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27日 世界文化賞 指揮者のバレンボイム・ベルリン・シュターツカペレ・英雄

2007-09-28 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守

 久し振りに,骨太,重厚なベートーヴェンを聴く事が出来幸せでした。昔のベルリンフィルの響き似ているかな、低音を支える,厚み,重さを感じさせたコントラバス、チェロ、木管の艶,歌心があり痺れまくりでした,しかもバランスが崩れないオケ軍団ですね・・オペラで培った合奏力は驚嘆ですね・・本物の音楽創造を感じさせた

 ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58ダニエル・バレンボイムのピアノ 右指から奏でる音色が輝きと、音色に豊かさがあり、一音に温かみと、輝きがありますね・・今が円熟の極みでしょうか。

 3番が バス8本、チェロ10本と驚きの編成でした,対向配列でティンパニが左側で席から近い、一楽章から切れ味鋭い、良い響きです、右隣にトランペット2管・・この二人が又良い味出してます・・木管群が上手い、一楽章からオーボエのパートが際立った演奏ですね、オーボエ、フルート、クラリネット、ファゴットと繋がる,旋律の変奏と弦の合奏が絶妙ですね
 バレンボイムが終演に花を各女性奏者に配り・・最後観客までに花を投げてました・・
オケ軍団の出来が相当良かったと思いますね、・・
 バレンボイムが興奮?した行動,顔は初めてですね・・今日の出来に満足の顔でしたね。
 此れでオペラが果然楽しみです。演奏会も3日、12日と行く事にしました。

9月27日(木)     サントリーホール 2FLA2-18 16,000円・安い
ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレ

ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレ
ベルリン国立歌劇場来日記念特別演奏会
曲目
ベートーヴェン :ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
:交響曲第3番 変ホ長調 op.55 「英雄」

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世界文化賞受賞のバレンボイム氏が来日会見 大変名誉、うれしい 9月27日8時0分配信 産経新聞
 「高松宮殿下記念世界文化賞」の第19回受賞者でイスラエル国籍の指揮者兼ピアニスト、ダニエル・バレンボイム氏(64)が26日、ベルリン国立歌劇場との来日公演を前に東京で記者会見を開き、世界文化賞受賞について「大変名誉で、うれしく思っています」と感想を述べた。
 会見でバレンボイム氏は、今回の世界文化賞の「若手芸術家奨励制度」対象団体に選ばれた「ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ」にも言及。パレスチナ系米国人学者のエドワード・サイード氏とともに、イスラエルとアラブ諸国の相互理解を目的に創設した楽団で、「他人の歴史を理解し、尊敬しあうことの大切さを呼びかけるプロジェクト」と力を込めた。
 来日公演の演目で、シェーンベルク作曲の斬新なオペラ「モーゼとアロン」については、日本での上演機会がほとんどなかったことから、「この作品を日本で行うから世界文化賞を受賞したと思っています。それは冗談ですが」と笑いを誘う場面も。音楽から平和に至るまで身ぶり手ぶりを交えて熱っぽく語り、「母親から『お前はいつもしゃべりすぎる』といわれています」と、おちゃめな一面ものぞかせた。
 第19回世界文化賞 指揮者のバレンボイム氏ら 9月20日18時49分配信 産経新聞
 【パリ20日=山口昌子】優れた芸術の世界的な創造者たちを顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第19回受賞者が決まり、20日、常陸宮ご夫妻臨席によりパリ日本文化会館大ホールで発表された。
 今年の受賞者は、絵画部門=ダニエル・ビュレン(69)〈フランス〉▽彫刻部門=トニー・クラッグ(58)〈イギリス〉▽建築部門=ジャック・ヘルツォーク(57)〈スイス〉とピエール・ド・ムーロン(57)〈スイス〉▽音楽部門=ダニエル・バレンボイム(64)〈イスラエル〉▽演劇・映像部門=エレン・スチュワート(87)〈アメリカ〉-の5部門6氏。
 発表会場には、21日からの北京公演を控えるバレンボイム氏と、急用のため欠席したヘルツォーク氏を除いた4氏のほか、同賞国際顧問と名誉顧問、各国報道陣ら約100人が集まった。
 まず日本美術協会の瀬島龍三会長(4日死去)に代わって日枝久会長代行があいさつ。国際顧問で8月に死去したレイモン・バール元仏首相に哀悼を表した。
 続いて受賞者とその業績がビデオで紹介され、4氏それぞれが受賞の喜びを述べた。
 さらに次代を担う若手芸術家を育成する「若手芸術家奨励制度」の第11回対象団体に、バール顧問が推薦した「ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ」が選ばれたことが発表され、羽佐間重彰同賞実行委員長から楽団員の代表に表彰状と奨励金500万円が贈られた。
 授賞式は10月16日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。

