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10月1日 METデビューで大成功を収める  ・ハートフル・コンサート 2007黒柳徹子

2007-08-16 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ
2007年 8月15日(水) 18:30 東京オペラシティ  1F6-18・6千円・安い

 黒柳さんTVで拝見するより、お若い、実年齢より15歳位若く見えます
声が良いですね、ハートフルも既に18回目とか・・今回初めて聞きに
 終戦62回目の日に・・世界の国で子供が餓え、エイズ、少年兵として・・犠牲に
・・今TVで3歳児が心臓疾患で米国へ1億円の費用で移植が・・同じ命・・同じ生きる権利も・・ 大野氏、出演料をユニセフへ寄付とか・・

さて、演奏ですがイタリア奇想曲が、音楽から景色、映像が浮かぶ様な、上階席から早くもブラヴォーが・・
 臼木あい(Sop)さんが最近聴いたばかりでしたが、今日は暗譜で歌唱こうもり」より2曲と、・トマ 歌劇「ハムレット」から此れが良かった、狂乱場面が感情表現とコロラトゥーラが見事でした、
ザルツにお住まいとか、黒柳さんとのトークも面白く、二人で高音声域の共演もして、楽しめました。
・ワーグナー:「タンホイザー」序曲 此れが優れものですね、低弦の響き、木管の歌、弦群の響き、コンマス・荒井さんが上手いです・・序曲を聴くと、大野氏早く日本でオペラ指揮を披露して、熱望します。

 此れで今年の大野指揮者の追っかけも終わりです那須、初台2回、横浜と計4回を聴き
音楽に、凄み、骨格の太さ、懐の広さ、深さが増したと思います、来年も年一度の帰国演奏会を楽しみに待ちたいと思います、秋はメトでアイーダの指揮振りですね・・
世界の歌劇場で大活躍です。

 東京フィル ハートフル・コンサート 2007
~ユニセフ親善大使・黒柳徹子のトーク&コンサート~
東京フィルハーモニー交響楽団
[出演]
黒柳徹子(お話)、大野和士(Cond)、臼木あい(Sop)

[曲目]
・チャイコスキー イタリア奇想曲
・J.シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」より
       「公爵様あなたのようなお方は」臼木あい(Sop)
・ボンキエルリ:時の踊り~ジョコンダより
・J.シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」より
       「田舎娘の役ならば」     臼木あい(Sop)
・ワルトトイフェル:スケートをする人々
休憩
・トマ 歌劇「ハムレット」より 遊びの仲間に入れてください 臼木あい(Sop)
 オフィーリアの狂乱の歌は有名で、コロラトゥーラ・ソプラノのリサイタルなどで、よく単独で歌われます。狂乱で、コロラトゥーラを使う技法は、ドニゼッティやベルリーニのようなイタリアのベルカント・オペラでよく観られますけれども、トマはこの方法を用いながらも、独自のフランス的要素も上手に取り入れられています

・ヴォルフ・フェラーリ:「マドンナの宝石」間奏曲
・カッチーニ: アヴェ・マリア 臼木あい(Sop)
・ワーグナー:「タンホイザー」序曲

公演レビュー 目次 / ホームページ
◆◆ コンサートレビュー № 21 ◆◆
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METデビューで大成功を収める
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場「アイーダ」(2007年 9月29日)
ニューヨーク・タイムスによる公演批評(和訳)
叙情性と壮大さの相克:どちらが勝利を得ただろうか
   ~ ベルナルド・ホランド ~
 メトロポリタン歌劇場は、大多数のオペラ作品にとって大きすぎるようだが、しかし「アイーダ」にとっては、ちょうどぴったりのように思える。
 この水曜日のマチネー公演でメットに戻ってきた、ヴェルディによる古代エジプトを題材にした作品にとって、あらゆる意味合いで「大きい」というのが、ふさわしい形容詞である。
       
大野和士 HP
カタリーナ・ワーグナーの演出に

12日  大野和士のオペラ・レクチャーコンサート

2007-08-13 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ

8月12日(日)         神奈川県立音楽堂10-23・4千円・安い
 夏の昼下がり、年一度の大野氏のピアノ伴奏、お話が・・実に話が面白いし、勉強になります・・毎年歌手も今が旬、歌手の表情もバッチリ、声量も素晴らしく、堪能しました。

