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26日・ラ・トラヴィアータ 藤原歌劇団  29日洗足学園・ラ・ボエーム

2008-08-31 | 藤村実穂子、大隅 智佳子・日比野幸
テアトロ ジーリオ ショウワ・新百合ヶ丘  3F・4-57・8千円・妥当な額
ラ・トラヴィアータ/椿姫
      
 ホールが小さい分、良く響きますね、音量、声量が凄い、上野で丁度良い音量、バランスでは??指揮も歌手陣も初聴きでした、序曲から速い音楽創で、陰陽の陰、影が伝わらない感が・・2幕まで音楽の流れが・・早・・ハヤ・・3幕の弦の響き、呼吸が途切れる様なヴィオレッタ の死を暗示させる・・指揮者の音楽創りかな、全幕を通じ、活力を感じさせ、情感に乏しい感が、死の影・陰が無い椿姫かな・・面白いが、感情移入が無い感じ・・此れもヴェルディですか?・・

 ヴィオレッタ・ダニエラ・ブルエーラ 、アルフレード・ステファノ・セッコご両人は存在感、潜在能力、可能性は大と感じさせますが・・感動には至らなかった   
 ジェルモン 牧野 正人・・2幕のパパ・ジェルモン 聴かせ所、聴き所で??かな 
演出、死の終幕、初めて見ました・・肉体は失うも、心に活き続ける・・

 ラ・トラヴィアータ/椿姫
作曲 ヴェルディ
指揮  ジュリアーノ・カレッラ
演出  ベッペ・トマージ 再演演出  馬場紀雄
オケ  東京フィル
         8/26・9/3       ・9/4
ヴィオレッタ   ダニエラ・ブルエーラ   出口 正子
アルフレード   ステファノ・セッコ   小山 陽二郎 
ジェルモン    牧野 正人    三浦 克次 
フローラ     森山 京子    向野 由美子 
ガストン     小宮 一浩    市川 和彦 
ドゥフォール  彭 康亮     若林 勉 
ドビニー     柿沼 伸美    須藤 慎吾 
グランヴィル  久保田 真澄   東原 貞彦 
アンニーナ    家田 紀子    竹村 佳子 
ジュゼッペ    梅原 光洋   川久保 博史
   使者    大石 洋史(8/26・27)  堀内 士功(9/3・4)
   召使   水野 洋助(8/26・27)   佐藤 勝司(9/3・
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 29日洗足学園・マスターズコンサート  前田ホール・自由席・3列C 3千円・超安い
教員による声楽の祭典でした・・

 ラ・ボエーム
ミミ日比野さん・・素晴らしい歌唱ですね、ミミは過去にフレーニ3回、他多数日本歌手で聴いてますが、日比野さん最高ですね、歌唱の説得力、情感、発音と抜きん出てます、1幕のアリアから、涙ものでした・・ブラヴィー
 ロドルフォ・秋山さんがまた良いですね、演技、高音の切れ味と魅了されます
マルチェロ雨谷さん、ムゼッタ砂田さんのコンビもマルチェロの嫉妬深い性格とムゼッタのチョットオチャメデで、軽い浮気心の性格描写も上手いし、其れに砂田さん美人です・・私も心動かされますね・・適材適所と言うのでしょうが・・各先生方に失礼ですが、各役割に存在感が高いし、優れた舞台に成りました・・
 電子オルガン2台と打楽器で演奏が成立するので・・ビックリ
 余分な印象では2幕の合唱アマの弱さが、動きがギコチナイ、声量が??原語発声が??練習に励んで下さいね・・生徒さんが夏休み中でもあり合唱参加出来なかったのかな??子供達の動きは可愛い・・音楽自体が美しいアリア・旋律美が随所にあり、楽しめたし、感動しました。

出 演
指揮:川本統脩  演出:加藤徹
制作:田中純子、須永尚子
演奏:
ミミ・日比野幸 ロドルフォ秋山徹、
ムゼッタ・砂田恵美  マルチェロ・雨谷善之
ショナール・武田直之、コッリーネ・境 信博
  G.プッチーニ/歌劇「ラ・ボエーム」全4幕 原語上演字幕付

幸・ミユキ 日比野HP
秋山徹HP
砂田恵美HP
恵美ブログ
洗足・講師陣
ラ・ボエーム
椿姫

9月 演奏会 オペラ 予定

2008-08-30 | 音楽鑑賞 感想・指揮者と
6日 大野和士のオペラ・レクチャーコンサート
 今年のテーマは《オペラに咲く悪の華》
「世界のマエストロ」がオペラの醍醐味を解説する人気企画。
マエストロが自ら弾く華麗なピアノと、ユーモアたっぷりのトーク、
そして新進気鋭の歌手たちの熱唱。今年は、「リゴレット」「ロー
エングリン」「トスカ」などから、オペラを彩る「悪役たち」が登場
します。どうぞご期待ください!

