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31日 トスカ  ・トスカ:佐藤康子・カヴァラドッシ:笛田博昭 藤原歌劇団

2016-02-11 | 藤原歌劇団 ・二期会
2016都民芸術フェスティバル参加公演    上野・文化会館 4F2-25・3000円

 トスカで泣かされるとは、感動しました、特に二幕のアリアで感動涙でした・・
トスカ:佐藤康子・・の歌唱に確信があり・・情感豊・・何も期待しない、まっさらな気持ち、素直な想いで聴きに、此れが良かったのか、こんな素晴らしい歌手がいるとは驚きでした・・あまりにも良かったので、藤沢公演27日蝶々夫人を急遽聴きに行きます
佐藤さんに呼ばれてます(笑い)・・今度は期待価値高く・・想いは高く聴きに行きます

カヴァラドッシ:笛田博昭・・10年前程に巡り会い機会あるごとに聴きに、今も声量豊かで4階でも耳が響く・・中音域が豊かで、全てが高音声域かと感じますが・・
 無理なく豊かな、声量、歌唱力は得がたい歌手ですね・・

若干、声量まかせ的かな・・現在の2割減ぐらい声量でも、より伝わるかな?
3幕のアリアは素晴らしい・・カタカナ歌手より、素晴らしいと思います
笛田さん、最初の出会いで、和製ルチアーノ・パヴァロッティと・・今だ思ってます

私の好きな1幕後半、スカルピア:須藤慎吾と合唱テ・デウムが・・

メトのトスカ・・何度聴いても1幕の合唱、スカルピアの・・心昂ぶる・・


指揮、柴田真郁・・中々キビキビした、演奏を引き出し、歌手陣も歌い易いと思います

藤原歌劇団 歌劇「トスカ」
日時 1月31日(日) 14:00開演(13:00開場)
曲目 プッチーニ:歌劇「トスカ」全3幕(字幕付き原語上演)
指揮 柴田真郁
演出 馬場紀雄
出演 トスカ:佐藤康子
カヴァラドッシ:笛田博昭
スカルピア:須藤慎吾
アンジェロッティ:久保田真澄
堂守:安東玄人
スポレッタ:澤一了 ・シャルローネ:田中大揮
看守:坂本伸司 牧童:時田早弥香
合唱 藤原歌劇団合唱部 ¥児童合唱 多摩ファミリーシンガーズ
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団・・コントラバスに黒木さんが・・

トスカに初挑戦 「今できうる限りの最良のものを」 ソプラノ、佐藤康子さんインタビュー (1/4ページ)
全文は「トスカはまさにローマっ子の気質そのものなので、親友のローマ出身の同僚を観察して研究しています。うれしい気持ちも、嫉妬も包み隠さず表現してしまう。嫉妬はコミュニケーションの一つなのです。トスカはローマの女性の気質を知らないと歌えない。強いだけじゃなく、一呼吸おいて考えて行動できない。一途で、愛らしさともろさが同居している女性です」

9月14日 『イドメネ』 ・エレットラ 大隅智佳子 ・指揮: 準・メルクル 東京響

2014-09-15 | 藤原歌劇団 ・二期会
『イドメネ』 は初めて観るオペラでしたが、新鮮な感動が・・

中でも指揮からの躍動と重量感も・・オケが奏でる弦、木管、ティンパニーの切れ味が好きです・・中々ヤリマスネ・・・感動、感動・

歌手では、存在感高い歌唱でエレットラ 大隅智佳子さんブログが際立ってました・・
彼女が絡むと舞台波動が活き、活きでした・・今日の主役ですね

オペラ全3幕
日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
台本:ジャンバッティスタ・ヴァレスコ
原案:アントワーヌ・ダンシェ『イドメネ』
作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

会場: 新国立劇場 オペラパレス ・14日(日) 13:00 ・4F3-53・5,000円
指揮: 準・メルクル
演出: ダミアーノ・ミキエレット
装置: パオロ・ファンティン
衣裳: カルラ・テーティ
照明: アレクサンドロ・カルレッティ
演出補: エレオノーラ・グラヴァグノラ

合唱指揮: 大島義彰
演出助手: 菊池裕美子
舞台監督: 村田健輔 公演監督: 曽我榮子
キャスト
配役 9月12日(金)/14日(日) (9月13日(土)/15日)
イドメネオ 与儀 巧      又吉秀樹
イダマンテ 山下牧子     小林由佳
イ リ ア 新垣有希子    経塚果林
エレットラ 大隅智佳子     田崎尚美
アルバーチェ 大川信之     北嶋信也
大祭司 羽山晃生       新津耕平
声 倉本晋児(全日
/合唱:二期会合唱団 /管弦楽:東京交響楽団

