の印象ですが、性格も同様に一途で真っ直ぐな彼女

デビュー当時は少し尖がった雰囲気があり、テレビにもあまり出ないため実像をよく知らなかったのですが、
5年前に初めて行ったライブで心を掴まれ、2回目の「デビュー5周年記念ライブ」で完全に虜になりました。

今回のライブは、デビュー当時の曲から新曲までの10年を一気に駆け抜けるたっぷり23曲の3時間・・・
彼女の良さは曲ごとに多彩な表現で楽しませてくれることで、ライブが魅力的なアーティストならでは・・・

疾走感のある曲はとことん走り抜き、優しい曲は一人ひとりに語りかけるように、明るい曲は飛び切り明るく・・・
彼女の真骨頂は、激しい曲は突き刺さるくらい激しく、ダークな曲は怖いくらいダークにと、とにかく表現が豊か

まだ10代の頃の彼女は、ビジネス社会の大人には騙されないぞ的に鎧を身にまとっていたように思いますが、
信頼できる大人に囲まれて20代へと成長していく中で、元々の明るく素直な自分を出せるようになりました。

最初の頃は自分の内から出てくる自作曲しか歌わなかったのですが、徐々に他人が作る曲も歌うようになります。
彼女の素晴らしいのは、自分が考える曲のイメージを自らが依頼しに行き、決して人任せにしないところ・・・

だからこそどの曲も彼女の曲となるし、その曲の世界観をどう引き出すかを考えて1曲1曲を丁寧に作り上げる。
それが分かるからこそどの曲も感慨深く聴けるし、その曲にはどういう思いが入っているのかを考えさせられる。

元々のロックシンガー的なイメージのままを望んでいるファンの中には、彼女は変わってしまったという人もいる。
誰でも成長と共に曲も表現の仕方も変化するしそれが当たり前・・・だけど、決して彼女の芯や軸はブレていない。

彼女の魅力を熱く語ってしまいましたが、ひたむきに自分の曲を追求してきた10年の成長の姿に刺激を受け、
改めて若い時とは違う自分の10年後の変化を恐れずに前に進んでいくエネルギーを貰ったなと感じます。

そして、今回若い才能の成長の姿を見る一方で、15歳のフィギュアの若く豊かな才能を潰したR国のことや、
高梨選手を含む5人のジャンプスキーの才能豊かなアスリートのひたむきな努力を平然と無にしてしまうC国・・・

高揚した気分のライブの帰り道でそういうことも頭に浮かびました。そしてR国の勝手な都合による他国侵攻・・・
命と成長という人間が根源的に持つ何人もの権利が理不尽に奪われることを考えるととてもやりきれない。

なんで人はこんなに才能豊かにたくさんの感動を生み出すのに、一方では平気でそれを踏みにじるのだろう・・・
人間ってとても不可解な生き物・・・だと思います。

2022年2月25日


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「カーリング女子」が明日オリンピック初の決勝に~もう抜け出せない「氷上のドラマ」

2022-02-19 17:41:26 | 感動の出来事(スポーツ)
日本人も大活躍し、また数々の物議を醸した冬季オリンピックも終盤となり、明日ついに閉会式を迎えます。
そして、明日はオリンピック初優勝がかかるカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」の決勝戦・・・

前回の平昌オリンピックで初めてカーリングの面白さにハマり、今回はもう一緒に戦略を考えて闘っていました。
「氷上のチェス」とも言われるカーリングはハマると抜け出せないので、勝手に「氷上の落とし穴」と呼んでいます。

見始めたら決着がつくまで途中で止められず、気づいたら平気で2時間、3時間経っている。しかも疲れもせず・・・
長い試合時間ながらも、始終ヒヤヒヤ、ワクワク、ドキドキして飽きずに楽しめるので「氷上のドラマ」とも言えます。

カーリングはハウス(円)に向けてストーンを投げ合い、最後にハウス中心に最も近いストーンを置いたチームが、
相手チームのストーンの内側にある自分たちのストーンの全ての数を得点に加算していくゲーム・・・

簡単に言うとそうなるのですが、これが将棋と同様に奥が深く、何手も先の展開まで読みながら戦略的に進める。
しかも、ストーンの数や位置関係などで状況がコロコロ変わるため、柔軟に戦略を立て直す必要があります。

失敗かなと思うショットが次の相手のショットで好転したり、完璧と思ったショットが次でどんでん返しされたり・・・
緻密な戦略と計算で進めていきながらも、最後を決するのは一発勝負の1ショットということもまた醍醐味・・・

