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24日 ワルキューレ  ブリュンヒルデ・蔵野蘭子・ あらかわ バイロイト

2010-04-25 | 東京響  ・三ツ橋敬子 
 24日              サンパール荒川 21-43・8,000円・妥当な額

 蔵野さん目当てに観に行きました・・歌手陣が充実ですね、日本人歌手のワーグナー歌いも素晴らしい・・
ヘンデンテノール、ジークムント 角田和弘・・無理なく高音声域が伸びもあり、力強さも兼ね備え、素晴らしい歌唱でした
 ジークリンデ 山本真由美・・安定した歌唱と発声が綺麗と思います、特に2幕の歌唱が惹き込まれました
 お目当てのブリュンヒルデ 蔵野蘭子、出足は硬い感じも受けましたが・・舞台栄えも良い・・しり上がりに調子を上げて・・初役かな?・・
フリッカ・小畑朱実・・小山さんを聴いているので・・
ヴォータン・ 田辺とおる・・線は細い感じも?・・公演監督としての手腕、舞台完成度は高いのでは、後、照明がセンスあり、使い方が上手いと思いました・・
指揮、クリスティアン・ハンマー、音楽の流れも良く、歌手、オケのひき出しが上手いので、弛緩もなく、2、3幕上昇気流ですね・・弦の響きが美しいかった、金管は?かな総じて良かったですね・・来年は秋に予定とか・・是非観たいですね東条氏 批評

あらすじ
ワルキューレ
あらかわ バイロイト
ワルキューレ
指揮:佐々木 修(23日) クリスティアン・ハンマー(24、25日)
演出:伊香 修吾 公演監督:田辺とおる 制作:片山孝調
照明:八木麻紀 メイク:氣賀澤祀夫理
副指揮:河合良一
ピアニスト:大室晃子/岩撫智子/あづまみのり
管弦楽:TIAAフィルハーモニー管弦楽団 (コンサートマスター:三ツ木摩理)

キャスト配役 23日(金) 24日(土) 25日(日)
ジークムント 今尾滋 角田和弘角田HP 大野徹也
ジークリンデ 岩川亮子(入選) 山本真由美山本HP 羽山弘子
フンディング 西拓也 矢田部一弘 小鉄和広
フリッカ 向野由美子 小畑朱実 杉野麻美
ブリュンヒルデ 福田祥子(奨励賞) 蔵野蘭子フアンクラブHP 09年3月 新国立 ラインの黄金フライア】蔵野蘭子 25日・及川睦子
ヴォータン 岡元敦司 田辺とおる プロフィール 25日・杉野正隆
ゲルヒルデ 広瀬なるみ 吉丸真樹子 藤本恵美子
オルトリンデ 桜田ゆみ 津久井明子 齋藤恵理
ヴァルトラウテ 向野由美子 小林久美子(1位) 細見涼子
シュヴェルトライテ 鈴木美恵子 中村春美 田代香澄
ヘルムヴィーゲ 倉本絵里(入選) 諸藤恵美 岩崎由美恵
ジークルーネ 十川佳美 森下美登利 島村侑子(審査員賞)
グリムゲルデ 齋実希子 仲野玲子 佐藤まどか
ロスヴァイセ 久利生悦子 飯島由利江

都電に乗って、聖地あらかわバイロイトへ・・帰りには蘭子眠る、夕日のかなたが綺麗で・・蘭子は・・何時目覚めるのであろうか・・
http://operadaily.opera-view.net/?cid=1オペラビュー日刊
都電で聖地へ

20日 愛の妙薬  新国立

2010-04-21 | 新国立オペラ・・
             5公演・3回目・中一日(23,25日)4F/2-22・7350円妥当な額

ドゥルカマーラ・ブルーノ・デ・シモーネ
アディーナ・タチアナ・リスニック・・・後半の両者の歌唱が素晴らしい、ロッシーニイロ?が色濃くでていた様な?・・歌唱、発声と良かったのでは・・

 ソロ歌唱では良い味ですが・・絡み・・重唱となるとかみ合わない感じは若さかな??ベルコーレ・与那城 敬、
ネモリーノ・ジョセフ・カレヤ・・
 ゲネプロが良かった様ですが・・3日目公演は疲れですか・・少しアレタ声が??
<伸びやかな高音はもちろん、低音にもしっかりとした安定感をみせ、まさに隙なしの歌唱を披露した。> ・・この文に??・・・
 
