波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

晴れて志望校合格の息子は「受験生も卒業」~まるで「ショーシャンクの空に」・・・

2022-03-12 00:07:34 | 息子の成長
「pisa」さん、お久しぶりです。嬉しいコメントをいただき有難うございました。
本当に親子それぞれに楽しめた中高生活でした。コロナ下で制約も多い中、そう思えるのは貴重なことですね。

そして、昨日晴れて念願の志望校に合格した息子は、無事に「受験生」も卒業することとなりました。
ちょうど私も在宅勤務中で、合格確認した息子が部屋を飛び出して来て二人で雄叫びとハイタッチの大騒ぎ・・・

薄暗い世界からサーっと明るい世界が広がる感じを覚え、これはまるで「ショーシャンクの空に」だなと・・・
「ショーシャンクの空に」はもう30年近く前の米国映画で、当時アカデミー賞7部門にノミネートされた感動作

刑務所が舞台でずっと薄暗い中で物語が展開するのですが、最後に一気に明るい世界が広がるのが印象的・・・
独特の物語性と世界観に引き込まれ、意外性や意表を突く展開はなかなか他には代えがたい希少な作品です。

それはさておき、この1年間「受験」と言う名の地下室に閉じ込められて、幽閉されているような感覚だったので、
合格が分かった時の解放感はもう半端なく・・・息子は当然私以上ですぐに遊びに飛び出していきました。

今回息子の大学受験に付き合って感じたのは、共通テスト受験後の2ヶ月間はあまりにも長い、長すぎる・・・
推薦や私立で受験を終えている人はとっくに解放されていますが、国公立が決まるまでにこれ程長いのは酷・・・

共通テスト受験後、私立の併願校受験に1ヵ月、その2週間後に国公立受験、さらに2週間後の結果待ち・・・
その間に入学可能性の低い学校に入学金という名の寄付金を振込み、合格待ちの半端な状態で高校卒業・・・

卒業1週間後の合格が確実とは言えないため、不合格の場合の後期試験に備えてまだ勉強は終えられない。
と言って冬休みから続いている追い込みももう3か月になり、人間は半永久的に集中力が続く訳でもない・・・

それでも、まだ合格であれば「終わった~」で済みますが、落ちたら浪人か併願校入学かに悩まされる。
大学受験は勉強だけでも大変なのに、なぜこれほど長い期間精神的にキツい状態を強いられるのだろう・・・

家族の私がそう感じるのだから受験生本人はもっと感じているはずで、息子ももう耐えられず限界だったと・・・
今入試改革の真っ只中ですが、真っ先に改革すべきはもっと短期間で健全に試験に臨めることなのでは・・・

最後にもう1度受験の可能性がある息子は、卒業式後は同じ状態の仲間と学校の自習室で勉強していました。
一人で抱え込んでいたストレスが卒業式で一気に溶けて、以降は友達と勉強する方向に向いたようでした。

在宅勤務と同様に、人間は社会的な動物なので一人で黙々と勉強するのは健全とは言えず、楽しくない・・・
息子は特定の塾には通わず、複数の塾の志望校向けの短期講習などを上手く利用しながらの受験でした。

確かにその方が安上がりで独特の塾の利用の仕方に感心していましたが、その分一匹狼的で良し悪しが・・・
やはり勉強は学校の授業のように、皆で集まって時々息抜きしながら楽しくやるのが一番なのかも知れません。

高校生も受験生も卒業した息子は、今は溢れ出る解放感と共に、遊びと入学後の計画作りに忙しそう・・・
結局それが一番楽しいんですよね。何はともあれお疲れ様・・・

2022年3月11日


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共通テストって「ロールプレイングテスト」なの?~数々の試練に見舞われた大学受験

2022-01-22 00:00:21 | 息子の成長
今日は東京で9,699人、私の住む神奈川で3,412人、全国で49,854人といずれもコロナ感染数最多更新中・・・
未成年の感染者が急増し休校する学校が増える中、息子の学校も来週からまたオンライン授業となります。

そうした中、もう授業自体のない息子は、この週末に第一関門の「大学入学共通テスト」を「無事に」終えました。
それにしても北国では大雪で開始が遅れることはよくあるものの、こんなに試練の多い大学受験ってあったっけ?