【出演】 お話とピアノ:大野和士 
出演歌手:黒木真弓(ソプラノ)、藤田美奈子(ソプラノ)
       西明美(メゾ・ソプラノ)、西村悟(テノール)
       泉良平(バリトン)、上江隼人(バリトン)
【予定曲目】
・ヴェルディ:「マクベス」より レディー・マクベスのアリア
・ワーグナー:「ローエングリン」より オルトルートとテルラムントの二重唱
・ヴェルディ:「リゴレット」より ジルダとマントヴァ公の二重唱
・プッチーニ:「トスカ」より トスカとスカルピアの二重唱  ほか
【会場】
テアトロ ジーリオ ショウワ(昭和音楽大学内:小田急線 新百合ヶ丘駅より徒歩4分)
公 演 日 9月6日(土) 開  演 15:00 会場 テアトロ ジーリオ ショウワ
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10月22日 小ホール・サントリーホール ブルーローズ 19時30分ー
     ソニー・ライブイベント 08年 グラインドボーン音楽祭
      指揮・大野和士    ヘンデルとグレーテル 上映(4千円)
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大野さんが来年09.11・1・3日 
   フランス国立リヨン歌劇場と演奏会・(オーチャード・カジモト)

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13日 14:00 東京芸術劇場シリーズ『作曲家の肖像』 Vol.69 《R.シュトラウス》
指揮:大野和士
クラリネット:三界秀実  ファゴット:岡本正之
ソプラノ*:緑川まり   ヴァイオリン**:矢部達哉
《R.シュトラウス》 四つの最後の歌*
クラリネットとファゴットのための二重コンチェルティーノ
交響詩『英雄の生涯』** op.40

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エフゲニー・オネーギン
『皇帝ティトの慈悲』で我が国オペラ界のランキング最高位を得た(2006年「音楽の友誌」選定ベストコンサート第5位)世界最高の演出家本人が直接30日に及ぶ稽古を行います。ペーター・コンヴチュニーの生演出再び実現!
叙情的情景全3幕 字幕付原語(ロシア語)上演
台本:コンスタンチン・シロフスキー及びピョートル・チャイコフスキー
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
会場: 東京文化会館大ホール 14日(日)14:00 開場は開演の1時間前/上演時間約3時間
本公演は本作品を2部構成とし、第2幕第1場と第2場の間に休憩となります。
スタッフ
指揮: アレクサンドル・アニシモフ
演出: ペーター・コンヴィチュニー

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9月16日(火)
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2008
<オムロン75周年記念>
リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目 ハイドン :交響曲第67番 ヘ長調 Hob.I-67
ブルックナー :交響曲第2番 ハ短調 開演 19:00
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9月17日(水)
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2008
クレメンス・ヘルスベルク楽団長講演会(室内楽付)
「カラヤンとウィーン・フィル」「ウィーン・フィルハーモニー協会創立100周年を迎えて」
出演 クレメンス・ヘルスベルク(おはなし/ドイツ語)、リッカルド・ムーティ(ゲストトーク)、ライナー・キュッヒル(Vn)、ゲアハルト・イーベラー(Vc) 、他
開演 19:00 料金 指定4,000 学生1,000 ※イヤホンガイドによる日本語

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21日 R.Wagner "Tristan und Isolde"
R.ワーグナー / 楽劇「トリスタンとイゾルデ」
(ノーカット 日本語字幕付き原語上演) 指揮飯守 泰次郎 トリスタン成田 勝美 マルケ王小鉄 和広 イゾルデ緑川 まり クルヴェナール島村 武男 メロート青 素晴 ブランゲーネ福原 寿美枝 ※ 羊飼い近藤 政伸 舵手須藤 慎吾 若い水夫の声村上 公太 合唱東京オペラシンガーズ
※ 当初出演予定であった、押見朋子氏は都合により福原寿美枝氏に変更となりました。構成・装置・衣裳イタロ・グラッシ 演出補佐菊池裕美子 照明鈴木尚美 舞台監督小栗哲家 合唱指揮四野見和敏 副指揮阿部 肇 プロンプター城谷正博 コレペティトール大藤玲子/篠原明子 字幕三宅幸夫 1回券【9/21(日)】
S席¥15,000 A席¥13,000
  
