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7月23日 指揮・大野和士 京都市交響楽団  8月 11日オペラ・レクチャーコンサート

2009-07-25 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ
23日 19:00 京都コンサートホール       2F P1-7・1500円とは、超安い

 素晴らしいの一言ですが、京響・・豊かで輝かしい弦群の響きですね・・コントラバス、チェロ、ヴィオラとバランスガ良く、主張し、存在感があり、しかも共振し合い・・其れを受ける、第一、第二ヴァイオリンの高音から、弱音の響きに歌があり最高ですね・・コンマスのソロも良かったです
 
ラヴェルからショスタコーヴィチへの音楽の流れは・・品格の中に、戯れなり、静・動 陰・陽、音楽から、色の無い世界から・・純真無垢な色彩感へ発展してゆくような・・実に綺麗、美しい・・

 後半、ショスタコーヴィチは内面深い感情表現が・・低弦の旋律、バス・チェロ
が奏でる・・陰鬱感・・喪失感・・絶望感・・ヴィオラの闇美な世界も・・

3楽章を聴いていてマーラーのアダージェットとの共通項があると感じましたが・・
第3楽章 Largo
緩徐楽章。4/4拍子、特殊な形式、嬰ヘ短調。
 後述するように弦楽器には特殊なパート分けが行われており、金管楽器は出てこない。作曲者は生前、この楽章の独創性をかなり誇りにしていた。第1楽章に由来する主題が登場する他、第3主題はマーラーの『大地の歌』とロシア正教のレクイエムからの引用である。終始悲痛な響きに満ち、初演時には聴衆がすすり泣いていたといわれている。

 4楽章は 一転,木管の旋律から、何か打ち消す・・怒涛のフォルテのブラス力が素晴らしいです・・・

 三曲とも、オケ能力、音楽創造を引き出した、弾き出した・・指揮者大野の手腕の賜物ですね
 ホールも楽器で、サントリーホールより,音響が良いと感じましたが・・特に弦楽器の響きは特筆ものです・・当然、京響の固有の響き、合奏力があっての事ですが
 演奏終了後、オケメンバーが多数挨拶,聴衆と交友?していました,市税からの援助も減額とか・・市民オケとしても、より発展を望みます、市民も自慢でききるオケ集団ですね
 
京都市交響楽団定期演奏会
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ラヴェル:マ・メール・ロワ
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 <
 1936年 歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」(1月)とバレエ「明るい小川」(2月)に対するプラウダ批判。5月30日、長女ガリーナ生誕。
1937年 春(一説には1月)、レニングラード音楽院に講師として勤務(後に教授)。交響曲第5番初演(11月21日)。この成功により名誉を回復。

 最初に,先日亡くなられた若杉弘さんを悼んで
バッハ:管弦楽組曲第3番からアリア  を演奏された,
 大野さんは30代頃ドイツで勉強中に,若杉氏と交流があり,奥様の手料理をご馳走になったとか話されていましたが,その話の中で、目標は人生,音楽家・指揮者としての10年後の目標はと・・若杉氏の話を心深く刻んだとか・・40代で50代の己の描く目標は・・
 60代では・・世界的指揮者としての地位を確立していると・・想いますが
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 指揮者・大野和士 日本での今後の予定・・
2009年 7月28日 (火) 19:00 アクロス福岡 福岡シンフォニーホール
九州交響楽団 定期演奏会
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ドビュッシー:バレエ音楽《遊戯》
ストラヴィンスキー:交響詩《うぐいすの歌》
フロラン・シュミット:バレエ音楽《サロメの悲劇》
S 5,000円 A 4,000円 B 3,500円 B席学生 1,500円
一般発売開始:5月13日(水)
問合せ:九響チケットサービス 092-823-0101
九州響 感想ブログ
2009年 8月 3日(月) 19:00 いずみホール
オペラ・レクチャー in 大阪
全席指定 3,000円
問合せ:いずみホール チケットセンター 06-6944-1188

2009年 8月11日(火) 18:30 神奈川県立音楽堂
オペラ・レクチャーコンサート
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》、《オテロ》
チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》
マスネ:歌劇《ウェルテル》 よりアリア、重唱
今回のテーマは《嫉妬》
西明美(Ms), 松村英行(T), 笛田博昭(T), 須藤慎吾(Br)ほかを予定
一般発売開始:5月13日(水)
問合せ:神奈川県立音楽堂チケットセンター 045-263-2255(4月17日まで休業)

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2009年11月 1日, 3日 オーチャードホール(渋谷)
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
マスネ:歌劇《ウェルテル》
ウェルテル:ジェイムズ・ヴァレンティン(テノール)
シャルロット:ケイト・オールドリッチ
オペラコンチェルタンテによる上演
S 24,000円 A 20,000円 B 15,000円 C 11,000円 一般発売 5月30日(土)

2009年11月 2日 19:00 オーチャードホール(渋谷)
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演