大隅ブログ

二期会HP

プッチーニ:蝶々夫人・木下美穂子・ピンカートン:樋口達哉 ・都響

2014-04-28 | 藤原歌劇団 ・二期会
        4階公演 4回目   上野文化会館   5F1-32 ・4,000円

中二日の歌手陣が・・

指揮 ダニエーレ・ノレスティオーニ ・・今後この指揮者をマークですね・・・

 オケを挑発し、触発し、眠っていた潜在能力を一段と弾きだした、都響は二期会座付オケに・・凄い素晴らしい演奏でした・・

l二期会HP
二期会名作オペラ祭> プッチーニ作曲「蝶々夫人」
日時 4月27日(日) 14:00開演(13:00開場)
演目 プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」【オペラ全3幕/字幕付原語(イタリア語)上演】

 ※上演予定時間約2時間50分(休憩1回含む)
指揮 ダニエーレ・ノレスティオーニ
演出 栗山昌良
出演
蝶々夫人:木下美穂子 ・・感情表現豊か・・自害の場面では感涙が・・
/スズキ:小林由佳
ピンカートン:樋口達哉
シャープレス:泉良平
ゴロー:栗原剛
ヤマドリ:鹿野由之 /ケート:谷原めぐみ
ボンゾ:佐藤泰弘
神官:渥美史生
演奏 東京都交響楽団
合唱 二期会合唱団
合唱指揮 佐藤宏
台本 ジュゼッペ・ジャコーザ、ルイージ・イッリカ
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10,11日・歌劇「仮面舞踏会」・リッカルド:村上敏明・レナート:堀内康雄

2013-02-11 | 藤原歌劇団 ・二期会
日時 2月10日(日) 15:00-18:05(休憩20分・15分)

藤原歌劇団公演 歌劇「仮面舞踏会」          5F・R2-33・2,000円
日時 2月10日(日) 15:00開演(14:00開場)
演目 ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」(全3幕・字幕付原語(イタリア語)上演)
指揮 柴田真郁   演出 粟國淳

11日も聴いてきました、総合力では初日が良かった、二日目は全体的に、早めの音楽の流れでしたが、舞台・歌手に若干弛緩も感じた様な・・此れは指揮者とオケの?
村上さんのテノールが素晴らしいですね、高音声域は切れ味が良く、聞惚れました
以前聴いたときは・・それほどの?感じでしが、カタカナ歌手より素晴らしいのでは・・

 筋書きも面白いし、人間はありえる、何処かの奥様に恋を、其れも両思いに発展し
て、裏切りにあった、夫の嫉妬、復讐へ・・現実の人間世界でも、あり得ますが
キーは占い人・・最初に握手する人が・・身近にいる・・裏切り・死へ

アメーリア:野田ヒロ子、貞節を守っても、心は夫に在らず・・中、低音声域が素晴らしいので、心の揺れ、ひだが・・リッカルド:村上敏明への想い、
レナート:堀内康雄への、貞節、子供への母心と・・実に良い歌唱でした

レナート:堀内康雄、リッカルド:村上敏明への忠実な部下であり、信頼が厚い二人ですが・・妻への疑念から・・裏切りへ、・・オトコの人間関係は、比較が多くオトコは嫉妬深い・・方が多い(笑い)・・レナート、感情の変化が刻々と変わり・・嫉妬、復讐へ・・

総じて歌手陣は調子が良く・・素晴らしい、オケ指揮も1幕までは伴奏的でイマイチの感じでしたが、しり上がりに、有機性、共振性が増した・・
終幕の仮面舞踏会での華やかな舞台が、一層悲劇性を増幅し良かったのでは

 今日の歌手陣も楽しみですね・・観に行きます

出演
リッカルド:村上敏明
レナート:堀内康雄
アメーリア:野田ヒロ子
ウルリカ:森山京子
オスカル:大森智子・・・声が良く飛ぶ、美しい
シルヴァーノ:江原実
サムエル:若林勉
トム:小田桐貴樹
判事:真野郁夫
召使:狩野武
暗殺団:田中大揮、別府真也、前田進一郎、和下田大典
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団  合唱 藤原歌劇団合唱部