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9月23日(火)
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2008
<オムロン75周年記念>
リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目 ロッシーニ :オペラ『セミラーミデ』序曲
ストラヴィンスキー :ディヴェルティメント-バレエ『妖精の口づけ』による交響組曲
チャイコフスキー :交響曲第5番 ホ短調 op.64 開演 18:00

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27日新日本フィル ♯436 トリフォニー・シリーズⅡ
R.シュトラウス作曲 楽劇『薔薇の騎士』op.59
指揮:クリスティアン・アルミンク
元帥夫人:ナンシー・グスタフソン
オクタヴィアン:藤村実穂子
オックス男爵:ビャーニ・トール・クリスティンソン
ゾフィー:ルーシー・クローウェ
ファーニナル:ユルゲン・リン 他
合唱:栗友会合唱団

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10月 4日 ソフィア国立歌劇場  トゥーランドット  上野
   7日 新国立           〃      初台
   8日 ソフィア国立      仮面舞踏会    上野
   17日 新日フィル       定期公演     すみだ
   18日 島田真千子リサイタル           トッパンホール
   26日 ウィーン国立歌劇場   フィデリオ    県民ホール
   28日 新国立         リゴレット    初台 

東京シティ・フィル
新日フィル 定期公演
東京ニ期会
大隈HP
大塚HP

浩子の言いたい放題 ブログ

唱元 四つの幸せの条件

2008-08-03 | 無能唱元・唯心円成会
四つの幸せの条件
 今日は本物の徒然草を読んでいて 心からなるほどなあ、と思い入った部分について お話してみたいのです。
 それは徒然草の第一二三段です。
ここには 人間の次の四つの条件さえ守れば本当に幸せに生きられる、と書いてあったのです。
「無益なことをして時をすごす人を 愚かな人とも,間違ったことをする人ともいっていい,君のために,否応なしにしなければならないことは多い。
それをしたあとの余暇などどれほどもない。よく考えてみるがよい。人間の身として、やむにやまれずあくせくするのは、
 第一に食うもの,第二に着るもの,第三に住むところである,人間にとって大事なものは、この衣食住の三つにすぎない。飢えることもなく,寒くもなく、風雨にも侵されないで,心静かに日々をすごすことを人の楽しみというのである。
 ただし,人は誰でもみな病気になる。病気にかかってしまうと、その苦悩は耐えがたい。だから,医療を忘れてはならない,衣食住に薬を加えた四つのものが手に入らない状態を貧しいという。
この四つに不足のない状態を富んでいるという。
 この四つ以外のものを求めてあくせくするのを贅沢というのである。この四つのものを求めて倹約するならば,誰も不足を感じることなどないはずだ」(以上監修・荻野文子 大人の古典より)
 ところで,以上の徒然草を監修された荻野文子氏は、かつては経済的に困窮していた時代があったそうです。
 そして,徒然草のこの段を読むことによっておおいに力づけられたとのことです。

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  感情のままに行動してはいけない 超然としていよう
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感情のまま・・理性的・・理性を超えた・・真理・心理
四つの幸を  食・・安全な物・・国として自給自足の精神で,大多数が輸入食品では
       着・・流行を追わなければ、背広・シャツにしろ,良く持ちますね   住・・落着く場・居場所が,磁場が良い・・
       薬・・健康の維持ですね

徒然草・・・
122
人の才能は、文明らかにして、聖の教へを知れるを第一とす。次には手かく事、旨とする事〔專門にする事〕はなくとも、これを習ふべし。學問に便りあらむ爲なり。次に醫術を習ふべし。身を養ひ人を助け、忠孝のつとめも、醫にあらずばあるべからず。次に弓射(い)、馬に乘る事、六藝〔支那の教養ある者の修めた六科、禮、樂、射、御、書、數〕に出せり。必ずこれを窺ふべし。
 文武醫の道、まことに缺けてはあるべからず。これを學ばむをば、いたづらなる人〔無駄な事をする人〕といふべからず。次に、
 食は人の天なり〔書經に「夫食爲2人天1。」天が人を養ふからだ〕。よく味ひをとゝのへ知れる人、大きなる徳とすべし。
次に細工、よろづの要多し。この外の事ども、多能は君子のはづるところなり〔論語に「吾少也賎、故多2能鄙事1。君子多乎不レ多也。」〕。詩歌にたくみに、絲竹に妙なるは、幽玄の道、君臣これを重くすとはいへども、今の世には、これをもちて世を治むること、漸く愚かなるに似たり。金(こがね)はすぐれたれども、鐵(くろがね)の益多きに如かざるがごとし。
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123
 無益の事をなして時を移すを、愚かなる人とも、僻事する人ともいふべし。國の爲君の爲に、止む事を得ずしてなすべき事多し。その餘りの暇、いくばくならず思ふべし。人の身に止む事を得ずして營む所、第一に食ひ物、第二に著る物、第三に居る所なり。人間の大事、この三つには過ぎず。飢ゑず、寒からず、風雨に冒されずして、しづかに過(すぐ)すを樂しみとす。但し人皆病あり。病に冒されぬれば、その愁へ忍び難し。醫療を忘るべからず。藥を加へて、四つの事、求め得ざるを貧しとす。この四つ缺けざるを富めりとす。この四つの外を求め營むを驕とす。四つの事儉約ならば、誰の人か足らずとせむ。

