9日の土曜日は月一回の原三溪市民研究会の日でした。
横浜みなとみらいにある、横浜美術館で行っています。
横浜では開港150周年ということで、4月からいろいろなイベントが行われています。
私たち原三溪市民研究会も開港150周年記念事業として『原三溪翁伝』を出版するので、
研究会としてイベントに参加していきます。
7月19日(日)に横浜開港記念会館の講堂でフォーラムを行うことが決まり、
その詳細についての相談がこの日行われました。
いつもより1時間早く集まり、内海先生を交え全員でテーマから決めていきます。
開港と横浜、原三溪と横浜、生糸と横浜、タゴールと三溪、インドと横浜経済、等々。。。
どこを切り口にするか、軸は何にするか、。。。
討論の形でいくか、講演をしてもらうか、等々。。。
たくさん意見がでて、徐々に内容が固まっていきました。
そして、時間配分や具体的な話まで進みました。
担当者も決め、あとは来月にそれぞれが作った内容を持ち寄り検討を重ねます。
3月に行った「原三溪を考える」のイベントに私は出席できなかったのですが、
今回はしっかり参加します。
時間等詳細は決まり次第お知らせします。
さて、フォーラムの話し合いがおわり、次は肝心の出版のほうの作業です。
「原典チェック」という作業の説明をうけ、それをはじめる準備をしました。
といってもこれはそう簡単にできるものではありません。
昭和20年(1945)に書かれた原稿の「原典チェック」ですので、
いまそれを探し出すのはたいへんなものもあります。
でもできるだけ完璧を目指してやろうという内海先生の意向をうけて
とりかかることになりました。
フォーラムの準備と原稿の作業を同時にすすめなければならず、これから忙しくなりそうです。
月1回で間に合うかしら、という声もでてきて、正念場をむかえています。