そのバレンボイムが今回の記者会見で特に熱く語ったのが、上演演目のひとつ、シェーンベルク作曲『モーゼとアロン』について。「来日公演はこの作品を上演するために実現したといっても過言ではない」と評するほど。自身と同じユダヤ人であるシェーンベルクが「聖書」を題材に作曲した大作オペラということもあって、並々ならぬ意欲を抱いていることがうかがえた。
記者発表の直後に行われたゲネプロでは、モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』を指揮。ドイツを代表するオペラハウス「ベルリン国立歌劇場」のオーケストラ&歌手陣を巧にリードし、舞台の完成度の高さを披露してくれた。9月28日(金)からの来日公演本番への期待は否が応にも高まるところだ。
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国連平和大使に五嶋さん 9月21日16時26分配信 産経新聞
 【ニューヨーク=長戸雅子】国連は20日、国連の平和活動推進の顔となる国連平和大使(ピースメッセンジャー)に、バイオリニストの五嶋みどりさん(35)や、第19回世界文化賞受賞者で指揮者兼ピアニストのダニエル・バレンボイム氏ら4人を新たに任命すると発表した。平和大使に日本人が選ばれるのは初めて。
 五嶋さんは1982年、11歳で名門ニューヨーク・フィルハーモニック・オーケストラと共演、天才少女の名をほしいままにした。以後も一流の音楽家と共演、国際的バイオリニストとして活躍している。社会活動にも熱心で、日米に設立した財団を通じて子供たちへ音楽教育の場を提供している。
 平和大使はチェロ奏者のヨーヨー・マ氏や、米俳優のマイケル・ダグラス氏らも務めている。

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過去の・・
12日 バレンボイムの ブラームス
ブラームス 交響曲第3番 第1番   ベルリン・シュターツカペレ
霧の中を 目的も無く 歩く 
自己の音楽 人生は ヴェールに 包まれた 未来の 道 道 哀愁
 1番はベートーヴェンの影は 批評家の 思いこみ? 過去に無い 提示が 細部に?自己の音楽の確立が それにしても 催眠にカカッタように 眠い眠い

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピアノ協奏曲第4番(ピアノきょうそうきょくだい4ばん)ト長調作品58は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1806年に作曲したピアノ協奏曲。ベートーヴェンのピアノ協奏曲といえば第5番『皇帝』が最も有名であるが、この第4番においても様々な革新的な手法が盛り込まれており、注目に値する。
第1楽章の主題は同時期の交響曲第5番「運命」と同様、同音連打のメロディが優雅である。
また、ピアノ協奏曲(Klavierconzert)として、独奏楽器のみで開始される冒頭は、それまでに非常に数少なかった形式である。この曲以前の、独奏楽器のみで開始される曲の例としてモーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」が挙げられる。
初演
初演は1807年3月に非公開の形で、1808年12月22日にアン・デア・ウィーン劇場で公開の形で行なわれた。公開初演の際は、交響曲第5番「運命」と、交響曲第6番「田園」も初演されたが、いずれも失敗に終わり、最初に成功を収めたのは1836年にフェリックス・メンデルスゾーンが取り上げてからだと言われている。
曲の構成
第1楽章 Allegro moderato ト長調 4/4拍子 協奏的ソナタ形式
前述のように「運命の動機」を含む穏やかな主題がピアノ独奏でいきなり奏されると、オーケストラはロ長調によりそれに応え、新鮮な印象を受ける。
カデンツァはベートーヴェン自身により2種類が書かれている。一つは100小節あり、多くのピアニストはこちらを演奏している。もう一つは50小節あり、マウリツィオ・ポリーニやアルフレート・ブレンデル、パウル・バドゥラ=スコダ等が演奏した録音により確認することが出来る。
第2楽章 Andante con moto ホ短調 2/2拍子 自由な形式
オーケストラが弦のユニゾンになり、ピアノが即興的で瞑想的な音楽を歌う中、淡々と語られていく。
第3楽章 Rondo Vivace ト長調 2/4拍子 ロンド形式
ト長調であるが、主題はハ長調に始められる。
カデンツァはベートーヴェン自身により1種類書かれ、35小節ある。

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