波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

3年ぶりの藤原さくら「野外音楽会2021」~秋の野外ライブはとても気持ち良くて・・・

2021-09-25 00:13:27 | 感動の出来事(ライブ)
火曜日の9月21日は「中秋の名月」でしたが、残念ながら私のところでは雲が厚く見ることは出来ませんでした。
「中秋の名月」は旧暦8月15日の夕方に出る月のことですが、去年は10月1日と随分ずれるものです。

月の満ち欠け周期29.5日が基準の旧暦(太陰太陽暦)は1年354日で、太陽暦の新暦よりも約11日短いため、
3年で約1ヵ月ずれます。それをうるう月として補正しているようですが「中秋の名月」も1ヵ月の幅でずれる。

また「中秋の名月」は満月だと思い込んでいましたが、「中秋の名月」が満月となったのは8年ぶりとのこと・・・
月の公転軌道は楕円形のため、新月~満月の日数はきっちり15日ではなく13.9~15.6日と変動するようです。

自然の摂理というか宇宙の法則というか、それ自体が神秘なのですが、その神秘的な中で私たちは生きている・・・
そんなことを考えながら「中秋の名月」を楽しみたかったのですが、雲や天気でさえも自然の摂理ですからね・・・

1日遅れながら「十六夜」となる22日には、薄い雲がかかっておぼろげで幻想的な月を眺めることが出来ました。
そして前日の「十四夜」には、日比谷野音では3年ぶりの藤原さくら「野外音楽会2021」で秋の夜を満喫しました。

3年前の「野外音楽会2018」は7月の夏の夜でしたが、DVDも買ってしまった程の素晴らしい野外ライブでした。
藤原さくら本人も最高の気分だったらしく「また絶対に野音でやりたい」と言い続けて、3年ぶりに実現しました。

野外ライブは、当然ながら明るい中で始まり陽が落ちるのに合わせて曲が展開し、すっかり暗くなって終わる。
一日の終わる雰囲気と音楽がシンクロして、キャンプ場でハンモックに揺られながら聴いているような気分・・・

日比谷野音は小ホール的な程よい広さと静けさ、野外の解放感、アーティストとの距離の近さがいいんですよね。
アーティスト側も観客との近さや、陽が落ちる中でのパフォーマンスはきっと気持ちが良いはず・・・

前回はアコースティックなアレンジでしたが、今回はパーカッションも加わりレゲエ的なアレンジが多く、南国風・・・
新譜の曲を中心としたライブもいいのですが、馴染みの曲をその場でしかない野外風アレンジで聴けるのが楽しい。

また、曲の合間に前回は蝉の鳴き声、今回は虫の鳴き声が聞こえましたが、この特別ゲストも野外ならでは・・・
そして、今回は決して歓迎したくはない「ライブあるある」が・・・しかも両隣りで・・・

右の兄さんは、お疲れか途中から寝始め船を漕ぎだす・・・当然のことながら音楽とは全く無関係のテンポで・・・
左の姉さんは手拍子のテンポがズレるズレる・・・どんなリズム感をお持ちですか、と聞きたくなる位ズレまくる・・・

だんだん暗くなってきたので視界から外れていきましたが、まあ色々なことを楽しませてもらった秋の夜でした。
最近は温暖化で夏の夜が暑いままで不快指数が高いので、清々しい秋の夜の気持ち良さが余計に際立ちますね。

更けゆく秋の夜・・・突然、ピアノの練習でタイトルを覚えた「旅愁」を思い出しました。
コロナと息子の受験がなければ、秋はゆっくりと旅に出たいものですが・・・

2021年9月24日


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2週間後には「驚きのニュース」となるか~自民党総裁選の公示日に思うこと・・・

2021-09-18 00:22:22 | 最近考えること
今日、自民党の総裁選つまり次の首相を決める選挙の告示が行われ、予定通り4人の議員が立候補しました。
9月28日に党員投票を締め切り、29日の党議員の投票結果を待って、日本の新しいリーダーが決まります。

今回は男女各二人ずつ、保守系もリベラル系もバランス良く、正に多様性の時代を象徴する顔ぶれとなりました。
今回は派閥力学も働かず自主投票となった派閥がほとんどで、ここにも時代性が表れているなと感じます。

多少の差こそあれ誰もが選ばれる可能性があり、これだけ拮抗している総裁選は久しぶりでワクワクします。
日本が直接選挙ではないのが残念ですが、今回は楽しみながら最後まで見守っていきたいなと思っています。

私が推したい人は決まっていますが、私の理想とするリーダー像から想像してもらうと楽しいかも知れません。

日本のリーダーですので、国家観、ビジョンや信念、考え方や価値観、対応力や発信力、リーダーシップなど、
重要な要素はたくさんある訳ですが、私が日本のリーダーとして重視したいのは、その人の「人格」と「見た目」・・・

