先日の東京農工大の講演には、おおぜいの皆さまに聴きに来ていただきまして、
1時間半の講演、30分の質問の予定が
2時間10分も話してしまって。。。
でもお伝えしたいとおもったことはお話できたとおもいます。
前半は堅曹をめぐる富岡製糸場に関係した人々
尾高惇忠・渋沢栄一・長野親蔵
高橋平四郎・高橋信貞・中山智倚
大久保利通・松方正義・岩倉具視
の9人について、どのように富岡と関係があるのか、堅曹と関わりがあるのか。
後半は官営富岡製糸所が民間へ払い下げる経緯を
堅曹しか知り得ない話やエピソードを盛り込んで。
そして官営時代後半はとても充実したいい時代であった、ということを
お話させていただきました。
さて、いよいよ今日、富岡製糸場が世界遺産に登録されます。
会議が行われているカタールのドーハは時差が6時間。
今日の日本時間15時から始まる審議で決まります。
日本は9番目に審議されます。
決定発表は夕方か夜になるでしょう。
堅曹さんが、どうしても日本の製糸業のために残したいと
14年間も力を尽くして残してきた富岡製糸場です。
ドキドキしてその時をまちたいとおもいます。