 ドニゼッティ:ランメルモールのルチア ルチアが狂乱へと変わる・・大野さんの女形も観れます・・表情がルチアです?笑い・・ルチア(S=平井)+エドガルド(T=志田
 プッチーニ:トスカ  トスカの嫉妬深さに・・それでもトスカを恋するカヴァラドッシ・・   トスカ(S=緑川)+カヴァラドッシ(T=志田)

 さまよえるオランダ人では、右からゼンタ(S=緑川)左からオランダ人(Br=泉)が
一歩一歩と・・一瞬の視線が熱視線・・心燃え上がる 互いの主題と父親のテーマが織成す

 バーンスタイン:ウェストサイド・ストーリー バーンスタインが25歳の時に作曲とか・・ジャズの旋律も・・古典クラシックですね
 マリア(S=平井)+トニー(T=樋口)

 プッチーニ:蝶々夫人 
 蝶々夫人(S=森岡)+ピンカートン(T=樋口)
テノールのお二人が良いですね、
 志田さんは強い高音声域がドラマ性があります
 樋口さんは弱音から高音声域までムラ無く、しかも温かみがある声域で好みです
新国立で最近聴きましたが・・一番光ってました、9月仮面舞踏会・リッカルド役で出演予定とか・・樋口さん、マスクも欧米化??

 蝶々夫人、ソプラノ森岡さんが素晴らしい、感情移入も上手いですね、今後、大活躍の予感が・・

 緑川まり、泉良平ご両人も3年振りの登場かな・・終始安定した歌唱ですね

大野和士のオペラ・レクチャーコンサート
大野和士が自らピアノを弾き、絶妙のトークでオペラの魅力を紹介!
今年のテーマは、ヴェルディ、プッチーニ、などのオペラに登場する「愛の二重唱」!
お話とピアノ:大野和士 
出演歌手:緑川まり(ソプラノ)、平井香織(ソプラノ)、森岡紘子(ソプラノ)
     志田雄啓(テノール)、樋口達哉(テノール)、泉良平(バリトン)

【曲目と配役】
●ドニゼッティ:ランメルモールのルチア
 ルチア(S=平井)+エドガルド(T=志田)
●プッチーニ:トスカ
 トスカ(S=緑川)+カヴァラドッシ(T=志田)
休憩
●バーンスタイン:ウェストサイド・ストーリー
 マリア(S=平井)+トニー(T=樋口)
●ワーグナー:さまよえるオランダ人
 ゼンタ(S=緑川)+オランダ人(Br=泉)
●プッチーニ:蝶々夫人
 蝶々夫人(S=森岡)+ピンカートン(T=樋口)

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来年の話で、二期会・・ワルキューレにヴォータン役で泉さんが
2月21日(木)/24日(日)
ジークムント 成田 勝美 大野 徹也
フンディング 長谷川 顯 小鉄 和広
ヴォータン 小森 輝彦 泉 良平
二期会
 樋口さん応援HP
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過去の、オペラ・レクチャー 
 昨年も志田さんが歌ってました、ごめんなさい記憶に無い
井上、黒田ご両人が印象深い・・

平成18年7月11日(火)19時開演(18時30分開場)
お話とピアノ:大野和士・ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)音楽監督
出演歌手:井上ゆかり(ソプラノ)、菅有実子(アルト)、
      志田雄啓(テノール)、黒田博(バス)
              神奈川県立音楽堂 4,000円 8-16 安い
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04年8月14日 大野和士 オペラ・レクチャー
話・ピアノ 大野和士      県立音楽堂 1-21   3,500円 超安い
  緑川 まり 井上ゆかり 
平尾憲嗣 さんは07年5月にマントヴァ公爵で・・
泉 良平 さんは05年11月 オランダ人を ・・
アイーダより 勝ちて帰れ  緑川
椿 姫    ジェルモンとヴィオレッタの二重唱 井上・泉
ボエーム   冷たい手を・・私はミミ  平尾・緑川
  3幕   平尾・緑川 井上・泉

