懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 「めわら」のある風景

2012年02月26日 | 茅葺き民家
茅葺き民家の置き千木の棟飾りを茅や葦で作ったものを「めわら」という。岡山県や兵庫県で見られる。岡山では置き千木の事をカラスオドシという。
千木は神社の棟飾りの呼び名で一般的には鞍とかウマとかオドシなどと言われている。

めわらを作るには茅の葉を落とすので結構時間が掛かる。9本乗せている民家は丸二日掛かったそうだ。茅でできているので傷みやすいのでトタンで丸く覆っている家が多い。

茅だけの「めわら」はほとんど消えてしまった。
岡山県にあるのはアジサイで有名な寺のアジサイ園の中の観光用の茅葺き民家だけである。

茅葺き民家の本を見ると昭和40年代には神戸市にも沢山残っていたようだ。

岡山県は岡山の中央部で見かけた総社市から津山の手前まで

岡山県久米町

岡山県中央町大垪和




岡山県賀陽町


岡山県旭町


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