波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

災害時における弱者に思いを馳せよう

2011-03-14 22:00:45 | 巨大地震
テレビを見るたび、惨状が明らかになるにつれて、ますます辛くなってくる。
那須で暮らしている知人からの話によると、家の中はぐじゃぐじゃ、周りでも家半壊も
見られるとのこと。北関東、福島のすぐ下だもの、たいへんだったんだ。
ここのブログ読者の方々も大丈夫だったでしょうか。
テレビに映らないその他大勢の被災者は相当広範囲です。

そして、避難民の多さ。45万?今までとケタが違う。救援物資が足りないはずだ。
もっと緊急を要すあのは、孤立している人たちだ。米軍の支援などが力を発揮して
欲しいところではないだろうか。

被災者の方を見て、いつも思うこと。それは弱者はどうなってしまうのだろうか。
高齢者、乳幼児やその保護者、そしてもちろん病気を抱えた人など。
今思いつくのはそんなところだが、まだまだいろんな弱者がいるはず。
自分が弱者に入るから、尚更気になる。
健康な大人たちは、自力で動けるし身を守ることもできるが
(もちろん自然の脅威にひとたまりもないこともある)、映像に映ってない弱者の方たちは、
身を守ることも逃げることもできずに,無念のまま自然に身を任せる以外にない、
そんな人たちが大勢いる、そのことに思いを馳せないわけにはいかない。

赤ちゃんには、清潔な水やお湯、ミルク、オムツなど待ったなしだ。
息子が生後1ヶ月ぐらのころは、紙オムツ日に10枚は軽く使った。
母体だって厳しい。不便な避難生活なんて考えられない。
重い病気を抱えた人たちには、まず必要な薬の確保である。
もし自分が避難生活を強いられたら、とにかく手持ちの薬をバッグに詰め込むが、
やはり薬が切れたらと思うと不安でたまらない。
避難生活で痛みが出たら、なんて考えるだけでも恐ろしい。
快適な生活環境と医療・薬が整っていて初めて安心して治療生活が送れるわけである。
日ごろ当たり前として享受している事が、当たり前でなくなってわかる恐ろしさである。

そして昨晩遅くの計画停電の話、まったく驚いた。神奈川県東部の我が家は第2グループで、
9:20~13:00と18:20~22:00となかなか過酷なグループである。
ここでも弱者大打撃である。人工呼吸器のような生命に直結する機器を使っている場合は、
あの時間帯では充電や電池の準備もままならない。
第一停電の詳細をしらないまま寝てしまったかもしれない。
ライフラインはもとより、通勤・通学も大混乱であろう。
そんなことは、少し想像力を働かせればわかることである。
東電に言われたからといって、あっさり了承してしまうリーダーなのだろうか、日本の首相は。
結局東電は、今日になって2転3転、結局停電は限られた範囲で済んだ。
ギリギリまで判断を延ばしてのことだろう。みんな必死だ、誰も責められない。

日本国民全体が団結して乗り越えなければない困難である。
今自分にできることは、粛々として状況を受け入れて、できる工夫をし、同時に自分の
健康管理をしっかりすることである。息子がボーイスカウトで今回の震災募金活動をする
予定だが、寄付行為を子供にも学ばせよう。
そして祈ることしかできない。




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コメント (1)
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