まず、家庭内感染急増のオミクロン株拡大により、受験生家族の全員が感染を避けなければならない状態に・・・
本人はもちろんのこと、家族が感染して受験生を濃厚接触者にしてしまうと別室受験や追試験となってしまう。

去年11月の変異株発覚後に今の状態を見越して準備を進め、年明け後の私の在宅勤務率は7割をキープ・・・
もう会社でも数人感染者が出ていて自分もいつ感染するか分からない状態のため、私の受験対策はばっちり・・・

そして、初日の朝に共通テスト試験場近くで起きた、受験生2人を含む3人刺傷というあり得ない事件。
息子は別会場でしたが、ついに受験生をターゲットにした殺人未遂事件まで起きる時代になってしまったか・・・

最近は、電車や駅など人が集まる場所で同様の事件が頻発していて、今や駅に警備員がいるのは当たり前・・・
電車の中でも警備員や警察が見回りをする時代で、そのうち学校にも警備員が常駐する時代になることかと・・・

さらに、トンガの海底火山大噴火の影響による津波警報で、何度も起こされ続けるというこれもあり得ない事が・・・
初日の受験を終えて次の日に備えて少し早めに寝た直後から、朝まで10回位も警報音が鳴り続ける事態に・・・

これは、神奈川県のシステムの設定ミスで、全国の津波情報が更新の度に神奈川の警報が鳴り続けたよう・・・
多い人は何と20回ほども・・・私のピアノの先生もその一人で朝まで全く寝付けなかったようです。

翌日に知事は「県民の皆さん、特に受験生には大事な時期に多大な迷惑をおかけし、深くお詫びします」と・・・
受験2日目の朝、息子は当然「眠すぎる!」と不機嫌に出かけていきましたが、もう多大どころか甚大な迷惑・・・

・・・と、まるでロールプレイングゲームのように様々な試練を乗り越えて終えた「大学入学共通テスト」ながら、
最後の最後に待っていたのが、2日目の数学・理科の難し過ぎる試験問題のダメ押し・・・

まだ中間集計ながら「数学I・A」の平均点が約38点(100点満点)で、去年より20点近くも下落・・・
前身の「センター試験」も含めて7科目で過去最低点となり、英国数3科目の合計平均点は30点もダウン・・・

受験を終えて帰宅した息子の第一声は「数学があり得ない位ムズかった!」と落ち込んだ声・・・
「君が難しかったなら、皆が難しかったんだよ」と慰めましたが、今年の難化は「数学ショック」とも言われています。

津波警報のため受験そのものが中止となった試験会場もあり、本当に様々な試練があった今年の共通テスト・・・
1657人もが追試験を受けるようですが、受験前に刺された男子生徒は無事に退院し追試験を受けるとのこと・・・

もう一人の女子生徒が気になりますし、刺傷事件の動揺で2日目の試験を受けられなかった生徒も出ています。
本当に受難の大学受験となりましたが、この試練を乗り越えた人にこそ女神が微笑むのだと信じています。

2022年1月21日


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息子が18歳で初の「選挙投票」に参加~少し大人を感じた瞬間・・・

2021-11-06 00:28:31 | 息子の成長
選挙の秋・・・
この日曜日に衆議院選挙と同時に、私の地域では川崎市長選挙の投票も行われました。

現在18歳の息子にも生まれて初めての投票券が届き、親としては記念すべき初投票となるのかに興味津々・・・
私自身は当然のこととして投票に行きますが、息子がどうするかは本人が決めることなのでさり気なく確認・・・

☆「衆院選と市長選を同時に体験できるなんてなかなかないけど、選挙は行くの?」(希少価値を匂わす・・・)
★「俺は受験で忙しいし、あんまし興味ないから行かない」(息子は何につけ興味のあるなしがはっきりしている)
☆「そうか・・・気が向いたら学校帰りに期日前投票も行けるよ」(それとなく投票券と期日前の案内を渡しておく)

法律改正で選挙同伴可の子供が幼児から18歳未満までとなった5年前、一度息子を選挙に連れて行った。
親の選挙について行った記憶が、いつか政治の関心に結びつけばいいなという少し淡い期待感を持って・・・

因みに、私自身は選挙権を得た20歳の時は実家に住民票があり、物理的に行けない上にそもそも関心もゼロ・・・
選挙に行くようになったのは社会人になる時に住民票を移し、仕事をやり始めて政治に関心が向いてから・・・

18歳から選挙権と言ってもまだ高校生だし、そもそも政治に興味がなきゃ選挙になんて気持ちが向かないか・・・
そして、投票日前日の土曜日に学校から帰った息子がさらっと・・・

★「期日前投票行って来た。市長は〇〇さん、衆議院と比例代表は〇〇に入れた」(何と気が向いたらしい・・・)
☆「あ、そう・・・今回は行かないと思ってた」
★「俺の好きな〇〇が躍進しそうだったから・・・」(息子が興味を持つ政党はもう中学生の頃から一貫している)

