懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

タケノコ貰いと人間関係

2021年04月29日 | 日記
タケノコ貰いと人間関係

介護施設でスタッフと施設利用者に今年の春はタケノコを貰ったか?
貰った人とは、どんな人間関係かを聞いた。
考えて見れば不躾(ぶしつけ)な質問だ。
親戚、親子、友達、近所との付き合いを詮索されるのだから。
沢山貰う人はどんな交友関係を持っているのかも興味があった。

地方に住む者はタケノコを買ってまで食べない。誰かがくれるのを待つ、くれなければその年は残念ながらのスタンスだ。

利用者で貰っ人に聞いた。
1.90代女性 旦那(10年前に死亡)の実家から姪が送ってくれた2回。近所は山から離れた田圃ばかり貰う事なし。
2.隣からお裾分け2回 アク抜き済をもらう2回。
3.妻が職場で貰ってくる。町有竹林に入り掘ってきたもの。
4.80代男性 7人兄弟でタケノコ産地に住む兄からおくってきた。長男(すでに死亡)はすべての財産を相続した欲張りのため交流少ない。他の兄弟は仲がよい。
5.タケノコ山の持ち主と知り合い10人でタケノコ掘りにいく。どうせ猪に食われるので
6.山際に畑がある。上のよその竹林から根が伸びる。法面や畑に生えてきたタケノコ
掘って持ち帰った。
7.友達の家に竹林あり産直市にだす。売れ残りは翌日には出せず夕方貰いにいく。
8.夫の職場の同僚、定年後15年もなるがタケノコ、ぬか、鷹の爪を入れ玄関にかけてくれている。
9.卓球クラブの友達の貰い物をお裾分けしてもらった。
10.他県に住む90歳の母親から茹でたタケノコを送って来る。何歳になっても親は親

8割くらいの人がタケノコを何らかの形で手に入れている。以前は食べきれない程に貰ったが歩けなくなり人との交流がなく、友達も鬼籍に入り貰う事もなくなったという。

タケノコを貰う人間関係は
兄弟、親戚は仲良く、友達付き合いも欠かさずgive&take
人の悪口は言わず、自慢話はせず、怒らず、ヒス、感情的にならず、人の話はよく聞いてかな。格言 コミュニケーションに長けた人ほど物をもらう?