熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

コロナ感染対策の中間レビュー

2023-06-27 21:14:55 | 感染

コロナ感染症の知識を得るために参考にしていたのが黒木登志夫さんのブログです。

その黒木登志夫さんが書かれた「変異ウイルスとの闘い」を読みました。

この本は1年前に書かれた物なので、コロナ感染対策の中間レビュー的な位置づけです。

「パンデミックは続く、変異も続く」「ワクチンの基礎知識」「ワクチン開発物語」「ワクチンをめぐる

困った問題」「日本のワクチンはなぜ遅れたのか」「治療薬への期待」「医療逼迫はなぜ起こったか」

「コロナ禍の終わりに向けて」ついて分かりやすく書かれています。

黒木さんの予測では、「コロナは終わりの始まり」のシナリオが可能性が一番高いとのことです。

つまりコロナは完全になくなることはないが、小さな波を切り返して終息に向かっていくらしい。

今後、感染を防ぐために大切なことは、

①ワクチンの義務化 ②行動変容(マスクをするなど) ③高齢者対策 ④ハイリスク対策(基礎疾患

がある人への対策) ⑤検査体制 ⑥病院対策 ⑦ワクチンと薬の開発 ⑧コロナ医療のための資源を

十分な量備蓄する  ⑨ゲノム解析 ⑩新たな変異ウイルスを出さない ことだそうです。

同感ですね。

コロナ対応でのベストプラクティスは、①国民(良く対応しました) ②医療・介護スタッフ(感謝感

謝です) ③保険所などの地方公務員・自衛隊 ④全国知事会 ⑤エッセンシャルワーカー ⑥学生

(ある意味犠牲になりましたね) ⑦オンライン会議 特別賞として大谷翔平(この人の活躍に救われ

ましたね)

ワーストプラクティスは、①GO TO キャンペーン ②医療逼迫 ③PCR検査 ④ワクチンの遅れ ⑤リ

スクコミュニケーション ⑥専門家の「未必の故意」 ⑦政府と官僚の縦割り行政と無謬性神話

こちらも同感です。

1年前の時点での予測シナリオである「終わりの始まり」は、沖縄を除けば大体当たっていますね。

沖縄は感染が急拡大して第9波の入り口に入っていますが、医療逼迫にならないように行動変容が起き

ることを期待したいですね。

マスクに反対する人やインフルエンザと同じだと強調する人もいますが、高齢者や基礎疾患のある人に

とっては怖い病気であることは間違いありません。

無責任な人たちの言動に惑わされることなく、自分の身は自分で守るようにしましょう。

ワクチン接種やPCR検査が無料または低額でできることを継続して欲しいですね。

それから感染者数の情報をもっと頻繁に提供して欲しい。

 

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