長野松本へ来てます、明日の指揮・大野氏が愉しみ・・満足、満足の演奏であった
9月 3日(火) キッセイ文化ホール(松本文化会館)
・2F・12-17・6,000円(5,000円4日チケットオーク半分損)
指揮:大野和士
モーツァルト:交響曲第33番・・・明るい響に陰影もあり、素晴らしいですね、弦の響はサイトウキネン固有の響というのでしょうか、重たくも無く、薄くも無く、
外国人木管奏者が巧い方々が多いし、しかもアンサンブルに長けている、音楽を奏でている・・今LPで指揮ベームで聴きなおしてます・・
リゲティ:フルートとオーボエのための二重協奏曲
(flute:ジャック・ズーン、oboe:フィリップ・トーンドゥル)
自由度高い二人のソロから対話が・・超術奏法と云うのでしょうか、実に巧いし演奏からも楽しさが感じられた・・弦はヴィオラ4本、コントラバス6本、パーカッション、木管、ハープも・・面白い編成・・
シュトラウス:交響詩《ツァラトゥストラはかく語り》
大編成から奏でる大音量は、良く均整がとれて、しかも凄み、コクがあった・・
此れだけの濃い演奏を聴くと、毎年松本詣をしなくては・・
トランペットが荘重に「自然の主題」から・・宇宙の謎を解決しようとする人間精神と智慧と認識を深めようとする希望を示す・・第3展開部・・病から回復に向う・・精神的に開放され、変容し、浄化する・・・開放され悟りの境地に・・自然と人間の動機・・ハ調長とロ調長の複調的な進行をみせ、最後にハの音で結ばれる
(門馬直美・解説)LP・ベルリン・フィル指揮カール・ベーム・・58年4月録音)
サイトウ・キネン・オーケストラ
大野和士サイト
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大野指揮ボストン響
2013年7月12日
レオン·フライシャー、ピアノ
大野和士指揮
ワーグナー- ジークフリート牧歌
ラヴェル-左手のためのDピアノ協奏曲
リムスキー=コルサコフ- シェヘラザード
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小澤征爾さん本格復帰 サイトウ・キネンで2年ぶり指揮
昨年3月から1年間活動を休止していた小澤征爾さん(77)が23日、長野県松本市であった「サイトウ・キネン・フェスティバル
全文は朝日新聞
天皇、皇后両陛下も鑑賞し、終演後、小澤さんと懇談した。主催者などによると、両陛下が「すばらしい公演でした」とたたえると、小澤さんは「2年ぶりなんですよ」と話した。皇后さまは「お体を大事になさってください」と体調を気遣った。両陛下のSKF公演鑑賞は、1992年の第1回以来21年ぶり2回目
完全復活の小澤征爾 初心に戻ったSKOと快演
2013.8.31 08:53 (2/2ページ
全文は
その象徴となったのが、オペラ公演でコンサートミストレスを務めたバイオリニスト、竹澤恭子だ。SKOが設立されたころはまだ桐朋の学生だったが、今はパリに拠点を置き、世界で活躍している。普段、オーケストラの中で弾くことはないが、昨年、小澤から直接電話があり、出演依頼を受けた
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全文は今回は、R.シュトラウスの名曲「ツァラトゥストラはかく語りき」や、モーツァルトの「交響曲第33番」、それに現代作曲家リゲティの作品の日本初演ものなどを携えての客演指揮になるが、これまた面白そうだ。特に前者は、昨年ダニエル・ハーディングが客演指揮した「アルプス交響曲」の例でもわかるとおり、オーケストラの威力を最大限に発揮する大曲を手がけた時のSKOの威力には並外れたものがあるので、これに大野和士の巧みな音楽づくりが加われば、まさにスリリングな聴きものになるであろう。圧倒的に豪壮な冒頭の個所は、映画「2001年宇宙の旅」ですっかりおなじみになった音楽であり、ここでその日の演奏のすべてが決まる、というわけである。文:東条碩夫(ぶらあぼ2013年9月号掲載)
長谷部チェロ奏者
安江パーカッショニスト
東条音楽評論家