みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

乗り物酔い対策

2007-05-23 | kid
先週末から4日ほど、こうたろうと2人で里帰り。

こうたろうのウィークポイントは、乗り物酔いするところ。
車はワンメーターが限界。ほっといたら新幹線でも吐く。
なので、長距離の移動はちょっと用意や工夫が必要になる。

ばーばの家まで行くには、
家→タクシー5分→東海道線9分→市営地下鉄→12分
→新幹線1時間半→中央線40分→車(ジムニー)10分
という経路をたどっていくことになる。
どこかでは寝ることもあるけど、
そのタイミングも親の思い通りにはいかないことが多い。

このあいだ耳鼻科で酔い止めの薬について聞いてみたら、
「子供向けに処方したことがないからわからない。
市販の薬を飲ませればいいんじゃないですか?
あとはインターネットで検索すれば酔わない方法がいろいろ出てくるし

と言われてちょっとびっくりした。こんなもん?
病院で「市販の薬を飲め」という指示。
そして、専門家である医師に直接質問しているのに、
「インターネットで調べろ」とは。
その信憑性に誰が責任を持ってくれるのか。

ドラッグストアで「子供向けの酔い止め」を探してもらったが、
どれもだいたい3歳児は対象外となっている。
かろうじて液体の飲み薬が3歳児からOKになっていたので一応購入。
注意書きを読んだら
「抗ヒスタミン剤を服用している場合は飲ませないこと」とある。
こうたろうは中耳炎の治療薬として3種類混合の粉薬を飲んでいるのだが、
いつも薬局でもらっている薬の説明書を見ても、薬の名前や効用はあっても
抗ヒスタミン剤かどうかまでは記されていない。
なので、薬の名前をネットで調べたら、そのうちひとつが抗ヒスタミン剤だった。

先生〜!
あやうく飲ませるところでしたよ!

どうやら、抗ヒスタミン剤は酔い止めにも使用されていて、
睡眠薬的な成分が強いので過剰摂取しないようにとのことらしい。
酔い止めと風邪薬などは一緒に飲まないというのは常識のようだ。
私と同じような状況になった場合、
「病院の先生が市販薬を飲めって言ってたから」と
あまり調べないで服用させちゃうお母さん、絶対いると思う。

こうやって、神経質なくらい疑ってかかって、
自分(と子供)の身は自分で守らないといけないのかなあ……。

薬じゃない方法はないものか、といろいろ見ていたら、
あるサイトで「ハイレモン」を酔い止めの薬だと言い聞かせて
乗り物に乗る前に食べさせる、というお母さんのコラムにたどりついた。
昔からあるレモン味のタブレットで、けっこうどこにでも売っている。
そういえば包装も薬っぽい! おお、これはナイスアイディア! 
18粒入ってて120円くらいだし♪

出発前、駅構内のコンビニで
「あ、そうだ! 気持ち悪くならない薬買ってこよう!」と言って
ハイレモンをゲット。
今までキャンディーの類をこうたろうに与えていなかったことが
こんなところで吉と出た。
乗り継ぎのたびに「お薬食べる!」と言って一粒口に入れていたこうたろう、
2回ほどやばい顔にはなっていたが、とりあえず行きも帰りもリバースなし!
大成功〜! うれしーーい!

まあ、でも、こうたろうは「このお薬……おいしいねぇ……」と言って
何粒もせがんできたり家でも食べようとしてたから、
(これは電車や車に乗る前だけのお薬だからダメ!と薬説を通したけど)
もしかしたらだまされたふりをしていただけかもしれないが、
実際、柑橘味でホントに酔い止めの効力があった可能性も。
ありがとう、あのコラムを書いたお母さん。
そして明治製菓さん。
絶対に生産中止とか包装形態を変えるとかしないでください。

こうなると、耳鼻科の先生の
「インターネットで検索すればいろいろ出てくる」というのも
その通りだったんだけど……これで納得していいのか……。


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