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27日 薔薇の騎士     新日フィル 指揮アルミンク

2008-09-28 | 京都市響  ・新日本フィル 
27日            すみだトリフォニーホール・1F・6-20・5,500円
436回定期公演               ・定期会員券超安い(1回券15,000円)
薔薇の騎士1911 R.シュトランス1864-1949
 一幕 先ず、歌手陣が安定した歌唱ですね、私の好きな、藤村・オクタヴィアン初役とは想えない歌唱、演技が素晴らしいですね、元帥婦人・ダスタフソンも情感あり、演技も最高で、歳を重ねて、何時は別離を予感しながら、恋心を絶つことが出来ない、揺れ動く心のひだを歌い上げてました、一幕のアリアは涙ものです・・旋律美・・ピアニッシモが綺麗ですね、オケも福与かな響きが
テノール歌手に佐野さんが・・柔らかい、福与かな声質ですね、立ち姿も立派ですね

 二幕 オクタヴィアンが薔薇の騎士としてゾフィー・ヒェン・ライスに会う・・恋に落ちた二人で・・二重唱が衣装も歌唱も演技も、綺麗ですね・・見つめ合い・・立ち姿が素晴らしい、ライスさん美人ですね・・
 男声、男爵とファーニナルの歌唱も良かったです・・終幕の三重唱から二重唱は聴き所、聴かせどころ・・実に美しい・・ブラヴィー
 全幕を通じオケ、特に弦の弱音の綺麗さ、美しさとコンマスのソロも歌があり良かった、木管では、オーボエ古部さん巧い・・オケのワルツの呼吸感と、アルミンの手綱さばきが素晴らしい・・

 ハチャメチャ演出的??・・ご婦人方にチョッカイを出す男爵の付き人5-6名の下品な振る舞い・・此れを見て、TV学園ドラマの中で不良少年一団がそのまま、育った感じで
・・エゲツナイ動き演技ですね・・舞台上が狭い上、右に左の動きだけが・・音楽を壊してましたが、後全幕を通じ舞台右上に・・子供8歳?天使役が、事の行く末を見守る?演技・・後、元帥夫人に付き纏う様な演技をさせてましたが、4月のザルツ版・フィガロでも天使??・・二番煎じで的で、動きが音楽、歌唱を邪魔にしてますね。
三幕の夫人のアリアでも音楽、歌唱に浸りたい時に・・余計な演技の天使Ⅱ15歳?・・夫人の成長過程を??・・若き日々も・・理解出来ない

 久し振りに、新日フィルの定期会員に成って、今日の様な演奏が続くのであれば、期待大です・・特に12月3月のハーディングを期待します・・

R.シュトラウス作曲 楽劇『薔薇の騎士』
指揮:クリスティアン・アルミンク  オケ:新日本フィル
元帥夫人:ナンシー・グスタフソン
オクタヴィアン・ロフラーノ伯爵:藤村実穂子
オックス男爵:ビャーニ・トール・クリスティンソン
ゾフィー・ファーニナルの娘:ヒェン・ライス
ファーニナル:ユルゲン・リン
マリアンネ・ゾフィーの養育係:田中美佐代
ヴァルツァッキ:谷川佳幸
アンニーナ:増田弥生
警部・公証人:大塚博章 
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新日フィル 定期演奏会
ハーディングが12月に来日


薔薇の騎士
【音楽】第17回世界文化賞受賞者、マルタ・アルゲリッチ 喜びと可能性を開拓(産経新聞) - goo ニュースベートーベンの3重協奏曲とムソルグスキー「展覧会の絵」というコンサートのチケットは最高席が150ユーロ(約2万5000円)の高額だが、春先早々からチケットはソールドアウト。終演後の拍手は、物見高いザルツブルク音楽祭の聴衆の期待を大きく上回るものだったことを証明していた。

