懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 佐賀県多久市の鍵造り民家

2021年04月24日 | 茅葺き民家
90度に折れ曲がる民家を鍵(鉤)造りという。
直角に曲がる民家には曲屋、角屋造り、クド造りなどがある。

多久市に20軒ほど茅葺民家があった。多久市には三回訪れたが、行くたびに茅葺は減った。
北九州以外の人で、多久市を知っている人は、地図に精通している。

大きな特徴のある町ではない。サザエさんの長谷川町子さんの出身地だそうだ。
かっては炭鉱もあったそうで立坑の後ものこっている。
九州の炭鉱は筑豊、田川の北九州、大牟田、長崎軍艦島しかないのかと思ったら佐賀県も炭鉱は点々とあったようだ。

多久市には江戸時代に建てられた孔子廟がある。
岡山にも藩校として閑谷校(国宝)がある。論語を教えていたのであろう。
孔子廟もある。

多久市には17時に放送で論語が流れる。論語カルタがありカルタ大会もある。ナニコレ珍百景に夕方に論語の放送があと言われた。それだけでは珍百景には弱い。
町の人たちは論語が言えるという。小学高学年に上の言葉言うと下の言葉がつづける。バイクで暴走しそうなに兄ちゃんに聞いても、若いネェチャンに聞いても答えるのだ。これには珍百景登録でゲストも感心していた。

孔子廟の近くの敷地は100坪くらいに区画され石垣で囲む。武家屋敷の跡に見えた。
九州の武家屋敷は石垣で囲み、100坪くらいいの区割りが見られる。長崎の島原の武家屋敷、国見町の武家屋敷、熊本の出水の武家屋敷、鹿児島の知覧の武家屋敷、宮崎,飫肥の武家屋敷 よく残っているものだ。