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環境税構想 経産次官が酷評?

2007-11-01 15:20:27 | ノンジャンル
 10月12日の朝日新聞の朝刊に「環境税 経産次官が酷評」「効果も意味もない」という記事が載っていました。
 記事を引用すると「経済産業省の北畑隆生事務時間は11日の記者会見で、環境省が地球温暖化対策として提唱する環境税を『効果もないし意味もない』と切り捨てた。環境税を巡っては6日公表の内閣府世論調査で賛成派が反対派を上回る結果が出たばかり。長年反対してきた経産省としては、温暖化ガスの追加削減策を発表した勢いに乗じた格好だ。
 北畑次官は、環境省が環境税の『心理的効果』を挙げることにかみ付き、『国民啓蒙のための税導入は聞いたことがない。そういう税はおかしい』と批判。『何に使うかもはっきりしない』『意識改革やキャンペーン強化が本質。手法が間違っている』などとこき下ろした。」
 まあ、呆れた話です。この北畑と言う男、相当頭が悪い。こんなのが事務次官をやってる経済産業省というのはどんなところなのでしょう。ひどい話です。
 彼の言っていることは間違いだらけなのですが、ここで一つ一つ指摘していきましょう。
 まず、国民が環境税に賛成していきている、つまりそれだけ地球温暖化防止のためなら金を出してもいい、という気分に水をさす発言であるということです。地球温暖化防止のためにお金を出すというのは、普段なかなか機会がないと思います。それを税金という形で確実に地球温暖化防止のためにお金を出す、というのは国民にとっても有り難いことなのだと思います。そういうことを北畑という男は全然分かってない。
 それから「国民啓蒙のための税導入は聞いたことがない。」じゃあ、今までやったことしかしてはいけないのですか? 新しいことを始めてはいけないのですか? 今改革をしている最中じゃあなかったのですか?
北畑、どうなんだ?
 それから「何に使うかもはっきりしない」 使い道は沢山あります。二酸化炭素排出削減のための企業への援助、家庭で発生する二酸化炭素を減らすための新しい技術への補助、森林回復に関する補助、書ききれないほど地球温暖化防止のためのお金の使い道はあると思います。いま使い道がはっきりしてなくてもこれから決めればいいだけの話。難癖つけてるとしか思えません。
 そして「意識改革やキャンペーン強化が本質」。ばっかじゃなかろか。意識改革がそんなに簡単にできるとでも思ってるのか。それができないから今日の状況を産んでるんじゃないか。もちろん意識改革もキャンペーンも大事だけれど、事態は切迫しているのです。意識改革が進むのを待ってる状態じゃないのです。すぐに金をかけて立ち向かわなければ明日の人類はないのです。ちょっと悠長に考えているんじゃないですか。それに理想主義に傾きすぎてやいませんか。もっと現実的になってください。
 以上、北畑という経済産業省の役人がいかに頭が悪いかということを書いて来ました。北畑に言います。少なくとも、環境省のやることの邪魔はしないでください。人の悪口を言う閑があったら自分の仕事をちゃんとやってください。そうでなければ、これからもこの場であなたの頭の悪さを暴露するキャンペーンを張ります!(と言ってもほとんど効果がないと思われるのが悲しいですが‥‥。)