10月の 演奏会・オペラ 予定

2008-09-27 | 音楽鑑賞 感想・指揮者と
4日 ソフィア国立歌劇場
トゥーランドット   上野

7日 新国立
トゥーランドット 初台

8日 ソフィア
仮面舞踏会 上野

12日 シアタークリエ
 私生活  内野・寺島

17日 新日本フィル・定期公演
ベートーヴェン作曲交響曲第1番ハ長調op.21
ベートーヴェン作曲交響曲第7番イ長調op.92
指揮:ヴォルフ=ディーター・ハウシルト

18日 トッパンホール
  島田真千子 リサイタル

26日  横浜・県民ホール 
  小澤指揮 ウィーン歌劇場
  フィデリオ

28日 新国立
リゴレット

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11月2日 新日フィル 定期公演

クルターク作曲 石碑op.33(1994)
ベルク作曲 ヴァイオリン協奏曲
武満徹作曲 映画『黒い雨』より弦楽オーケストラのための死と再生
マーラー作曲 交響曲第10番 嬰へ長調「アダージョ」
指揮:クリスティアン・アルミンク    ヴァイオリン:イザベル・ファウスト

11月3日 サントリーホール・・・・・5日 初台・東京オペラシティに変更に
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
チャイコフスキー・フェスティヴァル テルミカーノフ70歳記念
曲目
チャイコフスキー :幻想序曲『ロメオとジュリエット』
:ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 op.33
:交響曲第6番 ロ短調 op.74 「悲愴」
出演 タチアナ・ヴァシリエヴァ(Vc) 5日19時ー

7日 初台
チェチーリア・バルトリ リサイタル

8日  上野・文化会館 
ウィーン歌劇場
ロベルト・デヴェリゥー

9日 水戸
水戸室内管弦楽団
ナタリー・シュトゥッマン

12日 NHKホール
コンセルトヘボー
指揮・ヤンソンス
14日 横浜・みなとみらいホール

18日  渋谷・オーチャード 
ロッシーニ・オペラ  マホメット2世
20日 オテッロ

22,24日 日生劇場
マクロプロス家の事

30日 テアトロ ジーリオショウワ
ラ・ボエーム

ソフィア国立歌劇場
新日フィル 定期演奏会
私生活
新国立・オペラ
島田さんブログ 応援します
水戸室内管弦楽団
NBSHP
蔵野さん ファンクラブHP・・あまり見る方がいない様ですが
ハーディングが12月に来日指揮・新日フィルと

洗足学園音大 演奏会・・ベルリン・フィル、コンマス安永氏も

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カジモトからのお知らせ
11月に予定いたしております、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団「チャイコフスキー・フェスティヴァル」のうち、11月3日(月・祝)2時 サントリーホール公演は、指揮者ユーリ・テミルカーノフの健康上の理由により中止となりました。(なお、11/3夜公演をはじめ、その他の公演は予定通りです)
 この11/3昼公演のチケット代払い戻しにつきましては、10月15日(水)から11月3日(月・祝)まで梶本音楽事務所、またはお買い求めのプレイガイドにて承ります。
 また、ご希望の方は本フェスティヴァルの別公演への振り替えも承りますので、お問合せ下さい。
 [振替特電]0570-06-9921 10/15(水)~10/19(日)10時~18時
 またこの公演の中止に伴い、今回の企画内容を熟慮し、指揮者・オーケストラと協議いたしました結果、
11月5日(水)7時 東京オペラシティ公演の内容を、中止になる上記の11月3日2時公演に予定しておりました曲目に変更して開催致します。

11月5日(水)7時公演 → 曲目変更により開催
〈変更前〉
チャイコフスキー:
 交響曲第1番 ト短調 op.13「冬の日の幻想」
 バレエ「白鳥の湖」から
【変更後】
チャイコフスキー:
 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
 ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 op.33
  (チェロ:タチアナ・ヴァシリエヴァ)
 交響曲第6番 ロ短調 op.74 「悲愴」
 11/5の公演チケットをご購入いただいている皆様には、上記の新たな曲目をお楽しみいただけると幸いでございます。
 しかしながら、全曲を変更するという事態につき、特に当公演の払い戻しをご希望されるお客様は、10月15日(水)から10月22日(水)まで梶本音楽事務所へお問合せください。
[梶本音楽事務所 公演部] (03)3574-0550

