波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「フェイスストレッチ」で顔と心を柔軟に~身体のストレッチをやる人は多いですが・・・

2017-11-25 11:40:17 | 最近考えること
☆アッピア夫です。

尿路結石のせいで、もう何十年も続けて来たのにこの3週間全く出来ずにストレスだったことが一つあります。
それは「ストレッチ」・・・

私のストレッチ歴は長く、かれこれもう30年以上になります。
ジョギングやマウンテンバイクなどのスポーツが好きで、そのウォーミングアップとして始めたのが最初・・・

マウンテンバイクのやり過ぎで左膝の半月板を損傷し、剥がれた軟骨を切除する手術を受けましたが、
それ以降膝を酷使するスポーツがドクターストップとなりました。

それ以来残念ながらスポーツから遠ざかり、子育ての代償で発症した腰痛の痛みを緩和する目的も相まって、
以前はウオーミングアップのためのストレッチそのものが、自分の日課としても大事な運動となりました。

長年やっている内にプラスマイナスを経て、自分ながらの独自のメニューが出来上がりましたが、
やり方はそれぞれながら、何らかのストレッチをやっている方は多いのではないかと思います。

・・・ところで「身体ではなく、顔のストレッチをやったことがありますか?」

アッピアもそうでしたが、女性の方は化粧や洗顔の際にマッサージをされる方もいるかも知れませんが、
「ストレッチとして毎日欠かさずやっています」という方は少ないのではないかと思います。

実は、私も数年前まではそんなことは考えたこともなかったのですが、今ではもう日課になっています。
テレビを観ながら、歩きながら、PCに向かいながら・・・などの「ながら『フェイスストレッチ』」

きっかけは、仕事上であるセミナーの講師を担当するようになったことでした。
セミナーの内容は「『笑顔』が良い人間関係や幸福感に繋がり、良い人生をもたらす」と言うもの・・・

「素敵な笑顔」や「良い表情」を持った人は、基本的に顔の筋肉が柔らかいんですよね。
俳優、タレント、アナウンサーなど容姿を仕事にしている人の多くは、そのためのトレーニングをしています。

自分がいかに顔の筋肉を充分に使っていないかは、「変顔」をしてみると判ります。
顔の筋肉の柔らかい人は色々な「変顔」が自由に出来ますが、硬い人はあまり上手く出来ません。

顔には、表情に関係する表情筋だけでも30種類以上あり、細かくは600種類以上の筋肉があるのですが、
普段の生活で使っているのはたったの20~30%程度と言われています。

そして、普段使わない筋肉は、重力の関係で年齢と共にたるみやしわとなってしまいます。

身体を柔軟にし、たるませないために一生懸命ストレッチをやっているのに、
最も目立つ顔をほったらかしにしているのは、考えてみれば何とももったいないことですよね。

顔の主な表情筋と言われる筋肉を柔軟にするには、それに応じた色々なストレッチのやり方があるのですが、
特に目と口を意識するとその周りの筋肉も動くので、効果が高いです。

目は、閉じたり見開いたり、眉を上下に動かしたり、左右のウインクを繰り返すのが基本動作です。

口は、色々な口の形を作るのが基本ですが、口輪筋を柔軟にする気軽なストレッチの一つとして、
「まいう~」をお勧めします。(これは私が勝手に考えたものです・・・念のため)

「まいう~」と言う言葉は、タレントの石塚英彦さんが「美味い」と言うことを表現する言葉です。

この「まいう~」を、口を最大限に動かして大袈裟にやります。
「ま」で大きく開き、「い」で思いっきり横に引き延ばし、「う」で思いっきり尽きだしてキスの口をする。

これを10回も繰り返すと口の周りが熱くなって来ますが、熱くなれば筋肉がしっかり動いている証拠です。

以上はあくまで一例で、顔の筋肉を柔軟にするためには本当に色々なストレッチ方法があります。
興味のある方は「フェイスストレッチ」などで検索してみてください。

そして、一番いいのは「良く笑うこと」・・・笑うことで顔の筋肉も良く動き、それが自然なストレッチになります。
しかも、笑うことで心が安定し幸福感も得られる・・・

普段から大いに笑い、遊び感覚で「フェイスストレッチ」もして、楽しい毎日を送りたい・・・ものですね。

2017年11月25日


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9年前の同じ日の「ビリー・ジョエルの来日公演」を思い出す~アッピアの4度目の命日を迎えて

2017-11-18 11:09:32 | アッピアの命日・法要
☆アッピア夫です。

尿路結石を発症してから約2週間・・・そして今日アッピアの4度目の命日を迎えました。

元々今日は、東京都で一番高い山である「雲取山」に登る予定だったので、
山小屋の温泉に浸かりながら「『命日に少し近くまで来たよ!』って想うのかな」・・・
などとロマンチックに考えていたのですが、本当に想像で終わってしまいました。