そして、日曜の夜はその政党が大躍進したこともあり、勉強もそっちのけでネットで開票速報を楽しんでいました。
自分の選んだ政党がどうなるか当然気になり、続々と当選者がカウントされるのはゲーム感覚で楽しいもの・・・

まだ若い間はその程度で充分だし、ゲームのように投票結果を楽しむことで政治に関心を持つきっかけになる。
いい歳になった私も開票速報は見ていて飽きないし、数字が積みあがっていくのは何とも気持ちいい。

そして、選挙の度に新しい時代の風を感じることも出来るし、選挙で起きた風がまた新たな時代を創っていく。
そういう風って目には見えないけれど、確実に存在するし人間社会を動かして変化させていくことが興味深い・・・

もう30年近く前に、日本新党という風が日本中に突然吹いたことがありました。一瞬で過ぎ去りましたが・・・
当時まだ若かった私も、日本という国が新しく生まれ変わる感覚を肌で感じてワクワクしたことを覚えています。

時代が大きく変わりそうな時はワクワクするけれど、その期待感がガッカリ感に変わることも世の常・・・
それでも新しい風に吹かれたいし、何か新しいことが起こりそうという感覚を感じ取る気持ちは大事にしたい。

何か息子が「少し大人になったような気がした18の夜」でした。

2021年11月5日


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強制帰国で始まった息子の「高2生活」も閉幕~コロナ禍の1年を振り返って・・・

2021-03-27 00:17:29 | 息子の成長
今週月曜日、コロナに翻弄された1年を経て息子は高2の終業式を終え、2週間半の春休みに入りました。
また、昨日は1年遅れで聖火リレーが福島県を出発し、121日かけて開会式までの全国を巡る旅が始まりました。

私のリハビリを兼ねた散歩コースも桜色一色になり、もうすっかり慣れてしまったコースも特別な場所に・・・
まだまだ浮かれた気持ちにはなれないものの、やっぱり桜は人の気持ちを柔らかく前向きにしてくれます。

週に一度「1年前を振り返ってみましょう」というメールと共に、1年前に書いた記事が送られてくるのですが、
先日届いた記事は、息子を含め留学仲間が次々と留学中止となった時の保護者間のやり取りを書いたもの・・・

記事を読むと、改めて完走できずに途中で足を止めてしまったマラソンのような悔しさが蘇ってくるのですが、
何事も全て思い通りにいく訳ではないと息子が身をもって受け止めたとすれば、それも意味のあること・・・

部活や行事のほとんどが高2で最後となるため、中止となった修学旅行を筆頭に残念なことも多いのですが、
学年別のスポーツフェスティバルや、オンライン開催の文化祭など、生徒が色々考えて実現してきました。

大きな困難に直面し、従来と同じことが出来ない中で工夫して乗り越えたことは必ず人生の糧となるはす・・・
大人になるとどうにもならないことが次から次へと起きてくる訳で、それを乗り越える逞しさが必要・・・

K-POPのオーディションに合格し、学校を通信制にしてハードなレッスンをこなしていた同僚の同学年女子は、
ドクターストップで一時的に離脱しましたが、結局足の指4か所に骨折が判明し、全治4か月で現在療養中です。

彼女にとっては大きな試練ですが、まだまだこれから先にどんなチャンスが巡って来るかも分からない。
自分の夢をあきらめて欲しくないし、回復したらまた新たなチャレンジを続けて欲しい・・・

お互いに子供が中1の時に出会った彼女とは、今では子供のことや悩みも何でも話せる関係となりました。
親どうしが本音で話せる関係は貴重ですが、これもたまたま同じ学年の子供だったからこそ・・・

そして、これから大人になっていく彼らを待ち構えるのは、コロナだけではありません。
理不尽な社会的慣習や制約、世間体、急激な気候変動、巨大化する自然災害、病気、怪我、事故などなど・・・

そうした中で、何が起ころうとも平常心で対応していくことの出来る精神的な強さ、問題解決力、行動力・・・
・・・とえらそうなことを並べていますが、要は厄介ごとを上手くやり過ごしていく力でしょうか。

聖火リレーが始まりましたが、121日かけて10000もの人が開会式に向けて聖火を繋いでいく訳ですね。
つまり、大きな困難があっても開催すること、成功させることを目指していくことへの挑戦が始まった。

正月の箱根駅伝に感動するのは、とにかく繋ぐことを目指して前へ前へと進んでいくひたむきな姿なんですよね。
聖火リレーもとにかく前へ前へと進めていき、感染を防ぎながら開会式まで繋ぎオリパラを実現させる・・・

コロナ下でどうやったら開催できるかを考えて挑戦しやり遂げることが、子供たちの夢を育むことになる。
子供たちは大人が困難な中でオリパラの開催を諦めるのか、やり遂げるのかをしっかり見てますからね・・・

