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父の死 part2

2008-11-05 16:21:11 | ノンジャンル
 昨日の続きです。
 連絡した妹は1時間半後ぐらいに到着し、その間病院側で遺体への処置(体をきれいに拭く、鼻の穴をきれいにし綿を詰める、口が開いたままにならないように頭とあごを包帯で縛る、など)がなされ、葬儀社の方に連絡し(あてがない時は、病院が葬儀社の一覧表を渡してくれます)、遺体の処置が終わるとともに、遺体は葬儀社の方とともに葬祭場もしくは自宅に搬送されます。そして遺族は葬儀社の方と、通夜と葬儀の時間、つきあいのある僧侶などがいない場合はそれの紹介の依頼などを相談し(というか、ほとんど葬儀社の方が仕切ってくれます)、後は通夜および葬儀に来てもらいたい人への連絡に忙殺されます。
 通夜、葬儀はあたふたしているうちに終わります。今回は喪主が母、挨拶は私が担当していたので、挨拶でどんなことを言おうかと、私はそればかり考えていました。通夜で来てくれた方の中には、父に思い入れのある方もいらっしゃって、そういう方にも喜んでもらえるようなことを言おうと、自分の言葉で誠意をこめて父の人生を語った挨拶をした結果、評価の厳しい妹からも「挨拶、よかったよ!」とお誉めの言葉をいただき、ほっとしたものでした。
 翌日から、母は葬儀前に連絡できなかった方への連絡、私は市役所(死亡届けは葬儀社の方が出してくれるので、それ以外の手続き。これも必要な手続きとそれに必要な書類などを葬儀社の方が教えてくれます)、法務局(相続財産がある場合)、社会保険事務所(年金関係の手続き)などでてんてこまいでした。これを考えると、肉親を無くした時には、仕事は最低1週間は休んでおいた方がいいと思います。
 そして一段落してから、各種保険会社への連絡、書いておきたいことを忘れないうちに書く(今私がやっているようなことです)などをする時間ができてきます。
 とにかく死者を弔う間もなく、各種の煩雑な手続きに追われる毎日を過ごすことになるので、覚悟しておいた方がいいと思います。
 ということで、明日は、父の死を通じて考えたこと、思ったことを書きたいと思います。