細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

他山の石か?

2008-06-04 08:24:08 | 外交
米国では、民主党のヒラリー氏が撤退の決断を迫られています。オバマ氏との予備選挙は決着し、民主党内の結束をどうやって取り戻すかが注目されています。

歴史的大接戦となった民主党の予備選挙。共和党の予備選が早々に決着したため、当初はどちらが勝っても民主党優位という評価でした。

ところが、予備選挙が白熱するにしたがって中傷合戦が激化し、今となっては共和党との本戦で民主党の結束が図れるか、危ぶむ声が大勢です。共和党のマケイン氏優位との評判も聞こえてきます。


私には、米国の大統領選挙が他人事とは思えません。

我々民主党も9月に代表選挙を控えています。言うまでもありませんが、本当の勝負は、次期総選挙。党内の結束が乱れて、自民党を利するなら、代表選挙を行う意味はありません。

一方で、2年に一回の代表選挙は、民主党の政策や党運営のあり方を党員サポーター、ひいてはメディアを通じてすべての国民に問いかける絶好の機会です。白熱した論争を行った後に、結束を固めることが出来れば、民主党にとって大きなチャンスにもなりえます。

この判断には、民主党の将来、そして政権交代の可能性がかかっているだけに、実に難しい。もちろん、小沢代表に挑戦できる迫力のある候補者が登場しなければ話になりませんが・・・。