124
是法法師〔兼好と同時代の僧にして歌人〕は、淨土宗に恥ぢず〔同宗中誰にも遜色なきを云ふ〕と雖も、學匠をたてず〔學者として居ない、學者ぶらない〕、たゞ明暮念佛して、やすらかに世を過すありさま、いとあらまほし。
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125
人に後れて、四十九日(なゝなぬか)の佛事に、ある聖を請じ侍りしに、説法いみじくして皆人涙を流しけり。導師かへりて後、聽聞の人ども、「いつよりも殊に今日は尊くおぼえ侍りつる。」と感じあへりし返り事に、ある者の曰く、「何とも候へ、あれほど唐の狗に似候ひなむ上は〔唐の狗は狆で、涙を絶えず湛へて居るが、此の僧も自ら説經に感激して涙を流して居る點が狆に似て居たのである〕。」といひたりしに、あはれもさめてをかしかりけり。さる導師のほめやうやはあるべき。また人に酒勸むるとて、「おのれまづたべて人に強ひ奉らむとするは、劒(けん)にて人を斬らむとするに似たる事なり。二方は刃つきたるものなれば、もたぐる時、まづ我が頚を斬るゆゑに〔兩方に刃のある刀で振り上げると自分の頭を斬るといふのである〕、人をばえ斬らぬなり。おのれまづ醉ひて臥しなば、人はよも召さじ。」と申しき。劒にて斬り試みたりけるにや。いとをかしかりき。

30日 パリ国立オペラ ・消えた男の日記 ・青ひげ公の城

2008-08-01 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・

 渋谷・オーチャード・3F4-11 34,000円では高い・(オークで購入・28,000円・妥当かな?)3F一列目が空席で二人の30歳前後のお兄さんが大胆に3列席から1列席へ案内嬢の注意も聞かず居坐ってました・・1列で4万円台?如何にチケットが高額で、売れて無い様ですね、 私のオーク購入も関西テレビ関係者??らしき方の出品で,実際は,無料・格安チケットかも??・・

【消えた男の日記】
 さて、演奏,歌手人は充実ですね,前半の、消えた男の日記は30分程の曲で、原曲はピアノ伴奏を指揮者ダスタフ・クーンがオーケストラ版に編曲とか・・作曲家ヤナーチェックの原曲でも良かったのでは・・舞台では左側に円穴をその中から上半身裸で・・メタボ体型の男・ミヒャエル・ケーニッヒが,声は素晴らしいですね,強く押し出しがある,強靭な声の持ち主ですね、・・視覚的には?・・
女・ミニュティロ・・容姿も,声質も好みで,良かったですね

 愛するジプシーの娘と村から駆け落ちしてしまう若い農夫が描かれている。この詩によって・・男はジプシー娘との関係が・・裸体の軍団と、円穴での男女の絡みが・・エロいです
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 声楽曲集《消えた男の日記(チェコ語:Zápisník zmizelého)》は、レオシュ・ヤナーチェクが1917年から1919年にかけて、テノール独唱、ソプラノ独唱、女声合唱とピアノ伴奏のために作曲した連作歌曲集。
 1916年にオゼフ・カルダ(Ozef Kalda, 1871年~1921年)がモラヴィア北部のヴァラシュスコ方言によって、匿名でブルノの新聞に発表した詩に基づいており、愛するジプシーの娘と村から駆け落ちしてしまう若い農夫が描かれている。この詩によって、既に既婚者であった壮年のヤナーチェク自身の、38歳年下のカミラ・ストスロヴァーとの出逢いがそれとなく・・
【消えた男の日記】 演出:ラ・フラ・デルス・バウス 装飾・衣装:ジャウメ・プレンサ  音楽監督・指揮:グスタフ・クーン
男:ミヒャエル・ケーニッヒ(T) 女:ハンナ・エステル・ミニュティロ(Ms)
管弦楽:パリ国立オペラ管弦楽団 ※全1幕、チェコ語上演