11日4F・L2-6・4,000円

11日・・注目は笛田さんですね、イタリア仕込の歌唱力は・・期待価値が高かったせいかな?・・結構ブラボーが多い・・

リッカルド:笛田博昭・・・前日の村上さんの声が残っていて、如何しても比較感が
悪くないのですが、高音に切れが無い?、中音の甘さと放物線を描きならが、高みに登る声域は素晴らしいですね、
アメーリアとの二重唱は、本日一番でした愛 愛 愛波動が漂ってました・・二人の歌唱は前日より、良く感じましたが・・ 

レナート:牧野正人・・堀内さんを聴いた後で、若干物足らない感も

アメーリア:廣田美穂・・声質がリリコで高音声域が綺麗ですね、役柄が子持ちで奥様と言うより、娘さんの容姿?・・笛田さん廣田さん・・潜在能力の半分もの印象で、今後の伸びしろを感じさせる、後両者ですね

ウルリカ:牧野真由美・・
オスカル:オクサーナ・ステパニュック
シルヴァーノ:羽渕浩樹
サムエル:デニス・ビシュニャ
トム:伊藤貴之
判事:狩野武
召使:真野郁夫
暗殺団:田中大揮、別府真也、前田進一郎、和下田大典
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
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http://www.japanarts.co.jp/torino_2013/ticket.htmlトリノ王立歌劇場
でも歌劇「仮面舞踏会」が来日公演が
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ヤマハ、楽器大手の真髄 ウィーン・フィルの立役者、岡部常務に聞く(東洋経済オンライン) - goo ニュース

17日 ・パルジファル  ・指揮:飯守泰次郎  クンドリ・ 田崎尚美 ・二期会

2012-09-23 | 藤原歌劇団 ・二期会
二期会創立60周年記念公演》・東京二期会HPオペラ劇場
                          4F-L3-16・10,000円
  パルジファル
舞台神聖祭典劇全3幕・字幕付原語(ドイツ語)上演
台本・作曲:リヒャルト・ワーグナー
会場: 東京文化会館 大ホール 17日(月・祝)14:00-19時10分

最終日観てきました、1幕は長く感じた1時間53分ぐらいかな、3度程ウトウトを・・

4回公演で3日間連続演奏でした、オケ特に弦の響が美しい、席が左で真下から金管が
其れほど騒々しい響ではなかったのですが・・1幕は音楽にメリハリが無く、歌唱も平坦な印象が・・音楽が中々流れない・・長かったです

 2幕から素晴らしいですね、クンドリ・田崎尚美、パルジファル・片寄純也・・
を誘惑する、歌唱、演技は女優ですね・・私なら落ちます。この誘惑に・・笑い

歌手陣男声も総じて凸凹が無く、歌唱、声量とも、満足、良かったですね

 宗教感、信仰、善と悪、精神世界と肉欲性・・
<聖槍、聖杯>・・私は仏教系で、理解は・・

 偶然BSで本家の観ましたが・・今回の演出が、細かな動き、演劇的演技、精神性の変化と、実に良く、練れた、舞台上の動きと感じました、

それにオケの雄弁な演奏で一段と完成度がアップで、指揮者飯守氏の手腕が絶大ですね

クンドリ・田崎尚美・・存在感が一番でした、1幕の魔性、2幕の魅力、誘惑、目覚め、3幕の後悔・・救い、・・刻々と精神世界の変化を演じきった、歌唱、演技と素晴らしい・・
 人生の救いは・・結局おのれの心・・信念かな・・依存ではなく
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<解釈について 『パルジファル』の題材となった聖杯伝説は、キリスト教に基づく伝説である。だが、『パルジファル』は、誘惑に負けたアンフォルタスの救済が、単に純潔というだけでは達成されず、共に苦しんで知を得る愚者によってなされる、という「神託」の実現が物語の中核をなしており、キリスト教的というより、むしろ独自の宗教色を示しているといえる。

本作に登場する聖杯騎士団やクンドリやクリングゾル、聖杯(グラール)と聖槍(ロンギヌスの槍)など各モチーフについても、多義的な象徴性を持っていて、さまざまな解釈がある。とくに、最後を締めくくる「救済者に救済を!」という言葉は逆説的で、議論・研究の的ともなってきた。具体的には、本作で救済されるのは、アンフォルタスとクンドリ、それに聖騎士団ということになろうが、アンフォルタスらは聖杯の「守護者」ではあっても「救済者」とはいえない。では「救済者」とは、彼らを救済したパルジファルのことであろうか、それとも、イエスその人であろうか、はたまた作曲者のワーグナー自身であろうか、といった様々な解釈が考えられる。また、「救済」そのものについても>

指揮: 飯守泰次郎
演出: クラウス・グート
美術: クリスチャン・シュミット
照明: ユルゲン・ホフマン
映像: アンディ・A・ミュラー
振付: フォルカー・ミシェル