20日 新国立  愛の妙薬・1832
動画[New Production]
Gaetano Donizetti:L´elisir d´amore
ガエターノ・ドニゼッティ1797-1848ドニゼッティ/全2幕
【イタリア語上演/字幕付】
オペラ劇場
スタッフ
【指 揮】パオロ・オルミ
【演 出】チェーザレ・リエヴィ
【美 術】ルイジ・ペーレゴ 【衣 裳】マリーナ・ルクサルド
【企 画】若杉 弘 【芸術監督代行】尾高忠明【主 催】新国立劇場
キャスト
【アディーナ】タチアナ・リスニック
【ネモリーノ】ジョセフ・カレヤ
【ベルコーレ】与那城 敬
【ドゥルカマーラ】ブルーノ・デ・シモーネ
【ジャンネッタ】九嶋香奈枝
【合 唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
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 場所 スペイン、バスク地方の小さな村、18世紀の終わり
前奏曲の後幕が上がると、村人の集う広場。ネモリーノは美しいアディーナへの想いを独白するが、彼女は魯鈍で弱気なネモリーノにはすげない。アディーナは『トリスタンとイゾルデ』の本を他の村娘たちに読んで聞かせて「飲めばたちどころに恋が成就する愛の妙薬、そんなのあり得ないわね!」と大笑いしている。村外れに宿営しているベルコーレ軍曹が行軍を率いて登場、その洗練された物腰と凛々しい軍服姿にアディーナは一目惚れ、ネモリーノは焦る。そこへ「森羅万象に通暁した、人類の救済者」と名乗る薬売りドゥルカマーラ博士なる人物が登場、巧みな宣伝口上で村人に薬を売り付ける。人々が去った後残ったネモリーノはドゥルカマーラに「イゾルデの使ったという妙薬」を求め、ドゥルカマーラは、とんだ馬鹿が来たとばかりにボルドー産ワインを「秘薬」として高値で売りつけてしまう。「効目が出るまで1日待たれよ。ただし当局がうるさいので、薬のことは秘密ですぞ」と言い含めて。早速試飲したネモリーノは酒の勢いで気が大きくなり、アディーナの前でも大きな態度で陽気に唄っている。そんな彼が煩わしくなったアディーナは、やって来たベルコーレの求婚に応じてしまう。妙薬の薬効で、明日になれば彼女は自分のもの、と信じて鷹揚に構えていたネモリーノだったが、ベルコーレに進軍命令が出て、急遽今晩アディーナと婚礼を挙げる、と知って愕然とする。

幕が変わってアディーナとベルコーレの婚礼の場。人々は陽気に飲み、歌うが、いざ結婚の誓約となるとアディーナはなぜか躊躇してしまう。事態挽回を図るネモリーノはドゥルカマーラに更に妙薬を所望するが、金がない。仕方なく彼は、恋敵ベルコーレの部隊に一兵卒として入隊することとし、給料20スクードを前借りして秘薬を一本購入、飲み干して眠り込んでしまう。一方で、アディーナを除く村娘たちはネモリーノの噂で持切りになっている。彼の伯父が死んで、残った巨額の遺産はネモリーノがすべて相続する、というのだ。娘たちは、ネモリーノと結ばれて玉の輿を夢見る。酔いから醒めた彼は村一番の人気者になっていてびっくりし、これも妙薬の効目、と大喜びする。アディーナは、自分が結婚の誓約に二の足を踏んだ理由は、自分も本当は純朴なネモリーノを恋しているからだ、と悟り、彼に愛を告白する。こうして結ばれた2人を村人は祝福し、ドゥルカマーラ大先生の愛の妙薬の効能を一同で賞賛して、幕。
著名なアリア
「なんと彼女は美しい」Quanto è bella (ネモリーノ、第1幕)
「聞きなさい、田舎者たちよ」Udite, udite o rustici (ドゥルカマーラ、第1幕)
「人知れぬ涙」Una furtiva lagrima (ネモリーノ、第2幕)

