細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

通常国会終了

2008-06-21 00:43:04 | 国会活動
昨年の10月の臨時国会開会から、ほぼ休みなく9ヶ月にわたった超ロングラン国会が幕を閉じました。

年が明けてからの通常国会は、道路政局に始まり、後期高齢者医療制度の是非まで、与野党の激しいやり取りがニュースになってきましたが、国会を終えた私の実感は少し違います。

通常国会中に成立した法律の数は、内閣提出法案67本に対して、議員立法17本。例年、議員立法は内閣提出法案の一割程度ですので、今国会の数は異例の多さです。内閣提出法案も、重要なものはほとんど国会で修正後に成立しました。

これまで、与党の事前審査を経て国会に提出される法案が国会で修正されることは、ほとんどありませんでした。国会審議は通過儀礼と化し、与党は法案を早期に成立させることに専念し、野党はそれを阻止することに力を注いできました。問題点を指摘しても修正されない法案審議は、空しさがつきまといました。

ねじれ国会の成果として、官僚機構に隠されてきた情報の公開ばかりが指摘されますが、私はもう一つの大きな成果として、国会の審議の充実を挙げたいと思います。与野党ともに、若手議員の活躍の場面が増えてことは、大きな変化です。

私自身は、農水委員会で議論された鳥獣被害防止法、長年取り組んできた宇宙基本法、側面から国家公務員法とハンセン病問題解決法の制定に関わりました。

会期が終了した今日から、メディアで報道されない国会の変化を地元の皆さんに知らせるべく、街に出ます。