標高2017メートルの山なので、標高年の今年に登る意味もあったのですが、
さすがに「尿路結石」の後遺症で身体のあちこちが痛み、仕事と家事をするのが精一杯・・・
「体力もがた落ち」と言う状態の中で登山は断念せざるを得ませんでした。

「尿路結石」のその後ですが、もう出てしまったのかどこかで消滅したのかは判りませんが、
昨日受けた検査では結石の存在が確認出来ませんでした。

ただ、背筋と肋骨を中心に身体のあちこちに痛みが残っていて、
毎日夜中に背中の痛みで目が覚め、その後はゆっくり眠ることが出来ずずっと睡眠不足状態・・・

少し身体を動かしたり笑ったりする度に肋骨に痛みが走り、
「イテッ!」と言う言葉を毎日何度発していることか・・・

検査の結果結石も見当たらず、腎臓などの内臓に炎症も見受けられなかったため、
泌尿器科の後に整形外科をハシゴしました。

やはり激痛と嘔吐に長時間耐えた結果、背筋と肋骨に強い痛みが残ったのだろう・・・
とのことで、取り敢えず痛み止めの薬と湿布をもらって来ました。

そんなこんなで、先週末も今週末も色々と入っていた予定をキャンセルすることになりました。
それで思い出したのが、アッピアの体調が優れずキャンセルした「ビリー・ジョエル」の来日公演・・・

もう9年前のことになるのですが、偶然ながらアッピアの命日と同じ2008年11月18日に
東京ドームで行われたコンサート・・・しかもその来日時の公演はこの日だけ・・・
「ビリー・ジョエル」の大ファンであったアッピアは、このコンサートをずっと楽しみにしていました。

当時、体調が不安定であったアッピアは、コンサートが近づいてもなかなか体調が優れず、
「這ってでも行く」と宣言していたものの、当日は朝から寝込む程の体調の悪さ・・・

それでも、いつも平気で無理をするアッピアはぎりぎりの時間まで「行く」と言い続け、
私も「何とかして連れて行くか・・・」とぎりぎりまで葛藤した末に、結局断念することになりました。

アッピアは、その後もことある毎に「やっぱりあのコンサートは行きたかったな」と言い続け、
「途中で倒れてもいいから連れて行って欲しかった」と何度も言われました。

アッピアの他界後に「心残り」だったことの一つが、この「ビリー・ジョエル」のコンサート・・・
そして、このコンサート以降「ビリー・ジョエル」の日本公演は二度とありませんでした。

偶然とは言え、このコンサートと同じ日に他界したアッピアにとっても、
「わざわざこの日を選んだの?」と思わされる程、「心残り」の一つだったことは間違いありません。

残念ながらそのコンサート自体は、その後DVD発売もテレビ放映も行われていないのですが、
アッピアも良く観ていた、その2年前に行われた日本公演のDVDを観ながらこのブログを書いています。

ちょうど今、二人とも大好きだった「JUST THE WAY YOU ARE(素顔のままで)」が・・・
今日はアッピアが好きだった曲でも聴きながらゆっくりと命日を過ごします。

2017年11月18日


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「『痛みの王様』と言われる尿路結石」を発症~激痛に耐えた結果身体がガタガタに

2017-11-11 22:45:29 | 病気について
☆アッピア夫です。

先週日曜日の夜8時頃、しばらくパソコン作業をして立ち上がったところ、腰にこれまでにない痛みが・・・

「イテテテテテ・・・何だこの痛みは・・・」と思っていると、
突然お腹と腰全体に激痛が走り、とても立っていられない状態に・・・

そのままベッドに倒れ込み、あまりの痛さにベッドの上でのたうち回っていたら、
今度は激しい吐き気に襲われ、トイレに駆け込む始末・・・

「もしかしたら食中毒か・・・?」
「大丈夫?」と心配する息子に「だめ!すぐに救急車呼んで!」

救急車に乗り込み症状を説明したところ「結石の可能性が高い」とのことで泌尿器科のある病院に・・・

病院に着いたらすぐに痛みの処置をして貰える(貰いたい!)と思っていたら、
検査で原因を突き止めるまで痛みの処置は行ってもらえず。
激痛と嘔吐に耐えながらCT検査を受けて「尿路結石」確定となり、やっと痛み止め・・・

最初の座薬がなかなか利かず、今度は点滴に・・・

その間ずっと激痛に耐え続けながら嘔吐を繰り返し、とてもじっとしていられないため、
枕はすっ飛び、靴下は脱げ・・・看護師は遠慮がちに笑うものの、
そんなのどうでもいいからとにかく痛みを止めて!

