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村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』

2008-01-03 16:19:38 | ノンジャンル
 朝日新聞の年末特集「2007年 心に残った一冊」の対談で名前の出ていた村上春樹氏の「走ることについて語るときに僕の語ること」という長ったらしい題の本を読みました。
 走ることに関しての話から始まり、年齢の受け止め方、小説を書くようになったきっかけ、と続き、ひたすら自分史を書いてるなと思って、その後をパラパラみたら、どこで何キロ走っただの、どうして走る気持ちになったのかだのと、私にはまったく興味のない著者自身のプライベートな事情が長々と書かれているのを見て一気に読む気を無くしました。
 この一冊で村上春樹氏を判断したくはないのですが(というのも、私は今まで彼の本を一冊も読んだ事がないのです。世間では村上春樹氏の本を読みはじめることを「村上春樹デビュー」と呼ぶとか、呼ばないとか)どうもまた村上春樹氏の本から遠ざかった気がしました。知り合いにこの話をしたら、村上春樹は「ノルウェーの森」だけ読んだが、面白かったと言っていたので、「ノルウェーの森」だけでもそのうち読もうと思いますが、とにかくつまらない本でした。違った感想をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひお教えください。