1月に出来た「速水堅曹翁を偲ぶモニュメント」
出来上がってみれば、なんとちょうどいい感じに塀のうしろから桜の木の枝が張り出しているではないですか。
春になったら楽しみだなぁ~と、桜が咲くのを例年とは違う気持で心待ちにしていました。
さて、4月に入りお寺の桜や前の道路の街路樹の桜も満開になりました。
あれ~、モニュメントの桜は全然です。
でも確かに桜の木です。
ソメイヨシノじゃないのかなとおもい、では八重桜かな、それにしても全く蕾もみえないくらいです。
お寺に行くたびに気になり見ていると、今度は葉っぱがでてきています。
花が咲かなかったらどうしよう、みんなに桜の時期はきっときれいですよ、などと言ってしまった。
今日(4月16日)また見てみました。
わかりました! 小さな緑色の花がついていました!
そう、この桜は「緑色の桜」なのです。
ご存知の方もいるとおもいますが、「御衣黄」(ギョイコウ)というサトザクラの系統の黄緑色の花の桜です。
写真に撮ってみました。(クリックすると大きくなります)
まだ少ししか花がついていないので満開はこれからです。
名前の由来は、かつて貴人が着る衣服の萌黄色に似ていたので付いたとか。
お寺の門の外にも一本同じ「御衣黄」があります。これは毎年きれいに咲いていました。
きっと同じようにモニュメントの桜も咲くんだろうな、と楽しみになりました。