子どもたちに贈るスペシャル・コンサート
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ストラヴィンスキー:火の鳥
小・中学生・高校生が対象
小・中学生 S 2,500 A 1,500 高校生 S 3,000 A 2,000
小・中学生の同伴者(保護者)S 4,000 A 3,000
問合せ Sony Music Foundation 03(3261)9933

NEW !
2009年11月 5日(木) 19:00 福井県立音楽堂 ハーモニーホール ふくい
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演

曲目未定
S 10,000円 A 8,000円 B 6,000円 バック席 4,000 いす席 8,000
小~大学生まで半額
問合せ先:ハーモニーホールふくいチケットセンター TEL 0776-38-8282
一般発売 7月 4日(土)

2009年11月 6日(金) 19:00 滋賀県芸術劇場 びわ湖ホール
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
曲目未定
S 13,000円 A 11,000円 B 9,000円 C 7,000円 D 5,000円
問合せ先:びわ湖ホール 077-523-7136
一般発売 6月27日(土)

2009年11月 7日(土) 愛知県芸術劇場コンサートホール
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
曲目未定
チケット発売:7月下旬予定
当日は大野和士による子供のためのワークショップも予定

2009年11月 8日(日) 15:00 豊田市コンサートホール
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 オペラ・ガラ・コンサート
フランス・オペラ・アリア、バレエ音楽 ほか
アンヌ=カトリーヌ・ジレ(ソプラノ)
ジェームス・ヴァレンティ(テノール)
S 12,000円 A 10,000円 B 8,000円(A・B席は学生半額) 一般発売 5月16日(土)

2009年11月 9日(月) 19:00 東京オペラシティ
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ショーソン:交響曲変ロ長調
サン=サーンス:交響曲第3番
S:13,000 A:10,000 B:8,000 C:6,000 D:5,000
一般発売 7月3日(金)

2009年11月11日(水) 19:00 横浜みなとみらいホール
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》(1911年版)
プロコフィエフ:バレエ音楽《ロミオとジュリエット》より
S 18,000円、A 15,000円、B 11,000円、C 9,000円、D 7,000円
一般発売 5月16日(土)


大野和士 個人サイトHP
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ショスタコ

交響曲第5番
5番
マクベス夫人
京都市交響楽団hP
東条氏 大野,京響 批評

「京都は奥が深おす」…異色の芸妓、観光計画策定委員に(読売新聞) - goo ニュース京ことばが似合うが、経歴は異色だ。メキシコで生まれ、3歳で帰国。小学生時代は東京で、中学の3年間は貿易会社に勤める父の赴任先・北京で過ごした。
 「日本文化の中心地、京都にどうしても住んでみたくて」。ホームページを通して知り合った花街・宮川町(京都市東山区)の芸妓の下で修業するため、中学卒業後、単身帰国した。16歳で舞妓、21歳で芸妓になった。舞踊や鼓、三味線を学んで10年目になるが
祇園祭

20日 カルメン:林美智子、ドン・ホセ:佐野成宏、ミカエラ:安藤赴美子

2009-07-20 | 藤原歌劇団 ・二期会
7月20日(月) 14:00-17.15          3F・R4-18・7000円安い

 美智子・カルメンが素晴らしいですね。歌唱、演技と惹きこまれます・・まん丸マナコで見つめられれば・・キャシャナ草男・肉食おとこ?でも 恋に落ちる、ホセのストーカーはいけませんが・・
 歌手ではダントツの3名ですねカルメン:林美智子 ミカエラ:安藤赴美子、ドン・ホセ:佐野成宏・・ミカエラ・安藤赴美子の・・ホセへの思い、母親からの想い・・感情移入と歌唱が素晴らしい・・・

 4幕の ホセがカルメンを殺害するまでの、劇性、音楽の盛り上がり、歌手の演技、歌唱と素晴らしい・・単純に楽しめました・・
 歌劇は 過激・・指揮者から、音楽的には、オケも歌手も激しい表現のカルメン像では・・何かが失っている感も・・
 兵庫のカルメンBSで観ました、皆さん一途な歌唱、演技に好感が持てますね
オケは?伴奏に徹していた?・・ホール・音録りが原因?音響が悪そう、歌手の表情,演技を観れてTV映像は面白いですね・・


ビゼー:「カルメン」(全4幕・フランス語上演・日本語字幕付)
指揮 佐渡裕
演出 ジャン=ルイ・マルティノーティ
出演 カルメン:林美智子 ドン・ホセ:佐野成宏
エスカミーリョ:成田博之 ミカエラ:安藤赴美子
フラスキータ:吉村美樹 メルセデス:田村由貴絵
モラレス:枡 貴志 スニガ:松本 進
レメンダード:大川信之 ダンカイロ:初鹿野 剛
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 二期会合唱団・ひょうごプロデュースオペラ合唱団
・NHK東京児童合唱団(児童合唱団)