10日大野指揮/東フィル ・ベルリオーズ:幻想  ・ショパン:ピアノ協奏2・小山実稚恵

2007-08-11 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ
2007年 8月10日(金) 19:00 東京オペラシティ    1F21-14・5千円・妥当な額
東京オペラシティ 開館10周年 特別演奏会
指揮者・大野和士 東京フィルハーモニー交響楽団

 開館、早くも10年ですか、武満氏が開館目の前にして逝かれたのでした、柿落としでは確か小澤指揮でバッハでは・・故武満との思い出もあり、小澤さんが、涙してました・・
 開館記念では大野さんの指揮で、確か往復ハガキ抽選・無料演奏会を聴いた記憶が

 さて、演奏前に大野氏の話が、開館10周年演奏会にしては、断頭台で始まり幻想も断頭台で終る事で、開館お祝い用演奏会には・・今回のプログラムは「恋愛」が共通のテーマ、失恋、片思い・・間に挟んだショパンの恋の・・

 ティル・オイレン ドイツの民話上の悪戯者が美しい娘に一瞬心奪われものの想い叶わずして退散するくだり・・
 ショパンのピアノ2番に現れる切ない曲調・・
舞台女優への思慕が悪魔的なイリージョンにまで発展する巨大な標題音楽たる幻想へ
 人が恋愛にとらわれたときに現れる喜怒哀楽は、果たして音楽の上でどのような諸相をみるのか・・ロマン派の大命題ともいえるこのテーマの変容に・・(プログラムから)

 シュトラウス:交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》
前日の那須から、初台へ音響の違いが極端ですね・・驚きです、しかも慣れてしまう事は恐ろしいですね・・オペラシティ、何と弦群の音色に艶、福与かな響きが同じオケかなと思いました、木管では特にホルン、クラリネット、が良い味出してます・・
コンマスのソロも素敵ですね・・シュトラウスはオーケストレーションが巧みですね

ショパン:ピアノ協奏曲第2番
 ピアノ・小山実稚恵・・大野氏と同窓生とか過去に一度新日フで聴いてます
二楽章が良かった・・曲想から恋の相手が浮かぶ様な・・貴女の笑顔、貴女の怒った顔、貴女の横顔、貴女の仕草、・・全てが輝き魅了され、想いが募り・・でも・・でも・・

ベルリオーズ:幻想交響曲
 今日は前日の那須と違い、二楽章の疑問も解け(プログラムから)オブリガートとしてコルネットのパートが書かれたもの・・初見・聴きです
 那須の時も感じたのですが、三楽章がユックリ、ユックリで・・ついて行けない、眠くなりつつ・・総じて那須の方が良く聞こえた・・微妙なアンサンブル呼吸感、大野指揮の想いが・・各パートから音としてズレが・・音波長が長いのかな?
 音響はダントツでオペラシティですが、最近はS席は座りません、(高額チケットは買えず、)意外とバランスが悪く聞えましたが、3階のR席とかで聴く事が多いですね、慣れは耳に悪作用ですか・・それとも私の感性の問題かな(涙・・
 連続で聴く事で、生の楽しさ、音楽創造の楽しさを鑑賞でき感謝ですね
とにかく、二度で1万円とは安い、安い・・・
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 オブリガート 「助奏」を表すクラシック音楽用語。
近代以降のコルネット
コルネット・ア・ピストン今日では「コルネット」と言うと普通こちらを指す。トランペットと同様にピストンを有する、というよりは、元々コルネットにあったピストン機構がトランペットに導入されたというべきであろう。形態もトランペットに似ているが、管の形状が円錐管(テーパ)であることが大きく異なる(トランペットは円筒管部分の割合が多く、開口部近くになって急にラッパ状に広がる)。
 19世紀に発明された初期の正式な名前は「コルネット・ア・ピストン」であり、その名のとおり2~3本のペリネ式のピストンバルブを標準装備した短管のラッパであることが大きな特徴であった。コルネットはその軽快な操作性が好まれ、フランス・ロシアなどにおいてはオーケストラでもトランペット(19世紀当時はまだ長管のトランペットが主流であった)と並んでしばしば用いられた。20世紀に入ると長管トランペットが姿を消し、もっぱら短管トランペットが用いられるようになったため、コルネットの存在意義は低下した。
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 前日の、那須から連日演奏会で昨日も推測すると9日午前中には東京を出て2時からゲネプロ、本番が9時前に終わり・・とんぼ帰りかな?
 10日午後からリハ合わせ・・19時より本番と・・キツイですね 追っかけの私もキツイ・・那須は昼間は都心と変わらず30度以上で強い陽射しでしたが風が違いますね
朝から気持ち良い風が吹き抜けてます・・それが都心に入ると熱風ですね気持ち悪い風です・・疲れがドットでる感ですね・・特に弦楽器は響かない、謳わないかも・・
 大野さん、中一日休養、準備で12日は横浜、そして15日は初台と、来年は余裕ある日程を、大野の夏オペラの指揮振り、観たいです・・夏の夜の夢ですか
まだまだ、大野追っかけは続く・・
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9日大野和士の 幻想交響曲 那須野が原ハーモニーホール 

