懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

鉄道  宇野線茶屋町駅

2012年11月08日 | 鉄道
撮影場所 岡山県倉敷市茶屋町(国鉄 宇野線茶屋駅)

国鉄、宇野線茶屋駅は瀬戸大橋が開通して宇野線から瀬戸大橋線になると大きく変わる可能性があった。
この駅舎と構内の電車を撮影したのは昭和53年に瀬戸大橋の建設が着工したのでそのあとだっと思う。
現在は高架になりホームは階上になっている。
今の茶屋駅周辺は岡山、倉敷の住宅地になり大きなスーパーやホームセンターができて買い物も便利になっている。
瀬戸大橋線ができる時に茶屋駅は東倉敷駅にしょうかと言う話があった。倉敷の東の玄関口とする意向だったようだ。それが改称されず茶屋町駅の名が残った経緯は地元の反対が多かったのか、距離が離れて新倉敷もあり倉敷のイメージが損なわれるためかいきさつは知らない。

撮影した頃、茶屋町駅を岡山方面に出ると線路脇にスッポンの養殖場があった。甲羅干しをむしている風景が電車の中から見えた。一度スッポンの養殖場を見に行った事がある。
スッポンは大変臆病で近寄ると甲羅干しをしていたのがすべて水中に隠れた。
スッポンの養殖場と電車をなぜ撮っておかなかったかと悔やまれる。
物事は思い立ったらすぐに行動しないとチャンスを失う。すぐに10年くらいの時間は経過する。それも撮影するならじっくりと時間を掛けた写真でないと訴えるものがない。
写真の凄いところ嫌なところは本人がどれくらい時間を掛けて撮影したかが判る事である。通りすがりのチョイ撮り写真か努力しているかがわかってしまう。


昭和46年 下津井電鉄を撮影に来た時に撮影した旧型電車 








現在の茶屋町駅 ネットより借用


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