震災からの復興とコロナに打ち勝つ証以上に、子供たちに挑戦する夢を持ってもらうこと・・・
それが、コロナ下のオリパラ開催の一番大きなテーマではないかとこの1年を振り返って思っています。

2021年3月26日


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屈強でもない息子が「ボディガード」~ストーカー被害に遭う女友達のために・・・

2020-12-11 23:52:02 | 息子の成長
最近は確実にストーカー被害や性的被害が増えていますね。DVや虐待もですが・・・
ストーカー被害の警察への相談件数はここ数年毎年2万件を超えているようですが、これは氷山の一角。

警察への相談までには至っていない初期段階のものや、周囲の人間で何とか対処しているものを含めると、
多分その何倍もの被害があるのでは・・・

待ち伏せやつきまとい、異常な度合いの電話やメールなどに加え、最近はSNSでの被害も増えていて、
スマホにストーカーウェアを仕込ませて居場所や個人的な情報が筒抜けのC国さながらの実態まで・・・

ここまで被害が増えてくると、それをしっかり防御することも必要ながら警察がいつも守ってくれる訳でもなく、
保険会社と警備会社の提携で、危険が迫っている時にガードマンが駆けつけるストーカー保険もあるようです。

ストーカー殺人をきっかけに20年前にストーカー規制法が出来て、法律的にも罰せられるようになりましたが、
それでも一向に被害が減らないのは、そういう迷惑行為を躊躇なく行える異常な人間が増えている証拠・・・

そういうことを行う人間の精神性や病因の解明や治療、再犯を防ぐための対策の強化なども必要ですが、
ストーカー被害に遭っている側の心の傷やトラウマをどうケアしていくのかはもっと重要。

誰かにつけられているのではないかと言う不安、連絡がある度にビクビクし、SNSへの執拗な書き込みに怯える。
これでは、とても気が休まりませんし、誰もが保証された平穏で安心した生活を送ることさえ難しい。

ところで、今まさに息子の同級生で仲の良い女友達がそのようなストーカー被害に遭っています。
通学時に後をつけられたり、信号を待っている時に声をかけられたり、エスカレーターで盗撮されたり・・・

盗撮は、それを見つけた人が警察に通報したことで発覚し、学校に連絡が入り本人にも知らされたようです。
何か気配を感じてふと振り向くと、物陰からじっとこちらを見つめるその人物の視線が・・・なんてことも。

彼女からそう聞かされた息子は、同じ電車ということもあり今はボディガード役として毎日一緒に通学しています。
初めてその被害を聞かされた私は「守ってあげるために一緒に学校に行けば」・・・「実は、もうそうしてる」

周りの目を気にしない息子にとっては、どう思われるかよりも彼女を守るためにという思いからの行動ながら、
毎朝一緒に登校してくる二人は当然クラスの噂になり始めている。

「お前ら付き合ってんの?」「毎朝一緒に来てんじゃん!」・・・当然のことながら学校ではそう冷やかされる。
「たまたま電車で一緒になってから、色々と話すこともあって」と苦しい言い訳をしているようですが・・・

彼女のストーカー被害を大っぴらには出来ないし、となると尚更毎日一緒に登校するのは怪し過ぎる。

クラスメイトがそう思うのは当然ですが、彼女とは中学の時からずっと仲が良く、きっと〇〇だよな・・・
と私も思っていましたが、今回のことをきっかけに、初めて本人も認めざるを得ませんでした。

もうセブンティーンの高校生・・・そういう相手がいるということよりも、息子がその人のために役に立っている、
男として彼なりに頼りになっていることが、私としては単純に嬉しい。

二人の身の安全を願いつつ、彼女にとってはこれからも頼りになる「ボディガード」でいて欲しい。
決してケビン・コスナーのような逞しさはなくても・・・

2020年12月11日


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隠れバスケ部員の代償で指を「剥離骨折」~息子が人生初挫折ならぬ初骨折

2020-10-23 23:53:20 | 息子の成長
スポーツの秋・・・

バスケ少年の息子は、北米4大スポーツリーグの1つであるNBA(全米男子プロバスケットリーグ)に夢中・・・
コロナで一時中断を余儀なくされた今シーズンも、つい先日ロサンゼルス・レイカーズの優勝で幕を閉じました。

私がバスケ少年だった頃は、泥沼化したベトナム戦争から撤退し大きな傷を負った米国が元気のない時代で、
当然NBAも全く盛り上がっておらず、NBA人気が盛り上がってきたのはもうバスケ少年を卒業した後でした。