「人格」にも様々な要素がありますが、簡単に言うと「その人らしさ」「その人たらしめているもの」となるでしょうか。
「見た目」というのは、決して容姿だけを言っているのではなく、「その人の持つ雰囲気」「存在感」「品格」など・・・

以前に竹内一郎さんと言う著者の「人は見た目が9割」という本がベストセラーになりました。
人は言葉以外が発する「ノンバーバルコミュニケーション」の方が、言葉よりも重要だということを説いたものです。

私もそれを読んで、見た目や表現力の重要性を強く感じましたが、同じことを言うにも言い方や表現力によって、
相手への伝わり方に大きな違いが生じることになります。言い方や表現の仕方って大事です・・・よね、S総理・・・

「見た目」に絡めて言うと、今回のオリパラの開会式や閉会式で挨拶された方々が本当に良かったですね。
M氏ではない東京都知事の小池百合子さん、そして別のM氏ではない組織委員会会長の橋本聖子さん・・・

特に、橋本聖子さんはオリンピックのメダリストでもあり、あの場で挨拶されるには最も相応しい方でしたし、
彼女が選手に力強く語りかける姿を誇らしく感じました。あの場ではつくづくM氏でなくて良かった・・・

今回は日本の二組織の長が女性、次回開催地のパリ市長も女性で、女性の時代を象徴したシーンでしたね。
そうした流れの中で、今回は二人も日本初の女性首相候補として立候補されました。これも時代の象徴・・・

話は変わり、7月末に大分の高崎山のニホンザルの集団でもメスがリーダーになるという大事件が起きました。
ニホンザルの社会は、今の日本社会とは異なり母方の血筋を継承する母系社会ながら、ボスザルはずっとオス。

但し、メスからの支持がないとリーダーに居続けることが出来ないため、他のオスに取って代わられると他に移る。
弱きを助け強きをくじく態度にメスは絶大な信頼を寄せるため、人格ならぬサル格がないと外されてしまう。

ボスザルもリーダーで居続けるには常に格を磨いていないといけないので、決して楽ではないのですが、
いずれにしてもメスがリーダーとなるのは異例のことで、サル社会にも女性リーダーが誕生する時代が到来した?

世界で女性リーダーがどんどん活躍する時代となり、日本にももうそういう変化が必要な時期だと感じています。
今回、日本に初の女性首相が誕生するかどうかは、日本が大きく変化していけるかどうかを占うことになると・・・

2週間後には大分のニホンザルのような驚きのニュースが日本を駆け巡ることを、密かに楽しみにしています。

2021年9月17日


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最後の学校イベントとなる「ライブ配信学園祭」~高3の2学期の始まりと共に・・・

2021-09-11 00:00:09 | 感動の出来事(学校イベント)
7月に起きた息子の学年でのコロナ感染ミニクラスター発生のため、夏休み直前の2週間が自宅学習となり、
実質2ヶ月となった長~い夏休みも終わり、今週から実質最後の学校生活となる高3の2学期が始まりました。

コロナの新規感染者数はやっと減少に転じたものの、9月末まで緊急事態宣言が延長される落ち着かない中で、
今日は2年ぶりとなる息子の学校でのリアルな学園祭が、来場者をかなり制限しつつ行われました。

今回は一般公開中止で、在校生以外に卒業生も来場できず各家庭の保護者1名のみ参観可能となりました。
その代わりに今回はライブ配信が行われ、全てではないものの一部の企画をライブ中継で観ることが出来ました。

去年はオンライン開催で、学園祭サイトにアップされたクラス企画や部活発表の動画を観る形式だったため、
今回は貴重な機会ながら高3生は不参加で、直接観に行くモチベーションが持てずライブ配信を楽しむことに。

今回はライブ配信のスケジュールに合わせて「吹奏楽部の演奏」、「学校関係者によるオーケストラ演奏」、
学年横断型ミュージカル「Show must go on!」、「高2生による団体劇」の4つの企画を視聴・・・

吹奏楽部の演奏は、入学直後に高3の卒部公演となる演奏会を観に行って、劇と組み合わせた楽しい演奏と、
最後に高3生を送り出す演出にもらい泣きしてからずっとお気に入りだったので、今回はその集大成として・・・

在校生・OBOG・先生・保護者など学校関係者で構成するオーケストラによる演奏は今回初めて聴きましたが、
本格的な素晴らしい演奏に聴き惚れてしまい、これまでもっと聴いておけば良かったと少し心残りです。

学年横断型ミュージカル「Show must go on!」は、ディズニーソングを中心に途中までは楽しい展開でしたが、
終盤に「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」が出てきて???、最後は「アニー」の「トゥモロー」で?????