23日 ・ムーティ指揮ウィーン・フィル  チャイコフスキー 5番

2008-09-24 | 外来指揮者・ウィーンフィル・交響楽団
               サントリーホール 2F・RB3-11・30,000円・安い
 感動の一夜・・ウィーン・フィル本領発揮ですね

 セミラーミデ』序曲  クレシェンドと陰陽ある音楽創造で弦の響きが豊かですね・・呼吸感が堪らない
 妖精の口づけ・・一転闇美な響きが別世界に誘う・・木管の掛け合いが絶妙ですね・・金管ー木管ー弦ー木管と主題・メロディーがめまぐるしく、音楽が流れ・・まさしく、奏者が踊っている様な・・一音に歌があり素晴らし過ぎです、ホルンも本来の調子に・・
ファゴットが超巧い・・
 5番は手の内に入ったオケ軍団で一楽章からブラス、弦群の核心に充ちた演奏で、驚嘆の演奏です、
 二楽章の出足から・・何か悲しい、寂しい、迷路にはまり込んだ陰鬱な響きから・・94年・横浜公演ショルティ指揮、の6番・名演が浮かんで・・涙・・涙でした・・


 三楽章がワルツ、陰・影が終始付き纏う感じが、華やかさとかけ離れた・・味がある音楽が・・呼吸感が素晴らしい
 四楽章が全ての心の引っかかり、迷いを、断ち切り・・木管、弦との対話が・・旋律が何かに追われ、何かを追いかけ、追い越す様な・・音楽のたち上がり、フォルテ、フォルテの壮大な音楽創造ですね。5番は日本公演で5回演奏が・・4回目


アンコール・・心を静め、豊かにしてくれた・・マリアの調べ・・

23日(火) ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2008
リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目
ロッシーニ 1792-1868:オペラ『セミラーミデ』序曲 1823
ストラヴィンスキー 1882-1971:
    ディヴェルティメント-バレエ『妖精の口づけ』による交響組曲 1949
チャイコフスキー1840-1893 :交響曲第5番 ホ短調 op.64 1888
アンコール・ヨーゼフ・シュトラウス :ワルツ「マリアの調べ」op.214


 5番の色々な方のブログ感想が・・

今日の席が、16日皇太子殿下の席・(A席)の右端2番目でした・・23日大賀さんが2F2列C、堤館長も同じ席付近に・・

21日 トリスタン成田 と イゾルデ緑川  指揮・飯守泰次郎

2008-09-22 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守
21日 R.Wagner "Tristan und Isolde"     1FIー11・15,000円・妥当な額
R.ワーグナー / 楽劇「トリスタンとイゾルデ」・ノーカット

 オケも舞台上とホールの器が小さい分音は直接に・・前奏曲から弦の響きも練れてます
一幕は音楽の流れが、掴み所が無い流れ??かな、妙薬から・・トリスタンとイゾルデの愛と死のテーマから俄然音楽が流れ、起伏ある音楽創造に・・
 二幕が絶品ですね、二重唱トリスタンとイゾルデと・・マルケ王の登場から舞台上の空気が一変し緊張感が漂う・・この辺はバレンボイムのトリスタを彷彿させます・・マルケ王・小鉄・・低弦の支えと、痺れる低音声域が素晴らしいマルケ王ですね・・・ 
 トリスタン イズルデと・・愛と死・生と死 昼と夜 明と闇 普遍な愛 裏切り・・最高の共振性を発揮した二幕ですねオケ特に弦群の健闘が・・ 
 三幕は最後のアリアまで・・長く感じました・・トリスタン成田、全幕コンスタントに調子を維持ですね、声量・歌唱も素晴らしのですが、心にしみてこない・・最後のイゾルデアリアも・・・・全体を通して、二幕は今一度観たい、聴きたいと想いましたが・・

 外来歌劇場が大ホールで行う楽劇より、今回のホールの大きさは歌手も無理に声量を上げる必要が無い分・・ホールの大きさと企画を良かったのでは14時ー18時45分(二回休憩20分)