マジック・ジョンソンやマイケル・ジョーダンが活躍した1980年代から1990年代にかけてですが、
TVでも時々試合が放映されましたし「スラムダンク」というバスケ漫画もアニメ化されてTVでも放送されました。

バルセロナ・オリンピックで、プロのオールスター選手が出場し「ドリームチーム」として世界を沸かせましたが、
私の中ではその時がピークで、スーパースターだった二人が引退してからはNBAからも遠ざかることに・・・

それが、八村塁のウィザーズ入団や息子のアピールのお蔭で、今シーズンは久々にNBAに注目していました。
10月~4月の半年がシーズンとなりますが、今シーズンはコロナの感染者が出て1ヵ月を残して3月に中断・・・

4か月後の7月末からディズニーワールド内の施設のみで無観客で残りのリーグ戦とプレーオフを行い、
新たな感染者を出すこともなく、シーズンが始まって1年後の10月11日にやっとシーズンを終えました。

再開後は徹底した感染対策を行い、選手の施設外への外出禁止、違反者の出場停止や退去処分など、
米国でここまで厳しく個人を管理するのかと驚くほどの徹底ぶりと、選手がそれに素直に従ったことが驚きでした。

米国では感染者数がずっと増え続けている中で、NBAは模範的で素晴らしい対応をしたと思いますし、
T大統領も少しでも見習っていれば、感染することもなく選挙も有利に進めることが出来たのではないかと・・・

ところで、高校の通常登校再開後、隠れ部員としてずっとバスケ部の自主練習に参加している息子ですが、
休日のバスケ部の練習に参加した日に指を痛めて帰ってきました。

少し痛そうでしたが我慢し翌日学校の保健室に行ったところ、すぐに整形外科に行くように言われて早退。
私がリハビリでお世話なっている病院で診察を受け、左中指の剥離骨折が判明・・・

今はテーピングをしてギターやピアノはお預けですが、骨折と診断された息子はどことなく嬉しそうでした。

 ☆「骨折したっていうのに何か嬉しそうに見えるけど・・・」
 ★「生まれて初めて骨折って言われたから、ちょっと誇らしい気分・・・」
 ☆「誇らしい?骨折が・・・??? ところで手術は必要ないの?」
 ★「とりあえず様子見て問題なければ必要ないって・・・」

息子は3歳頃にジャングルジムのてっぺんから転げ落ちて頭を強打し、頭蓋骨の一部が陥没しましたが、
それ以来は特に大きな怪我はなく、久々の怪我・・・

私は大学生の時に車の事故で鼻骨と眼底を骨折しましたが、それは思い出したくない嫌な思い出・・・
高校生にとっては指の骨折など大したことではなく、逆に勲章くらいに思っているのかも知れませんね。

折れた骨は複雑骨折でもない限り時間が経てばまたくっつきますが、私の手術で削り取られた背骨は無理・・・
背骨もいつか再生してくれないものだろうか・・・うずく背中の痛みを恨めしく思いながら考えることもありますが、
それよりも決して返ってこない亡くしものもあるんだよなあ・・・

2020年10月23日


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父親の書く息子の「カナダ留学記Vol.2」~岡江久美子さんを偲びつつ・・・

2020-04-25 00:13:09 | 息子の成長
昨日、岡江久美子さんが突然新型肺炎で亡くなられました。すごく悲しいです。
正直、ブログを書くのも気が重いのですが、今回は息子からヒアリングした「カナダ留学記」の続きです。

3週間の集合研修を終えた日本人留学生31名は、その後バスで2泊3日の米国ツアーに・・・
ナイアガラ・フォールズのクルーズ船でずぶ濡れになってワアワア楽しそうに騒いでいる動画が送られてきました。

そして、ツアーが終わると、各自その後の長期間の受け入れ先となるホストファミリー宅に散らばって行きました。
息子のホストファミリーは、白人の母子家庭で、ホストマザーはイギリス人のファイナンシャルプランナー・・・

ホストシスターは2歳年下で、息子には本当の家族にはない、母親と妹という特別な新しい家族となりました。
それに犬と猫が一匹ずつ・・・

二人とも優しい性格で、息子に最初に印象を訊いた時は「大当たり」と言って来たほど、相性が良かったようです。
着いた初日には近くの湖に泳ぎに行ったり、その後も一緒にバドミントンをしに行ったり、ボードゲームをしたり・・・

カナダの学校はセカンダリースクールという中高一貫校で、前期・後期で各自が好きな科目を4科目選択します。
科目の選択は各自に任されていて、毎日1科目90分ずつの授業が行われる・・・日本の大学と同じですね。