オフィス設計コンサート
 彼女の心を一矢で 奪え・・


 はなの命は 燃え尽きて・・人の命を奪うのはいけません

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訃報:若杉弘さん74歳…新国立劇場オペラ芸術監督
 心からのご冥福をお祈り致します。
<訃報>若杉弘さん74歳…新国立劇場オペラ芸術監督 (毎日新聞)
 ヨーロッパと日本でオペラ界を切り開いてきた指揮者で新国立劇場オペラ芸術監督の若杉弘(わかすぎ・ひろし)さんが21日午後6時15分、東京都内の病院で多臓器不全のため死去した。74歳。葬儀は近親者で行い、お別れの会を後日予定している。
 東京生まれ。慶応大経済学部に進んだが中退して、東京芸大の声楽科に入り直し、さらに指揮科に転科して卒業。在学中から二期会のオペラ公演など指揮者として目覚ましい活躍を見せた。ワーグナーのオペラ「パルジファル」日本初演の指揮により毎日芸術賞も受賞した。
 小澤征爾さんと同い年で並び称されたが、若杉さんは当初からオペラを目指した。ワーグナーの「ラインの黄金」を日本初演するなど、「初演魔」と言われるほど、日本の音楽界で遅れていたオペラに次々に光を当て、現代のオペラ・ブームの基礎を築いた。
 77年からはヨーロッパにも進出、日本人としてドイツ語圏で初めて名門、ケルン放送交響楽団の首席指揮者に就任。その後もライン・ドイツ・オペラ音楽総監督などドイツのオペラ界で活躍。80年度にはオペラ指揮の成果によって2度目の毎日芸術賞を受賞した。
 95年にN響正指揮者、98年にびわ湖ホールの芸術監督、07年には新国立劇場の芸術監督に就任、再び日本のオペラ界の振興に全力を傾けた。
 昨年秋から体調を崩し、今年6月の公演も降板していた。サントリー音楽賞(86年)、芸術院賞(92年)など多くの賞に輝いた。マーラーの交響曲など多くのCD録音がある。【梅津時比古】 [毎日新聞7月21日]
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 観に行く予定かな?・・・
8月2日(日) 15:00開演
フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2009
東京都交響楽団
出 演 指揮:矢崎彦太郎
カルメン:シルヴィア・キヴォルキアン(メゾソプラノ)
ドン・ホセ:成田勝美(テノール)
エスカミリオ:黒田 博(バリトン)
ミカエラ:安藤赴美子(ソプラノ)・・・上野が素晴らしい歌唱でした。
管弦楽:東京都交響楽団
内 容 ビゼー:歌劇「カルメン」ハイライト
料 金 S3,000 A2,000 二期会ブログ
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NHKBSで
2009年 9月12日(土) 23:00 ~ 翌 03:00 ご案内: 堀内 修 (音楽評論家)
二期会公演 Bモード・ステレオ
歌劇「カルメン」    ( ビゼー )
2009年に二期会が日本オペラ連盟、兵庫県立芸術文化センターと共同制作する「カルメン」を放送する。
歌劇「カルメン」は、フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーが1873~74年に作曲した、全4幕もののオペラ。 親しみやすい旋律、登場人物の際立つキャラクター、わかりやすい脚本ゆえに、 世界中で親しまれているオペラである。
今回の公演では、20世紀のオペラ演出界をリードしたジャン・ピエール・ポネルの薫陶を受け、 1986年から89年までパリ・オペラ座総裁を歴任した ジャン・ルイ・マルティノーティが演出を手掛ける。 作品そのものの魅力に真摯に向き合い、緻密な時代考証に裏付けされた演出で知られ、 ヨーロッパのオペラ界屈指の知性派といわれるマルティノーティが、 盟友ハンス・シャヴェルノホの幻想的な舞台装置のもと、どんな「カルメン」を描くのか興味深い。
歌手陣も心境著しい林美智子がカルメン役に初挑戦し、オペラ・ファンの注目を集めている。 公演は東京・名古屋・西宮の3都市で全15公演が行われたが、今回は西宮での収録である。
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カルメン : 林 美智子
ドン・ホセ : 佐野 成宏
エスカミーリョ : 成田 博之
ミカエラ : 安藤 赴美子
フラスキータ : 吉村 美樹
メルセデス : 田村 由貴絵
ほ か
合 唱 : 二期会合唱団
 〃 : ひょうごプロデュースオペラ合唱団
管弦楽 : 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団
指 揮 : 佐渡 裕
装置 : ハンス・シャヴェルノホ
衣装 : シルヴィッド・ド・セゴンサック
照明 : ファブリス・ケブ-ル
演出 : ジャン・ルイ・マルティノーティ
[ 収録: 2009年7月1日/4日, 兵庫県立芸術文化センター大ホール ]