指揮飯守 泰次郎
トリスタン成田 勝美 と イゾルデ緑川 まり
マルケ王小鉄 和広
クルヴェナール島村 武男
メロート青 素晴
ブランゲーネ福原 寿美枝
羊飼い近藤 政伸 舵手須藤 慎吾 若い水夫の声村上 公太
オケ・東京シティ・フィル    合唱東京オペラシンガーズ
構成・装置・衣裳イタロ・グラッシ 演出補佐菊池裕美子 照明鈴木尚美 舞台監督小栗哲家 合唱指揮四野見和敏
副指揮阿部 肇 プロンプター城谷正博 コレペティトール大藤玲子/篠原明子 字幕三宅幸夫 1


トリスタンと『トリスタンとイゾルデ』を1859年に完成した。
この時期には数人の女性と交際していた。特にチューリヒで援助を受けていた豪商ヴェーゼンドンクの妻マティルデ(Mathilde Wesendonck)と恋に落ち、ミンナとは別居した。この不倫の恋は『トリスタンとイゾルデ』のきっかけとなり、またマティルデの詩をもとに歌曲集『ヴェーゼンドンクの5つの詩』を作曲している。

唱元  一蓮託生・いちれんたくしょう

2008-09-20 | 無能唱元・唯心円成会
一蓮託生・いちれんたくしょう

 私は毎日をどのようにして生きているのだろう。時にそんな疑問にふっと襲われることがある。
 そして、これから私はどのようにして暮らし行くのだろうか?そんな思いが私を悩ませる。
 とかく人間は、こういう考えが進行すると、うつ病になったり、不安神経症に取り付かれたりする。言うなれば、これは人間の常駐的不安なのかもしれない。
 それはマイナス思考である。暗い方の考え方だ。なんとかしなければいけない。
 しばらく考えていたら、ポンとその答えが出てきた。それは次のような答えだった。
 これは、私の体の中の同居人(つまり私の神さま)に質問すればよいことじゃないか。あまり深刻に考えず、ごく気軽に、私の神さまに聞けばいいことだ。
 そこで、神さまに聞いてみた。
「神さま、この生きる不安てやつは、どうやったら消えますか?」すると、即座に返事がかえってきた。
 「それは、今日一日を私に託しておけばいいことさ」なるほど、と私は思った。
「一蓮託生」という言葉がある。これは自分以外の他のものの力にすがって、生かしていただくという仏語の一つである。

「すべて」とは、どういうことか?
 それは、私の心に自然に涌きだした欲望である。そしてそれは湧き出してくるまでは、私には何かは解らなかったものだ。
 この現れたものを、瞬間に処理していただくと、今日一日は終わってしまう。すなわち、これが一蓮託生というものだ。
 こうして、今日一日が暮れて行く。
明日は何が来るのか解らない。あるいは明日は死んでしまっているかも知れない。
 これが意味するところは、私にあるものは「今日一日」だけだということである。
 考えてみれば、これは限りなく貴重な一日だ。素晴らしい一日だ。こんな一日が私に与えられているなんて、これはもう感謝あるのみだ。
 こうりゃもう、生きる不安なんかに悩んでいる場合じゃない。
 
   一蓮托生 一蓮託生 で一切お任せ申し上げます。

感謝 感謝 感謝・・ただもう、ありがたし。 かたじけなし。
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<「神さま、この生きる不安てやつは、どうやったら消えますか?」すると、即座に返事がかえってきた。
 「それは、今日一日を私に託しておけばいいことさ」なるほど、と私は思った。
「一蓮託生」という言葉がある。

 公平に与えられた一日の時間・・明日がある、明日があると・・今の一日を疎かにし・・今も活きている・・明日の幸せを求めて・・今の幸せを築こうとせず・・明日があると

<これは自分以外の他のものの力にすがって、生かしていただくという仏語の一つである。

 他のものの力にすがって・・己の神・仏・・眼に観えない力に・・隣の人に依存せず・・わが いだいなる ものよ

 ゆめみる ちから が あるかぎり きっと なにかが たすけてくれる・己の神・仏