息子の科目選択は、前期は「英語・数学・理科・体育」で、後期は「英語・世界史・体育・自習」・・・

「自習」という科目があることに驚きましたが、90分間何をやってもよく、息子は宿題の時間に充てていたようです。
結局、後期は新型コロナウイルスの休校のため、実質1か月くらいで終わってしまいましたが・・・

ホームクラスがないため、現地の人と友達になるのもそう簡単ではないようですが、
そこで力を発揮したのが研修時のホストマザーに買ってもらったバスケ選手「カワイ・レナード」のTシャツ・・・

そのTシャツで学校に行くと、色々な人から「ヘイ、カワーイ!」と声をかけられ、話すきっかけになったようです。
また、息子は服装を人と合わせない習性があり、バスケで着替えるのが面倒で、ショートパンツにハイソックス・・・

そのスタイルに「カワイ・レナード」のTシャツというのが現地では目立って、それが皆の気を引いたのだとか・・・

因みに、雪が降り積もる真冬にそのスタイルにコートを着て学校まで歩いていたら、車で通りかかった人から、
「ヘイ、これ履きな・・・」とズボンを貰ったようです・・・お金のない人と思われた?それより何より寒いでしょ!

部活はシーズン毎に行われていて、息子がカナダに留学した最大の目的が「バスケ」だったので、
11月から始まるバスケ部の準備も兼ねて、最初の2か月は昼休みなどに勝手にバスケをやっていたようです。

勝手にバスケをやっている内に、バスケ部やバスケ好きの人と試合をやるようになり、友達が増えていったよう・・・
そして、以前ブログにも書きましたが、11月に行われたトライアウトを突破し、念願のバスケ部に入部しました。

約30名の中から7名の主要メンバーに選ばれ、交代要員も含め最終的には10数名の部員となったようですが、
バスケ部に入れたことで留学生活も充実し、今でも留学で何が一番楽しかったかと訊くと「バスケ」・・・

留学の最大の目的だった「バスケ」が、最大に楽しかったのであればこれ以上言うことなし・・・
そして、バスケ部で知り合ったベトナム人留学生の「リー」とは親友になったようで、今でも彼の話をよくします。

息子の学校は規模が大きくて留学生も多く、10名の日本人以外にも外国人留学生は約30名ほど・・・
国籍は、ベトナム、タイ、フランス、スイス、イギリス、スウェーデンなど様々・・・

また、移民特にイスラム系の学生も多く、その一人のシリア人の気の短さと粗さにはほとほと呆れたようで、
「だから中東は争いばかりして仲が悪いんだよ」・・・とあながち間違いでもなさそうな決めつけをしています。

黒人と白人のホストファミリーに、現地の学生や先生、色々な国からの留学生や移民・・・
この多様な人々との出会いと交流が、これからの息子の人生にどう関係していくのかが楽しみです。

最後に、岡江久美子さんどうか安らかに・・・

2020年4月24日


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息子の「カナダ留学記Vol.1」を代わりに書いてみました~こういう時だからこそ旅行気分で

2020-04-18 00:00:04 | 息子の成長
「緊急事態宣言」がついに全国に拡大されました。
都市をロックダウンしている国のメディアからは、日本の対応は「生ぬるい」だの「遅い」だのと批判もありますが、
ギリギリのところで持ちこたえていて爆発的な感染を防いでいるのは事実・・・

日本の自粛要請という一見ソフトな対応は、日本人一人ひとりが自己管理できる力を問われている気がします。
上からの強制ではなく、各自がそれぞれの立場で何が大事かを考えてこの事態を収束させることが出来れば、
最終的には日本モデルの危機管理対応として高く評価されるのでは・・・とも感じています。

そして、こういう時だからこそ旅行気分で、息子からヒアリングした「カナダ留学記」を書いてみようと思います。

8月5日、同じ団体で同地域に留学する31名(女子25名、男子6名)がトロントのピアソン国際空港に降り立つ。
最近は、どの留学団体でもどの国への留学でも女子の方が多いのが特徴・・・女性の時代の象徴ですね。

空港に到着後、3週間の研修を受ける学校にバスで移動し、各自ホストファミリーお迎えの車で各家庭に・・・
大勢のファミリーが、自分の名前を書いた紙を掲げて出迎えてくれるのは、なんて素敵な光景なんだろう。

息子のホストファミリーは、両親と19歳のホストシスターの黒人家族で、それ以外には犬が一匹・・・
ホストファーザーはカナダ人ですが、ホストマザーはスイス人でフリーのインテリアデザイナー・・・

ホストシスターは大学生で、ホストファーザーは毎日夜遅く、仕事は何をやっていたか覚えていないとのこと・・・
最初は慣れない環境で、英語を聞くのも話すのも必死なので、覚えていない気持ちもよく分かります。