18日 フィガロの結婚 伯爵夫人:日比野幸横浜オペラ未来プロジェクト

2009-07-18 | 藤村実穂子、大隅 智佳子・日比野幸

  2009年7月18日(土)15時00分-19時前     1F10-32・6,000円・妥当な額

1,2幕 冴えない 3,4幕 素晴らしい出来です・・前半と後半でえらく出来の違いが、昨日が18時30分ー約4時間弱で、演奏者は深夜近く帰宅では?・・
歌手も、演奏者もお疲れが?それと弦が響かない理由は湿度?疲れ?、そんな中、3,4、幕がこれて同じ演奏者、歌手かなと想うほど、歌っている、ハモッテル・・優れものですね、結構舞台装置が重厚で、お金がかかっているような、より良い演奏を目指すには中一日2公演か、1回公演でも・・来年も観たく想います、
 サントリーホールオペラより・・観やすいですね 

 注目歌手は日比野幸・伯爵夫人、アルマヴィーヴァ伯爵・鶴川勝也、バルバリーナ:松原典子、各歌手が良かったですね・・
 3幕からの劇の展開,人物像が際立ってます・・オケ、歌手とのバランスが良く,音楽の共振性が優れ・・音楽の、明・闇 陰・陽 呼吸感と素晴らしい
 出過ぎた歌手も無く、バランス重視で・・重唱が発展していって九重唱程に歌唱が広がり・・幸せ波動が美しい・・

 奏者は,通奏低音・小泉ユミ、フォルテピアノ・シルヴァーノ・ザベオそしてコントラバス・黒木岩寿・・サイトウキネン・水戸室内管弦、等で活躍・・素晴らしい奏者が
 コンマスは東京フィル、ヴィオラに東響に在籍とか・・・

【演目】モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」
◆原作◆
P.A.ボーマルシェ「狂おしい一日、もしくはフィガロの結婚」
◆台本◆ロレンツォ・ダ・ポンテ
    全4幕・原語上演・字幕付
【出演】
芸術監督・指揮:村中大祐、
芸術顧問・演出:ミヒャエル・ハンペ、
アルマヴィーヴァ伯爵:(清水宏樹)・・鶴川勝也
伯爵夫人:日比野幸、
フィガロ:大山大輔、スザンナ:古瀬まきを、
ケルビーノ:鷲尾麻衣、バルトロ:サルヴァトーレ・サルヴァッジョ、
マルチェリーナ:野本真希恵、バジリオ:馬場崇
、ドン・クルツィオ:吉田伸昭、アントーニオ:松山いくお
、バルバリーナ:松原典子、  合唱:二期会合唱団、
管弦楽:横浜OMPオーケストラ(コンサートマスター:三浦章広

■キャスト変更のお知らせ
伯爵役の清水宏樹が体調不良のため、鶴川勝也に変更となりました。ご了承くだ さい。

【料金】[開港150周年特別価格] 
【主催】横浜みなとみらいホール
【共催】横浜市開港150周年・創造都市事業本部  
18日 フィガロの結婚  横浜オペラ未来プロジェクト2009HP

伯爵夫人 日比野 幸 HP

 気が早いのですが・・10年2月にデズデモナ・日比野 幸が予定に・・
二期会 オテロ
台本:アリゴ・ボーイト
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
東京文化会館 大ホール(JR上野駅公園口前)
2010年2月17日(水)18:30
18日(木)18:30
20日(土)14:00
21日(日)14:00
開場は開演の60分前/上演予定時間:約2時間45分
スタッフ
指揮: ロベルト・リッツィ=ブリニョーリ
演出: 白井 晃
キャスト
17日(水)/20日(土) 18日(木)/21日(日)
オテロ  福井 敬    成田
デズデモナ大山亜紀子  日比野 幸
合唱: 二期会合唱団 オケ・都響
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第15回日仏声楽コンクール本選結果
二期会からは松原典子(ソプラノ会員)・・・入賞、
日仏声楽コンクールは、日本歌曲とフランス歌曲の振興のため、その理解と普及を図り、あわせて優れた新人演奏家を奨励・啓発し、広く紹介することを目的とし1980年から隔年で開催されています。

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9月17日  就任披露演奏会  洗足学園/前田ホール
今年度、本学に就任された、または昇格した教員による演奏会。
萩原貴子  辻功   山本裕康
黒木岩寿  川越聡子
萩原貴子(管楽器コース/フルート)
F.プーランク/フルート・ソナタ
F.ボルヌ~P.サラサーテ~萩原編/カルメンファンタジー

辻功(管楽器コース/オーボエ)
宮林亮至/オーボエ・ソロの為の幻想的なもの<かぐやな響き第1番>
B.ブリテン/オヴィディウスによる6つの変容 op.49より

山本裕康(弦楽器コース/チェロ)
○黒木岩寿(弦楽器コース/コントラバス)
G.ロッシーニ/チェロとコントラバスのための二重奏曲

川越聡子(オルガンコース)
J.アラン/リタニー(連祷)
J.S.バッハ/パッサカリア ハ短調 BWV582

洗足学園音楽大学 演奏部
TEL 044-856-2981
FAX 044-856-2977 平日10:00~17:00
前田ホール
■無料
開場:18:00  開演:18:30
一般 :無料  ルフラン会員 :無料  本学学生・学園教職員 :無料
洗足学園 演奏会
大山大輔

