懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

タケノコが来ない

2021年04月20日 | グルメ
タケノコが来ない

もう40年もタケノコは買わず、貰っていたのに最近は貰うことが減った。
今年はついにダメかと思ったら4月中旬になり4回もらってくる。
私は人との交流もなく家内の日頃付き合いの結果だ。
私は家族で肩身の狭い存在だ。
息子が仕事帰りにタケノコを貰いにきた。野菜嫌いでタケノコなど、食べなかったのにタケノコご飯や天ぷらにするという。中年のオッサンになり大人の口になったのか。

このタケノコ買わず貰えるのを待つ、根性が貧乏たらしい。
貰いも物のお裾分けだから、食べきれないものがまわってくる。

二月のタケノコは皮を剥いたら小さなものだ。4月半ばになると大きく成長し食べきれなくなる。タケノコは日持ちがしないのであく抜きしてくれているので有難い。

タケノコを貰うのが少なくなった要因は
  1. 知り合いも高齢化して歩けない、亡くなったりと人の交流減少
  2. 猪が好物のタケノコを食べてしまう。
  3. 子孫の代になり竹林は放置し間伐も根切り、堆肥、藁敷、客土、肥料もやらない。

竹は亜熱帯の植物で雪の多いところでは生えない。
福井県には竹林は沢山あるが富山県から見かけなくなる。新潟県にはほとんど竹林がない。太平洋側は宮城県の仙台平野などでは見かける。岩手からは見かけない。
雪国の人はタケノコを余り食べないのか、山菜のすすだけ(根曲がりタケ)は採りにいくのだろう。毎年、根曲がりタケとりで熊と出くわし被害を受ける。

孟宗竹のあと5月中に破竹、6月には真竹がでてくる。