敬虔なクリスチャンの家庭で、毎週欠かさず水曜日の夜と日曜日の朝は教会に連れていかれることに・・・

ある日は特別なミサだったようで、結構遠くの教会まで行き、夜7時から夜中12時くらいまで礼拝が行われ、
まだ英語に慣れない息子にとっては地獄だったよう・・・教会を地獄と表現するのもなんですが・・・

飼っていた犬は、茶色のヨークシャー・テリアで、フサフサ毛にクリッとした目がたまらなく可愛い子犬で、
お互いにバスケ好きのホストファーザーとバスケの話をしながら犬の散歩をしたのが良い思い出・・・

平日は、路線バスで学校まで通い、ESLクラスで一日中英語漬けの毎日・・・さぞ大変だったろうと思いきや、
一緒に行った日本人31人だけのクラスのため、日本の学校の一つのクラスがそのまま出現したような感じで、
和気あいあいとして楽しかった様子・・・そこで仲良くなって今でもSNSでやりとりをしている人も結構います。

とにかく現地でバスケを存分にやりたかった息子は、放課後はホストファミリーの近くにあるバスケコートに通い、
ひたすらシュート練習に励みつつ、他に人が来るとすぐに打ち解けて3人制バスケ「3on3」を楽しんだようです。

研修期間も終わり、正式な学校とホストファミリーのいる場所に移る前には、ホストマザーがTシャツを買ってくれ、
食べたいものをお腹いっぱい食べさせてくれたようです。

その時に本人の希望で買ってもらったTシャツが、留学直前に米国のMBAで初優勝したカナダ唯一のチーム、
「トロント・ラプターズ」の中心選手でMVPも獲得した「カワイ・レナード」の柄が入ったもの・・・

そして、そのTシャツが、新しい学校でもすんなりとクラスに溶け込めた貴重なツールになったようです。
正式な学校に移ってからは第二弾ということで・・・次に続く。次回をお楽しみに・・・

2020年4月17日


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息子が激戦の「バスケのトライアウト」合格~日本とは全く異なる「カナダの部活事情」

2019-11-29 22:46:13 | 息子の成長
随分と寒さも増して、今年も残すところ1ヶ月・・・もう12月かと思うとソワソワして落ち着かなくなります。

息子から、12月より始まるバスケの部活のトライアウトに合格したとの報告がありました。
カナダでの目標の筆頭に「バスケを存分にやること」を挙げていたので、目標が一つクリア出来そうです。

本人のやりたい部活に入るのに「目標をクリア」ってそんな大袈裟な・・・と思うのが日本人の感覚ですが、
カナダやアメリカの高校では人気スポーツの部活に入るのは大変で、これが日本の部活との大きな違い・・・

「トライアウト」・・・と言うと、日本ではプロ野球のシーズンオフの情景を思い浮かべますね。
各球団から戦力外通告を受けて退団した選手を12球団合同で行う入団テスト・・・
年末年始には、そのトライアウトで明暗を分ける選手の家族を交えたドキュメンタリーがよく放送されます。

トライアウト後にいずれかの球団から合格の連絡が入る選手と、連絡のない選手が対比して描かれ、
華やかな舞台裏で、野球に人生を賭けてきた選手と家族それぞれの運命が分かれる瞬間の残酷さを見て、
実力の世界で活躍し続けることの厳しい現実を思い知らされます。

日本の部活は、原則的に誰でも希望する部に入ることができ、ずっと一つの部で活動することが多いですね。
先輩後輩の上下関係も厳しいし、部によっては練習も相当ハードで、休日がつぶれることもざらです。

カナダの部活は秋・冬・春のシーズン制で、運動部はシーズンによってやっているスポーツも異なり、
生徒はシーズン毎に自分の好きな部活を選んで入部希望を出します。

先輩後輩の上下関係もなく部員の関係はフラットで、練習も自主的でゆるく、休日がつぶれることもほぼない・・・
試合は平日に組まれるので、試合の日は授業を抜け出して「行って来ます」「頑張って・・・」となるようです。

そして、希望者の多い部で選抜のために行われるのが「トライアウト」・・・いわゆる入部テストですね。
人気スポーツやそのシーズンしかやっていない部は希望者も多く、トライアウトで選別されることになります。

秋シーズンはバスケの部活がなく、息子は友人からラケットを貰ったことからテニス部に入っていましたが、
12月からの冬シーズンは、大好きなバスケに入ることを心待ちにしていました。

息子から「明日30名程の希望者でトライアウトが行われる」との連絡・・・何人選ばれるのと訊いたら「さあ?」
バスケはカナダでも人気スポーツなのでこの位の希望者は当たり前のよう・・・
しかも、息子より背が高く体格のいい生徒がぞろぞろいるだろうことは容易に想像がつきます。