鶴川勝也
経歴
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コンマス三浦章広、ヴィオラ・青木篤子・・・チェロの方は違いますが


 昨日夕方・・虹が綺麗でした・・
虹が

12日 グスタフ・マーラー・オケ ・マーラー:第6番・さすらう若人の歌独唱:蔵野 蘭子

2009-07-12 | 東京響  ・三ツ橋敬子 
 感動しました、よく練習を積んでますね、6番のブラス力、弦群の合奏アンサンブルと素晴らしい・・過去にプロオケは5回ほど聴いてますが、今回は感じて動かされた演奏です、特に2楽章(以前の3楽章)が弱音の弦の歌と、木管に歌があり・・美しいかった、予期せず、涙か流れました・・全曲を通しても音楽の流れ良い・・

指揮:井上 喜惟,独唱:蔵野 蘭子さんは、度々共演してますね、昨年の2番の歌唱も素晴らしかった、今回は歌曲集「さすらう若人の歌」をオケのサポートも絶妙でした 特に第3曲「僕の胸の中には燃える剣が」 の歌唱が素晴らしい・・

 アマの良さは、ひたむきさ、演奏をする喜びが、音楽からも感じられますね・・
以前にプーレーズ指揮、マーラーユーゲントオケ(25歳までのプロ集団)で6番を聴いてますが・・同等の感動を受けました・・・ブラヴァー ブラーヴォ
【男がブラヴォーで、女はブラヴァー】

ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ・・・アマオケ
第7回定期演奏会
◆日時:2009年7月12日(日)12:50開場 13:30開演
◆会場:ミューザ川崎シンフォニーホール 音楽ホール
◆曲目:グスタフ・マーラー:歌曲集「さすらう若人の歌」
   グスタフ・マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
◆指揮:井上 喜惟
◆独唱:蔵野 蘭子          ◆全席自由席1-C:2,000円・超安い

:歌曲集「さすらう若人の歌」
第1曲「恋人の婚礼の時」
男は、恋人を失った悲しみを他人に打ち明けている。
男は世界の美しさについて語るが、それは悲しい夢から自分を目覚めさせてはくれないのだ。オーケストラの質感は、ダブルリードや弦楽器の多用によって、甘く切ない。

Wenn mein Schatz Hochzeit macht,
Fröhliche Hochzeit macht,
Hab' ich meinen traurigen Tag!
Geh' ich in mein Kämmerlein,
Dunkles Kämmerlein,
Weine, wein' um meinen Schatz,
Um meinen lieben Schatz!

Blümlein blau! Blümlein blau!
Verdorre nicht! Verdorre nicht!
Vöglein süß! Vöglein süß!
Du singst auf grüner Heide.
Ach, wie ist die Welt so schön!
Ziküth! Ziküth!

Singet nicht! Blühet nicht!
Lenz ist ja vorbei!
Alles Singen ist nun aus!
Des Abends, wenn ich schlafen geh',
Denk'ich an mein Leide!
An mein Leide!
愛しい人が婚礼をあげるとき、
幸せな婚礼をあげるとき、
私は喪に服す!
私は自分の小部屋、
暗い小部屋に行き、
泣きに泣く、愛しい人を想って、
恋しく愛しい人を想って!

青い小花よ! 青い小花よ!
しぼむな! しぼむな!
甘い小鳥よ! 甘い小鳥よ!
君は緑なす野原の上で、こうさえずる。
「ああ、この世って、なんて美しいの!
ツィキュート! ツィキュート!」

歌うな! 咲くな!
春はもう過ぎたんだ!
歌はすべて終わった。
夜、私が眠りに入るときも、
私は苦しみを思うだろう!
苦しみを!
第2曲「朝の野を歩けば」
曲集中で最も陽気な楽曲。実際にも歌われているのは、
鳥のさえずりや牧場のしずくのような何気ないものの中で、
美しい自然界を練り歩く喜びであり、「これが愛すべき自然ではないというのか?」という自問自答がルフランで繰り返される。しかしながら、男は最後になって、恋人が去ってしまった以上、自分の幸せが花開くこともないのだと気づいてしまう。管弦楽伴奏版は、繊細な音色操作が行われ、高音域で弦楽器やフルートが利用され、トライアングルもかなり活用されている。この曲の旋律は交響曲第1番にも利用された。

Ging heut morgen übers Feld,
Tau noch auf den Gräsern hing;
Sprach zu mir der lust'ge Fink:
"Ei du! Gelt?
Guten Morgen! Ei gelt?
Du! Wird's nicht eine schöne Welt?
Zink! Zink!
Schön und flink!
Wie mir doch die Welt gefällt!"

Auch die Glockenblum' am Feld
Hat mir lustig, guter Ding',
Mit den Glöckchen, klinge, kling,
Ihren Morgengruß geschellt:
"Wird's nicht eine schöne Welt?
Kling, kling! Schönes Ding!
Wie mir doch die Welt gefällt! Heia!"