最近その戦略が随分分かって来たつもりの私は「次はこうだろう。いや待てよ・・・」とひたすら考えています。
試合そのものが人生に思えてきて、浮かれていたら足元をすくわれ、コツコツやっていたらいつかチャンスが・・・

相手のストーンに狙い通りピッタリくっつけた時の達成感や、相手のストーンを蹴散らした時の爽快感もあり、
そこに、彼女たちの明るく楽しく逞しく闘う様子が見ているこちらを元気づけてくれる。

昨日は、予選最後の試合に負けて予選敗退が濃厚となり、泣きながらのインタビューの最中に決勝進出が決定。
泣いているのか笑っているのか複雑な彼女たちのけれんみのない表情を見ながら、これは試合展開と同じ・・・

彼女たちの明るさにスポットが当たりがちなのですが、優勝を争える高い技術力と戦略性をしっかり持っている。
全員のショットの正確性はもちろんながら、他国から「クレイジースイーパーズ」と称えられるスイープ技術・・・

スイープはブラシで氷面を擦ってショットしたストーンのスピードや方向を細かくコントロールするものですが、
日本はこの技術力も高く、特に「鈴木夕湖(ゆうみ)」選手の高速スイープは日本の大きな武器となっています。

鈴木夕湖、藤澤五月、吉田知那美・夕梨花姉妹の4選手は、いずれも北海道北見市出身でいわば幼馴染。
それぞれの事情から地元に戻り大好きなカーリングを続けていく中で結成され成長してきた「ロコ・ソラーレ」

ドーピング問題、疑惑判定問題、開催国・仲間のR国の露骨なプロパガンダ満載に嫌気を感じる今回の祭典が、
せめて純粋なアスリートである彼女たちの明るく爽やかな嬉し泣きで閉幕となってくれることを願うばかりです。

最後に、藤澤五月選手の好きな言葉を噛みしめつつ、明日の決勝戦を楽しもうと思います。
「チャレンジしている間の失敗はない。諦めた時が失敗である。」

2022年2月19日


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「今日だけ神様を嫌いになりました」~冬季オリンピックのアクシデントで響いた言葉

2022-02-12 00:00:18 | 最近の出来事
現在、冬季オリンピックが行われています。ほぼ100%人工雪という過去にない異例な環境の中で・・・
そして、今日はスノボ男子ハーフパイプで過去2連続銀メダルの平野歩夢選手が最後の試技で逆転の金メダル

彼は平昌五輪後に東京で初採用のスケートボード種目に挑戦することを決意し、見事出場を果たしました。
ただ東京が1年遅れの開催となり、半年しかない期間で完璧に仕上げて優勝するのですから凄いの一言・・・

さらに凄いと思ったのが、2本目の試技が誰にも負けない最高難度の構成でミスなく終えるも2位の成績・・・
私も「それはないよ」と思いましたが、彼も納得できず最後も同じ構成でより完成度の高い演技で文句なしの優勝

インタビューでも淡々としていますが、それが自然体の彼は自分に自信を持ち、いつも平常心でメンタルが強い。
最近は大舞台にも負けないメンタルを持つ日本人も増えましたが、その中でも彼は群を抜いている気がします。

この競技の第一人者でオリンピック3度の金メダリスト、そして今回を最後に引退する米国ショーン・ホワイト・・・
最後は4位に終わり、平野に駆け寄りハグし称える様子が「もうお前に任せたよ」と言っているようで泣けました。

そして、元々雪のない所で行われている今回のオリンピックは、選手にも環境的にも様々な問題があるのですが、
一番の問題は「史上初の夏冬開催都市」の称号を得ることを目的に、人工雪の中で競技が行われていること・・・

人工雪は過去にも雪が不足して競技に影響する場合に、それを補う目的で一部使用されていましたが、
今回の会場は衛星写真を見ると唖然とします。白い競技コース以外は茶色の山肌が限りなく広がり異様です。

特に選手にとっては過酷で、自然雪と比べると雪質がかなり硬く転倒すると大怪我になる可能性が高いようです。
実際に、日本人選手も既にもう2人が練習中の転倒で怪我をし、試合欠場や帰国する事態となっています。

スノボ女子の芳家里菜が脊椎損傷の大怪我で欠場・帰国、スキー女子の近藤心音が右膝靱帯損傷で欠場・・・
こういった情報はマスコミ報道がされておらず、開催国からの報道圧力があるのだろうと容易に想像出来ます。

また、人工雪が溶けるのを避けるため標高が高く-20℃位まで下がるような場所に競技場が作られているため、
選手にとっては極寒で身体も硬くなり、大きなジャンプ競技で転倒した場合には命にも影響し兼ねないようです。