翌日に、「取り敢えず合格した」との報告があり、「おお凄い!でも取り敢えずってどういうこと?」と返したら、
「14人の中に入ったけど、明日2回目のトライアウトがあるのでまだ分からない」とのこと・・・「えっ、まだあるの?」

また翌日に「今度は10人の中に入った」との連絡が・・・「よっしゃ!」と思ったのもつかの間・・・
続けて「明日に最後のトライアウトがあり、あと数名落とされる」・・・何と高校の部活の入部テストに3日間も・・・

そしてその翌日、ついに「最後の7人に残れた」との報が・・・「やった!それにしても、よく残ったね!」
頑張った本人が一番大変だっただろうけど、一緒に報告に付き合ったこちらも3日間気が休まらず・・・

今回、日本とは大きく違う部活のあり方や考え方がなかなか興味深く、色々と考えさせられました。
それにしても、身長や体格で劣る息子がなぜ選ばれたのかが一番知りたいところ・・・

技術? 敏捷性? 留学生に対する温情?・・・それとも「俺を選んでアピール」?
事実は分かりませんが、息子の性格からして多分「俺を選んでアピール」・・・だろうと思っています。

小さい頃は前に出ることが苦手でドッヂボールの後ろの方で逃げ回っていた息子でしたが、
異国の地で随分と逞しいアピール力を身につけたものです。

2019年11月29日


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日本にはないメンバーが揃った「ホストファミリー」~息子の本格的な留学生活が始動

2019-09-20 22:21:18 | 息子の成長
カナダに留学中の息子は、トロント郊外でのESLが終了し、ナイアガラ・フォールズなどの観光地を巡る小旅行後、
メインのホストファミリー宅に移り、今月からホストスクールでの学校生活が本格的に始まりました。

一般的に、交換留学生は学校に受け入れてもらうのですが、カナダの場合は学区としての受け入れとなります。
その受け入れ学区内でホストファミリーを探し、ホストファミリー宅から最寄りの学校がホストスクールとなります。

息子が所属する「Bluewater」と言う、美味しいカクテルのような名前の学区はヒューロン湖の湖畔にあります。
ヒューロン湖は、米国とカナダの国境にある五大湖の内の一つで、世界で4番目の大きさを誇る湖・・・

その大きさは九州と四国の二つがスッポリと入るくらいで、湖と言うよりもこれはもう海・・・

高校生の時に五大湖の名前を、頭文字を並べた「HOMES」として覚えた記憶がありますが、
改めて五大湖の全体像を眺めてみると、宇宙から青色のインクを一滴ポトンと垂らしたらこうなりました・・・
と言うような、インクが飛び散ったユニークなしみ模様の形をしていることが分かります。

長い時間をかけた地殻変動によって、こういう巨大な湖が5つもドカンと出来るのだから、何とも壮大・・・
その内の4つの湖の中に米国とカナダの国境線があり、お互いにもめないようにそう決めたのでしょうね。

息子は、こちらに移ってからすぐにヒューロン湖で泳いだようですが、8月とは言え結構水が冷たくて、
長くは泳いでいられなかったようです。

ホストファミリーは、何と日本での男二人の家族とは対称的な54歳のシングルマザーと14歳の一人娘・・・
それに犬と猫が一匹ずつ・・・

ホストファミリーの雰囲気や相性を息子に尋ねると、「めっちゃ大当たり」とのこと・・・
有難いことに雰囲気の良い家庭で、本人もリラックスして楽しく生活を送っているようです。

それにしても息子は本当に運がいい・・・日本の家族にはないメンバーを、見事にカナダで得ることが出来ました。
母親、妹、そして犬と猫・・・

そして、肉がたっぷりの料理に、広々とした町を歩いての通学・・・
体育は、現地で出会った日本人がラケットの一つを貸してくれたようで、初めてのテニスに挑戦。

昼休みには、日本と同じくバスケに夢中になっているようで、12月からは体育でバスケを選択予定とのこと。
本人が言うには、「ホームシックにはなっていない模様」・・・とのことで、今のところ何の心配もいらなさそうです。

それにしても、異国の地で息子のもう一つの家族が存在していると言うのは、何とも不思議な感覚です。
一緒に生活もしていないのに、家族の写真を見ているだけで自分もその家族の一員になった気分・・・

血が繋がっているだけが家族ではない・・・気持ちで繋がっていると言う家族のあり方もあるんだと言う、
「万引き家族」の世界をイメージしつつ、私も一緒に生活している気分だけ味わっています。

2019年9月20日


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