Und da fing im Sonnenschein
Gleich die Welt zu funkeln an;
Alles Ton und Farbe gewann
Im Sonnenschein!
Blum' und Vogel, groß und Klein!
"Guten Tag,
ist's nicht eine schöne Welt?
Ei du, gelt? Schöne Welt!"

Nun fängt auch mein Glück wohl an?
Nein, nein, das ich mein',
Mir nimmer blühen kann!
今朝、野を行くと、
露がまだ草の上に残っていた。
こう、陽気な花鶏(アトリ)が話しかけてきた。
「やあ君か! そうだろう?
おはよう、いい朝だね! ほら、そうだろ? 
なあ君! なんて美しい世界じゃないか?
ツィンク! ツィンク!
美しいし、活気に溢れてるよなあ!
なんて、この世は楽しいんだろう!」

それに、野の上のツリガネソウは
陽気に、心地よく、
その可愛らしいツリガネで、キーン、コーンと、
朝の挨拶を鳴り響かせた。
「なんて美しい世界じゃない?
カーン、コーン! 美しいものねえ!
なんて、この世は楽しいんだろう! ああ!」

そして、陽の光をあびて
たちまち、この世は輝きはじめた。
あらゆるものが音と色を得た—
陽の光をあびて!
花も鳥も、大きいものも小さいものも!
「こんにちは、いい日和だね、
なんて美しい世界じゃないか?
ほら君、そうだろう? 美しい世界だろう!」
では、いまや私の幸せも始まったのだろうか?
いいや、いいや、私の望むものは
決して花開くことがない!
第3曲「僕の胸の中には燃える剣が」
絶望の表現に満たされている。主人公は、失った恋人が自分の心臓に鋼のナイフを突き立てたという思いに苦しんでいる。主人公は、身の回りのすべてのものが恋人を連想させるというほどに、明らかに執念にとり憑かれており、自分にナイフがあればよいとさえ願う。音楽は濃密かつ感動的で、主人公の妄執の悩ましさに一致している。

Ich hab'ein glühend Messer
Ein Messer in meiner Brust,
O weh! Das schneid't so tief
in jede Freud' und jede Lust.
Ach, was ist das für ein böser Gast!
Nimmer hält er Ruh',
Nimmer hält er Rast,
Nicht bei Tag, noch bei Nacht, wenn ich schlief!
O weh! O weh!

Wenn ich den Himmel seh',
Seh'ich zwei blaue Augen stehn!
O weh! O weh! Wenn ich im gelben Felde geh',
Seh'ich von fern das blonde Haar im Winde wehn!
O weh! O weh!

Wenn ich aus dem Traum auffahr'
Und höre klingen ihr silbern' Lachen,
O weh! O weh!
Ich wollt', ich läg' auf der Schwarzen Bahr',
Könnt' nimmer, nimmer die Augen aufmachen!
燃え盛るナイフが、
一本のナイフが胸の中に!
おお、痛い! ナイフは余りにも深々と
喜びと楽しみ一つ一つに突き刺さっている。
ああ、なんと忌まわしい客なんだろうか!
決して休むことなく、
決して止むことなく、
昼となく、夜となく、眠っている間にも!
おお、痛い! おお、痛い!

空を見ると、
二つの青い眼が見える!
おお、痛い! おお、痛い! 黄色の野を行くと、
ブロンドの髪が風になびいているのが見える!
おお、痛い! おお、痛い!

夢からとび起きて、
彼女の白銀のような笑みが聞こえたとき、
—おお、痛い! おお、痛い!—
こう願った、私が黒い棺に横たわっていたならと、
目が二度と、二度と開かなかったならと!
第4曲「恋人の青い瞳」
明らかに解決の楽章である。控えめで穏やかで叙情的で、和声法はしばしばコラール風である。恋人のまなざしの面影にどんなに自分が苦しめられたか、もう耐えられないほどだと歌われている。男は菩提樹の木陰に横たわり、何事も起こらなければよい、万事好転すればよい(「何もかも。恋も、悲しみも、世界も、夢も!」)と願いながら、花びらが体の上に覆いかぶさるのに任せる。この曲の旋律も交響曲第1番に転用された。

Die zwei blauen Augen
von meinem Schatz,
Die haben mich in die
weite Welt eschickt.
Da mußt ich Abschied nehmen vom allerliebsten Platz!
O Augen blau, warum habt ihr mich angeblickt?
Nun hab'ich ewig Leid und Grämen.

Ich bin ausgegangen in stiller Nacht
Wohl über die dunkle Heide.
Hat mir niemand ade gesagt, ade!
Mein Gesell' war Lieb' und Leide!