そして、ジャンプ混合団体では高梨沙羅選手が1回目のジャンプ後にスーツの規定違反で失格となりました。
太ももが規定より2cm大きかったようですが、この時は他国も含めて女子選手のみ5人も失格者が出ました。

高梨選手のスーツはノーマルヒルの時と同じで、日にちの経過と共に体型が変化することもあるようですが、
ここまで続出するのは異例らしく、他国の某監督も「我々はどうも操られているようだ」と批判しています。

飛ぶ前にスーツの規定検査がされますが、今回は飛んだ後にもランダムに再検査されているようです。
飛ぶ前に検査して問題ないのに飛んだ後の検査で失格になるのは、確実に恣意的と言えそうです。

いずれにしても本人には何の責任もないのに、高梨選手は涙を流し責任を感じて相当落ち込んでいました。
それでも、気持ちを持ち直して2回目も飛びK点超えのジャンプを決め、最終結果4位の成績に貢献しました。

彼女のその強い精神力と何があっても責任を果たそうとする姿勢には敬服させられました。
そして、同じ混合チームの佐藤幸椰選手が試合後に語った言葉が・・・「今日だけ、神様を嫌いになりました」 

検査のやり方などに対する思いもあったでしょうが、それを「神様」に言い換えた彼の人間性にも敬服しつつ、
あらゆる競技で露骨な疑惑判定が続出している国でのオリンピック開催には、今後は個人的にボイコットします。

2022年2月11日


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ついに「高校卒業記念フォトブック」完成~今年の1月はこれに始まりこれで終わり

2022-02-05 00:00:04 | 嬉しい出来事
息子の学校は、オミクロン株感染の猛威の中で二桁の生徒の感染者が出て、現在再びオンライン授業に・・・
同僚の学校では、感染が疑われる生徒が次から次へと体調を崩し学校を休んでいるものの特に対策はなし・・・

学級閉鎖や休校も全国的に増えていますが、これだけ生徒に感染者が拡がると保健所もとても機能できず、
仕方なく対応は地域や学校任せに・・・それにしても、何の対策も取らない学校の対応ってどうなんだろう?

ここまで拡大すると、もう何が正解か分からず、それぞれの地域や学校毎に判断するしかなさそうですが、
生徒は軽症でも高齢者や基礎疾患のある身内が感染すると生死に関わるので、それだけは避けないと・・・

そうした中、正月から1ヵ月間毎日毎日取り組んできた息子の学校の卒業記念フォトブックがついに完成・・・
スポーツフェスティバルの写真を冊子にしたものですが、今は完成の達成感と疲れが交錯しています。

完成と言ってもまだ形にはなっておらず、専用ソフトで編集し終えてやっと注文出来たという意味での完成・・・
実際の完成品を目にするのは、卒業式前日の生徒毎に記念品をまとめる作業を行う時となります。

全40Pのフォトブックの構成は「表紙~開会式~各競技~昼食時のバトン部とダンス部のパフォーマンス~
オフショット~閉会式~終了時のクラス混合の記念写真的なバラエティ豊かな写真~コメント付最後の一枚」

表紙と最後の写真だけはすぐに決まりましたが、それ以外の写真は色々なパターンで写真を入れ替えながら、
試行錯誤していく中でそれぞれのページの雰囲気で決まっていき、何回も何回もこれで良いのだろうかと・・・

こだわったのはストーリー性、クラスの写真枚数を出来るだけ公平にすること、クラス毎に異なるカラーのバランス、
そしてフォトブック作成の元々の理由である某女子のカット、実行委員生徒の活躍をさり気なく盛り込むこと・・・

そして、息子のクラスが優勝したことを強調したい気持ちを抑えて、公平に競技を楽しんでいる様子を中心に・・・
更に、自分の息子を贔屓しているなどとは思われたくないため、息子の写真は1枚しか使わず・・・

まあ色々なことに気を使いながら、様々な競技とお祭り的な楽しい雰囲気を詰め込んだつもりなので、
卒業式にこのフォトブックを手にした卒業生たちが、皆で笑い合いながら盛り上がってくれたら・・・

毎日フォトブックと格闘しながら思っていたのが、コロナ対応と同じで正解がないことに取り組むことの難しさ。
対応の遅さやコロコロ変わる方針を批判することは簡単ですが、正解のない選択肢を選ぶとはそういうこと・・・

「このフォトブックやばい!」・・・卒業生の誰かがそう言ってくれたら、それだけでこの1ヵ月の苦労は報われる。
それを楽しみに1ヵ月後の卒業式を待ちたいと思います。

2022年2月4日


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