波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「自分と同じ誕生日の人に出会う確率は?」~同じ誕生日の人に出会って考えたこと

2017-01-28 00:13:56 | 感動の出来事
☆アッピア夫です。

1月27日の今日は、自分の中では毎年特別な日です・・・つまり、私の誕生日なんですね。
誕生日が来てももう嬉しくも何ともないのですが、昔から「モーツァルトと同じ誕生日」と言うことだけがささやかな自慢です。

ちょうど年明け早々に、オフィスで誕生日について話題になっていた時に、私と同期入社のA氏が、「俺、モーツァルトと同じ誕生日なんだよ」と発言・・・「えェ~!」・・・と言うことは・・・

☆「まさか、1月27日生まれ・・・?」
A「そう!」
☆「俺も同じ日だよ!」
A「うそだろ?」

その後、誕生日話で随分と盛り上がりましたが、何と10人位のオフィスの中に同じ誕生日の人がいたとは・・・しかも同期入社後、ずっと気の合う飲み友達でもある人が・・・

実は、私は半世紀以上も生きて来て、同じ誕生日の人に会ったのは全く初めてです。しかもこんな身近で・・・といたく感激したのですが、「ところで、自分と同じ誕生日の人に出会う確率ってどの位なんだろう?」と考え始めました。

1年が365日なので、全員がそれぞれ違う誕生日だとすると、366人いれば一人は自分と同じ誕生日の人がいる計算になりますが、当然そんな単純なものではないんですよね・・・と言うことで調べてみました。

調べてみて分かったことはなかなか面白く、数学の世界では「誕生日のパラドックス」とも言われている有名な確率論のようです。

まず、同じ誕生日の人が一組いる確率はどの位かと言うと、難しい計算式は置いておいて、23人いれば50%を超え、41人いれば90%、70人いればほぼ100%に近づくようです(正確には99.9%)・・・と聞くと、実感値よりも随分少ないと思いませんか?

これが、いわゆる「誕生日のパラドックス」と言われる所以で、同じ誕生日のペアがいる確率と自分と同じ誕生日の人がいる確率を、感覚的に混同してしまうことから起こるようです。

それでは、「自分と同じ誕生日の人がいる確率」は一体どの位なのかと言うと、40人いると約10%の確率のようです。またまた単純計算すると200人いれば50%、400人いればほぼ100%になる訳ですが、これもそう単純ではなく、数学上では254人いれば50%を超え、1年と同じ365人だと63.2%のようです。つまり100%に近づくためには、400人どころかもっともっと多くなる。

一方、ランダムに選んだ二人の誕生日が一致する確率は何と13万分の1だとか・・・と言うことは、自分と同じ誕生日の人に出会う確率は数百人~13万人に一人・・・モーツァルトのような有名人は別として、自分が生きている間に身近で自分と同じ誕生日の人に出会うと言うのは、数学的な確率を超えた「運命的な出会い」としか言いようがない・・・と言うことになるのでしょうか?

オフィスで二人の誕生日が同じことが分かると、「やっぱり二人は性格が似てるよ」「何か同じ匂いがする」と、勝手なことを言い始めた同僚に・・・「みんな結構適当だよなあ」と思うと同時に、「確かにそうかも・・・」と思う自分がいました。

やはり「数学」として考えるよりも「運命」として考えた方が楽しいですよね・・・

2017年1月27日 アッピア夫


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「世界の首脳を幼稚園の砂場で遊ばせてみたら・・・」~トランプ大統領就任に当たり

2017-01-20 23:07:49 | 最近考えること
☆アッピア夫です。

1月20日の今日(日本時間では21日早朝)、トランプ氏が第45代米国大統領に就任します。これまで米国大統領の就任式はそれなりに楽しんで来ましたが、これ程不安感を持って就任を見守ると言うのは生まれて初めてかも知れません。

昔、ロバート・フルガムと言う人の書いた「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」と言う本がベストセラーになりました。何となくそれを思い出し、各国の首脳を幼稚園児として、砂場で遊ばせてみたらどんな感じになるだろうと勝手に想像を巡らせてみました。他愛のない話ですが、宜しければお付き合いください。

ここはインターナショナルスクールで、色々な国籍の子供が通っています。その幼稚園の砂場での光景です。

日本人の安倍君は、社交的な性格でたくさんの友達がいます。オバマ君と言う気の合う友達もいましたが、残念ながら転校してしまいました。ある日、安倍君が砂場で遊んでいると、周君がやって来て「これは僕のものだ」と言い始めます。安倍君は「違うよ、これは前から僕のものだよ」と言いますが、周君は「違う、前々から僕のものだ!」と言い張って聞きません。周君は幼稚園ではわがままで有名です。

