熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

政府のデータは信頼できない

2018-08-21 19:33:07 | Weblog
中央省庁が雇用する障害者数を水増ししていた問題で、国のガイドライン(指針)に反して昨年の雇用者に算入していた人数が各行政機関合わせて数千人規模に上ることが分かったそうです。

水増し分を除いた実際の雇用率が0%台になる官庁が複数あることも判明し、財務省が水増ししていたことも新たに分かり、疑いのある機関も含めると計6省庁に拡大しました。

厚生労働省は一部で法定雇用率達成のために意図的に不正が行われた疑いもあるとみて調べているそうです。

厚労省は、国の33行政機関で計約6900人の障害者を昨年雇用と発表しましたが、数千人規模の雇用を事実上、偽っていたというとんでもない事態です。

森友・加計問題で情報の隠ぺい、改ざんが明らかになりましたが、データの水増しまでしていたとは、あきれるというか政府の信頼は完全に地に落ちましたね(最初から信頼していないという声が聞こえてきそうですが)。

今後、国会の審議でどんなデータが出てきても信頼できないですね。

先ず、そのデータが信頼できるという根拠を示してから議論に入るというプロセスが必要になります。

そもそも安倍政権は、国民の信頼を得ようとしているのか、安倍政権を支持している人達は、政府が正しいデータを提出したり、情報の隠ぺいや改ざんをしないことを望んでいるのか、疑問ですが。

こんな事態になっても内閣支持率が下がらないという異常事態に呆れるというかあきらめの境地ですね。







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