懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物  水車小屋

2013年07月01日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県加茂川町

使われなくなった古い水車の茅小屋があったので撮影する。
現在は撤去されて何も残っていない。
現役で活躍している水車は少なくなった。出来れば小屋は茅葺がよい。
津山市には桐の木水車という茅葺小屋が残っていた、ボランティアで茅を刈ったり管理していたが今もあるかわからない。
精米用水車は用水の水流を利用して回転させ回転力をシャフトの棒で上下運動に変えて槌で米をつきの精米する。今の精米機は米同志を摩擦させ薄皮を剥くので熱を持つが水車の米つきは時間は掛かるが熱を持たないので美味しいという。

揚水水車は高い田への揚水に使われる。
昔は山間部の電気の来ていないところでは水路に小型発電機を付けて集落に配電していた。
岡山県勝田町梶並には水車を利用し製材所が現役で残っている。
高い位置から水車に水を流す、回転軸は製材所まで伸びていてそれにベルトを掛けて鋸歯を回転させ木材を切断する。水力で製材するので省エネそのものである。
岡山県加茂町にも水力を利用した製材所があったがこちらは廃業した。
資源の少ない日本も水資源は豊かである。大規模水力発では環境面で難しいが小規模な水エネルギーの活用は可能である。








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