そこにプーチン君がやって来て、そのやり取りを黙って聞いています。プーチン君は以前に安倍君から強引に奪ったものがあるので、とばっちりを受けたら大変だと思い、皆の様子を窺いながら一人で黙って遊んでいます。時々、誰かが声をかけるのですが仲良くしようとはしません。プーチン君も頑固さではなかなかです。

少し離れた場所で仲良く遊んでいた別の友達数人が突然仲間割れをし始めました。その内の一人であるキャメロン君が機嫌を悪くし「僕はもう抜ける」と言い始めました。他の子供達はいっせいに「いいよいいよ、勝手に抜ければ・・・」と言い始めました。

そうやってざわざわしているところに、今日保育園に転校してきたばかりの新入生がやって来ました。その新入生は身体が大きく、まだ転校して来たばかりなのにかなり生意気そうです。

一人で遊んでいる子のところにずかずかと入って行って「ここからは僕の陣地だから、君が入って来ないように砂で壁を作る」と言い出します。そう言われた子は当然面白くありませんが、何しろその新入生は身体が大きく強そうなので何も言えません。

その新入生は、これまで仲の良い子達のグループに入らず静観していたプーチン君に「一緒に遊ぼうよ」と声をかけ一緒に遊び始めます。それまで他の子と仲良くしなかったプーチン君もまんざらではなさそうです。そこに周君がやたらちょっかいを出してくるので、新入生は「お前は嫌いだ。あっち行け!」と冷たくあしらいます。

そこに先生がやって来て「ほらほら、皆で仲良く遊ばないといけないよ」と諭しますが、新入生は「僕は自分の思い通りにやる!自分の得にならないことはやらないから・・・」と、かなり厄介者のよう。

「やれやれ、大変な子が入って来た。これからこの保育園はどうなるのでしょう?」・・・先生は子供達を眺めながらそう呟くのでした。

2017年1月20日 アッピア夫


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「ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー」~突然死したレイア姫を偲びながら

2017-01-13 23:54:21 | 感動の出来事(映画)
☆アッピア夫です。

「ぼーぼ」さん、コメントを有難うございます。
故郷を離れてから、これ程私の古里と繋がりのある方と出会ったのは初めてなのでとても嬉しかったです。
息子さんが連れてこられた彼女のご実家が同じ所とは・・・きっと素敵な彼女でしょう(笑)!

「三石山」は、小学校の遠足で必ず行く所ですし、すぐ近くなので子供の頃何度もハイキングに行きました。
その登山口のある「杉村公園」という広い公園内にアッピアの眠るお墓があります。
これからも古里話をちりばめていきますので、よろしくお願いいたします。

さて、年が明けて実母宅から戻ってすぐに、息子とスターウォーズの最新作・・・と言っても本流のシリーズからは離れたもう一つの物語である「ローグ・ワン」を観に行きました。

昨年は、息子の受験があったため公開後1ヶ月程我慢し、受験最終日に「スターウォーズ 7昨目」となる「フォースの覚醒」を観に行き、受験が終わった開放感と共に新しいスターウォーズ物語に酔いしれました。

「ローグ・ワン」は、スターウォーズシリーズでも異色の作品で、初めて公開された「スターウォーズ エピソード4」に繋がる別物語ですが、スターウォーズの世界観を崩すことなく、スケール感と迫力が更にパワーアップした素晴らしい内容となっていました。

しかも、ところどころにサプライズ映像があって、ラストのサプライズには思わず声が出ました。隣で観ていたおばちゃんもラストで同じように声を出し、二人で「あっ!」とハモったのは面白かったです。

一つ一つの作品の内容は違っても「スターウォーズ」は「スターウォーズ」・・・
そこに流れる世界観と哲学は一貫して変わっていないので、安心してその世界に入ることが出来ます。
スターウォーズを生んだ「ルーカスフィルム」がディズニーに買収された時はどうなることかと心配しましたが、前作の「フォースの覚醒」を含め、スターウォーズファンの期待は全く裏切られていないのが嬉しいですね。

因みに、「ローグ・ワン」は最初の作品「スターウォーズ エピソード4」を観ていないと、全く内容が理解出来ませんので、観られる方は「スターウォーズ エピソード4 新たなる希望」を観てから鑑賞されることをお勧めします。

また、ちょうどこの作品の公開直後の昨年末12月27日に、初期3部作でレイア姫役の「キャリー・フィッシャー」がこの世を去りました。彼女は、レイア姫で大ブレイクした後は、大したヒット作がなくドラッグ中毒と躁鬱病で苦しみます。その後ドラッグからは脱したようですが、それが影響したのか60歳での突然死でした。そして、何とその翌日には、女優兼ダンサー兼歌手のエンターテイナーとして有名な母親「デビー・レイノルズ」も後を追うように他界してしまいました。

