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「中学受験で問われる家族の『価値観』」~受験シーズンを迎えて

2017-02-04 00:08:19 | 最近考えること(多様性)
☆アッピア夫です。

前回の誕生日の記事に「リリー」さん「ぱんだ」さん、お祝いコメントを頂き有難うございました。
「ぱんだ」さんの4日連続で部活仲間の誕生日が続くのは楽しいですね。毎年「誕生日ウイーク」が来るんですもんね。
また、「リリー」さん・・・何と「ビンゴ!」です。3月27日は私の妹と同じ誕生日です!
こういう誕生日の不思議な縁もあるんですね・・・

さて、2月1日から東京・神奈川の「中学受験」が始まり、受験生は今もその真っ只中にいます。
朝の電車の中で、息子と同じ塾のカバンを背負って母親と受験に向かう姿を見る度に、
「頑張っておいで・・・」と心の中で呟いてしまいます。

去年は、息子にとっても私にとっても生まれて初めての「中学受験」を経験しました。
去年は2月1日が月曜日でしたので、2月第一週は金曜日まで丸1週間休みを取り、
頭がおかしくなるくらい受験対応に追われていました。こういう時こそ一人親は辛い・・・
それでも、毎日緊張感漂う試験が続く息子の方が余程頭がおかしくなる状態だったかも知れませんが・・・

既に過去のこととなりましたが、初めての中学受験を経験して感じたことを書いてみます。

「中学受験」で問われるのは「学力」は当たり前ですが、何よりもまずは「価値観」ですね。
しかも、本人、親、家族それぞれの「価値観」が問われるように思います。

「本人の価値観」・・・簡単に言うと「どんな学校で過ごしたいのか?」
中学受験は、小学生にして早くも「価値観」を問われるんですよね。
とにかく選択軸があり過ぎて、小学生が判断出来るレベルを超えているので、
親がそれぞれの特徴をよく知った上で整理して解りやすく説明してあげる必要があります。

思いつくままにざっと書いてみると・・・「男子校・共学・別学(共学ながら男女別クラス)」
「大学附属・半附属・独立系」「仏教系・ミッション系・無宗教」「伝統校・新進校」
「自由主義・規律主義」「大規模・小規模」「都会系・郊外系」などなど・・・

「親の価値観」・・・これは、「どんな学校で学ばせたいのか?」と言うことですが、
首都圏の受験事情すら良く分からないまま受験することを決めたので、
とにかく通学出来る範囲の色々なタイプの学校に足を運びました。
全部で20校位行ったと思いますが、特に秋は学園祭や学校説明会も多いので、
毎週末必ずどこかの学校に行っているという状態でした。
色々な学校を見ている内に、自分の価値観も明確になっていきましたね。

「家族の価値観」・・・最後は、両方の価値観を踏まえて「家族の価値観」になるのですが、
そのためにもとにかく息子が合いそうな学校のイベントにどんどん連れて行き、感想を聞くのが一番でした。
我が家の場合は、最終的に「自由で都会的な共学校」に落ち着きましたが、
今でも我が家にとってはそれが正解だったと思っています。

今でも良く覚えているのが、学校選びをしながら本人の考えを確認している時に息子が言った一言です。
「俺、お母さんが早く死んだから、共学に行って早く結婚するから・・・お父さんもその方がいいでしょ・・・」

2017年2月3日 アッピア夫


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1 コメント

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Unknown (ミッコ)
2017-02-08 13:03:05
親として、とてもドキンとする言葉ですね~。
共学でこれはと思う女性を早くに見つけて、出来れば結婚へ向かいたいと思われたのでしょうか。
察するに、お父様への親孝行と感謝の気持ちもあるかと思いますし、ご家族で大切に育んだ御家庭を今度は自分も持ちたいという憧れもあるのかもしれませんね。
その言葉一つで、素敵に育っていらっしゃると分かります。
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