【青ひげ公の城】
 音楽が雄弁ですね,交響曲を聴くような、弦群の合奏力と木管の陰陽に富んだ旋律が惹きこまれます・・7つの扉を、開いて行くその先には・・心の闇を覗く様な 
ユディット:ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(S)
青ひげ公:ウィラード・ホワイト(BBr)・・・・二人の歌唱が好調で・・音楽の展開がワーグナー的な感じも、指揮者も中心に歌手、オケと共振性が高いですね、初見・聴きのパリ国立オペラでしたが、十分楽しめた。
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第6の扉 そこは涙の湖であった。ユディットは、その不気味なほど静かで、銀色に輝く湖に、うちひしがれる。ようやく二人は抱擁する。青ひげはこれで城は光で満たされたから、最後の扉は閉めたままにしておかなければならないと言うが、しかしユディットは以前に青ひげが愛した女性のことを問う。嫉妬が不信を呼び、最後の扉を開けるよう迫る。ユディットの中では、武器に付いていた血、領土に降り注いだ血が、前の妻達のものだという考えが渦巻いていく。殺したのだと、噂は本当だったのだと問いつめる。青ひげは絶望して、最後の鍵を渡す。
第7の扉 その扉を開けると、中から3人の妻が列をなして現れる。ユディットは「生きている。目もくらむほど美しい」と息をのむ。彼女たちこそが富と領土の源泉であり、それぞれ「夜明け」「真昼」「夕暮れ」を支配している。・・・
出演: 【青ひげ公の城】
演出:ラ・フラ・デルス・バウス 装飾・衣装:ジャウメ・プレンサ 
音楽監督・指揮:グスタフ・クーン
青ひげ公:ウィラード・ホワイト(BBr) 
ユディット:ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(S)
管弦楽:パリ国立オペラ管弦楽団 ※全1幕、ハンガリー語上演
上演時間(予定):2時間/休憩1回含む

消えた男の日記
青ひげ公の城
パリ国立オペラ

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「熱狂の日」フレンズ メールマガジン
                               2008.8.5
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Vol.90 夏の音楽祭シーズン到来、ラ・フォル・ジュルネもお忘れなく!

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「熱狂の日」フレンズの皆様、こんにちは。
夏真っ盛り、全国各地で様々な音楽祭が開催される季節になりました。
野外コンサートや、滅多に見られないプロの音楽家のワークショップを
楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
こんな時期に、ルネ・マルタンさんがじっとしているはずがない!
フレンズ会員の皆様に最新情報をご案内します。

<<< NHK「芸術劇場」でラ・フォル・ジュルネ特集放送決定! >>>
今までのメルマガでテレビ放送予定を読むたびに、BSやハイビジョンが
見れずに悔しい思いをしていた方もいるのでは?
NHK教育テレビ「芸術劇場」にて、ラ・フォル・ジュルネ特集が放送
されます!バーバラ・ヘンドリックスやクリスティアン・ツァハリアスの
人気公演を一挙に聴けます!
また、冒頭約15分間の情報コーナーではLFJアンバサダーである芥川賞
作家の高樹のぶ子さんが、本場ナントの音楽祭リポートを交えラ・フォル・
ジュルネの魅力を語ります。こちらも必見!

■芸術劇場  放送チャンネル:NHK教育
 放送予定: 8月15日(金)22:30~0:45

 1:情報コーナー 特集「ラ・フォル・ジュルネ<熱狂の日>の魅力」
 ゲスト:高樹のぶ子(作家)
 2:公演コーナー
 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008
  ・ローザンヌ室内管弦楽団/クリスティアン・ツァハリアス(指揮)
  「ドイツ舞曲」
  ・カペラ・アムステルダム(合唱)/ダニエル・ロイス(指揮)
  「ミサ曲 第5番 変イ長調」          
  ・晋友会合唱団(合唱)/ペーテル・チャバ(指揮)
  「ロザムンデ」から ロマンス「満月は輝き」、「狩人の合唱」
  ・バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
  「糸を紡ぐグレートヒェン」「ます」「アヴェ・マリア」他
★プログラム詳細は下記ホームページをご覧ください
 http://www.nhk.or.jp/art/yotei/yotei.html