懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい風景.竹籠を背負う女性

2020年05月28日 | 懐かしい物
昔の女性は車の免許を持っていない。自転車に乗れない人がいた。
行商などに行く人は鉄道やバスを利用してひたすら歩く。
国鉄などは昭和40年代までは担ぎ屋さんが沢山いた。
田舎の産物を都会で売る行商のオバサンである。
夫が戦死してこれで子育てした人もいる。
小さな旅の番組で茨城の女性が、今も行商で銀座の片隅を借り売っている。日曜日は中学生の孫が荷物を担ぎ手伝っていた。恥ずかしい年頃なのに感心した。
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しかし、私は働く女性の写真を残していない。
撮ろうと言う意識がなった。農業や漁業 家内産業

先日、ETVで炭鉱で女性の声を記録した、カセットテープを80本収音した80代の女性がでていた。炭鉱で働く女性は上半身裸に短パン 裸でないと小石が落ちても分からないだそうだ。世界記憶遺産の山本作兵衛氏の絵でも女性が上は裸で働いている。

それにしても人が籠に担いで運ぶ量はしれている。距離も10キロくらいのものだ。街道の出来た江戸時代でも牛馬では大した量は運べない。街道も山越えは荷車も使えない。江戸の人口を支えた物資の輸送は千石船であり北前舟であろう。川や水路のあるところは舟で輸送したのであろう。



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