11月6日の朝日新聞の朝刊に「日本の温室ガス1.3%減」という見出しで記事が載っていました。
記事を引用すると「環境省は5日、06年度の日本の温室効果ガスの排出量(速報値)は13億4100万トン(二酸化炭素換算)だったと発表した。前年度より1.3%減ったが、京都議定書の基準年(主に90年度)の12億6100万トンを6.4%上回る。日本は08~12年度に基準年比6%削減を義務づけられ、森林吸収や海外からも排出枠取得分を除いても現状から7.0%排出を減らす必要がある。目標達成は依然厳しい状況だ。
前年度より減ったのは、暖冬の影響で灯油や電力が減り、オフィスなど業務や家庭部門などで排出が減ったことが大きいという。ただ、基準年と比べると、5.6%減となった産業部門以外は、業務部門が41.7%増、家庭部門が30.4%増、運輸部門が17.0%増となった。
排出量が増えた6.4%分のうち、原発の長期停止の影響は3.1%分(3900万トン)を占めると環境省はみている。
また、環境省は、温室効果ガスの大部分を占めるエネルギー起源CO2が、07年度4~6月期は前年度同期比4.8%増になると独自に試算。07年度は、7月に起きた新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発が停止した影響が加わり、排出量が逆に増える可能性もある。」とのことです。
見出しで喜んだ私は、読み進むうちに、暗い気持ちになってしまいました。以前にも書きましたが、原発の存在というのは二酸化炭素の排出量に大きな影響力を持っていることを改めて認識しました。しかも今回停止している柏崎刈羽原発は世界最大級のものと聞いています。それに変わってクリーンな電力を供給してくれるものがすぐに用意できない今、早い復旧を期待するしかありません。
ただ、いいニュースもあります。産業部門が出す温室ガスが5.6%も減っていて、努力してくれていることが分かったことと、私達が身近な存在である業務部門が41.7%増、家庭部門が30.4%増、運輸部門が17.0%増ということで、私達の普段の努力がただちに温室ガスの排出量減少に反映されるということです。
業務部門では、使わない部屋の電気を消す、エアコンのこまめな調整あるいは停止して窓を開ける、再生紙の利用など。家庭部門ではこまめに電気を消す、普段使わない電化製品のコンセントを抜く、なるべくエアコンは使わない、省エネタイプの電化製品に切り替えて行く、電球を蛍光灯に替えて行く、など。運輸部門では、これは何といってもアイドリング・ストップ!これらを実行していけば、かなり温室ガスの排出量を減らすことができると思います。
何度もいいますが、地球温暖化問題は待ったなしです。一緒に温室ガスの排出量減少に取り組みましょう!
記事を引用すると「環境省は5日、06年度の日本の温室効果ガスの排出量(速報値)は13億4100万トン(二酸化炭素換算)だったと発表した。前年度より1.3%減ったが、京都議定書の基準年(主に90年度)の12億6100万トンを6.4%上回る。日本は08~12年度に基準年比6%削減を義務づけられ、森林吸収や海外からも排出枠取得分を除いても現状から7.0%排出を減らす必要がある。目標達成は依然厳しい状況だ。
前年度より減ったのは、暖冬の影響で灯油や電力が減り、オフィスなど業務や家庭部門などで排出が減ったことが大きいという。ただ、基準年と比べると、5.6%減となった産業部門以外は、業務部門が41.7%増、家庭部門が30.4%増、運輸部門が17.0%増となった。
排出量が増えた6.4%分のうち、原発の長期停止の影響は3.1%分(3900万トン)を占めると環境省はみている。
また、環境省は、温室効果ガスの大部分を占めるエネルギー起源CO2が、07年度4~6月期は前年度同期比4.8%増になると独自に試算。07年度は、7月に起きた新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発が停止した影響が加わり、排出量が逆に増える可能性もある。」とのことです。
見出しで喜んだ私は、読み進むうちに、暗い気持ちになってしまいました。以前にも書きましたが、原発の存在というのは二酸化炭素の排出量に大きな影響力を持っていることを改めて認識しました。しかも今回停止している柏崎刈羽原発は世界最大級のものと聞いています。それに変わってクリーンな電力を供給してくれるものがすぐに用意できない今、早い復旧を期待するしかありません。
ただ、いいニュースもあります。産業部門が出す温室ガスが5.6%も減っていて、努力してくれていることが分かったことと、私達が身近な存在である業務部門が41.7%増、家庭部門が30.4%増、運輸部門が17.0%増ということで、私達の普段の努力がただちに温室ガスの排出量減少に反映されるということです。
業務部門では、使わない部屋の電気を消す、エアコンのこまめな調整あるいは停止して窓を開ける、再生紙の利用など。家庭部門ではこまめに電気を消す、普段使わない電化製品のコンセントを抜く、なるべくエアコンは使わない、省エネタイプの電化製品に切り替えて行く、電球を蛍光灯に替えて行く、など。運輸部門では、これは何といってもアイドリング・ストップ!これらを実行していけば、かなり温室ガスの排出量を減らすことができると思います。
何度もいいますが、地球温暖化問題は待ったなしです。一緒に温室ガスの排出量減少に取り組みましょう!