Auf der Straße steht ein Lindenbaum,
Da hab'ich zum ersten Mal im Schlaf geruht!
Unter dem Lindenbaum, der hat
Seine Blüten über mich geschneit,
Da wußt'ich nicht, wie das Leben tut,
War alles, ach, alles wieder gut!
Alles! Alles, Lieb und Leid
Und Welt und Traum!
二つの青い眼、
愛しい人のが、
私をこの
広い世界へと追いやった。
さあ、私は最愛の地に別れを告げなければ!
おお、青い眼よ、なぜ私を見つめたりしたんだ?
いま私にあるのは、永遠の苦しみと嘆きだ。

私は旅立った、静かな夜に、
暗い荒れ野をすっぽりと包む夜に。
惜別を私に告げる者などいないが—さらばだ!
私の仲間は愛と苦しみだった!

街道のそばに、一本の菩提樹がそびえている。
その蔭で、はじめて安らかに眠ることができた。
菩提樹の下、
花びらが私の上に雪のように降り注いだ。
人生がどうなるかなんて知りもしないが、
全て—ああ—全てが、また、素晴らしくなった。
全て! 全てが、恋も、苦しみも、
現(うつつ)も、夢も!


ジャパン・シンフォニアHP
ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ
第6交響曲の作曲
1903年の夏、休暇中にマイヤーニッヒの作曲小屋で第6交響曲の作曲に着手し、第1楽章、第2楽章、第3楽章を完成する。この休暇中、トブラッハへハイキングを楽しんでいる。
翌1904年の夏、同じくマイヤーニッヒの作曲小屋で『亡き子をしのぶ歌』の第3曲、第5曲を作曲して完成させ、9月9日に第6交響曲の第4楽章を作曲して完成。第7番の二つの「夜曲」(第2楽章、第4楽章)も作曲する。
この秋にマーラーがシュペヒトに宛てた手紙には、「僕の第6は、聴く者に謎を突きつけるだろう。この謎解きには、僕の第1から第5までを受け入れ、それを完全に消化した世代だけが挑戦できるのだ」と書いている。
最終的には1905年5月1日にオーケストレーションが終了している。
自作の上演、オランダ旅行
この前後、1903年1月にはヴィースバーデンで交響曲第4番、4月にはレムベルクで交響曲第1番、6月にはスイスのバーゼルで交響曲第2番を指揮した。
翌1904年には、ハイデルベルクやプラハ、ケルンで第3番を指揮し、マイエンでは第4番を指揮するなど相次いで自作を指揮した。夏の休暇が明けた10月にはケルンで交響曲第5番を指揮。12月14日と22日にはウィーン・フィルを指揮して交響曲第3番のウィーン初演を果たす。
1903年10月下旬にマーラーは初めてオランダに旅行し、ここでも交響曲第1番、交響曲第3番をアムステルダム・コンセルトヘボウを指揮して上演。成功を収めたマーラーは翌1904年10月にもアムステルダムで第2番、第4番を指揮している。
初演と出版
初演
1906年5月27日、エッセンの全ドイツ音楽協会音楽祭にて、マーラー自身の指揮によって初演。このときマーラーは、中間楽章をスケルツォ-アンダンテの順で完成していたが、リハーサルの過程でアンダンテ-スケルツォの順とすることを決め、この順で演奏した。プログラムに差し込まれたマーラーの告知文にもアンダンテ-スケルツォの順とされている。
打楽器を中心にした大管弦楽によるこの初演を聴いた人々は当惑したと伝えられる。当時の風刺雑誌には、さまざまな楽器の山を前にしたマーラーのカリカチュアが描かれており、この絵のなかでマーラーは「畜生、警笛を忘れていたぞ! これでもう1曲交響曲が書ける」と叫んでいる。
1907年1月4日、マーラーの指揮によってウィーン初演され、これがマーラーが第6番を指揮した最後の機会となった。このとき、プログラムには中間楽章はアンダンテ-スケルツォの順で印刷されたが、エルヴィン・ラッツは、演奏ではスケルツォ-アンダンテの順に「戻した」としている。(→中間楽章の配置)
出版
楽譜は初演と同じ1906年、カーント社から出版されたが、エッセンでの初演時にマーラーが第2楽章と第3楽章を入れ替えたこともあり、都合3種類出版されている。すなわち、当初のスケルツォ-アンダンテの順で、楽章入れ替えの紙片を挟み込んで出版(第1版・第1稿。マーラーはこの版で初演の練習をした)。次に、内容は変えず初演に合わせてアンダンテ-スケルツォへと楽章を入れ替え(第2版・第1稿)。さらに、第2版の楽章順に加えてその他の変更を盛り込み、とくに第4楽章ではハンマー打撃の3回のうち最後の1回を削除した(第3版・第2稿)。
1963年、国際グスタフ・マーラー協会(エルヴィン・ラッツ校訂)による「全集版」がカーント社から出版された。このとき中間楽章の順はスケルツォ-アンダンテとされた。また、1907年1月7日にマーラーがウィレム・メンゲルベルクに書き送った第4楽章の微修正も盛り込まれた。
1998年、カール・ハインツ・フュッセル校訂によって「全集版」の新校訂版がペータース社から出版された。中間楽章の順はスケルツォ-アンダンテのままである。
楽器編成
ピッコロ、フルート 4(ピッコロ持替え 2)、オーボエ 4(コーラングレ持替え 2)、コーラングレ、クラリネット 4(ソプラニーノクラリネット持替え 1)、バスクラリネット、ファゴット 4、コントラファゴット
ホルン 8、トランペット 6、トロンボーン 4、チューバ
ティンパニ 2人、グロッケンシュピール、カウベル、むち*、低音の鐘(ティーフェス・グロッケンゲロイデ、複数)、ルーテ、ハンマー、シロフォン、シンバル、トライアングル、大太鼓、小太鼓、銅鑼、そりの鈴*、ウッドクラッパー(振るとかたかた音の出る木のおもちゃ)*
ハープ 2、チェレスタ
弦五部
※ 国際マーラー協会による「全集版」による。*を付したものは、「カーント版」(第1稿)の指定。同稿ではチェレスタは「できれば2台、またはそれ以上」とされている。ブーレーズの6番 03年

