懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の古い町並み写真展 その24 「甍 (いらか)」 倉敷市下津井

2012年05月05日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 その24 「甍 (いらか)」 倉敷市下津井田ノ浦

小高い山から下津井の田ノ浦地区の屋根を撮影したものです。
写真展に八十歳になる元気な男性がみにきてくれました。
屋根ばかり撮影していていまだにフィルムで撮影するといっていました。
デジタルでは質感が乏しいと言っていました。
屋根ばかり撮影しているそうです。人それぞれテーマにできるものだと思った。
下津井の屋根の写真をどこで撮影したかと聞いて来た。
いかんせん40年前に撮影したのでこの状態が残っているとは思えないが色々歩いて希望を持って挑戦されてはいかがでしようかと伝えた。
何事もどうせ今更とかこの歳から撮影しても仕方がないと自分で壁を作っては仕方がない。
行動して見歩いていれば新しい発見もある。
80歳になっても挑戦する姿が凄いと思ったものだ。

時代とともに屋根の風景も様変わりした、全国各地の古い町並みの屋根ばかり撮影している人がどれくらいいるであろうか、記録を残していれば時代の流れが判る資料になったであろう。

写真展をやる最大の理由は人に自慢するために見せるものではなく、人はどんな写真に興味を持っているか、見に来てくれた人の意見や会話のなかから今後の作品作りのヒントをもらうことです。



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