細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

国会議員の本分

2008-05-21 11:43:54 | 国会活動
この二日間は、国会で大忙しです。

昨日は、宇宙基本法の答弁で久々に参議院に行ってきました。参議院に行くと、水は出てくる(衆議院は自分で汲みに行きます。参議院では、何とコーヒーが出てくることもあるそうです)は、自席での発言が認められている(衆議院は発言席に移動します)は、採決は挙手ですむ(衆議院は起立です)は、随分と文化が違います。委員部のスタッフも何とはなしに穏やかな対応で、久々に「貴族」の気分を味わいました。

ちなみに、本日、参議院の本会議で採決され、宇宙基本法は成立しました。

今日は、ダブルヘッダー(国会質問2回)です。朝9時からは、一年ぶりの内閣委員会。天下りや公務員制度改革について、渡辺大臣とやりとりしてきました。

省庁の縦割り克服、独立行政法人改革、埋蔵金・・・。渡辺大臣が難題に挑戦していることは分かるのですが、答弁の踏み込み具体は今ひとつでした。官僚と族議員という強力な抵抗勢力が控えているだけに、あのあたりが限界なのでしょうか?

渡辺大臣にとって、抵抗勢力が「後門の狼」だとすれば、民主は「前門の虎」ということになるのでしょうか?そうはならないように、相当気を使ったつもりではあるのですが・・・。

公務員制度改革については、いよいよ与野党協議が始まります。個人的には、修正を勝ち取って、何とか半歩でも前進させたいと思っているのですが、間に合うかどうか?本音では、今国会での成立を阻止して、内閣改造で渡辺大臣が交代するのを心待ちにしている勢力がいるだけに、予断を許しません。

10時過ぎからは、文部科学委員会で質問しました。これまで、ほとんどの委員会で質問に立ったことがあるのですが、振り返れば、文科では初めて質問だったかも知れません。

ネタは、文化庁、博物館の調達です。この世界は、素人が口を出しにくい世界なのですが、慎重に突っ込みを入れてみました。それなりに面白いやりとりになりました。興味のある方はネットでご覧いただけます。