2007-08-10 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ


2007年 8月 9日(木) 那須野が原ハーモニーホール 1F10-11・5千円安い

 ゲネプロが2時から約3時間も3曲2度聴ける贅沢でした、ホールは1200席とか
2階C以外は音響悪そうな・・小ぶりのホールで壁がコンクリート??かな残響が無い、管が直に聞え強すぎですね、幻想は2階センターへ移動・・管が強いですね

 オッフェルトリウム、典礼聖歌 グレコリオ聖歌のミサ固有式文の(奉納唱)のこと
ヴァイオリン協奏曲、荒井英治 素晴らしいで技量、音楽創造です

打楽器、ピアノ、チェロ、ヴィオラとの音の受け渡しも面白いですね、ショスとウェーベルンと、武満とか何処かで耳にした様な旋律が・・
 バッハの「音楽の捧げ物}から主題を・・変奏曲形式の扱い方が普通とは異なっている

 幻想は以前の生聴きでは透明感な弦、木管の繊細な歌、・・今回は打ち消された、弦群の響きが厚い、重たい・・コントラバスが下で支え重厚な響きがホールの音響かな・・
2楽章で右にバス8本でホルン4本隣に・コルネットがオブリガート・ソロ的な旋律が特に印象深い
 疑問が解けた、2楽章にオブリガートとしてコルネットのパートが書かれたものが使われた・・

 今日夜聴き直してきます、大野氏の音楽は凄みを増し、そして骨格が太く大きな音楽創造をする印象を深くしました、秋にはメドで指揮振りですね

 後書き、那須の聴衆はマナーが非常に良い、しかも、学生さんが多数聴きに来てました
此れからの成長が楽しみですね(余談ですが・・ホールにパイプオルガンを設置運動、寄付をとのチラシが)・・私は川崎住まいで、良くサントリー、ミューザ川崎へオルガンは滅多に聴きません、年間何回の演奏機会と優れた演奏者は限られ、其れと維持管理費が莫大では・・
 其れより、ホールの良好な音響、残響、反射板等の改善に、お金を使った方が、良いと想いました。??・・・

東京フィルハーモニー交響楽団特別演奏会
シュトラウス:交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》
グバイドゥーリナ:オッフェルトリウム(ヴァイオリン協奏曲)(荒井英治)
ベルリオーズ:幻想交響曲
主催:財団法人那須野が原文化振興財団

2007年 8月10日(金) 19:00 東京オペラシティ
東京オペラシティ 開館10周年 特別演奏会
シュトラウス:交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》
ショパン:ピアノ協奏曲第2番(小山実稚恵)
ベルリオーズ:幻想交響曲
東京フィルハーモニー交響楽団

今思えば、24日書きで、ピアノを那須で10日を東フィル・コンマスの荒井さんで演奏すれば、より盛り上がったと思います。

グバイドゥーリナ:オッフェルトリウム(ヴァイオリン協奏曲)(荒井英治)
 自作解説            (ハーモニーホール館長・丹羽正明氏訳より)
 この作品を理解するうえで、難しい点が一つあるとすれば、それは、変奏曲形式の扱い方が普通とは異なっているからです、J.S.バッハの「音楽の捧げ物」から借用した主題(ウェーベルンが行ったのと類似したオーケストレーションによる)は、対位法的な発展にも、主題を展開していくためにも使われていません。ここでの主要な役割は、枠組みを決めるための働きなのです、言い換えれば、バッハの主題は、ここで鳴り響く音が、全体にどのように展開していくかを決めているだけなのです。こうした観点からすれば、このバッハの主題は、変奏によって形が変えられていくのではなく、逆に、それ自体が専ら進展していく姿を見ていただけるものと思います。・・・・・・
 