愛の妙薬 新国立そして舞台稽古でまず素晴らしかったのが、ネモリーノ役のジョセフ・カレヤの歌唱。2009年12月のメトロポリタン・オペラ『ホフマン物語』でも大成功を収め、いま世界中のオペラハウスから引っ張りだこのテノールは、1幕冒頭のアリア「なんと彼女は美しい」から舞台稽古に集った観客の心を一気に釘付けに。恰幅の良い体躯から放たれる声量豊かな美声、おそらくカレヤ自身がもつ愛嬌たっぷりのキャラクターがネモリーノの純朴さとぴったりはまり、劇場内は一気に幸福感で満たされる。伸びやかな高音はもちろん、低音にもしっかりとした安定感をみせ、まさに隙なしの歌唱を披露した。
 またネモリーノの恋の相手アディーナ役のタチアナ・リスニックも好演。美人で知性あふれ、自分が魅力的であることを心得ているが、最後にはネモリーノの純心のなかに真の愛を見出していくアディーナの心の変遷を、巧みなテクニックを駆使して表現してみせた。リスニックはネモリーノ役のカレヤとはプライベートでもパートナーということもあり、両者によるネモリーノとアディーナの恋の駆け引きも絶妙だった。
 ドゥルカマーラ役(インチキ薬売り)のブルーノ・デ・シモーネはベテランらしい堅実な歌唱、ベルコーレ役(アディーナを誘惑するネモリーノの恋敵)の与那城敬のセクシーな美声など、他のソリストたちも優れたパフォーマンスを披露。またイタリア・オペラを知り尽くしたパオロ・オルミの指揮のもとで軽快かつ明朗な美しいサウンドを紡ぎ出した東京フィルハーモニー交響楽団、聴かせどころの多い合唱シーンも新国立劇場合唱団がしっかり整ったアンサンブルで魅了。美しい歌の饗宴が聴きどころの『愛の妙薬』に相応しいプロダクションで、本公演の成功へ期待が高まる。
誰の劇場か…回帰を 新国立劇場、次世代へのステップ2010年4月17日10時31分

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 新国立劇場運営財団(遠山敦子理事長)が先月、新年度予算の記者会見で、全体予算を3%削減すると発表した。昨年の事業仕分けでの予算削減圧力を受けたものだ。仕分けでは同財団の存続問題も議論になったが、韮沢弘志常務理事は会見で「国の動きを見守り、委託されている身としてきっちり運営していく」と話すにとどまり、劇場運営のあり方について内部で議論がなかったことを明らかにした。
 同劇場はオペラ、舞踊、演劇の3部門が同居する世界でも珍しいもので、その運営方法にお手本となるものは見つけにくい。
 ただ、総制作費の9割を使い、劇場経営に最も影響を与えるオペラと舞踊を例に取ると、欧米の劇場では劇場運営のかじ取り役の総裁(インテンダント)を置くのが一般的だ。総裁は総責任者として劇場の個性や方向性といった大方針を定め、それを芸術監督が具現化していく。だが現在の新国立劇場には総裁に当たる責任者はいない。運営の責任は理事会にあるが、会議は年に数回しか開かれず、内容も予算の承認などにとどまっている。
 同劇場は開館約10年で大きな実績を残してきた。故若杉弘・芸術監督が率いた20世紀オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」と「ヴォツェック」などは、質の高い制作で劇場の国際的ステータスを押し上げた。ただ、同劇場の明確な将来像はまだ見えてきていない。問われているのは、これまでの成果を踏まえ、どんなシステムが今後の劇場を継続的に発展させ得るのか、ということに尽きるだろう。
 現在の年間公演数はオペラで50~60公演。予算的な難しさはあっても、公演数やレパートリーを増やす試行錯誤は欠かせない。しかし、例えば席種の中で高額な席の割合が増える一方、最低料金の席はなかなか増えない傾向は、一般の人々に門戸を開き、新たなオペラの喜びに目を開かせる同劇場に期待される役割に反しているようにも見える。
 劇場はいったい誰のためのものか――。内部での議論を求めるだけでなく、原点に立ち返った国レベルでの議論も活発化させなければならないだろう。(吉田純子)

愛の妙薬」はガエターノ・ドニゼッティが作曲、1832年に初演された全2幕からなるオペラである。
 原語曲名:L'elisir d'amore
台本:フェリーチェ・ロマーニ、もともとはスクリーブがオーベールのために書いたLe philtreの台本による
初演:1832年5月12日、ミラノのカノビアーナ劇場にて
ロッシーニ1792-1868

4月17日   寒い! 寒い! 花も震える・・    花写真

2010-04-17 | ご近所 ・花 ・旅 写真

 寒さも去って・・陽光が射してます・・18日






 寒くっても 花はもんくも云わず・・ただ己の役割を・・活きている 活かされている
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