しばらくして点滴が利いてやっと痛みが治まった時にはもう放心状態・・・
最初に激痛が走ってから軽く4~5時間は経っていたように思います。

看護師さん曰く・・・「結石の激痛は陣痛に次ぐ痛みと言われているんですよ!」
もちろん陣痛は経験したことがありませんが、確かにまるで出産をしたような気分でした。

その後タクシーを呼んで、やっと家に帰り着いたのが夜中の3時・・・
これでゆっくり休めるとホッとしたものの、息子は扉のドアガードをしたまま熟睡状態・・・

息子が寝ている部屋の窓をドンドン叩いたもののなかなか起きてくれず、
10回目位でやっと起きてくれて無事に家に入る事が出来ました。

アッピアが病院に駆け込みそのまま入院・・・と言うことを何度か経験している息子には、
「後、頼むね!」位しか言えなかったこともあり、今回もそうだろうと思ったらしく
一人では不安だからとドアをしっかりと閉めていたようです。

・・・そんなこんなでやっと週中に仕事にも復帰出来ましたが、
長時間激痛に耐えていたお陰で、今も腹筋や背筋、あばら骨などに痛みが残り、
そのために熟睡も出来ず、睡眠不足とガタガタの身体で何とか仕事と生活をこなしています。

尿路結石を経験した人は周りにも結構いるため、激痛のことは聞いていましたがまさかこれ程とは・・・

以前、病気と闘っていたアッピアは「痛さが生活の質を下げる」と良く言っていましたが、
その言葉を「痛い」ほど思い起こさせられた1週間でした。

2017年11月11日


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「豪雨の中での試合に感動する保護者」に感動~台風の中の部活の大会最終日

2017-11-03 22:30:31 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。

先週末は予報通り台風が日本を縦断し、2週続けて全国的に大荒れの天候となりました。
日曜日、関東でも豪雨となり午後から夜にかけて相当激しく降りました。

息子のサッカーの大会の最終日であったその日は、さすがに中止か延期だろうと思っていたのですが、
予定通り決行され、息子は土砂降りの中を出かけていきました。

親としては、無事に帰るまで心配し通しでしたが、
夜9時過ぎに全身ずぶ濡れで帰宅した息子に訊くと、土砂降りの中のグラウンドはまるで池・・・
ボールは転がらず、すっころぶと水しぶきを上げながら水たまりにバシャーン!
さらに、試合結果はコテンパンのボロ負け・・・

疲れ切って帰った息子は、テスト期間中で翌日もテストのため、
その日は言葉も少なく「熱がありそう・・・」とぐったりしながら早々に寝ました。

そして、次の日の月曜日は部活保護者LINEで、朝からやり取りが飛び交いました。
仕事中でじっくり見ることが出来ない私は、お昼休みに一気にその内容を読むことになりました。

「台風で土砂降りの中、しかもテストの最中に何も無理にやらなくても・・・」
と言うような内容なのかなと勝手に想像していたのですが、読んでみると正反対の内容が・・・

「この悪天候で、しかもわざわざテスト期間中に行われる試合とはどのようなものか・・・」
と悪天候の中、興味津々で初めて観戦に行った一人の父親・・・

慣れないグラウンド状態で次々とゴールを決められる一方的な試合内容にも関わらず、
決して腐らずに最後まで必死にボールを追いかけていた子供達の姿に感動してうるっと来たようで、
冷え切った身体に少しでも温かいものをと、試合後に温かい飲み物を差し入れてくれたようです。

LINEの内容は、その方への感謝と頑張った子供達を労うものでした。
私は、その父親の温かい思いとLINEの内容に感動し、そちらにうるっと来てしまいました。

学校から離れた場所にグラウンドを持つ息子達の平日の練習は、専ら近くの公的なグラウンド・・・
しかも雨だと使用中止となるため、その場合は学内での基礎トレーニングが中心となります。

雨の中での試合経験も少なく、土砂降り状態での試合など全く初めて・・・
元々弱小チームである上に、悪条件が重なると当然のことながらコテンパンにやられてしまいます。

今回の試合はまさに息子達のサッカーに対する気持ちを試される試合だったように思いますが、
ひたむきに相手に向かって行くチーム全員と、それを応援し温かく迎える保護者・・・

今回の試練の試合で得たものや保護者の温かい思いに、それぞれが感じるものがあったのでは・・・
そう言う意味でも、今回の試合は貴重な一戦になったように思います。

結局、こう言う試合こそが一番思い出に残るんですよね。
そして「俺たちはこう言う試合を経験しながら強くなったんだ」と、いつか言えるようになると良いのですが・・

2017年11月3日


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