演出助手: 家田 淳、太田麻衣子 ・合唱指揮: 安部克彦
舞台監督: 大仁田雅彦 公演監督: 曽我榮子
キャスト /17日(月・祝)
アムフォルタス 大沼 徹
ティトゥレル 大塚博章
グルネマンツ 山下浩司
パルジファル 片寄純也
クリングゾル 友清 崇
クンドリ 田崎尚美HP
2人の聖杯守護の騎士 村上公太 狩野賢一
4人の小姓 香村寛子 北村典子 園山正孝 櫻井 淳
6人の花の乙女たち
・森 真奈美 ・江口順子 ・吉川かおり ・経塚果林 ・渡邊 史 ・増田弥生
合唱:二期会合唱団 /管弦楽:読売日本交響楽団
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解説1幕 ]前奏曲。グルネマンツ・山下浩司と小姓たちが傷の治療のために湖へ向かう王を待っているところへ、クンドリ田崎尚美が現れ、アンフォルタス王の薬を託す。かつてアンフォルタス ・大沼 徹はクンドリに誘惑され、聖槍を奪われて傷つけられていた。癒えない傷口からは、絶えず血が流れ出し、罪の意識を伴ってアンフォルタスを苦しめた。

グルネマンツは魔法使いクリングゾルの邪悪と、王を救うための神託について語る。神託とは、「共苦して知に至る、汚れなき愚者を待て」というものであった。そこへ、湖の白鳥を射落とした若者が引っ立てられてくる。
 グルネマンツはこの若者こそ神託の顕現ではないかと期待し、若者を連れて城へ向かう。城内の礼拝堂で、聖杯の儀式が執り行われる。
 しかし、傷ついているアンフォルタスにとって、儀式は苦悩を増すものでしかない。官能への憧れと罪への苦痛、死への願望がアンフォルタスを襲う。
先王ティトゥレルの促しによって、聖杯が開帳される。しかし、若者は茫然として立ちつくすばかり。グルネマンツは失望して若者を追い立てる。

第2幕]短い前奏曲。クリングゾルの魔の城。クリングゾルの呼びかけに応じてクンドリが目覚める。クリングゾルはクンドリに、魔の城に侵入した若者を誘惑し堕落させるように命じる。
クンドリは抵抗するが、結局言いなりになるしかない。若者は襲いかかってくる兵士たちをなぎ倒して進むうち、クリングゾルの魔法によって、あたりは花園になる。
 花の乙女たちが無邪気に舞いながら若者を誘う。やがてクンドリが「パルジファル!」と呼びかけ、初めて若者の名が明かされる。クンドリはパルジファルの母親の愛を語り、接吻する。ところが、この接吻によって、パルジファルは知を得て、アンフォルタスの苦悩を自分のものとする。
なおもクンドリはパルジファルに迫り、クンドリの呪われた過去も明らかになる。しかし、パルジファルはこれを退ける。誘惑に失敗したと悟ったクリングゾルが現れ、聖槍をパルジファルめがけて投げつける。
聖槍はパルジファルの頭上で静止し、パルジファルがそれをつかんで十字を切ると、魔法が解け、城は崩壊して花園は荒野と化す。

第3幕 前奏曲は、パルジファルの彷徨・遍歴を示す。第1幕と同じ場所で、隠者となったグルネマンツは倒れているクンドリを見つける。
そこに武装した騎士が現れる。騎士はパルジファルだった。いまやアンフォルタスは聖杯の儀式を拒否し、先王ティトゥレルも失意のうちに没し、聖杯の騎士団は崩壊の危機に瀕していた。
クンドリが水を汲んできて、パルジファルの足を洗い、グルネマンツがパルジファルの頭に水をかける洗礼の儀式。パルジファルもまたクンドリを浄める。泣くクンドリ。ここから聖金曜日の音楽となる。
 3人は城に向かう。城では、騎士たちの要請によって、ティトゥレルの葬儀のための儀式が、これを最後に始まろうとしていた。アンフォルタスは苦悩の頂点に達し、「我に死を」と叫ぶ。そのとき、パルジファルが進み出て、聖槍を王の傷口にあてると、たちまち傷が癒えた。パルジファルは新しい王となることを宣言、聖杯を高く掲げる。
合唱が「救済者に救済を!」と歌う。聖杯は灼熱の輝きを放ち、丸天井から一羽の白鳩が舞い降りて、パルジファルの頭上で羽ばたく。クンドリは呪いから解放されてその場で息絶える。

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