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ソフィア・グバイドゥーリナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 作曲家
ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofia Gubaidulina, 1931年10月24日 - )は、ロシアのタタール自治共和国出身の現代音楽の作曲家。ロシアであり、カナで転写すると「ソフィーヤ・アズガートヴナ・グバイドゥーリナ」となる。

タタールスタン共和国のチーストポリにタタール系の父親とロシア系の母親の間に生まれる。野原に出ては作曲家になりたいと祈るかたわら、イコンに惹かれるような少女であったという。カザン音楽院で作曲とピアノを学び、1954年に卒業する。モスクワ音楽院に進んで1959年までニコライ・ペイコに、さらに1963年までシェバリーンに師事。
ソビエト・ロシアで修学中に、新しい音律を探究したために「いい加減な音楽」との烙印を押されたが、ショスタコーヴィチの支持を得た。ショスタコーヴィチはグバイドゥーリナの卒業試験で、これからも「誤った道」に取り組みつづけるように激励したという。
1970年代半ばに、作曲家仲間のヴィクトル・ススリンやヴャチェスラフ・アルチョーモフらと、民族楽器を用いた即興演奏グループ「アストレヤ」を結成。
1980年代初頭にギドン・クレーメルの擁護を得て、ヴァイオリン協奏曲《オッフェルトリウム》がソ連邦の国外で演奏されると、現在の国際的な名声のきっかけとなった。その後にT・S・エリオットの霊的な詩集によって、この詩人へのオマージュを作曲している。
ペレストロイカが始まり、以前にもまして名声が高まると、ソ連を出て西ドイツに移住した。現在もドイツを拠点に自由な作曲生活を謳歌している。

被爆ピアノ
カラヤン名演に重なる・・ナチス色

疎・うと ましさ   ・幸せは 今いる 場所にある  唱元

2007-08-04 | 無能唱元・唯心円成会
 ある人に対して、何となく疎ましさを感じた時は、しばらく少し距離を置いて、その人からは隔だってみることです。
 そうすると、疎ましく感じていたその心持ちがかなり薄れてきて、これも何となく不快だった氣分が、それほどでもなくなってきます。
 すると不思議なことに、その相手に再会しても、わだかまりがかなり消えていることが多いのです。
 とは言っても、以前の氣持ちにまったく戻るというわけではありませんが、とにもかくにも、いわゆる平常心に返るのです。

 つらつらと考えてみると、人間関係というものは、このようにしながら「無事」というものを取り戻すらしいんです。

 無能にして

 あるものの本を読んでいる時に、ふと出会った言葉があります。
それは俳人芭蕉の言葉で「無能にして この一筋につながる」という言葉なんです。

 考えてみれば、人間は何かしら自分独自の才能を求め、それを伸ばそうとして生きて
いる生きものではないでしょうか。
 しかしそれが、どうも思ったようにはなりません。それで、時にはがっかりして「所詮、人生はなるようにしかならないんだ」とついつい投げやりな氣持ちになってしまいます。

 こういう時、この芭蕉の「無能にしてこの 一筋につながる」という言葉に接すると、その深い意味は理解できなくても、なにか不思議な勇氣が湧くのを覚えるのです。

 人生とは何か解らないながら、今、自分のやりたいことをやっていると、なぜか自然に道が開けてくる、こんな不思議な体験をすることがしばしばあります。

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幸せは 今いる 場所にある  唱元

しあわせは いつも じぶんの心が きめる みつを
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 夢を求め、目標を叶へ 夢は来えず だから夢に向かい 悩み、楽しみ、何かを求め
歩むから 道になり 道を求め 歩む事が 道になり
 いったい どの道を 歩む  アユミ あゆむ 歩む・・・