11日 新日フィル 定期公演 オラトリオ『七つの封印を有する書』

2009-07-11 | 京都市響  ・新日本フィル 
7月 11日 新日本フィル 定期演奏会#448 6-20/5,500円/妥当な額

 初見で聴き慣れてないし、音楽自体に,何か入り込め無い・・感じ入る旋律感が?・・一貫して怒りの描写かな、1部が70分程でウトウトも・・1部後半の二重唱ソプラノ:増田のり子 アルト:加納悦子の対話が・・弦の弱音・・静かな響きに乗せて歌唱が綺麗です・・・すぐに怒りの音楽に変わったり・・音楽の創造性,想像性に馴染めない様な・・引き込まれ・・引き離され・・良いな・・良くない・・の繰り返し的な感情が湧きあがってきてしまった・・
 初めてパイプオルガンの音色を聴きました・・二部始めかな間奏曲的な、ミサ音楽的な・・中々良かったです・・

 芸術とは?・・最近アキレスと亀をTVで観て、画家をこころざす、主人公を描いてましたが・・絵画は眼から観る事ができ、絵画は残りますが、此れは芸術だぁ・・芸術だぁ・・と専門家、批評家がレッテルをはれば ある意味芸術となる?・しかし音楽は音の繫がりから、すぐに音は消え 音は消え、感じいる・・感じいる・・音楽から画が浮かぶこともありますね・・視線からの演奏者の表情、歌手の顔を観ても、音楽は感じないないし?・・音楽の芸術は?芸術性は?・・音楽は 音 楽しむ・・??

 私の中では、新日フィル定期演奏会、会員1年間が終わりましたが、
好みではハーディング指揮が最高の出来でした10年秋から再登場ですね・・今から、楽しみですね

シュミット作曲 オラトリオ『七つの封印を有する書』
指揮:クリスティアン・アルミンク
ヨハネ:ヘルベルト・リッペルト(テノール)
ソプラノ:増田のり子 アルト:加納悦子
テノール:吉田浩之 バス:クルト・リドル
オルガン:室住素子 合唱:栗友会合唱団

シュミット作曲家 プレスブルク(現在はスロヴァキアの首都ブラチスラヴァ)に生まれる。ピアノを短期間テオドール・レシェティツキーに学ぶが、そりが合わなかった。1888年に家族と共にウィーンに転居し、ウィーン音楽院にて作曲をローベルト・フックスに、チェロをフェルディナント・ヘルメスベルガーに師事、1896年に「優秀賞」を得て卒業した。ウィーン宮廷歌劇場管弦楽団にチェリストの座を射止めて(しばしばマーラーの指揮の下に)、1914年まで演奏した(同オーケストラに就職する際、13人のライバル候補を蹴落としたといわれる)。1925年にウィーン音楽アカデミー理事に、1927年には院長に就任。健康の悪化に伴い、1937年初頭にアカデミー辞職を余儀なくされ、1939年に他界した。
『天上のプロローグ』
ハ長調で開始される。冒頭、ホルンがC-D-G-Fという印象的な音形を吹き、これは木管から弦楽器へと波及してゆく。やがて、テノール演ずる予言者ヨハネが「今おられ、かつておられ、やがて来られる方から、恵みと平和があなた方にあるように・・・」と歌い出し、「アーメン!」と歌い収めると、バスが演じる神の声が「私はアルファにしてオメガであり・・・」と歌い、ヨハネに黙示のヴィジョンを与える。ヨハネはこれを受けて天上界の様子を語り始める。神の王座の前にいる四匹の生き物について歌うと、ソリストによる四重唱で四匹の生き物が神を讃え、テノールとバスの合唱が演じる長老たちは神を奉る。天使が子羊に巻物を渡し、合唱が賛歌を歌う。
第1部
最初にオルガン・ソロがおかれる。オルガンの旋律は「封印の動機」である。 この部分においては七つの封印のうち六つが解かれる。封印が解かれる描写の前にヨハネの前置きが入る。最初の封印が解かれる「偽メシアの登場」の部分においては合唱は比較的明るく賛歌風である・・・

七つの封印を・・

東条氏 音楽批評
新日フィルHP