いくら何でも有名なミュージカルソングをたくさん盛り込めばいいというものでもないでしょうに・・・
最後の、竹取物語をミュージカル風にアレンジした「高2生による団体劇」の方が、一貫した流れで楽しめました。

もう高3生は卒業までイベントがなく、今回の学園祭でずっと楽しんできた私の学校イベントもあっけなく終了・・・
色々なイベントを楽しめるだけ楽しんで来たけれど、高2以降はコロナのせいであまりにもあっけなかった・・・

オリパラも終わってしまい、今は少しイベントロス状態ですが、今度は藤原さくらの野外ライブを楽しみに・・・
コロナ禍であっても、やっぱり人間にはイベントが必要・・・その必要とするイベントは人それぞれですが・・・

今年は卒業対策委員でもあり、最近まで生徒に贈る記念品を決めるためにあれこれとやって来ました。
これから、これも記念品の一つとなる様々なイベントの写真集作りや謝恩会の企画もやっていく予定です。

もう学校のイベントは終わってしまいましたが、来春の卒業式が終わるまでは私の卒業イベントは続きます。
こういうイベントがあるからこそ、大きなロス状態にならずに済む・・・

本当のロス状態は息子が高校卒業を迎えた時にやって来るのかも知れませんね。
そのためにも今からその先の楽しみを考えておかないと・・・

2021年9月10日


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「一番心に残った競技とパラアスリート」~東京パラリンピックの閉幕を前に・・・

2021-09-04 00:54:59 | 感動の出来事(スポーツ)
残暑の厳しい中で始まった東京パラリンピックも、終盤は涼しくなったものの連日雨の中での競技となりました。
自国開催のお蔭で各競技のルールや面白さを知り、初めて様々なパラ競技を存分に楽しむことができました。

車いすバスケ・ラグビー・テニス、シッティングバレー、ブラインドサッカー、ゴールボールなどの球技から、
競泳、自転車、トライアスロン、アーチェリー、障がいの種類やクラス別に数多くの競技が行われる陸上種目・・・

病気や障がいの状態や程度は人によって様々で、パラアスリートそれぞれが自分の状態と向き合いながら、
残る機能を最大限に鍛え、進化する器具も上手く利用し、周囲のサポートも得て人生をかける姿がカッコイイ。

機能を活かす独自の泳ぎ方や走り方、片足だけの高跳びや自転車、個性を活かした役割によるチーム構成・・・
そして視覚障害のアスリートと一心同体で並走するガイドランナーや走り幅跳びのタイミングを伝えるコーラー・・・

「人間に限界はない」「自分の限界は自分が決める」というパラアスリートのリアルな言葉は心に響きます。
心に響いた瞬間にも多く出会いましたが、オリンピック同様にその中でも一番心に残った競技と選手を挙げます。

【一番心に残った競技】「陸上400mユニバーサルリレー」 

今回から採用の陸上の新種目で、視覚障害、切断・機能障害、脳性まひ、車いすの男女2人ずつ4選手が、
タッチで400mを繋いで走るリレーで、日本は沢田優蘭(うらん)、大島健吾、高松佑香、鈴木朋樹の4選手・・・

障がいの順番は同じでも各国で男女の配置が異なり、抜きつ抜かれつの最後まで読めない展開が面白いし、
日本に銅メダルが転がり込んだ今日の決勝よりも、昨日のギリギリで決勝進出が決まった瞬間が最高でした。

【一番心に残ったアスリート】「戸山愛美(とやまあいみ)選手」

パラリンピック初出場で、女子400m知的障害クラスで見事決勝に残り自己ベストの記録で7位入賞の23歳・・・
黙々と自分と向き合いながらひたむきに走る姿が印象的で、そのストイックな雰囲気に自然と応援したくなります。

彼女が予選で走る時に両手の甲に書いてあった言葉が印象的で「絶対に決勝に行く」と「大きく走る」・・・
そして目標を果たした決勝で、今度両手に書かれていた言葉が「人生は変えられる」と「責任と自立」・・・

クラウチングスタートの時に必ず目にするので、自分の思いを手の甲に書いて走る健気な姿が印象に残りました。

今日も男子車いすバスケ準決勝勝利、女子ゴールボール銅メダル、競泳男子100mバタフライの金・銀メダル・・・
オリパラで多くの感動をもらえたのは、開催を決断した菅首相のお蔭と思っていたら、首相退任のニュースが・・・

1年間休みなしのコロナ対応に疲れたことは間違いないでしょうし、それ以外にも様々な事情があるのでしょう。
ただ、パラアスリートの必死な姿を見ていると、とても勝ち目がないと走ることを諦めてしまったようで残念・・・

せっかく開催に漕ぎつけてくれたオリパラは、感謝と共に最後までしっかりと楽しみます。

2021年9月3日


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