「デビー・レイノルズ」は大ヒットした50年代のミュージカル映画「雨に唄えば」のヒロインです。私がアメリカの50年代~60年代の音楽にハマっていた時に、別の映画の中で彼女が歌いヒットした「タミー」と言う曲で知り、哀愁を感じるこの曲そのものが大好きでした。84歳で病気がちだったようですが、娘キャリーの葬儀の打ち合わせをしている最中に、脳梗塞で倒れてそのまま還らぬ人となったようです。娘の死が致命的なストレスだったのかも知れませんね。

ご存じの通り、アッピアも私以上のスターウォーズフリークで、結婚前にはよく「どちらがより詳しいか」を競い合いましたが、台詞のほとんどを覚えているアッピアには負けることが多かったです。

今でも思い出すのが、アッピアの誕生日に「ミレニアムファルコン号」のプラモデルを息子と二人で作ってプレゼントしたことです。もう5年前になりますが、アッピアが大喜びして雄叫びを上げていたのを昨日のことのように覚えています。プレゼントでこんなに喜ばれたのは他に記憶がないですね。

こちらがその時のアッピアの記事

http://blog.goo.ne.jp/milano2323/e/e5bf9f3fd9f5e6bef30fda14a7b54c06

ミレニアムファルコン号は今でも我が家の宝物で、どこにも行かずアッピアの仏壇の近くに着陸したままとなっています。

2017年1月13日 アッピア夫


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「『アッピアのお墓参り』とセットのお正月」~年始のご挨拶

2017-01-04 23:08:59 | ごあいさつ
☆アッピア夫です。

明けましておめでとうございます。リリーさん、久し振りに訪れていただき有難うございます。
そして、いつも訪れていただいている皆さまにも感謝いたします。今年もよろしくお願いいたします。

今年のお正月は3年振りに大阪の実家で過ごし、久し振りにお節とお雑煮も満喫しました。たくさんお節の持ち帰りをして来たので、今週はまだまだ「お正月気分」です。

元旦にお祝いをした後、近くの神社にお参りに行き、その足でアッピアと父親の墓参りに行きました。お墓参りは帰省した時でないと行けませんので、これからは法事以外ではお正月とセットになります。

現在の実家(正式には「実母の家」)は、「河内長野」という大阪の田舎にあり、そこから和歌山にあるお墓までは、小一時間かかります。私の古里は「南海高野線」と言う電車の「御幸辻(みゆきつじ)」と言う所で、去年の大河ドラマの「真田丸」でも有名となった高野山の麓の村「九度山」に近く、「九度山」はそこから高野山寄りに4つ目の駅となります。

とにかく高野山の麓にあるため、家がお寺という同級生が数多くいました。中高校生時代にかなりやんちゃで悪ガキだった同級生が今では立派なお寺の住職になっているので、それを考えると何とも言えない不思議な気持ちになりますが、本当に大らかでのんびりした所でしたね。

「何とも言えない不思議な気持ち」・・・と言う意味では、「南海高野線」と言う電車は、大阪「難波」~「極楽橋」(高野山に登るロープウェイの駅)を結ぶローカル線で、まあのんびりした電車でした。私が住んでいた頃は、電車は30分に1本しかなかったため1本乗り過ごすと遅刻確定・・・それが、「高野山」(正式には「紀伊山地の霊場と参詣道」)が世界文化遺産に登録されてからは、電車の本数も増え、アナウンスが日本語と英語になり、今回はそれに加えて中国語と韓国語まで追加されていました。

「高野山」に行く人は元々「高野号」と言う特急に乗るのですが、急行以下の電車でも4カ国案内になっていることに、改めて時代の流れを感じさせられました。こんな田舎の電車のアナウンスが4カ国語と言うのは、子供の頃「大阪万博」で色々な国の人と接して以来のカルチャーショック・・・かも知れません。

生家のあった場所(今は畑となっているのが寂しい・・・)からすぐの小高い山全体が公園のほぼ頂上にあるお墓は、元旦はさすがに閑散として静かでした。元々穏やかな気質のところで、お墓までの公園の道ですれ違う人は皆「こんにちは」と気軽に挨拶をしてくれて、歩いているだけで温かな気持ちになります。

いずれ、自分も息子もここに還るのかと考えると、こう言う気持ちの温かな場所であることがホッとした気分にさせてくれます。お正月とお墓参りで気持ちを新たにして、また明日から始動です。

また色々な新しいことに出会えることにワクワクしながら、ブログで報告させていただきます。
それでは、今年一年またよろしくお願いいたします。

2017年1月4日 アッピア夫


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